2025/09/09 - 2025/09/09
259位(同エリア995件中)
旅行ブロガー電車丸(嶋拓)さん
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吹田市は大阪府の北部に位置しており、大阪の都心部から10km圏内に位置しているので大阪のベッドタウンとして発展している都市です。交通アクセスも抜群となっており、吹田JCTは名神高速道路、中国自動車道、近畿自動車道が接続する関西圏の高速道路の要となっています。鉄道もJRや地下鉄御堂筋線だけではなく、阪急電鉄、北大阪急行電鉄、大阪モノレールが市内を走行しています。吹田市は実は大阪府のなかでも上場企業の本社が多いのが特徴です。一例を挙げると、ダスキン・あきんどスシロー・マロニー・大阪モノレール・エースコック・カンバ大阪・佐竹食品・八百鮮・竹中工務店などが挙げられます。
また、吹田市は皆様もご存知の通り、1970年(昭和45年)にアジア初の日本万国博覧会が行われたところで知られています。日本万国博覧会の会場跡地には日本庭園や自然文化園など様々な施設が整備されており、人気の観光スポットとなっています。日本万国博覧会のシンボルゾーンに造られた塔である太陽の塔は大きさ292m、幅108m、高さ約30mもの大きさがあり、フォトスポットとしても人気を集めています。
吹田の地名は「次田」と書いて「スキタ」とよんでいた事が由来します。「行基年譜」によると、「スキタ」は音便で「スイタ」に変化し、草書体で「次」の字に似ている「吹」の字が使われるようになったと言われています。
今回は今年が大阪市夢洲で大阪関西万博が開催されていることにちなんで55年前に万博が開催された都市である吹田市を訪問しました。シンボルである太陽の塔を見れて、EXPO70パビリオンで55年前の万博を知ることがで出来て刺激的でした!今回は番外編として、夏パスで私が見たパビリオンや旅行体験記2025~大阪~で見れなかったパビリオンなどを紹介します!夏パスは2025年7月19日から2025年8月31日まで9時以降何度でも入場できるチケットであり、夏休み期間中にパビリオンやイベントを複数回体験できる利便性の高いパスであります。夏パスを使って行った関西万博は暑くて大変でしたが、最高の思い出になりました。
最後になりますが、私の旅行記を見て吹田市に行きたいと思ったきっかけ及び吹田市に旅行に行く時の参考となれば幸いです。吹田市の旅行が皆様にとって忘れならない思い出になります事を心よりお祈り申しあげます。そして、関西万博が皆様の人生の素晴らしい思い出になる事を強く願っています。
参考資料
・ホームメイト
・吹田市
・すいた情報局
・吹田市文化会館メイシアター
・OSAKAMICE
・ArtTourism
・株式会社ライフフーズ
・株式会社ウィル
・アットイン
・なにわの地下鉄
・大阪モノレール株式会社
・ららぽーとEXPOCITY
・万博記念公園
・太陽の塔
・関西電力
・ビジプリ
・旅色
・おでかけブログ
・産経新聞
・万博ジャーナル
・日本経済新聞
・みんなのごはん
・EXPO2025
・セゾンの暮らし大研究
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吹田市に到着!55年前の関西万博が開催された都市なのでワクワクしました!
吹田駅 (阪急) 駅
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最初は吹田市文化会館メイシアターを訪問しました。
吹田市文化会館メイシアターは吹田市において文化振興の拠点として1985年にオープンし、式典・発表会・講演会と多目的に利用され、毎日多くの人で賑わいを見せています。大・中・小の3つのホールをはじめ集会室・練習室などの諸室が完備されています。2019-2020年には、耐震性の向上とバリアフリー化、会館の機能向上の観点から大規模改修工事が実施されました。
吹田市の市制施行45周年を記念して1985年に建設され、 「音響家が選ぶ優良ホール100選」に選定されています。愛称であるメイシアター”は1984年に市民公募で選定され、吹田市民の花=さつきから新緑あふれる五月(May)を連想して命名されました。館内を紹介します!吹田市文化会館メイシアター 名所・史跡
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まずは風の彫刻家 新宮晋さんによる「空のイメージ」。
「空のイメージ」は館内でお客様を迎える役割を担っており、1階から4階までの共有ロビーで館内空調でやさしく回転し続けている作品です。メイシアターに入った時はにいつも私達に驚きや楽しさを与えてくれます。
新宮晋さんは世界的に活躍する造形作家であり、風や水によって動く唯一無二の彫刻作品を創り続けている芸術家であります。東京藝術大学で油絵を学び、イタリアで6年間留学しました。自然の中に「風の形やメカニズムがある」と考えており、風で動く彫刻として表現するようになりました。吹田市文化会館メイシアター 名所・史跡
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次はお腹が空いたので、CAFE DINING VALOREに行きました。
CAFE DINING VALOREはメイシアター2階にあり、健康・季節感を意識した和食をメインとしたカフェダイニングであります。店内はアンティークな椅子を多数用意しており、 お気に入りの椅子を見つけてみるのも楽しさの一つであります。2021年4月14日にオープンしました。
元オーストラリア公邸で働いていた料理人が 健康・季節を意識した和食メニューを監修しています。お手軽ランチや少し贅沢なランチ、 手作りのスイーツでお茶してみたり、 カフェとして幅広く利用出来ます。CAFE DINING VALORE. グルメ・レストラン
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CAFE DINING VALOREの営 業 時 間 は11:00~21:00(L.20:30)、定休日はメイシアターの点検日(月2 回)となっています。
メニューの中から生ハムとモッツァレラのサンドイッチ&フライドポテトにしました。990円と野菜がついてお得です!CAFE DINING VALORE. グルメ・レストラン
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その後は街かど屋を訪問しました。
街かど屋は和食の定食をいつでも手軽にリーズナブルな価格で提供しており、株式会社ライフフーズが運営している飲食チェーン店であります。定番の定食メニューだけではなく、季節限定メニューも用意しています。
一から手作りした本格的な定食を、手早くお届けできるように「一汁三菜」を意識しています。できたて料理をすぐ味わっていただけるように種類豊富なメニューのすべてを「お店で手づくり」こだわっています。自動ごはん盛り付け機が設置されており、お好みの量をお好きなだけ自動で盛り付けます。街かど屋 江坂店 グルメ・レストラン
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メニューの中から肉醤油ラーメン定食にしました。
卵焼きもつけると1000円以内で食べられます。ボリューム満点で美味しかったです!街かど屋 江坂店 グルメ・レストラン
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その後は江坂公園を訪問。
江坂公園は地下鉄御堂筋線江坂駅のそばにあり、緑が豊富で地域の癒しスポットとして役割を担っています。園内には大型木製総合遊具がある「わんぱく広場」や、滑り台など小さな子供向けて遊具が設置された「ちびっこ広場」があります。
遊び場も充実している事から、子どもたちに人気の高い公園となっています。令和5年(2023年)4月にリニューアルオープンした事よって、カフェやレストランがオープンしました。江坂公園 公園・植物園
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万博記念公園に行くために江坂駅から乗車。
江坂は吹田市の南部に位置しており、大阪市内に最も近い位置にある街の一つとなっています。商業施設や企業の事務所ろ倉庫などが立ち並んでおり、マンションを中心とする住宅も多いの東急ハンズなどの人気店やカフェやレストランなどもあるため、利便性の高い住宅地としても注目を集めています。
交通の面においてはOsaka Metroの御堂筋線と北大阪急行電鉄の南北線の2路線が走行しているので利便性がよく、新大阪まで約5分、梅田駅までは約10分とアクセスが抜群です!「住みたい街ランキング」1位に輝いたこともあります。江坂駅 駅
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地下鉄御堂筋線に乗車!
