2023/06/23 - 2023/06/25
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赤い彗星さん
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豪雨に見舞われた弘前を離れ、青森に移動してきました。
青森も雨が降り続いていましたが、駅近くのねぶたの家ワ・ラッセが
まだ営業している時間帯だったので早速見学。
迫力ある多数のねぶたを見学出来て、大満足な時間を過ごせました。
青森最終日は、駅からバスで三内丸山遺跡に向かい、
青森駅に戻った後は、青函連絡船・八甲田丸を見学してから、
青森を後にしました。
どの施設も見ごたえがあり、楽しむことの出来る施設でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
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弘前から青森駅に到着。
豪雨は治まりましたが、依然と強い雨が降り続いています。青森駅 駅
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青森駅から、歩いて5分も掛からない場所にある「ねぶたの家 ワ ラッセ」にやってきました。
ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館
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入口を入るとド派手なリンゴのねぶた。
大きなものではないですが、入口を入ってすぐの場所にあるので無料で見ることが出来ます。 -
帝釈天と月の兎と名付けられたねぶた。
こちらもねぶた祭りで街を練り歩くものより、小さなねぶたの展示物です。 -
光の道しるべと名付けられたねぶた。
チケット売り場では、青森港に係留されている八甲田丸との共通入場券を購入。 -
通路の天井には、多数の金魚ねぶたがぶら下がっています。
灯籠代わりに使用されているものだそうです。 -
ねぶたに関する色々な説明がなされているゾーンを過ぎて、大きなホールになっている場所に進むと、過去にねぶた祭りに使用された巨大なねぶたが現れます。
初めてねぶたを間近に見ましたが、これほど大きなものなのかと驚きました。
大きさもさることながら、武者や人物の表情が豊かで迫力十分なねぶたは、動いていなくても芸術品として見ているだけで楽しむ事ができるものでした。 -
琉球開闢神話と名付けられたねぶた。
アマミキヨとシネリキヨという神様が、天帝様に瑠璃色に輝く美しい星で島造りをするように命じられた国生みの神話が元になっています。 -
鬼の横で羽ばたく無表情な蝙蝠が、妙に味があって可愛らしい。
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牛若丸と弁慶。
二人が出会うきっかけとなった京都の五条大橋での決闘が元となっています。 -
憤怒の形相で大薙刀を振るう迫力ある弁慶像。
地元の生んだ英雄(諸説あり)なので特に思い入れがあります。 -
八大龍王を表現した龍王と名付けられたねぶた。
八大龍王のうち難陀龍王と沙が羅龍王が描かれていますが、龍王の豪快でいて余裕のある笑みを浮かべている表情が何とも言えません。 -
田村麿 悪鬼高丸を滅すと名付けられたねぶた。
坂上田村麻呂が、東北へ遠征した際に蝦夷の棟梁・高丸を倒しましたが、その後も高丸の霊気が襲い掛かってきたので切り払っている場面です。 -
ねぶたで描かれた武者の顔だけ、壁にずらりと展示されているゾーン。
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現在のように針金が使われる前に、骨組みに竹を使っていた頃のねぶた。
昭和に入り電球が使われるようになる前は、ロウソクを使った人形燈籠だったそうです。 -
真っ赤な天狗が、ピースサインを決めているようにも見えるねぶた。
心なしか天狗の表情も得意げに見えます。
前年度に賞を受けたねぶたを中心に展示されているようだったので、再訪する機会があれば、また違ったねぶたを見る事ができそうです。 -
夕食を摂るために、宿泊したホテル近くの「味の札幌 浅利」さんにやってきました。青森以外では聞いたことの無い「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べようと事前にリサーチしていました。
強い雨が降っているにも関わらず、行列も出来ていました。味の札幌 浅利 グルメ・レストラン
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開店直後に訪れ、それほど並ぶことなく入店できました。
食べたことのないジャンルのラーメンとして、食べる前は味噌カレー牛乳ラーメン味のイメージが分かるような分からないような。
まずはスープを一口。おいしい・・・カレー味も味噌味もしっかりしているのに、どちらかが強すぎる事もなく、牛乳でまろやかになっていてコクもある。
個人の好みはあると思いますが、非常に美味しいラーメンでした。
