2024/04/02 - 2024/04/12
4550位(同エリア6830件中)
しるくんさん
2024年4月、くろねこツーリストのしるくんが行ったミラノ、フィレンツェ、ボローニャのタビ。
最終日、あとは飛行機に乗って帰るだけ♪と思ったら、まさかのボローニャ→ローマの国内線がナゾの欠航。
ええええ~。あと1泊なんてできないし、どうしても羽田行きの便には乗らなくちゃ!と、とりあえず列車でローマの空港へ移動することに…。
ローマ空港で、カウンターの担当者に頑張ってもらい、無事、予定通りの羽田行きに乗れました。ふう
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
4月2日 羽田空港からローマを経由し、ボローニャへ
4月3日 朝、ボローニャからミラノへ列車で行き、ミラノの建物探索
4月4日 リベルティ展を見に日帰りでトリノへ
4月5日 ホテルご近所の建物をウロウロし、フィレンツェへ移動
4月6日 木が繁る塔に登りたい!と日帰りでルッカの街へ
4月7日 マラソン大会の横を歩いてフィレンツェのリベルティ建物探し
4月8日 ドゥオーモも見ずにフィレンツェを後にしボローニャへ
4月9日 ボローニャ再び!でまたまた建物めぐり
4月10日 絵本展に行きしるくん人気者になる…!?
4月11日 国内線が欠航!とにかくローマへ行こう!と列車に乗り空港へ
4月12日 羽田空港に戻れてホッとひと息
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ITAエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5時に目が覚めてしまい、バスルームでメールでもチェックするか、と見たら、ITAエアウェイズからボローニャ→ローマ便が欠航するとのメールが。
えええええ~。
昨晩、9時半過ぎに、「欠航します」のメールが来て、続けて「翌日の便を用意したから、それで問題なければ何もしなくていいよ」といった旨のメールが来ていたのでした。まあ、昨晩気が付いていたら寝れなくなっていたので、朝気が付いてよかったかも…。
ITAエアウェイズの代替提案はよくないけど、英語で電話でやりとりするなんてとても無理だし、さてどうしよう。
友人Mを起こし、とりあえず、ローマ空港に列車で向かうことに。ググるとここから3時間ぐらいで行けるようだし。The Social Hub Bologna ホテル
-
こんな早朝だとフロントにヒトはいないかも…と思ったら、フロントマンにはとても見えない徹夜明けっぽいお兄さんが「チェックアウト?」と訊いてきたので、「YES!」とお答えして、無事ホテルをあとにしたのでした。ふう
中央駅がすぐそばでヨカッタ~。
東側を見ると気持ち明るくなってきたかな。ボローニャ駅 駅
-
次のローマ行きのトレタニアの切符を購入。あと、20分ぐらいあるので、そんなに焦らなくてもいいんですけど、名前とかアドレスの入力にちょっと焦ったりして。
今回は都市間を列車で移動してきたので、まあ、慣れた感はあったんですけど、これが初めてだったら、焦っちゃうよなあ。
ちなみに、ひとり67ユーロ。当日購入はきっと割高ですよね。 -
今回は、サクっと地上から地下2階→地下4階ホームへ降りられました。やっぱり北口は高速列車には便利…?
乗ったのは6:37発のフレッチャロッサ9601号。ナポリ行きです。 -
さすがに、朝早いと席はそこそこ空きも。
フレッチャロッサだと大半が対面になったボックス席で、席の背中合わせところにスーツケースが置けるのでとっても便利です。 -
なんだか、列車に乗り込んでほっと安心したらお腹空いてきた~。列車のBARへ行ってみよっと。
日本国内だと、もうこの手のは無いですからねえ。わくわく♪ -
え~っと。何があるかな~。
ここは、1番のメニュー「ぼんじょるの」ください!で。
パンはプレーンもしくはアプリコットで、甘い方を。ジュースはパイナップルと何かのミックスジュースだったのでミックスの方に。写真をよく見ると、オレンジかフルーツジュースかフルーツと野菜のミックスとなっているんですけど、オレンジとは言ってなかったなあ。ここでも世界的なオレンジ果汁不足の影響が…?