地下鉄御堂筋線は正式名称は高速電気軌道第1号線と呼び、吹田市の江坂から梅田・難波・天王寺などを経由して堺市北区の中百舌鳥までの24.5kmを結んでいる路線であります。御堂筋線の名前は路線が御堂筋の地下を通ることからです。
ラインカラーの臙脂色は大阪市のメインストリートを通り大阪市の大動脈をイメージしたものであります。ビジネスから繁華街まで大阪の主要エリアが全て詰まっているので、「大阪の大動脈」とも言われています。大阪メトロ 御堂筋線 (1号線) 乗り物
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大阪モノレールに乗るために千里中央駅で乗り換えしました。
千里中央は豊中市の日本最初の大規模ニュータウンとして開発され、路線バスでは豊中エリア・箕面エリア・万博公園にもほど近い山田エリアなど数多くの住宅街へとアクセスできるのが魅力です。利便性が高く自然豊かな街なので、人気があります。
千里中央駅は北大阪急行電鉄南北線と大阪モノレール本線が乗りいれており、大阪・キタの主要駅「梅田」までは19分で行けます。千里中央駅 駅
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大阪モノレールに乗車!
大阪モノレールは営業路線距離は28.0kmで日本一の長さを誇り、1990年6月1日に千里中央-南茨木駅(6.7km)で開業しました。1日あたり約13万人が乗車しています。1990年の開業以来5度の延伸開業を経て、本線14駅・彩都線4駅の計18駅が営業しています。
通勤、通学、レジャーなど生活の足としての役割を担っています。2011年まではギネス世界記録で認められた世界最長の営業距離を持っていた歴史があります。大阪モノレール 乗り物
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万博記念公園駅の最寄り駅である万博記念公園駅に到着!
万博記念公園駅は万博記念公園へのアクセス至便な大阪モノレールの主要駅であり、万博記念公園へのアクセスを便利にする主要駅となっています。万博記念公園駅 駅
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万博記念公園に行く前に万博食堂に行きました。
万博食堂は1970年の大阪万博をコンセプトとしており、当時パビリオンで提供されていたメニューやその当時に流行していた洋食を楽しめるお店であります。時代を超えたノスタルジーを味わえます。
各国のパビリオンのミニチュアを内装として用いています。当時人気が高かったステーキの入った万博ステーキカレー、アイスバインや各国のハンバーグなど種類が豊富であります。万博食堂 グルメ・レストラン
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万博食堂の店内。
中には1970年の万博のシンボルである太陽の塔、今年の万博の公式マスコットキャラクターであるミャクミャクが飾られていました。万博らしさを実感出来ます!万博食堂 グルメ・レストラン
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メニューの中から調和のスイーツにしました。
様々なスイーツを堪能出来ます。万博食堂 グルメ・レストラン
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ららぽーとEXPOCITYに展示されているBYDSEALION7。
BYDSEALION7は0-100km/h =4.5秒(AWD)と圧倒的なスポーツ性能を誇り、日本導入モデルとしては4番目となります。予防安全を強化するためにはバッテリーとボディを一体化する革新的技術が生むボディ剛性や衝突安全性に加えてドライバーの疲労まで感知する先進安全技術を新たに取り入れています。
BYDはもともとはバッテリーメーカーとして1995年に創業し、2003年に自動車事業に参入を果たしました。バッテリーから車体までを自社で開発・製造しています。いつか運転、乗ってみたくなりました!ららぽーとEXPOCITY ショッピングモール
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その後はパナソニックスタジアム吹田を訪問しました。
パナソニックスタジアム吹田は市立吹田サッカースタジアムから2018年1月1日に名称変更し、日本代表戦も開催可能な4万人収容のサッカー専用スタジアムであります。こちらのスタジアムはスタジアム建設募金団体が3万人以上の個人、700社以上の企業から集めた募金とスポーツ振興くじ(toto)の助成金などを活用して建設されました。
光源からの光を絞る狭角配光はスタジアムを訪れた観客の方に向けて、発電量や使用電力量を館内モニターで環境配慮への取り組みを発信しています。いつかサッカーの試合を見てみたいです! -
本日の目玉である万博記念公園!
万博記念公園は甲子園球場およそ65個分の広大な面積を誇る公園であり、昭和45年(1970)に開幕した日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備して造成されました。「太陽の塔」や「EXPO’70パビリオン」をはじめとした、多数の文化施設や各種スポーツ・レクリェーション施設、温泉施設など多種多様な施設が盛りだくさんです。
万博記念公園の開園時間は9:30~17:00(最終入園16:30)、休園日は水曜日(祝日の場合は翌平日 ※4/1~5/2・10月・11月は無休)、年末年始となっています。四季の移ろいに合わせた公園のイベントやスポーツイベントも開催されています。万博記念公園のスポットを紹介します!万博記念公園 公園・植物園
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まずは太陽の塔。
太陽の塔は過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴であり、芸術家の岡本太郎氏によってデザインされました。構造は鉄骨と鉄筋コンクリート造りで一部軽量化のため吹き付けのコンクリートが使用されており、内部は空洞となっています。大阪万博が開催されていた時は地下展示と空中展示をつなぐ動線の役割を担っており、生命の進化の過程を示す展示空間でありました。
岡本太郎氏は漫画家・岡本一平と歌人で小説家・岡本かの子夫婦の長男として誕生し、神奈川県出身の画家であります。1930年から1940年の間にパリに滞在し、数々の芸術運動に参加しました。パリの留学中に「抽象と現実のぶつかり合い引き裂かれた所に人間の本当の存在がある」と考え、抽象とも具象とも言えない独自の絵画を確立しました。1970年に大阪府吹田出で開催された万国博覧会のテーマ館をプロデュースし、シンボルとなる太陽の塔》を発表しました。1989年にフランス政府より芸術文化勲章を受章しました。万博記念公園 公園・植物園
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太陽の塔の隣に設置されている風鈴。
涼しい夏を感じさせてくれます!万博記念公園 公園・植物園
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太陽の塔の裏の黒い太陽。
黒い太陽は過去を象徴しており、は原子力問題を忘れてはならないというメッセージも込められています。信楽焼のタイル約3000枚が使用さており、鼻の部分は立体的にカーブがつけられているます。万博記念公園 公園・植物園
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次はEXPO'70パビリオンを訪問しました。
EXPO'70パビリオンは1970年日本万国博覧会(大阪万博)の記念館として2010年(平成22年)3月13日に開館し、1970年日本万国博覧会(大阪万博)パビリオンであった鉄鋼館を利用しています。館内には未公開を含む約3000点もの万博の遺産を公開されており、2階にある160mの回廊の壁と天井には現物資料や写真、映像が盛りだくさんです。日本中が沸いた当時の熱気と記憶が甦ってきます!
