2024年9月バルカン3ヶ国周遊　その13～セルビア・ヨーロッパの香り漂うノヴィ・サド

2024/09/14 - 2024/09/14

2024年9月。今年2回目の海外旅行はバルカン3カ国。モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビアと巡りました。これで訪れた国は83ヶ国になりました。

その13はセルビアの第二の都市、ノヴィ・サドへ。19世紀の建物が残る旧市街を散策。昼食後は、フルシュカ・ゴーラの丘にあるスレムスキ・カルロヴツィのワイナリーへ。テースティングを楽しんだ後、ベオグラード空港から帰国の途につきました。

・ノヴィ・サドへ
　　ペトロヴァラディン要塞（遠望）
　　ドナウ公園
　　自由広場・市庁舎（外観）・国立劇場（外観）
　　聖処女マリア教会
　　メインストリートのズマイ・ジョヴィナ通り
　　司教館（外観）と聖ジョルジェ大聖堂
　　昼食はPIVNICA・GUSANで
　　ベオグラード城門
・スレムスキ・カルロヴツィ
　　ジヴァノヴィッチワイナリー
　　街歩き；聖ペテロ・パウロ教会、市庁舎、ギムナジウム、ライオンの噴水、総主教の別荘、神学校など
・ベオグラード国際空港から帰国
　　
表紙写真は、ノヴィ・サドの聖ジョルジェ大聖堂内部