コーヒーはカフェORカプチーノと訊かれたので、カプチーノぷりーず。 -
イチオシ
お~、さすがコーヒーマシンがちゃんとしてる。
パンとジュースをカバンにしまって、カプチーノをこぼさないようにそろりそろりと自席まで戻ったのでした。
走行中に車両を移動するとやはりかなり揺れますね。 -
びん入りのジュース用にカップをくれました。カプチーノには、ここでも紙製のフタ。プラじゃないのかあ。ほう
これで5ユーロ。車内販売って割高な印象だったんですけど、それほどでもないかも? -
車内モニターによると、この列車はミラノ発で、ボローニャの次がローマ。ボローニャってやっぱり便利な場所なんですね。
このモニター、到着時刻の案内がイタリア語、英語、フランス語、中国語の4カ国表示。中国からの旅行者がやっぱり多いのかあ。へ~ -
ぼ~っと外を眺めながら朝ごはん。
緊張がほどけると眠くなりますね。いかんいかん。
ローマに近づくにつれて、いいお天気に。空がキレイ♪ -
ローマ駅に近づいてくると、壁面にいたずら書きが増えますねえ。
お、2階建ての在来線だ。車両に「97%リサイクル可能な電車」と書かれていました。HITACHI製です。へ~、この電車、扉の幅は日本の在来線と同じくらいなのに、1枚扉の片開きだ。真ん中から両側に開くんじゃないのか。 -
ローマテルミニ駅には定刻通り8:40に到着。
えっと、空港へは… -
構内を見渡せばすぐに空港行きの乗り場がわかるかと思ったら、そういうアイコンは別にないんですね。
改札にいた係員にエアポート行きはどこ?と訊ねるとあちら側、と写真の奥の方を指すのでした。まあ、行ってみよう。 -
電光掲示板を見ると、フィウミチーノアエロなんとか…の表示があるので、それかな。番線も出てるし、15分に1本はあるようなので、まずはチケットを買わなくちゃ。近くの券売機でぽちぽちと画面を押して購入。
在来線は名前やメールアドレスの入力は不要なので、カンタン!ですね。空港までは14ユーロ。 -
空港まではレオナルドエクスプレスと呼ばれる路線で。今度の車両は「jazz」かあ。イタリア国鉄は車両に音楽にちなんだ愛称をつけるんだそうで。ググっていたら「Rock」もあるとのこと。あれ~、どっかで見たなあRock。と思ったら、チンクエテッレの街を移動する時に乗った日立の車両がRockだった!なんだかすっきり♪
さすがに空港行きはスーツケース置き場も広め。
向かい合わせの座席はちょっと狭いかな~。向かいのヒトとひざが当たらないように気を使ったりして。 -
空港駅について、ITAエアウェイズの看板を持ったヒトがいたので、ターミナルを確認しようと「東京に行きたいんですけど」というと、ここでもチェックインできるから、と案内されたカウンターがこちら。
パスポートとか必要書類も取り出し、作業している途中で「このカウンターではできないので、ターミナルへ」と言われる。
まあ、そうですよね。かなり複雑なことになってますし…。
フツウのチケットなら、ここでチェックインすると、ここでスーツケースを預けられたりするのかな。チェックインだけ? -
ターミナル1をめざして、ずんずん歩きます。
こういう時に頭の中を駆け巡るのは「でっきるかな、でっきるかな、さてさてほほ~」という、のっぽさんとゴン太くんが出てくるTV番組の歌。小声で歌っちゃいますね。やはり。 -
「まだ、東京行きのチェックインカウンターが出てにゃ~い」
ちっと早すぎました。
フライトは14:55で、この写真だとまだ11時前。10時にはここに着いたので、座れるところを探して、交代で空港探索です。フィウミチーノ空港 空港
-
なんだかカワイイITAエアウェイズの施設。よく見ると壁には「Lounge Fantasia」の文字。ラウンジ…?