EXPO'70パビリオンの開館時間は10:00~17:00(入園は16:30まで)、定休日は毎週水曜 ※万博記念公園に準ずるなっています。特に内部の「スペースシアター」は必見です!館内を紹介します!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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まずは1970年日本万国博覧会(大阪万博)のポスター。
1970年日本万国博覧会(大阪万博)は日本で初めて開かれた万博であり、1970年(昭和45年)3月15日~9月13日までの183日間に渡って開催されました。77の国と4つの国際機関が参加する万博であり、会場内には116もの展示館が建築されました。入場者数はなんと約6,400万人であります。
「人類の進歩と調和」をテーマとしており、当時の世界第二位の経済大国となった日本の象徴的な意義を持つイベントになりました。建設業界においても建設技術の最先端を国際社会に示す格好の舞台の役割を担っていました。特に竹中工務店はお祭り広場、電力館、東芝IHI館、ソ連館、自動車館、三菱未来館など24パビリオンと4つの関連施設を手掛けました。昔にタイムスリップした感覚になりました。
EXPO'70パビリオン テーマパーク
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次はEXPO’70への歩み。
EXPO’70への歩みは1970年日本万国博覧会開催前の準備段階から開催、閉幕後までを包括的に紹介されている展示です。1970年大阪万博が単なるイベントではなく、現代社会の基盤となった科学技術の可能性を示唆するものであったことを感じさせてくれます。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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3番目はスペースシアター。
スペースシアターは1970年の大阪万博パビリオンであった鉄鋼館にある音楽堂であり、1000を超えるスピーカーから流れる音楽とレーザー光線によるショーが人気を集めました。大阪万博当時の最新技術が集結した音響システムが導入されています。
大阪万博が閉幕した後は閉鎖して未公開となっていましたが、約40後に公開されました。 2014年3月からはより当時を連想させるダイナミックな演出へと一新して、当時の様子をリアルに体感できる内容と変化しました。ホール内には入れないので、ガラス越しのご観覧となります。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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4番目はパビリオンの入館者のランキングの階段。
興味深い演出でした!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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5番目は大阪万博の会場の概要について。2つ紹介します!
まずはエキスポタワー。エキスポタワーは高さ127メートルのタワーであり、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のために建設されました。大阪万博が終了した後も残されていましたが、2002年に老朽化のため解体されました。
次はお祭り広場。お祭り広場は万国博諸施設の基幹をなすシンボルゾーンの中心施設の役割を担っており、その屋根は交通広場などの地上空間を自然環境から保護していました。1970年 日本建築学会特別賞を受賞しました。当時の万博にタイムスリップして行きたくなりました。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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6番目は1970年の大阪万博のパビリオンの紹介。
パビリオンとは訪問者に製品や文化、技術などを紹介する目的で建築され、展示会や博覧会、国際イベントなどで使われる一時的または恒久的な展示スペースや建物ことであります。パビリオンという言葉はフランス語の「pavillon」に由来し、もともとは庭園や広場に設置された軽量で装飾的な建物を表していました。起源は中世ヨーロッパで貴族が庭園に設置した小さな建物や、軍の仮設テントなどとされています。
1970年大阪万博のパビリオンは118館ありました。日本館、カナダ館などが挙げられます。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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7番目は別館。
別館は既存のEXPO'70パビリオンと一体的に運営する施設として増築され、2023年8月11日(金・祝)より一般公開が開始されました。大阪万博開催時に太陽の塔の頂部に設置されていた「黄金の顔」の展示や、映像で当時を体感できるゾーン等を新たに設置されています。
向かう道から楽しくさせてくれます!別館の展示を紹介します。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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別館の最初の展示はデザイン新時代。
デザイン新時代では女性のユニホームが最先端のファッションデザイン、華やかなコーナーとなっています。
1970年の大阪万博では「ホステス」と呼ばれる来場者を案内する女性が活躍しました。ホステスたちが着用していた制服は各国を代表するデザイナーが手掛けており、その斬新さで注目を集めました。各パビリオンの制服も宇宙や未来を連想させる現代的なものが多くありました。特に鉄鋼館の制服は、日本を代表する服飾デザイナーである森英恵さんによって手がけられました。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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別館の次の展示は黄金の顔。
黄金の顔は大阪万博が開催されていた時に太陽の塔の頂部に設置されており、金色に輝き未来を象徴しています。初代のは黄金の顔は直径10・6メートルで、鋼板約340枚を組み合わせて表面に金色の特殊フィルムを貼り付けていました。1992年度に風雨で傷んだ関係でステンレス製の現在の2代目と取り換えられて公園内の倉庫で保管されました。
別館では黄金の顔(直径 10.6m)の正面部分をダイナミックに見れます。大変迫力がありました!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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3番目の別館の展示は各パビリオンのスタンプ。
今の万博でもやっているので、興味深かったです!
EXPO'70パビリオン テーマパーク
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4番目の別館の展示はリニアモーターカー。
リニアモーターカーは磁石の力で浮きながら超高速で走り、1970年の大阪万博で夢の乗り物として広く知られるようになりました。展示していたのは日本館であり、先端がなめらかにとがり、未来を感じさせるフォルムの乗り物が会場に設置されました。磁石の力で浮かせて走るという方法に行き着いたのは速度を上げすぎると車輪が空回りするため限界があるという考えからです。
東京と大阪を1時間で着くことを目標としておりそのスピード感は夢の乗り物として人々の未来への期待を集めました。めちゃくちゃかっこよかったです!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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5番目の別館の展示は地底の太陽。
地底の太陽は1970年の大阪万博のテーマ館にあった太陽の塔の4つ目の顔とされる巨大な展示物であり、2018年の太陽の塔内部公開に伴い、当時の写真などを元に復元されました。万博記念公園内の太陽の塔内部で見ることができます。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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最後の別館の展示は岡本太郎の仮面。
様々な仮面があって面白かったです!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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8番目の手の椅子。
手の椅子は芸術家である岡本太郎氏がデザインした椅子作品であり、1967年にFRP(繊維強化プラスチック)素材で制作されました。座ると手のひらで優しく包み込まれるような安心感が得られます。
めちゃくちゃ座り心地が良かったです!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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9番目は大阪万博会場の模型。
こちらの模型は会場全体を 1/300 スケールで再現されており、全て紙でつくられています。日本庭園のエリアに植えられた木も 1 本 1 本細かく丁寧につくられているのが見て取れます。
精密に再現されており、見応えがありました!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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10番目は電気自転車“カドニカサイクル”。
55年前の大阪万博が開催された1970年代はガソリン車が当たり前であり、最先端の移動手段が来場者を驚かせました。大阪万博で走っていた電気自動車の時速は6~8キロメートルとかなりゆっくりでした。ダイハツ工業が大阪万博のために会場内を巡るタクシー、資材を運ぶ輸送車として275台納入しました。
ダイハツは1965年、他社に先駆けて電気自動車開発を始めました。万博が終了した後はダイハツの電気自動車はホテルの送迎車、ゴルフ場カート、官公庁の業務用車両として幅広く活躍しました。環境問題が世界のテーマとなっていた時に未来の乗り物として来場者の脚光を浴びました。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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11番目は大阪万博の貴重な資料。資料の多さに圧倒されます!