また青森に来た際には、ぜひ食べたいと思います。 -
翌朝の青森最終日。
生憎の天気ですが、学生時代に車で北海道に旅行した際に何度も見かけていた青森ベイブリッジ。駅のすぐ横にあるとは知らなかった。 -
青森駅前ビーチ前の広場に置かれたリンゴのベンチ。
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最近は、世界中の都市に記念撮影用の都市名看板が設置されていますね。
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青森駅から、バスに30分揺られて三内丸山遺跡にやってきました。
特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡
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開館時間の少し前に到着したので、遺跡が開場するまで入口前に置かれたベンチで待っていました。
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三内丸山遺跡のポストには、埴輪や高床式倉庫などのシールが貼られていました。
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縄文時遊館の入口を入るとすぐに、ベンチ横に置かれた巨大な縄文式土器のレプリカが目に入ります。
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このゾーンのすぐ横には、縄文時代を模した服がハンガーに掛けられているので、縄文風の服を着て、三内丸山遺跡のマスコットキャラクター「さんまる」と記念撮影できるスペースも設けられています。
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五千年前にこの場所に存在していた縄文集落の復元模型。
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縄文時代の生活が再現されています。
釣りをしたり、弓で狩りをしている様子が現わされています。 -
発掘された縄文式土器が、陳列棚に所狭しと並んで展示されています。
当時の人は、当たり前のように土器を作る事が出来たのかなあ。
埴輪は作成する工房があったようですが、土器造りや狩猟など、集落単位で分担が決まっていたのかもしれないですね。 -
竪穴住居での生活を再現した復元模型。
採集した栗や木の実などを土器で調理している最中です。 -
あまり見たことがない、石斧のような形をした土偶。
三角型土製品は、現在も何に使われていたか分かっていないようですね。
土器の模様付けとかかな。 -
研究や修復が進められている夥しい数の縄文土器群。
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頭蓋骨を基に復元された縄文人の胸像。
特殊な髪型や服装でもしていない限り、現代人に交じって街を歩いていても全く違和感は感じないですね。 -
縄文時遊館の見学を終えて、屋外施設の見学に向かいます。
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大人の墓の周りを石で囲んだ環状配石墓跡。
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広大な敷地に縄文時代の建物が並んでいるのが見えています。
三内丸山遺跡は、約1,700年もの長期間、大規模集落が継続して存在していたそうです。 -
6月後半ですが、三内丸山遺跡にはレンゲやタンポポが咲いていました。
5,000年前と大きく風景は変わらないかもしれないですね。 -
高床式倉庫かと思ったら、掘っ立て柱建物との説明書き。
住居用の建物ではないようですが、竪穴式住居より快適に過ごせそうに思います。ただ構造的に火が焚けないのかな。 -
こちらも掘っ立て柱建物群の一つ。高床式倉庫とは呼ばないのか。。
使用用途が明確になっていないのかもしれないですね。
入口が横ではなく、建物中央の真ん中下部にあり、階段を立てかけて出入りに利用していたようです。 -
遺跡の中で最も高い建物、大型掘立柱建物。
屋根が付いていたかどうかについては、色々な説があることから、屋根を付けていないそうです。 -
大型掘立柱建物跡。
実際にここにあの巨大な柱の建物が建っていました。
穴の中からは、直径1Mの栗の柱が見つかったそうです。
島根の出雲大社でも、古代の建物の柱の根元が残っていたのが発見されていますね。 -
三内丸山遺跡のイメージ写真は、この大型掘立柱建物と大型竪穴建物が一緒に写っているものをよく見かけます。
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大型竪穴建物。
集落の中央に建てられていた遺跡内で最も大きな建物です。
(この建物は、別の場所に復元されています。) -
大型竪穴建物の内部。床面積も広いですが、天井も高い建物です。