ググったら、ひとりで飛行機に乗る5歳から15歳の子どもが利用できるラウンジなのだそう。わ~、楽しそう♪ -
イチオシ
「これ、すごい車にゃの?」
何やら展示されておりました。パトカーだったのかな?アルファロメオという車らしいです。あ、今でも警察車両はアルファロメオらしいですね。へ~~ -
ここは特別な入り口。う~む。
アメリカとイスラエル行きの直行便に乗るヒトはここからセキュリティチェックなのかあ。
これって、それだけアメリカ行きとイスラエル行きはテロの危険性が高いからほかの行先とは別にして厳重にチェックする、ということですよねえ。おそらく。
なんだかなあ。もやもや -
11時半にはチェックインカウンターの番号が出たので行ってみると、TOKYO行きとDELI行きが交互の表示。ん~、違う行先が並んでいるのは若干不安な気も…。
いちおう、説明文を翻訳機で作っていったんですけど、最初のおね~さんはヒトの話を聞かず「パスポート」のひと言。でも手続きできず、あーだこーだしているうちに彼女の勤務時間が終了になったようで、隣りのカウンターに行って、ということに。ううむ
引き継いだおね~さんとベテランの係長といった雰囲気の二人で対応してくれ、そこで、予約が全て明日になっていることを認識。え~~~、そうだったのか!
「今日、どうしても東京行きに乗りたい。満席なのか?」「NO。努力中なので待ってて」といったやりとりを翻訳機を通して行ない、じ~っと待つ我ら。
引き継いでくれた彼女は、どこか地元友だちのワタナベちゃん似。不安そうにこちらが見ると、大丈夫です、という感じでニコっとしてくれる彼女を心の中でワタナベ、と呼んだりして。
45分ほどかかり、ようやく手続き終了。ようやく搭乗券を手にしました!ヤッタ~。
「ありがとう、あなたの笑顔はステキですね」と「ワタナベちゃん」に伝え、カウンターをあとにしたのでした。
ITAエアウェイズは二度と使うか!と思いましたけど、カウンターの女性の対応でイタリアをキライにならずに済みました。 -
チェックインし、スーツケースを預けたら身軽になって、とっととセキュリティチェックへ。ここは、スマホやパソコンを出さなくていいだけじゃなく、液体もわざわざ見えるように出す必要がなかった~。
案内を見ると東京行きはEゲート。めざせE! -
Eゲートに行こうとすると、自動的にパスポートコントロールに行けて出国完了。
-
もう1時だ。お腹空いた~、と前回も来たこちらのカフェで一休み。
-
イチオシ
最後のさいごまで甘いクロワッサン♪
ここのはレモン風味のカスタードクリーム入りでした。んまい
パンとカフェラテで4.20ユーロ。空港でカフェラテ2ユーロは安いかな。
あ~、やっと一息つけた~。ふう
FARINELLA -
ゲートに向かうところで、アイス屋さんのトラップが…!