EXPO'70パビリオン テーマパーク
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最後は河森正治創作展。
河森正治創作展は貴重な立体展示や設定資料などを通して彼の代表作から最新プロジェクトまでを一挙公開し、2025年大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーである河森氏の創作の軌跡をたどる企画展であります。河森正治氏は2025年大阪・関西万博ではシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」をプロデュースしています。シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」は生物多様性をテーマとしており、「いのちのダイナミズム」をXRシアターなど最新のテクノロジーを用いて体験出来るパビリオンであります。
河森正治氏は富山県出身のメカデザイン等を手がけるビジョンクリエイターであり、大学在学中からメカデザイナーとして活動していました。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「エウレカセブン」シリーズ、原作者・監督として「アクエリオン」シリーズなど数多くの作品を手がけました。河森正治創作展の展示を3つ紹介します!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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河森正治創作展の最初の展示はゴールドソーラーアクエリオンのオブジェ。
ゴールドソーラーアクエリオンは創聖のアクエリオンの最終話に登場する金色に輝くアクエリオンの特殊形態であり、玩具としても「スーパーロボット超合金」ブランドで商品化されています。金色に輝く特徴的な外観を持っています。
めちゃくちゃ金箔で目を引きました!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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河森正治創作展の次の展示は迷宮のしおり。
迷宮のしおりは河森正治による初のオリジナル劇場長編作品であり、現代人なら誰もが駆使するスマホを、履歴や個人情報が集積した“もうひとりの自分”として捉えたことから生まれた物語であります。2026年1月1日(元日)にTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショーされます。
スマホに閉じ込められた女子高生の歌と映像で彩る異世界青春脱出エンタテインメント作品となっています。公開されたら見てみたいです!EXPO'70パビリオン テーマパーク
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河森正治創作展の最後の展示はオーストラリア館のグレードバリアリーフのサンゴ。
グレードバリアリーフはオーストラリアにおいて最大で最も価値のある自然の象徴であり、オーストラリア経済に年間64億ドルを貢献する役割を担っています。経済の90%は観光からのもので、64,000以上の雇用を支えています。
400種以上のサンゴ、1500種以上の魚類など、非常に多様な海洋生物が生息しています。カクレクマノミなど小さな魚たちの棲み家、絶滅危惧種であるアカウミガメの産卵場所でもあります。EXPO'70パビリオン テーマパーク
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最後は源気温泉万博おゆばで締めました!
源気温泉万博おゆばは万博記念公園の西側にあり、関西でも屈指の面積を持っている日帰り温泉であります。泉質はナトリウム塩化物温泉となっており、神経痛・関節痛・慢性婦人病・慢性消化器病などに効能があります。営業時間は10:00-翌1:00(最終受付24:00)、定休日は年中無休(メンテナンス休業日をのぞく)となっています。
2008年にリニューアルオープンしました。万博のゆかりの地訪問の後の温泉は気持ち良かったです!源気温泉 万博おゆば 温泉
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ここからは番外編!1970年の関西万博から55年後の関西万博。大事なキーワードをいくつか紹介します!
まずは夢洲。夢洲は広さは約390ヘクタールにも及び、大人気テーマパークユニバーサル・スタジオ・ジャパンがある此花区の埋立地の名称であります。2008年のオリンピック開催地として大阪が立候補しましたが、招致に失敗して一時は「負の遺産」として扱われました。大阪・関西万博の開催予定地として2018年に選定されて以降注目を集めました。JR西日本のJR桜島線の延伸、大阪メトロの中央線の延伸、さらに近鉄グループホールディングスが交通網の整備の検討が進んでいます。
1991年には公募によって夢洲と命名されました。夢洲の地名は「住江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人めよくらむ」という和歌に由来します。2017年にはすでに本格的な土地利用が始まりました。夢洲の地名をみると大阪万博の来た事を強く実感させてくれます!大阪メトロ 中央線 (4号線) 乗り物
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夢洲駅のホーム。
夢洲駅は2025年の1月に開業した夢洲の初めての駅であり、大阪市内から大阪ベイエリアへのアクセスを向上する役割を担っています。万博会場に直接乗り入れる唯一の鉄道であり、天井は折り紙をモチーフにしています。中央線では初となり顔認証改札機や完全個室型のオールジェンダートイレが整備されています。
駅構内は非常に広く、大阪・関西万博会場へ相当数の人が来ても収容出来ます。地下2階の構造で、万博開催時には16基の改札が並んでいました。夢洲駅は大阪万博の客で賑わいを見せていました。大阪メトロ 中央線 (4号線) 乗り物
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夢洲駅の特徴である大型のデジタルサイネージ。
デジタルサイネージは社会のあらゆる場所で活用されており、デジタルディスプレイを使用して情報や広告を表示する電子看板であります。使用されている一例を挙げると、屋内外の公共空間や商業施設、交通機関、イベント会場などがあります。従来のアナログなポスターや案内板と比較すると、動画や音声などのコンテンツを発信して視認性が高く、情報を効果的に伝えられます。
大阪・関西万博においてはデジタルサイネージが来場者への情報提供やパビリオンの案内表示に活用されるだけではなく、会場のナビゲーションや緊急時の連絡手段としても重要な役割を担っています。会場に入る前から楽しくなりました!大阪メトロ 中央線 (4号線) 乗り物
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夢洲駅のエスカレーターと階段。
エスカレーターは「エスカレーターの片側空け」を抑止する新機能を搭載しており、株式会社日立製作所と株式会社日立ビルシステムによって開発されました。LEDを活用して二列利用への誘導と安全面の注意喚起を行う事で安全利用の実現と輸送効率の向上に貢献します。開発のきっかけは多くの来場者がホーム中央の3台並列の上りエスカレーターを利用することが想定されることからです。
目を引いた階段のドレッシング。改札から外への大階段は、赤青白のミャクミャクカラーで描かれています。大阪メトロ 中央線 (4号線) 乗り物
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自分はエスカレーターを使って万博会場に向かいました。
後ろを振り返ると、夏という事もあり、関西万博の客で混雑していました。あまりの人の多さに圧倒されました。大阪メトロ 中央線 (4号線) 乗り物
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次のキーワードは万博。
万博は正式名称は国際博覧会または万国博覧会といい、1928年に締結された国際博覧会条約に基づいて開催され博覧会であります。開催には条約締結と同じ年に設置されたフランス・パリに本部があるBIE=博覧会国際事務局の承認が条件となっています。地球規模の課題の解決に寄与することが目的となっています。歴史は1851年、イギリスのロンドンから始まりました。
夢洲駅から東ゲートに向かうと、手荷物検査で多くの行列が出来ていました。この日は気温が暑かったので、水がないと大変でした。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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3番目のキーワードは大屋根リング。
大屋根リングは大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物であり、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間の役割を担っています。建築方法は日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えるやり方です。2025年3月4日に最大の木造建築物として、ギネス世界記録に認定されました。2023年6月30日に組み立てを開始され、2024年8月21日(水)に、スカイウォークのスロープ部の設置を終えて木造建築部分が完成しました。大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏により構想されました。
藤本壮介氏は万博のシンボルである大屋根リングを設計した世界的建築家であり、北海道出身です。設計事務所を東京とパリ、深圳に設計事務所を構えており、個人住宅から大学、商業施設、ホテル、複合施設まで世界各地で幅広いプロジェクトを展開しています。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技で最優秀賞、国内外の国際設計競技で多数の賞を受賞した経歴があります。藤本壮介氏の建築技術の素晴らしさを実感出来ます!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後のキーワードはミャクミャク。
