2023/06/23 - 2023/06/25
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赤い彗星さん
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福島以北の東北は、学生時代や若い頃に何度が訪れて以来、随分とご無沙汰している地域でした。
その中でも青森県は、友人たちと車でよく北海道に行っていた時に、何度も行き帰りで通過した県でしたが、十和田湖周辺しか観光したことがなかったため、長年再訪したいと思っていました。
丁度、梅雨の時期だったこともあり、出発地の羽田も到着地の青森も生憎の雨模様。青森空港から空港バスで弘前に向かい、断続的に雨が降る中、弘前城周辺から散策を始めました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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羽田から、雨の青森空港に到着。
学生の時以来の久々の青森は、梅雨の時期ということもあり、滞在期間中は連日本降りの雨予報。。青森空港 空港
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空港では、小さめのねぶたが観光客をお出迎えしてくれます。
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煎餅屋の店主?のねぶた。
普通の髪型なのかもしれないけど、アフロ風に見える。 -
青森空港から、空港バスで弘前駅までやってきました。
弘前駅から、循環バスに乗って弘前城方面に向かいます。弘前駅 駅
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循環バスを市役所前バス停で下車。市役所や弘前城前に位置している弘前市立観光館にやってきました。
弘前市立観光館 名所・史跡
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弘前では、ねぶたではなくねぷた祭りなんですね。知らなかった。
青森ねぶたとは造形の違うねぷたですが、大きな武者の迫力はさすがです。
藩祖出陣ということで津軽統一を果たした津軽藩初代藩主の津軽為信が、出陣している風景を描いたねぷたが展示されていました。 -
青森と云えばリンゴだけど、その中でも生産量日本一は弘前市なんだ。
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これも小さなねぷたかな。メキシカンレスラーの覆面のようだけど、きっと金魚でしょうね。
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弘前市立観光館のすぐ横に建っているレトロな西洋建築物は、旧弘前市立図書館です。明治39年(1906)に日露戦争の戦勝を記念して建てられ、昭和6年まで市立図書館として利用されていた建物で、無料で見学が可能です。
旧弘前市立図書館 名所・史跡
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こちらは八角塔の一階部分。小さな教室のように木造の机と椅子が置かれていました。
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館長室のような造りですが、部屋の看板には図書室と書かれていました。
こんな重厚な机で図書を読んでいたのかな。 -
旧弘前市立図書館の裏手に建っている旧東奥義塾外人教師館。
弘前藩の藩校であった「稽古館」を母体にして、青森県最初の私学校として、明治5年に開校した東奥義塾。東奥義塾に招いた外国人教師の住居として建てられた建物です。旧東奥義塾外人教師館 美術館・博物館
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サンルームには、小さな椅子が置かれ、ブランコがぶら下がっていました。
日本の住居ではあまり見かけないと思いますが、歴史的建築物の洋館では、サンルームをよく見かけますね。特に積雪の多い地域なので、利便性が高かったと思います。 -
書斎兼応接室かな。
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広々としたリビングルーム。
窓も多くて明るいので、家族で過ごしやすそうな部屋です。 -
こちらの住宅で暮らしていたアレキサンダー家の家族写真が展示されていました。
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旧弘前市立図書館と旧東奥義塾外人教師館の裏手にある広場には、弘前市内に存在した特徴的な建物のミニチュアが立ち並んでいます。(一部の建物は現存。)
こちらは大正12年に建てられた弘前市公会堂。 -
明治22年に建てられた菊池薬局。
建物に掲載されている金看板は、実際に一枚板に金箔を貼ったものだったそうです。パット見た目、歌舞伎座などの芝居小屋かと思いました。 -
現存する弘前昇天協会聖堂。
煉瓦を積み上げたゴシック様式の建物でプロテスタント系の教会です。 -
このような形で広場の通路脇に多くのミニチュアが立ち並んでいます。
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弘前市立観光館や歴史的建造物が建っているスペースの中で、最後に旧東奥義塾外人教師館前の山車展示館を訪れました。
雨が本降りだったので、観光場所が一ヵ所に集まっていて助かりました。山車展示館 美術館・博物館
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和徳山車 米山と名付けられた、特別な年に運行される米俵が積まれた山車。米俵の頂上には、農業神・商工神の稲荷様の神使である狐が乗せられているそうです。過去5回運行されたことがあるようで、数年から数十年に一度しか運行を目にすることが出来ない山車のようです。
・明治39年 藩祖為信公300年祭
・昭和24年 弘前市制60周年記念
・昭和31年 藩祖為信公350年祭
・昭和57年 山車運行300年を記念したきくともみじ祭り
・平成元年 弘前市制100周年 -
津軽剛情張大太鼓と呼ばれる巨大な太鼓。
弘前ねぷた祭りでねぷたの先陣を切って出発し、大音響を奏でる50人引きの大太鼓です。 -
ふたまた大根が乗った、大根山と名付けられた山車。
ふたまた大根は、聖天さま(歓喜天)を表していて、夫婦和合・家内安全・善事成就などのご利益がある神様として、篤い信仰を集めていたそうです。 -
山車の上で相撲を取っている七福神の福禄寿と大黒天。
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道成寺鐘巻と名付けられた山車。
和歌山県の道成寺に伝わる「安珍と清姫」の物語が題材になっています。
修行僧の安珍に恋をした清姫の強すぎる想いが執念となって、清姫は大蛇に変身してしまいます。逃げる安珍を追いかけ、道成寺の鐘の中に隠れた安珍を最後は鐘ごと焼き殺してしまうという、結構凄まじい物語です。
和歌山県で少年時代を過ごしたので、地元に伝わる昔話として非常によく目にした物語です。 -
中国の三大奇書の一つ「水滸伝」で梁山泊に籠る108将星の中でも中心人物の一人、花和尚のあだ名を持つ「魯智深」のねぷた。
