丹波篠山市は兵庫県の中東部に位置しており、舞鶴若狭自動車道の開通やJR福知山線の複線化によって関西経済圏の大阪・神戸・京都からの1時間と言うアクセスが良い都市です。主な産業は農業となっており、特産物の一例としては丹波篠山黒豆（黒枝豆）や丹波篠山山の芋、丹波栗、丹波松茸などがあります。その中で黒枝豆は日本一の生産量と質を誇り、10月の2~3週間だけしか収穫されない「幻の枝豆」と呼ばれています。また、全国的に有名な「デカンショ節」のふるさとでもあり、8月には「デカンショ祭」が盛大に開催されています。<br />　丹波篠山の篠山という地名は様々な説がありますが、小笹が生えていたといわれる『笹山』という小山を利用して城が築かれたから」という説があります。<br />　今回は丹波篠山市の特産品である黒枝豆を使ったグルメを満喫、黒枝豆が栽培されている姿を見れて貴重な経験になりました。青果の仕事をしている自分にとって良い刺激になりました!<br />　最後になりますが、私の旅行記を見て丹波篠山市に行きたいと思ったきっかけ及び丹波篠山市に旅行に行く時の参考となれば幸いです。丹波篠山市の旅行が皆様にとって忘れられない思い出になります事を心よりお祈り申し上げます。<br />　参考資料<br />・丹波篠山市<br />・ぐるり！丹波篠山<br />・兵庫県公式観光サイト<br />・黒豆の館<br />・お菓子屋豆畑<br />・丹波篠山黒豆プリン<br />・通販ツクツク！<br />・JAたじま<br />・京丹波<br />・株式会社タチバナ機工<br />・withささやま

旅行体験記2024～丹波篠山～ハロウィンスペシャル！黒豆、栗など農産物の生産が盛んな都市でグルメ旅！

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2024/10/31 - 2024/10/31

82位(同エリア367件中)

エリア

丹波篠山(兵庫)

　丹波篠山市に到着!黒枝豆の栽培が盛んな都市なので期待が高まりました!

篠山口駅駅
　篠山口駅からバスを使って、黒豆の館に行きました。
　黒豆の館は地域の食材を豊富に使用したバイキングレストランと、丹波篠山の特産物やそれを使った加工品が並ぶ物販コーナー。毎朝、新鮮取り立て野菜が格安で購入出来る販売所がある観光スポットです。秋の時期には黒豆の刈り取り体験イベントが行われています。
　定休日は毎週火曜日（祝、祭日時は、翌日の水曜日）、営業時間は9時～17時となっています。

黒豆の館グルメ・レストラン
　黒豆の館の目玉と言える田舎バイキング！
　バイキングでは特産品てある丹波篠山の黒豆をはじめ、地元で収穫した農産物など食材を使用手作りの田舎料理を楽しめます。素材本来の味がするやさしい味が人気となっています。毎月11日はささやま手創り市が開催される関係で、通常のバイキングはありません。
　お店はナチュラルな雰囲気となっており、大勢の観光客で賑わいを見せていました。

黒豆の館グルメ・レストラン
　田舎バイキングのメニュー。
　メニューは一例を挙げると、（黒豆料理）黒豆煮、黒豆入りガレット（その他料理）揚げ物、天ぷら、野菜カレー　（スイーツ）おからドーナッツ、黒豆蒸しパンなどがあり、種類豊富であります。お値段は大人1680円です。
　どのメニューも食べたくなりました。

黒豆の館グルメ・レストラン
　田舎バイキングのメニューはどれもめちゃくちゃ美味しかったです!野菜カレー、黒豆そば、黒豆のガレット、酢豚、焼鯖など身体に良いメニューもあったので、健康志向の方はお勧めです!