ミャクミャクは大阪・関西万博の公式キャラクターであり、名前は生命の脈動や人類文明のつながりを表す「脈」という言葉が由来となっています。「脈々」と受け継がれていく知恵や歴史、文化への希望も込められています。赤い部分は分裂したり増えたりする細胞、青い部分は流れるように形を変える水をイメージしています。
万博のロゴマークをそのままキャラクターにできないかなという絵本作家の山下 浩平さんの発想から誕生しました。大阪・関西万博を世界でアピールする役割を担っています。ここからは私が夏パスで見たパビリオン中で印象に残ったバビリオンや美味しかったグルメや紹介します!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最初のパビリオンはバーレーン王国のパビリオン。
バーレーン王国のパビリオンは「海をつなぐ」というテーマのもとに設計されており、王国の海洋文化を没入型の展示を通して体験できます。バーレーンという名前は「アル・バハレイン」はバーレーンの二つの海、すなわち多くの島々を囲む海と、浅瀬に湧き出る淡水の泉を示しています。
伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築となっています。レバノン出身の建築家リナ・ゴットメによって設計されました。殆どの材料を再利用可能となっています。バーレーン王国のパビリオンの中を紹介します!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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まずは伝統的な船であるダウ船。
ダウ船はバーレーンの海運文化を築き、昔からペルシャ湾での真珠採りや交易に使用されていた木造の帆船であります。バーレーンが海と深く結びついた歴史を持つことを象徴する役割を担っています。
ダウ船は「海のラクダ」と呼ばれており、アラビア商人が使っていました。ガイドの方はわかりやすく解説してくれました!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次は香りの展示。
歴史的に取引された商品の香りを再現したユニークな展示となっており、ラピスラズリ、デーツ、真珠、石油といったバーレーンを象徴する産物とそれらがたどってきた交易路を香りの分子を通じて感じられます。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後は船の技術の展示。
様々な船が展示されおり興味深いです!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次のパビリオンはトルクメニスタンパビリオン
トルクメニスタンパビリオンは「より良い明日を作り出す(Inspiring a Better Tomorrow)」をテーマとしており、トルクメニスタンの文化や歴史、サステナビリティに重点を置いた同国の経済発展を体験できるパビリオンとなっています。「循環」「サステナビリティ」「生命の流れ」を表している丸みを帯びた三角形のデザインの天井が象徴的となっています。
展示テーマはフロア別で、1階は過去・現在・未来、2階はイノベーション、3階は文化で構成されています。自然に寄り添い繫栄するビジョンを体現しています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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まずは大統領であるセルダル・ベルディムハメドフの肖像画。
セルダル・ベルディムハメドフは第2代大統領グルバングル・ベルディムハメドフの息子であり、2022年から父の跡を継いでトルクメニスタンの大統領に就任しました。就任前は、同国外務副大臣を歴任していました。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次はトルクメニスタンを紹介する映像。
トルクメニスタンを紹介する映像は最初の部屋で行われてと片側の壁を全体に使った映像作品を楽しめます。きらっきらの装飾でお国や偉い人やお犬様の紹介がなされ、約5分の映像で独特の世界観にひたる事が出来ます。
訪問した人たちが地べたに座って見ているので、私も座りました。他のパビリオンと比較すると、かつ見ごたえのある映像だったのでまた見たくなりました。 -
3番目はトルクメニスタンの鉄道とバス、航空機や船などの紹介。
トルクメニスタンはソビエト連邦崩壊後の経済的混乱により荒廃した道路や鉄道網をを打開するために2000年代前半に長年放置された交通インフラの抜本的な改善に着手しました。2006年に開始されたトランス・ガラグム鉄道の完成によって、アシガバートとダショグズが直結されて南部と北部国境間の移動時間が大幅に短縮されました。
2000年代前半には国内西部のマルからイラン国境、アシガバートを経てカスピ海沿岸のトルクメンバシに至る路線と、北西部のアフガニスタン国境からテュルクメナバート、ウズベキスタン国境沿いにダショグズに至る路線の主要道路の改修に加え、アシガバートとトルクメンバシ、マルを結ぶ高速道路区間の建設が行われました。鉄道や道路網の延伸、空港の近代化、港湾の拡張など多岐にわたる整備によって、トルクメニスタンの交通事情は大きく改善されました。課題はありますが、経済活性化への貢献を果たしました。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後はトルクメン絨毯。
トルクメン絨毯は独特な幾何学模様と鮮やかな色彩で知られており、トルクメニスタンを中心とする中央アジアのトルクメン族によって織られる伝統的な絨毯であります。模様は各部族ごとにデザインが異なっており、部族のアイデンティティを象徴しています。高品質なウールを使用してしっかりとした結び目で織られるため、耐久性が非常に高くて長期間の使用に耐えれる利点があります。
椅子にも床の生活にもよく馴染んでいるので、日本の住まいに合わせやすい絨毯となっています。中央部に並べられる楕円の花のような文様は「ゴル(ペルシャ語で花の意)」または象の足跡と呼ばれ、部族の紋章のような役割を果たしています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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3番目のパビリオンはノルディックサークル。
ノルディックサークルはデンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンが共同出展しており、北欧5カ国の魅力が詰まった持続可能な未来を感じさせてくれるパビリオンです。高さ17メートルを誇る壮大な木造建築が目を引きます。エンパワーリングゾーンP36に位置しており、自由入場が出来ます。
ムーミンなど北欧雑貨が好きな方、空間デザインや写真展示に興味がある方、混雑が少なめのカフェで一休みしたい方にはお勧めのパビリオンとなっています。周囲の人気パビリオンの半分程度の待ち時間でスムーズに入場でき、中は冷房が効いてて座れるスペースもあるのが特徴です。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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ノルディックサークルの館内。
館内では360度覆うスクリーンが来場者を出迎えてくれます。こちらのスクリーンは紙製で廃棄される米から作られており、北欧の自然や日常が映し出されて五感で北欧を疑似体験出来ます。周囲のディスプレイでは北欧各国のSDGsの取り組みが紹介されています。静かな空間でゆっくり見られて落ち着きます
屋上カフェが併設されており、北欧風の軽食や珍しい料理も提供されています。しかも比較的空いているため、万博の人混みの中でホッと一息つける貴重なスポットとなっています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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4番目のパビリオンはチェコのパビリオン。
チェコのパビリオンは「人生のための才能と創造性」をテーマとしており、現代的な技術と伝統的な技術の融合で建築されたパビリオンであります。来場者はこの回廊をぐるぐると歩きながら、チェコへの理解を深めていきます。最新のCLTパネルが採用される、外観には芸術的なボヘミアン・クリスタルが用いられ、美しい回廊状のパビリオンとなりました。
入口付近にはスクリーンが設置されており、チェコのリアルタイムな映像が映し出されています。待ち時間も退屈せず、異文化との交流を楽しめます。館内を紹介しま。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最初はウランガラスの展示。
ウランガラスは光により輝き方の異なるガラスであり、1830年前後にチェコで実用化されました。発祥は黄緑色に輝くようなガラスの色付けに微量にウラニウム鉱石を用いたことからです。日常品として実用化されているウランガラスは世界ではチェコだけとなっています。
現代の生活空間においても多様な活用が可能となっており、日常の食事や特別なおもてなしの場、花瓶やランプシェードとして使用することが出来ます。ウランガラスには一つ置くだけで、空間全体の雰囲気を変えることができる魅力があります。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次は上階の天井から吊るされている展示。
こちらは木の枝のようなものは桜の木を表現していて、先端のデジタル画面には桜をイメージした花が表示されています。手を伸ばせば届きそうな、そして触ってみたくなる誘惑にかられる作品です。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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チェコのパビリオンからの眺め!素晴らしいです!