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こちらも水滸伝の中心人物の一人、九つの龍の刺青を入れていることから、九紋龍のあだ名をもつ「史進」のねぷた。
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弘前市のキャラクター「たか丸くん」の石像。
初代津軽藩主の津軽為信が被っていた兜を模したものに弘前城がのっています。 -
弘前城公園の南西に位置していて、道路を挟んだ向かい側にある藤田記念庭園を訪れました。
藤田記念庭園 公園・植物園
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門から中に入ると、左側に大正浪漫喫茶室と名付けられた洋館が建っていて、食事などを摂ることが出来ます。
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藤田記念庭園の説明版。
庭園は有料ですが、喫茶室や和カフェは入場無料で利用できるようです。 -
入園料を払って、庭園を散策してみます。入園料は320円です。(2023年当時)
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藤田記念庭園は、高台部と低地部に分かれた高低差のある庭園です。
高台部には、洋館や和館などの建物とこちらのように背の高い植物が植えられています。樹齢約200年のシダレザクラも植えられており、桜の季節には庭園に彩りを加えているようです。 -
先程の説明版で和館と記されていた建物です。
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滝に架かる朱い欄干の端を渡って、庭園を下っていきます。
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橋の上から、低地部の庭園を眺めた風景。
低地部は、池泉回遊式庭園になっていて大きな池と花菖蒲園、梅園などが配されています。 -
先程渡った橋を下から眺めた風景。
滝も水の流れが白く見えるように、石が配置されているようです。 -
弘前市出身の藤田謙一氏が、東京から庭師を招いて造園した庭園です。
実業家として成功した藤田氏は、事業で得た利益を出身地の弘前市発展のために惜しみなく注ぎ込んだそうです。弘前市での事業を指揮するために建てた別邸が、現在の藤田記念庭園となったそうです。
お城の隣の広大な庭園なので、最初は大名庭園かと思っていました。 -
6月後半ですが、関東とは花の時期にかなり差があるようで花菖蒲が満開でした。
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蕾でもなく、しおれているのでもなく、本当に丁度いいタイミングで庭園を訪れたようです。
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庭園散策中に雨が止んだので、今のうちに歩く距離の長い場所に行っておこうと、弘前城ではなく長勝寺に向かう事にしました。
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禅林街に至る道に建っていたレトロな建物。
弘前市の消防団屯所として利用されているようです。 -
この門の先には長い直線道路が連なっており、両脇には三十三の曹洞宗寺院が並んでいる寺院街になっています。
禅林街 名所・史跡
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門を抜け禅林街を進みだすと、すぐ左手に建っている栄螺堂。
会津若松の栄螺堂は中を見学する事が出来ましたが、こちらの栄螺堂は外観のみ見学可能です。栄螺堂(蘭庭院) 名所・史跡
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直線道路の正面には、禅林街の中心寺院である長勝寺が鎮座しています。
両脇には、弘前城の裏鬼門に当たる西南の守りとするために、津軽一円から集められた禅宗寺院が立ち並んでいます。 -
徐々に長勝寺の山門が、大きく見えるようになってきました。
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津軽家の菩提寺として、禅林街の最奥に位置している長勝寺に到着。
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長勝寺横の広場には、巨大な忠霊塔が建っていました。
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禅林街の中で一際目立つ建物となっている重要文化財の三門。
寛永6年(1629)に二代目藩主の津軽信枚により建立されました。長勝寺 寺・神社・教会
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境内側から見た三門。
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鐘楼にぶら下がっている銅鐘には、嘉元4年(1306)年の銘が残っており、嘉元の鐘と呼ばれていて重要文化財に指定されています。
元寇の際に幕府を支えた有名な8代執権・北条時宗の息子、9代執権・貞時により寄進されました。 -
慶長15年(1610)に建立された重要文化財の本堂。
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本堂の右側に連なっている重要文化財の庫裏。
弘前城築城まで、津軽氏の拠点であった大浦城の台所を移築したものと云われています。本堂を含めた建物内への入場は、こちらの庫裏の玄関が入場口になっています。 -
庫裏の入口をくぐると、黒い板敷の間が現れます。
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長い廊下と土間が連なる本堂内部。
拝観通路となっている土間は、2006~2008年に行われた大修理で復原されたものです。 -
庫裏の向かい側に建っている蒼龍窟。
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蒼龍窟内部の厨子堂。
寛永15年(1638)に3代藩主の信義が、岩木山神社拝殿内部に建立したもので、百澤寺の本尊が祀られていました。明治の神仏分離令により、百澤寺が廃寺となったため、長勝寺に移築されたものです。 -
長勝寺の奥にひっそりと佇む、津軽家の霊屋。
長勝寺は、藩祖が祀られている津軽家の菩提寺で、2代、3代、6代藩主と初代、2代正室の霊屋が並んでいます。 -
禅林街に至る道筋の角に立地している田沢食堂さんで昼食を頂く事にしました。
田沢食堂 グルメ・レストラン
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朝から歩き回っているので、中華そばだけだと足りないかもと半チャーハンも頼んだら、中華そばには麺がたっぷり。普通のラーメン屋の大盛より多いのではと思うぐらいの量でした。美味しいラーメンとチャーハンを食べて、想定以上にお腹一杯。
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