黒豆の館グルメ・レストラン

　メニューの一部の丹波黒豆味噌チップ煎餅。
　丹波黒豆味噌チップ煎餅は丹波みさき屋オリジナル商品であり、ピーナッツの風味と味噌のコク・ちょっとした塩気がミックスしたお菓子です。使用されている味噌はコクと風味豊かな丹波の黒豆味噌です。
　パリパリしていて、美味しかったです！

黒豆の館グルメ・レストラン
　黒豆の館のお土産コーナー。黒豆を使ったお土産種類豊富です！特に印象に残ったのは丹波黒豆パイ。
　丹波黒豆パイはしっとり系のパイ生地で黒豆入りこし餡を包んだお菓子です。あっさりとした優しい甘さの餡と黒豆の風味が相性が抜群です!

黒豆の館グルメ・レストラン
　甘い物が食べたくなったので、黒豆ソフトクリームにしました。
　黒豆ソフトクリームは黒豆の味が効いていて、めちゃくちゃ美味いです!

黒豆の館グルメ・レストラン
　丹波篠山市で栽培されている黒枝豆。
　丹波篠山市の黒枝豆は日本一と呼ばれるにふさわしい品質となっており、枝豆の中でも最高級の美味しさであります。黒枝豆とは、おせち料理の「黒豆」を完熟前で収穫したものを示しています。
　丹波篠山市の黒大豆は一般的な黒豆より1か月も成熟期間が長いため、大粒かつ濃厚な味となっています。大粒で濃厚な味にするために肥沃な大地と土づくり・深い霧に包まれる盆地の寒暖差などの技術が行われています。黒豆栽培は、300年も前に始ままっています。
　実際に黒枝豆か栽培されている姿を見れて良い経験になりました!
　丹波篠山で黒枝豆の畑を見た後はお菓子や豆畑を訪問しました。
　お菓子や豆畑は今年で創業16年目を迎え、多種多様のケーキと焼き菓子で有名なお店です。こだわりは添加物に頼らないお菓子を作り、オンラインショップにて、焼き菓子・冷凍ケーキの販売をしている点があります。
　丹波篠山で栽培された黒豆などの素材にこだわり、一品一品職人が手作りしています。

　お菓子や豆畑の営業時間:11:00～18:00、定休日は月曜日と火曜日になっています。
　店内は美味しそうなケーキが並んでいました。ケーキは低温で焼き上げたなめらかで濃厚な味わいが特徴のベイクドチーズケーキと丹波篠山でとれた黒豆を使った黒豆ロールケーキにしました！こだわりがあってめちゃくちゃ美味しかったです！
　その後は丹波篠山黒豆プリン和み工房に寄りました。
　丹波篠山黒豆プリン和み工房は丹波篠山の黒大豆を自社農園で栽培しており、黒豆プリン・黒豆みそ・黒豆煮・黒豆きな粉などの農産加工品を製造と販売を行っているお店です。
　丹波篠山市の川北地区で栽培されている黒豆は「川北黒大豆」と呼いわれて、、大粒で丹波篠山において一番美味しいと言われています。

和み工房グルメ・レストラン
　目玉である黒豆プリン！
　黒豆プリンはなめらかなクリームとほくほくとした黒豆煮の組み合わせが相性抜群であり、添加物を使っていないプリンであります。お子様から大人まで美味しく食べれます。

和み工房グルメ・レストラン
　その後はを訪問しました。
　雪岡市郎兵衛洋菓子舗は丹波栗や黒豆を自家栽培しており、信頼関係がある農家から仕入れる旬のフルーツや有機野菜なども積極的に使用しているお店です。デンマークやフランス産のナチュラルチーズ、平飼い卵などの選び抜かれた素材で作るチーズケーキを初めとして、丹波篠山の特産品である「丹波篠山黒豆」「丹波栗」を使ったチーズケーキが1年を通して人気となっています。
　店名の雪岡市郎兵衛は雪岡家初代の名前を示しています。江戸後期天保年間に長寿で篠山のお殿様よりお祝いをいただいた家来とされています。現在の雪岡家当主は9代目であります。