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5番目のパビリオンはORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』。
ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』は日本の食文化の魅力を国内外に発信することを目的としており、食の提供や体験型イベントを通じて新しい外食の形を提案するパビリオンです。大阪道頓堀がコンセプトになっており、賑やかな大阪の食のイメージが表現されています。テーマの「宴」の命名は1970年の大阪万博のプロデューサーである堺屋太一氏が、食を通じた楽しみを求めて交わる空間を「宴」と定義した事からです。テイクアウトフードの販売エリア、食の体験・展示エリアから構成されています。
テイクアウトフードの販売エリアからだし屋国分にしました。だし屋国分は大手食品卸の国分グループは8月11日から31日までの期間限定で出店しており、特製だし氷”のだし麺やメーカーコラボによる冷やし茶漬けメニューを販売していました。ORA外食パビリオンに協賛出展したのは日本の食文化である“だし”を世界に広げていきたいとの想いからです。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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メニューから特製だし氷 だし麺 高知県産柚子だし塩らーめん(冷)にしました。
特製だし氷 だし麺 高知県産柚子だし塩らーめん(冷)は高知県産のゆず皮を煮出してとった、柚子の旨味を感じる「だし」の味わいがあり、暑い季節にお勧めの「柚子」の香り・爽やかさを味わえる冷やしラーメンです。柚子の香りが効いておいしかったです。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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6番目のパビリオンはインドパビリオン。
インドパビリオンは建物は蓮の花をモチーフにしており、大きな手のオブジェもあります。コネクティングゾーンのウズベキスタン館とインドネシア館の間に位置しており、万博開幕から18日後の2025年5月1日にオープンしました。展示内容は伝統的な美術工芸品から、IT大国としての一面を見せる先進技術の紹介、さらには宇宙開発への取り組みなど、多角的にインドの今と未来を感じられる内容となっています。
テーマは「命を救う」であり、外観はヒマラヤ山脈を模しています。インドパビリオンの館内を紹介します。
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まずは金属製の水差しや孔雀の置物などの展示。
インドの伝統工芸品はヒンドゥーの神様や木製民芸品まで幅広くあり、伝統的な細工がたまりません。
金属製の水差しはインドでは礼拝時に使用されており、中にガンジス河の水を入れます。銅はステンレスよりも神聖な金属とされています。様々な置物があって興味深い展示でした。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次は月面探査機「チャンドラヤーン3号」の実寸大レプリカ。
月面探査機「チャンドラヤーン3号」は月の南極への安全な着陸と探査を目的としたインドの月探査ミッションであり、軌道航行モジュール、着陸モジュール、月面探査車で構成されています。チャンドラヤーンとは「月の乗り物」を示しています。インドは世界で4番目の月面着陸を成功させました。
次の月着陸計画は、日本と国際共同ミッションとなっています。ミッション名は氷資源探査プロジェクト「LUPEX」であります。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後は絨毯の展示。
インドの絨毯はサラッとした手触りで吸水性に優れているので、ナチュラルで素朴な風合いが人気となっています。絨毯に使用されるインド綿は歴史が長く、紀元前からすでに綿花の栽培が行われていました。インドの綿の生産量は世界トップ3位以内に入っており、代表する産業の一つとなっています。モヘンジョ・ダロの遺跡からは紀元前2500年-同1500年の綿布が発見されています。
インド絨毯は北インド産と南インド産で特徴が異なっており、南インド産はデカン地方で決まったモチーフ、総状花序紋様であるのに対して北インド産はムガール調でつまりペルシャ風のデザインで色彩は鮮やかな赤が使用されています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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7番目のパビリオンは当選した三菱未来館。
三菱未来館は「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」を基本コンセプトとしており、いのちの始まり、いのちの未来」そして「いのちの尊さ」「いのちの出会いと共に生きる奇跡」といった思い感じられるパビリオンであります。三菱未来館は地上に浮かぶマザーシップのような建物となっています。
こちらのパビリオンは一人ひとりがいのちの未来を想像する時間と空間を体験できます。また、地球規模に広がる諸問題への三菱グループの取り組みと解決策をご紹介するとともに、 1870 年の創業以来担ってきた社会的役割を改めて世界に広く発信します。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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三菱未来館の館内。
建物は地下1階・地上2階建ての構造となっており、「生命・地球・人間」のつながりを体現しています。内部は来館者が“体内”を立体的にめぐる構成となっており、猛暑時の日よけ空間となる半地下の〈ウェイティングパーク〉で休息する役割を担っています。1階〈プレショー〉でガイダンス映像を視聴し、2階の〈メインショー〉へ。没入型の映像体験を終えた後、再び1階に戻り〈ポストショー〉を通り、最後に建物先端の浮遊する〈サンカクパーク〉へと巡る形となっています。
目玉であるのが「三菱未来館」のシアター。こちらのシアターは高さ9メートル、幅11メートルの巨大な曲面スクリーンであり、40億年前の海底や火星における「生命の誕生」を巡る映像コンテンツを上映します。東京科学大学の関根康人教授が監修しており、三菱館のオリジナルキャラクター「ビビ」と「ナナ」がナビしてくれます。シアターは写真撮影禁止のため様子は伝える事は出来ませんが、迫力ある映像で最高の思い出になりました!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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8番目のパビリオンは韓国館。
韓国館は2040年の未来社会を体験してもらうことを目指しており、「With Hearts」をテーマにしているパビリオンであります。K-POPのライブ映像や観光名所の動画などで自国文化をアピールするために大屋根リング側の外壁に横27メートル、縦10メートルとなる巨大ディスプレーが設置されています。
海外パビリオンの中でも特に注目を集めており、展示や体験を通じて、韓国の文化や技術、そして未来へのビジョンに共感できる内容となっています。海外パビリオンの中で最大級のスケールとなっており、全部で3つの展示館で構成されています。韓国館の館内を紹介します!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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まずは1館。
1館は展示館に入場する前に前もって録音された観客の声が第1館の演出の素材として活用され、音と光を集めてみんなが一つとなり展示館です。世界各国の言語で録音された声は、AI技術を駆使して音楽として完成され照明とも連動する仕組みになっています。
未来世代の価値観を共有する、没入感満載の体験となっています。世界中から集まった人々の声がひとつの合唱曲として生まれ変わる感動的な音楽体験が楽しめるのも魅力であります。リズミカルな音楽と鮮やかな光の演出には迫力がありました!