友人Mが有名なアイスクリーム屋さんVenchiに吸い込まれた~。時間ある?大丈夫?と思いつつ、にっこりアイス2つを盛ったコーンを掲げるM。
よかったねえ。
VenchiはAゲートとEゲートにあるようです。いや~、危険だ。ヴェンキ (フィウミチーノ空港店) 専門店
-
「2時過ぎには機内に入れたよ」
新たに割り振られた座席は48時間前にチェックインした席よりも3列ほど前で通路側から2席。当初の窓から2席よりいいかな。 -
席に着いて辺りを見渡すと、ほぼ日本人ではないみなさん。
ず~っと周りの人としゃべりどおしで、なんか後ろの方を気にしてるし。え?このまま12時間しゃべりどおしじゃないよね。
3時過ぎには動き出したかな。
ローマからナポリあたりまで南下し、そこから東へ。行きよりちょっと南ルートですね。 -
出発して1時間半、ギリシャ上空あたりで1食目。
ジャパニーズORイタリアンで、ジャパニーズを選択。メインは鶏の照焼きです。
すんごい発酵臭がしていて、何がにおってるの…?と思ったら、においの元はご飯の左にある大根の漬物でした。え?たくわんってそんなににおう?と思ったら味噌漬で、味噌が温められて出したにおいだったもよう。
マズくはないんですけど、こういうにおいって、機内食でどうなのかなあ。 -
何度見てもえ?と思う飛行予定経路。そんな北東には行きません。よ。
帰りはイタリア→アルバニア→ギリシャ→トルコ→ジョージア→アゼルバイジャン→カスピ海→カザフスタン→中国→韓国で日本というルート。カスピ海からカザフスタンあたりが揺れた~~~~。コワっ。
話題の「オッペンハイマー」もやっておりましたが、頭を悩ませたくないなあ、と「バービー」とか笑える映画を見たり、アニメを見たり。結局3本見たかな。
途中でギャレーからサラミの挟まったサンドイッチと飲みものをもらい小腹を満たしました。 -
韓国を出たあたり、羽田まであと1時間半というところで2食目。カート3台、5人で配ってたんですけど、5人のうち4人が男性。ほ~。日系の航空会社じゃ考えられないかも。何ででしょうねえ。
ごはんはトマトとチーズとバジルのフォカッチャと温められたクロワッサン、くるみ、シリアルバー、ビスケットという内容。あ~、飲みもの、飛ばされた!うくく。しょうがないもらいに行こうとギャレーへ行きました。も~。
15分ほど定刻より遅れて到着。
入国審査の自動ゲートは日本人のみで、待ち時間ゼロ。乗ってた便もほとんど日本人乗ってなかったですしねえ。
ターンテーブルも我らのスーツケースが出てきた頃でも日本人でないみなさんはまだここまで到達できず、でした。動線が今ひとつなのかな。 -
空港から電車に乗っていると雨…。かさは持っているけど、スーツケースの奥底だし、最寄り駅から自宅までは15分以上歩くのに…。と心配していたら、どうにか止んだ~。ホっ
あ♪まだ桜も残ってた~。出発時には一分咲きぐらいだったので。お花見できてヨカッタ。
思い返すに、今回のような欠航に巻き込まれたらどうするのがベストなんでしょう…。ITAエアウェイズからのメールには、旅行会社を通してチケットを買った場合はそちらへ連絡を、となっておりました。今回は直接ITAエアウェイズのサイトで買ったので、直接カウンターでの交渉でヨカッタんでしょうけど、これも悩ましいところです。う~~む。 -
こちらはお土産の皆さん。下に敷いてあるのがフィレンツェで買ったブロックプリントの紙です。リベルティ建物の資料も手に入ってわ~~い♪です。チョコ多めです。大事に食べていたら、日本の暑さにすぐにえええ~!なことになっていました。とほほ
ニュースではロシアやパレスチナの戦争でどんな被害があったかを報道しない日はなく、旅行なんて行ってていいんだか…な気にもなることも。でも、タビでいろんな背景のヒトを知り考えることで、ちっとでも争わない世界に貢献できれば、と思うのです。
一刻も早く、世界のヒトビトが安全にタビを楽しめるように、そしていつまでもタビができる世界でありますように。
ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。アールヌーボー建物紹介はブログにも載せていますので、よろしかったらそちらもどうぞ。建物写真、さらに多めです。
タビノソラ 黒猫しるくんと行くアールヌーボー探しのたび by くろねこツーリスト
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旅行記グループ しるくんとイタリアで国際絵本展(BCBF)とアールヌーボー探しのタビ 2024春
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