雪岡市郎兵衛洋菓子舗グルメ・レストラン
　雪岡市郎兵衛洋菓子舗の営業時間は10:00~18:00、定休日は火曜日となっています。
　雪岡市郎兵衛洋菓子舗のチーズケーキは、「丹波栗」「丹波黒大豆」を一度に味わえるのが特徴です。様々なこだわりがあって、めちゃくちゃ美味しかったです！

雪岡市郎兵衛洋菓子舗グルメ・レストラン

　その後は但馬牛炙り肉寿司篠山やに行きました。　
　但馬牛炙り肉寿司篠山やは篠山城城下町初の但馬牛の炙り肉寿司専門店であり、2023年に９月30日にオープンしました。お肉の種類は、但馬牛と猪肉の２種類となっています。

但馬牛炙り肉寿司篠山やグルメ・レストラン
　但馬牛は日本の黒毛和牛の元祖と言われており、全国の黒毛和牛の99.9%がが血を引いていると言われています。但馬牛はブランド牛であるため、地元でもハレの日などに食べる高級品となっています。赤身と脂の旨さの絶妙なバランスで、世界中のグルメに絶賛されています。
　メニューの中から但馬牛特選炙り肉寿司２貫にしました。お肉は注文した後に焼いてもらえるので”出来立て”を頂けます。出来たては素晴らしかったです！

但馬牛炙り肉寿司篠山やグルメ・レストラン
　但馬牛を満喫した後は京丹波篠山店に行きました。
　京丹波は丹波篠山市中心街のメイン道路沿いにある焼き栗屋さんであります。焼き栗は焼ポン栗機という道具を使います。焼ポン栗機は大量の栗を短時間で一貫して焼き上げることが可能であり、栗の風味や食感を最適する役割を担っています。ですが、操作やメンテナンスに一定の専門知識や技術を必要となります。
　自然そのままの味で栗の実が簡単に剥けるので、安心して食べれます。
　その次は大正ロマン館に行きました。
　大正ロマン館は大正12年に建造された旧篠山町役場の建物を保存利用し、丹波篠山の特産品が楽しめる観光拠点施設です。館内には大正ロマネスクを感じる雰囲気か漂っています。レストランやテイクアウト専門ブース、売店などが盛りだくさんです。
　丹波篠山観光のシンボル的存在として人気のスポットとなっています。

丹波篠山大正ロマン館名所・史跡
　大正ロマン館の営業時間は9～17時(5～10月は～18時)、定休日は火曜となっています。売店では丹波篠山の特産品を使ったお土産物や季節毎に変わる催事特選コーナーなどが開催されています。

丹波篠山大正ロマン館名所・史跡

　大正ロマン館から歩いて丹波篠山市立歴史美術館に行きました。
　丹波篠山市立歴史美術館は明治２４年（１８９１）篠山地方裁判所として建築され建物を重要建造物として末永く保存するために内部を改築したものであります。館内は武具、漆芸、絵画などの美術品をはじめとして、江戸時代末期に篠山藩窯として開窯した屈指の磁器窯などを一堂に蒐めて展示しています。
　館内は写真撮影禁止なので館内の様子は写真でお伝え出来ませんが、たくさんの美術品があり刺激になります!