2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次は2館。
2館は荒廃した都市からいのちの回復へがテーマとなっており、現代文明を象徴するコンクリートと我々の日常で活用された物品たちがメインのオブジェとして展示されています。燃料電池などのエコ技術や韓国の環境保全への取り組みも紹介されており、未来社会へのヒントが詰まった展示となっています。
深刻化する環境・エネルギー問題への警戒を呼びかけるために化石化した都市の姿にイメージを膨らませます。特に韓国のエネルギー技術を代表する水素燃料電池が来場者が吹き込む息に反応して脱炭素世界を象徴的に演出するのは見応えがあります!技術だけでなく地球全体を考えるきっかけを与えてくれます!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後は3館。
3館は「時間が過ぎても変わらない価値」をテーマとしており、2040年の近未来の韓国を背景にとある高校生の少女とお爺さんとの愛のもの語りを音楽劇で演出する展示です。具現化された近未来の韓国社会などの多彩な見どころを3面大型マルチスクリーンや最新映像技術でPOPの音楽一緒に楽しめます。
K-POPやUAMなど、韓国らしい要素がちりばめられた映像体験となっています。完成できなかったものを未来の世代が受け継ぎ、その中で「愛」や「家族」、「こころに寄り添う」ことの大切さが伝わってきます。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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9番目のバビリオンはカナダ館。
カナダ館はテーマは「再生」であり、春の訪れで凍っていた川が溶け出す情景を表す外観が青と白を基調にしているパビリオンです。専用タブレットのAR(拡張現実)で現地の暮らしをのぞき、来館者は川を巡る旅人となります。クラシック音楽家やDJなどカナダの一流パフォーマー100人以上がステージで披露されます。
パビリオン内ではカナダの温かさ、開放性、前向きな姿勢が表現されています。パビリオン前の地面に流氷を描いた広場は子どもたちの遊び場になっています。カナダ館の館内を紹介します!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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まずは最初の川のエリア。
川のエリアは水面にタブレットをかざすと魚が出てきます。カナダを象徴する魚はサーモンです。カナダに生息していサーモンは太平洋岸に5種、大西洋岸に1種、計6種なっています。高品質で、刺身や寿司、スモークサーモンなど様々な料理で美味しく頂けます。
カナダでは国や州などの公的機関でサーモンが孵化直後に適切な期間を生まれた川で過ごす機能を研究し、管理・保護に取り組みが行われています。川の中にいる感覚でした!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次のエリア。
こちらのエリアでは広いスペースに大小さまざまな氷山が設置されているエリアとなっています。氷にタブレットをかざすと事前の風景や街並みが映し出さ、探す楽しさもあります。
氷によって映像のコンセプトがそれぞれ異なっており、花火が打ちあがるお城や自然、列車が走る線路、飛行機、釣りを楽しむ人、雨などの風景などがあります。氷のスペースがとても広くて、人が多くても、自分のペースで遊べるのがポイントです。幻想的なパビリオンでした!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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10番目のパビリオンはタイパビリオン。
タイパビリオンは「免疫の地としての楽園」を表現しており、伝統的な曲線をもつ大屋根が見どころのパビリオンとなっています。展示テーマは「免疫」となっており、タイ保健省が展示会の運営を担当しています。象(豊かさの象徴)と木材(知恵をもって国の資源を大切に活用することの象徴)という2つの象徴が「よい食事、豊かな生活、免疫力の高い国」であることを表現しています。
パビリオンの屋根やミラーパネル、床材など外装材の多くはタイから調達しています。入口正面には繁栄と長寿のシンボルである象のオブジェが設置されており、来館者を優しく迎え入れてくれる雰囲気が漂っています。展示は美容、医療、食などの情報が盛りだくさんです。タイパビリオンの館内を紹介します!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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まずは入口近くのスクリーン。
こちらのスクリーンはタイパビリオンの魅力やタイの挨拶を教えてくれる役割を担っています。待っている間はタイ人のスタッフが楽しくその場を賑やかにさせてくれます。
スクリーンに映し出されているサバイ・サバイ。サバイ・サバイはタイ語の「สบายสบาย(サバーイ・サバーイ)」に由来しており、「ゆったり、気持ちいい」「快適な」「元気だ」といった意味を示しています。ビーチでリラックスしている時やマッサージを受けている時などに使われる言葉でもあります。なかなか素晴らしい展示でした!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次はシアターでタイを旅するような映像体験。
こちらの巨大なシアターは高さ5メートルを超え、来場者を包み込むようにスクリーンが広がっています。都会と自然が共存するバンコクの街並み、豊かな自然などシーンはテンポよく移り変わり、まるでタイを旅しているような感覚にさせてくれます!
最先端の光・音響・映像技術による迫力の体験で、来場者の方にタイを感じさせてくれます!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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3番目は医療・健康の未来が広がるゾーン。
医療・健康の未来が広がるゾーンは「タイ公衆衛生の100の可能性」をテーマとしており、最先端の医療サービスやサプリメント、東洋と西洋の知恵を融合させた健康への取り組みが写真などで紹介されています。訪問者がタイのイノベーションのハイライトを学べます。
タイの医療はアジアトップクラスの高水準と言われており、アメリカなどの医療先進国へ留学していた経験のある方も多く先進技術に関するノウハウも豊富な医師が多いです。タイ・バンコクの病院は大きく分けると、一つは社会保険が適応されて安い治療費で診察を受けられる公立病院と、もう一つは高水準の医療レベルだけでなくハイクオリティなサービスやファシリティを完備する私立病院になります。付き添いの方用のベッドも完備されているので、ホテルのような感じになっています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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4番目はタイ料理に関する展示。
こちらの展示はタイがカオマンガイやパッタイ、トムヤムクン、カオソーイ、ガイヤーンなど魅力的な料理が多い国である事を示しています。食品サンプルを用いてタイの北部や南部で食べられる料理の展示がわかりやすくなっています。
タイ料理は6~13世紀にかけて移民した中国系民族によってもたらされた中華料理がベースとなっており、甘味、辛味、酸味、塩味などの味わいを一つに詰め込みんでいます。タイも地域によって料理の特徴が異なっています。北部はマイルドな味付け、東北部は辛味、味の濃い料理、南部はイスラム由来の料理やココナッツをふんだんに使った料理、中央部は各地域の影響を受けて発展しています。サンプルを見てタイ料理が食べたくなりました!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後はレストラン。
タイパビリオンのレストランは食事をテイクアウトする事も出来ます。エビチャーハン(1,190円税込)やグリーンカレー(1,390円税込)、ソムタム(1,190円税込)、ガパオライス(1,190円税込)などのタイ料理を楽しめます。
先にお会計したら、会計レシートをすぐに厨房に持っていくスタイルになっています。タイパビリオンのスタッフが調理している姿を見て食べたくなりました!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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メニューの中からエビチャーハン(1,190円税込)にしました。
エビチャーハン(1,190円税込)はさっぱりしていて美味しかったです!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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小腹が空いたので、次はフードコーㇳを訪問しました。
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メニューからはぼっかけ焼きそばにしました。
ぼっかけ焼きそばのぼっかけは牛スジ肉・こんにゃくを甘辛くじっくり煮込む神戸下町の家庭的な味の料理であり、地元ではうどんにかけるたり、酒のつまみにするなどして親しまれています。このぼっかけを混ぜて作る“ぼっかけ焼きそば”は、じっくり煮込んでとろとろになった牛スジと香ばしいソースが麺に絡み合い、美味しさを生み出します。
関西では家庭でも普通に作るポピュラーなメニューとなっています。焼きそばだけではなく、ごはんにかけてぼっかけどんぶりに、ラーメンやうどんのトッピングとかして美味しく頂けます。めちゃくちゃ美味しかったです!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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11番目のパビリオンは当選した日本館。
日本館は「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマとしており、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催国としてプレゼンテーションする拠点の役割を担っています。万博で最大級の広さを誇っています。万博会場内の生ゴミを利用したバイオガス発電や、世界に貢献しうる日本の先端的な技術等を活用し、一つの循環を創出しているパビリオンであります。
円環状の構造体によって、いのちのリレーを体現しています。最大の特徴はである円を描くように立ち並ぶ無数の「木の板」は隙間からは内部を垣間見ることができ、中と外、展示と建築の連続によって日本館のテーマにもある「あいだ」を来場者が意識するきっかけを与えてくれます。日本館の館内を紹介します!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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まずは藻類の秘めるポテンシャル。
藻類は光合成を行う生物から陸上植物を除いた生物の総称であり、いまの地球環境を作り上げてきた偉大な存在であります。主に水中や湿った場所に生息していて、多様な種類があります。