エリア ノヴィサド(セルビア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ワールドエアシステム

サヴァ川を渡ってベオグラードからノヴィ・サドへ向かいます。

左端はベオグラードタワー。

サヴァ川の反対側。

ベオグラード国際空港を遠目に

途中のガソリンスタンドは、ガスプロム。ロシアの会社ですよね。

広大な農地。点々とポプラ（かな？）。

ベシュカ橋でドナウ川をわたります。

左手の丘はフルシュカ・ゴーラでしょうか。

ノヴィ・サドに入ったようです。

ヴァラディン橋の向こうの丘の上に見えるのが、ペトロヴァラディン要塞。

ここから歩いて旧市街に向かいます。

ヴァラディン橋 建造物

ドナウ公園を抜けて。

ドナウ公園 広場・公園

聖処女マリア教会の横手にでてきました。

このあたりが自由広場です。
手を振り上げているのは、ノヴィ・サド市長だったスヴェトーザル・ミレティチの像。

奥は市庁舎です。

スロボデ広場 広場・公園

広場の奥に進むと、バレエダンサーの彫刻。マリーナ・オレンジナの像です。

その向こうに立っているのが、セルビア国立劇場。

ここで引き返して、自由広場に戻ります。

自由広場に面した、おしゃれな建物。

聖処女マリア教会、正面のファサード。

カトリックの教会です。

聖処女マリア教会 寺院・教会

中に入ってみます。

ゴシック様式の内部。

祭壇。

ステンドグラスも。

外に出て、後陣側から。

ノヴィ・サドのメインストリート、ズマイ・ジョヴィナ通りです。
歩行者天国になっていて、道にオープンカフェがせり出しています。

可愛らしい街並み。

ヨーロッパ、って感じですね。

振り返ると、聖処女マリア教会の尖塔が。

司教館と左奥は聖ジョルジェ大聖堂の鐘楼。

ヴラディツァンスキ ドゥヴォルとは、司教宮殿の意味。

ヴラディツァンスキ ドゥヴォル 寺院・教会

聖ジョルジェ大聖堂。

サボルナ クルクヴァとは「大聖堂教会」という意味。セルビア正教の大聖堂です、

サヴォルナ ツルクヴァ教会 寺院・教会

その前に立っているのは、18世紀にさかのぼる十字架。

ノヴィ・サドで最も古い（現存する）記念碑だそう。

聖堂の中に入りましょう。

華やかな中にも落ち着いた雰囲気の教会。

壮麗なイコノスタシス。

イコン。

横手にある祭壇。

天井の絵。

ステンドグラス。

聖ゲオルギウスのステンドグラスですね。

こちらは、イル・ハン国に嫁いだ東ローマ帝国の王女、デスピナらしい。

聖ジョルジェ大聖堂の鐘楼。

司教宮殿の前に戻ってきました。詩人ヨヴァン・ヨヴァノヴィッチ・ズマイの像。

ズマイ・ジョヴィナ通りから横の道を見たところ。

素敵な街並み。

ノヴィ・サド最初の2階建ての一つ「スヴォジナ」。

お昼は、メインストリートから路地に入ったところにあるPIVNICA GUSANです。

スープ

チキンのグリル

ランチョンマットもいい雰囲気です。

デザートには、プラム入りのドーナツがでてきました。

お店をでて、街をブラブラ。

かわいいショーケースですね。

Dunavska通り。

後ろ側はドナウ公園です。角を持つ少女像。

バスに乗り、ヴァラディン橋から要塞を眺めます。

反対側には、新ジェジェリ橋。1999年NATOの爆撃によって破壊され、2018年に新しくかけ直されたアーチ橋です。

要塞の時計塔。

ベオグラード門を抜けました。

しばらく行くと「ワイナリー」の表示。

スレムスキ・カルロヴツィのジヴァノヴィッチワイナリーです。

芝生の向こうに、ミツバチの巣箱も見えています。

下の扉の奥はセラーでしょうか。

建物の中は小さな博物館になっています。

ジヴァノヴィッチ一家の写真とか

賞状、昔の機械

教会の模型かと思ったら、これもミツバチの巣箱なんですって。

はちみつ製造から始めて、その後ワイン造りを手掛けるようになったのだとか。

古いワインのボトル。

ベルメットというのは、このあたり特産のスイートワイン。

当時のぶどう収穫の様子

かつての当主は、ミツバチに関する論文も執筆したそうです。

建物の外では、猫ちゃんがお出迎え。

セラーの見学へ。

地下のセラーに並ぶ木樽。

一番奥には、カビに覆われたボトルもありました。

セラー奥から入口方向をみたところ。

お楽しみのテースティングです。

古い写真を用いたワインラベル。

ワインのテースティングにあわせて、サラミやチーズなどのおつまみもでてきました。

はちみつのテースティングも。

ブティックもありました。

ワインだけでなく、

色んな種類のはちみつも売っていました。

ワイナリーを後にします。

猫ちゃん、バイバイ。

17世紀からはハプスブルク帝国に組み込まれていた、スレムスキ・カルロヴツィ。
セルビア正教会の大主教がこの地に住んでいました。

田舎町らしからぬ、立派な建物。

そうかと思うと、半分壊れたような民家のたたずまい。

ゆるやかな下り坂の向こうには、スレムスキ カルロフツィ正教会大聖堂の塔。

あちこちにワイナリーがあるようです。

古い家の残る街歩き、なかなかよかったです。

聖ペテロ・パウロ教会の前にたっているスズカケの木は、樹齢500年。

さらに街歩き。

崩れかけた家も風情があります。

ぶどうをモチーフにした窓飾り。

市庁舎と市議会議事堂

奥に見えるのはギムナジウム。
1791年に建てられた、セルビアで一番古い中学校とのこと。

ローマカトリックの聖三位一体教会

そのとなりには、セルビア正教の聖ニコラス大聖堂。

その前にある、四頭のライオンの噴水。

落ち着いた街並み。

噴水をアップで。

総主教庁。1848年から1920年まで、カルロヴィツィ総主教庁が置かれていました。

正面。歴史的建造物として登録されているそうです。

有名な神学者、アントニエ・フラポヴィツキの肖像が掲げられていました。

セルビア最古の神学校。聖アルセニエ聖職高等学校です。

立派な建物ですね。ここに住まいながら、神学を収めたのだとか。

すぐ向かい側にはショッピングモールも。

ぶどうの絵が描かれたベンチ。

スレムスキ・カルロヴツィを後にします。

見渡す限りの穀倉地帯を通って、ベオグラード国際空港へ。

ニコラ・テスラの愛称がついている空港。

ニコラ・テスラはセルビアで最も有名な人？

ベオグラード ニコラテスラ空港 (BEG) 空港

空港内でも、ニコラ・テスラに関するパネルが並んでいました。

ベオグラード国際空港からも、あちこちに飛行機が飛んでいますね。

モスクワやサンクトペテルブルク、カザンなど、ロシアの都市へも。

イスタンブールからの機内食１

バクーやタシケントの上空を飛んで、北京のあたりまで戻ってきました。

到着前の機内食。

１１日間の旅も無事終了です。