丹波篠山市立歴史美術館美術館・博物館
　その後は丹波社氏酒造記念館を訪問しました。
　丹波社氏酒造記念館は丹波杜氏組合が昭和35年に建設した杜氏会館を平成元年10月に改築し、丹波の蔵人たちの状態や苦労もしのばれる酒造りを学べる歴史館であります。丹波杜氏は昔から名が知られており、その歴史も長いです。杜氏とは頭（杜氏補佐）、大師（麹主任）以下多くの蔵人を統率する工場長を示しています。
　丹波篠山地方は昔から酒造りのまちとし名が知られていました。最盛期には5000有余の人々が、灘五郷をはじめとする国内各地へ酒造りに出かけたと言われています。

丹波杜氏酒造記念館美術館・博物館
　丹波社氏酒造記念館の営業時間は年末年始（12月28日～1月4日）・12月～3月の期間中は土日祝は休館となっています。
　入口を入ると、左側に展示室があります。「丹波杜氏」の由緒や昔からの道具と資料を用いて手造りでの酒の醸造が九つの過程にわけて興味深く解説しています。近代化によって無くなりつつある酒造用具類、昔ながらの手作りでの醸造課程を見学出来るのがポイントです。
　お酒の歴史を学べて、勉強になりました!

丹波杜氏酒造記念館美術館・博物館
　その後は丹波篠山市立青山歴史村を訪問しました。
　丹波篠山市立青山歴史村は江戸時代の「鼠草紙絵巻」や漢書関係の「版木」を展示する『版木館』や、日本遺産のまち丹波篠山の魅力を映像などを用いて紹介する『丹波篠山デカンショ館』から構成されている施設です。営業時間は9:00～17:00（入館は16:30まで）、定休日は月曜日（祝日の場合は翌日）と年末年始（12月25日～1月1日）であります。
　名称の「青山」は篠山藩主の青山家に由来しています。スポットを紹介します。

丹波篠山市立青山歴史村美術館・博物館
　まずはデカンショ祭の模型。
　デカンショ祭は毎年８月15日・16日の２日間に渡り開催される西日本で最大級の民謡の祭典であり、2023年をもって70周年という節目を迎えました。約200年の長い歴史があり、日本遺産に指定されています。約200店舗の屋台が軒を連ね、地元の名産である「黒枝豆」「猪肉」なども食べれます。
　デカンショ祭のポイントはメインとなる「ヤグラ総踊り」が披露される中、花火は各日2回に分けて打ち上げられる所です。夏に行ってみたくなりました!

丹波篠山市立青山歴史村美術館・博物館
　次はデカンショ館。
　デカンショ館は篠山の歴史と文化を歌詞にのせて歌った「デカンショ節」をはじめとして、丹波篠山の魅力が盛りだくさんの歴史・文化・自然・特産品等を紹介している施設です。

丹波篠山市立青山歴史村美術館・博物館
　目玉がバーチャルデカンショ踊りブース。
　バーチャルデカンショ踊りブースはAR（拡張現実）を駆使して「デカンショ踊り」が再現し、篠山の夏を象徴する「デカンショ祭」の雰囲気を体験できます。
　デカンショ祭に行きたくなりました!

丹波篠山市立青山歴史村美術館・博物館
　最後は青山歴史村版木館。
　青山歴史村版木館は藩校「振徳堂」で使う教科書を印刷していた「版木」をはじめとした篠山藩関係の史料を展示している施設です。

丹波篠山市立青山歴史村美術館・博物館
　丹波篠山市立青山歴史村の後は篠山城跡を訪問しました。
　篠山城跡は徳川家康の命令によって松平康重が新たに笹山に築城したお城であります。城は篠山盆地の平野中に独立する丘陵に位置しています。
　普請奉行には池田輝政、縄張り奉行には藤堂高虎を任命されました。

篠山城跡名所・史跡
　篠山城の大書院。
　大書院は天守のなかった篠山城の中核をなす建物であり、徳川家康の命令によって西国諸大名が動員され築造されました。昭和19年（1944）１月６日の夜に惜しくも焼失してしまいましたが、市民の熱い願いと尊い寄付によって平成12年（2000）4月に再建しました。木造建築物としては規模壮大な建物あり、で、現存して同じ建物としては京都二条城の二の丸御殿にある遠侍と呼ばれる建物が挙げられます。
　大書院は書院造の表座敷であり。武家では客間としています。

篠山城大書院花見