こちらある4つの展示台では藻類の秘めるチカラを他の植物や食品と比較して、わかりやすく可視化しています。たんぱく質の生産効率は、大豆の36倍、油の生産効率は、ひまわりの14倍。CO₂吸収量は、杉の14倍となっています。同量の水の消費で生産できるたんぱく質は、牛肉のなんと50倍。食料としても、CO₂排出を抑制したものづくりの素材としても大きな可能性を感じます。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次はいのちみなぎる藻のカーテン。
いのちみなぎる藻のカーテンは光エネルギーを効率的に吸収しながら少量の水で藻類を育てている事を示しており、穏やかな光に包まれ、生い茂る木々のようにいくつも重なった緑のチューブであります。こちらは「フォトバイオリアクター」と呼ばれる巨大な装置を使用しています。
フォトバイオリアクターは医薬品や食品、燃料など多様な分野で注目されており、微生物や細胞などの生体触媒を利用して有用物質を生産する装置であります。細胞の成長や反応を最適な状態で進めるための環境制御機能が完備されています。ガラス張りで自分の姿も写っていて緑色の不思議な世界体験出来ます。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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3番目は日本館藻類みそ汁。
日本館藻類みそ汁は水産食品のリーディングカンパニーとマルハニチロによって開発され、来場者の体の中に取り込むことで自らもその循環の一部となっていく事を目的としています。味噌汁として開発されたのは常温保存できること、数十万食規模で必要になること、会場内でなるべくゴミを出さないなどの条件を満たしていたからです。
6月から大阪・関西万博の日本館で来場者に無償で配布されています。青臭さや、加熱時に茶色く変色する特性に悩まされたが、加熱方法や素材の見直しで成功に導きました。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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4番目は製造工場。
製造工場は日本館のもうひとつの姿であり、Farm Areaで育てられていた藻類を原料に加えた植物由来のプラスチックで日本館の中で使用するプロダクトを製造しています。ロボットアームがてきぱきと3Dプリントを行っているのが見る事が出来ます。これはスツール、藻類とバイオプラスチックを混ぜ合わせた特別な素材で作られています。
製造工場は「素材」から「もの」へと変換する過程を通じて循環の輪の一部を表現する役割を担っています。こちらのロボットアームは循環型モノづくりシステム「双鶴」であります。循環型モノづくりシステム「双鶴」は慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター (センター長:田中浩也 環境情報学部教授)を中心とした共創チームが開発・提供するものであり、ごみや騒音が少なく、省電力での製造を実現します。2本のアームが鶴のように助け合いながら有機的に動作すり姿が、日本館のテーマ「いのちと、いのちの、あいだに」との調和を象徴的に表現しています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後は32種類の「藻類×ハローキティ」。
32種類の「藻類×ハローキティ」はハローキティを肉眼では見えないものからみんなにおなじみのものまで色々な藻類に姿を変えて、かわいいキティちゃんを見ていると藻類の個性や魅力に引き込まれて楽しくなる展示です。藻類はミカヅキモやクロレラといった顕微鏡でしか見ることのできないものからワカメやヒジキといったいつもおいしくいただいているものまで、さまざまな種類があるので、藻類の多種多様なかたちに着目しました。この事から実在する藻類をテーマとした32種類の藻類ハローキティのコラボレーションが誕生しました。
世界中で愛されるハローキティのかわいさと藻類の愛らしいフォルムが調和することで、今まで気づかなかった藻類の世界に親しんでいただけます。展示されている藻類に扮したハローキティは株式会社サンリオの協賛によって、オリジナルデザインされたキャラクターであります。めちゃくちゃ可愛いので、記念写真撮影スポットにお勧めです!何度でも見たくなる展示でした!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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12番目のパビリオンはスペインパビリオン。
スペインパビリオンは「黒潮」をテーマとしており、海と太陽の二つの要素がパビリオンの建築を形作るシンボルとなっています。階段下に並ぶ「スペイン」「España」「Spain」と描かれたタイルは、海に投棄された漁網を再利用して作られています。更に空へと伸びるような壮大な階段はサグラダ・ファミリアのタイルを手がける工房の陶器が一部使用されています。
テーマは「黒潮、 二つの国をつなぐ一つの海の中へ」となっており、万博会場の青空と重なってさわやかな印象を与えてくれます。広場ではアーティストのステージが行われることもあります。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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スペイン館から見た大屋根リング。青空マッチして絶景でした!スペインパビリオンの館内を紹介します!
2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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まずは海のエリア。
海のエリアは黒潮”をテーマにした青い海の世界が目の前に広がっています。館内に入ると深海のような音が響き渡り、まるで海の中にいるみたいな感覚にさせてくれます。黒潮の流れを映す地球儀や日本とスペインの交流の歴史など興味深い展示が盛りだくさんです。大人にも子どもにも分かりやすく説明、館内の床がほんの少し傾いていて人の流れを自然に導くという建築的工夫がこなされています。
テーマでもある「黒潮」は16世紀にアジアからアメリカ大陸への航路を可能にした海流を示しています。特にひときわ目を引くのが大きな地球儀です。青く光る地球は、実際の海洋データや気流の動きを可視化したものであります。。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次は赤とオレンジのエリア。
こちらのエリアは情熱の国であるうスペインを表現しており、一気にテンションが上がるエリアとなっています。壁にずらりと並ぶカードがあり、時代の移り変わりを感じました。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後のパビリオンはマルタパビリオン。
マルタパビリオンは全面ディスプレーでインパクトのある外観をしており、マルタ各地にある門の映像が流れて来館者を発見の旅へと誘うパビリオンであります。使用されているモニターは「時のゲートウエイ」と呼ばれています。パビリオン前に張られた水は海を表現しており、ウォータープラザから大阪湾、そして地中海のマルタへとつながっていくイメージを来場者に与えてくれます。
マルタはローマやフランス、イギリスといった様々な国に支配されてきた歴史があり、1964年にイギリスから独立した国であります。フランスの支配を受けていた歴史から、パンがとても美味しいことで知られています。マルタの美しい名所が映し出されたゲートの前には、すでに多くの人で行列が出来ていました。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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マルタパビリオンで待っている間にチェコパビリオンがライトアップ!めちゃくちゃ綺麗でした!
マルタパビリオンの館内を紹介します!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最初の展示はマルタ騎士団が使用した甲冑(1610年頃のフランス製)。
こちらの甲冑は左手に16世紀中頃にドイツで作られた軍用レイピアが持たせれており、馬上の騎士がまとっていた威厳ある姿を想像させてくれます。2015年にマルタで再発見され、京都の職人が約2年の歳月をかけて修復しました。ヨーロッパの甲冑はとにかく分厚く重厚なのが特徴です。
マルタ騎士団は巡礼者の保護と医療を目的として、十字軍の時代に誕生した修道会であります。現在はローマに本部を置いて人道支援を行っています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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次の展示はマジュマの石。
マジュマの石はクーフィー文字で美しく刻まれた追悼の祈りと死に関するクルアーンの一節が見られ、マルタにおけるアラブ支配時代を代表する重要なイスラム遺物の一つであります。こちらはレプリカですが、忠実にリアルに再現されています。
バレッタの家の中庭で伯爵ジャンタールによって記録されました。石材はローマ時代の石板を再利用したものであり、装飾が施されています。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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最後はマルタの魅力を凝縮した映像体験。
こちらの映像は湾曲した大型スクリーンを使用しており、ローマ時代から始まり、騎士団の登場、そして現代へと時代が流れていく構成となっています。マルタの歴史をざっくり振り返り、建築、宗教、交易、現代の都市生活が映し出されています。
マルタを旅しているかのような没入感になります!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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ウォータープラザで行われている水と空気のスペクタクルショー 「アオと夜の虹のパレード」。
水と空気のスペクタクルショー 「アオと夜の虹のパレード」は万博会場の南部にある「ウォータープラザ」で繰り広げられ、地球のすべてを見てきた水と空気に未来のヒントが、きっとあるいう想像から構想されたショーであります。幅約200メートル、奥行き約60メートル、ショーエリア面積約8,800平方メートルという巨大な舞台空間で、約300基からなる噴水や照明、レーザーが音楽と共鳴して幻想的な世界を創出します。
万博期間中、毎晩2回上演されています。子供にもわかりやすい内容となっているので、お子さんと一緒に楽しむ事も出来ます。昼間に会場を歩き回った疲れも吹き飛ぶ大迫力の水上ショーとなっています!幻想的で素敵でした!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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締めは万博の花火大会!
万博ならではの夏を楽しめました!2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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帰りの夢洲駅。
大阪メトロ 中央線 (4号線) 乗り物
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帰りの列車は混雑していました。夏パスの万博は最高の思い出になりました!
大阪メトロ 中央線 (4号線) 乗り物
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