住居、集会場や共同作業場などの色々な説があり、特定はされていないようです。 -
遺跡内に3箇所確認されている盛土。
建物を建てる時に出る土やゴミ、壊れた土器や石器などを、同じ場所に継続して捨てていた場所です。 -
天気の悪い時の屋外見学では、靴が汚れないように長靴の貸し出しもしてくれるようです。
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十字架のような形状の土偶。
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ムンクの叫びのような表情の土偶レプリカが、拡大されてベンチの後ろに飾られていました。
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三内丸山遺跡から、再度バスに乗り青森駅まで戻ってきました。
駅前の青森市観光交流情報センター横のコインロッカーには、ねぶたがデザインされています。 -
青森駅前ビーチ横に係留されている八甲田丸の見学に向かいます。
列車を格納して津軽海峡を往復していた鉄道連絡船なので、船へと繋がる当時の線路の一部も残されています。 -
船尾から列車を積み込んでいたので、駅方面から船に向かうと後ろ向きです。
青函連絡船 八甲田丸 乗り物
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八甲田丸の側面に設けられた入口に向かいます。
入口は、2階の船楼甲板に設けられています。 -
眉毛もまつげも整えられたおめめぱっちりの雪だるまキャラクターが、入口でお出迎え。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館
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当時のリンゴの露店売りが再現されています。
これ個別に1個単位で買えたのかなあ。箱買いだと買える人も持って帰る人も限られるので、陳列棚代わりの木箱なんでしょうね。
表情豊かなマネキンさん。 -
当時の列車と青函連絡船の時刻表と運賃表。
二等運賃は、三等運賃の倍以上の値段ですね。 -
当時のキオスクの再現。
待合室の一角にあり、土産物や新聞・雑誌、タバコなどを売っていたようです。
現在の何倍も時間の掛かる旅程だったでしょうから、暇をつぶせるものは必需品だったでしょうね。 -
お土産は、りんご羊羹や飴、餅などが並んでいます。
現在より喫煙率が高く、どこでもタバコが吸えた時代なので、タバコの売り上げも良かった気がします。 -
魚の加工品などもほとんどなかった時代でしょうから、魚を食べる時は1匹丸ごとが当たり前だったのかな。
ほっけや毛ガニ、筋子や白子が陳列されています。
魚が減ってしまった現在よりも、大ぶりな魚が並んでいたんだろうな。 -
東京で生まれた石焼き芋は、北国からの冬の出稼ぎ仕事の一つとして、東北の方などがリヤカーを引いて行商することが多く、非常に繫盛したそうです。
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まだ鉄道連絡船が導入される前の青函連絡船の一つ。
フェリーでもなく、小型~中型の船なので、多くの人員や物を輸送するのは難しかったでしょうね。 -
当時のグリーン船室で使用されていた客席の一部も残されていて、座り心地も楽しむ事が出来ます。
写真だと伝わりませんが、年季の入った椅子で所々確実にくたびれつつあるので、大切に使用しないといけないですね。 -
八甲田丸のブリッジ。
船の前面を見渡す事が出来るように広い視野が取られています。
機器だらけということもなく、何もないスペースが多くの面積を占めています。 -
甲板は白く塗装されているため、昼間は曇り空でもかなり眩しく感じます。
これが快晴だと、ますます目が開けていられない状況になりそう。
煙突を登ると展望台になっています。 -
八甲田丸から、眺めた青森市街。
晴れていれば、岩木山なども良く見えたでしょうね。 -
青函連絡船1階の車両甲板。約80年もの間、本州と北海道間で車両を運んでいました。古い客車も展示されています。
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船室部分は壁などで区切られているので特別な広さや大きさは感じませんでしたが、列車格納庫部分は大きな工場のような空間でさすがに広さを感じます
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昭和63年3月の青函トンネル開通と同日に、青函連絡船は、鉄道連絡船としての役目を終えました。
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青函連絡船の機関室。船の心臓部分ですね。
ディーゼル駆動の発電機が並んでいます。 -
後ろから側面に廻って入場したので、最後に前面から八甲田丸を眺めてみました。
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空港へのバスの時間までまだ余裕があるので、駅から歩いて10分程の場所にある青森県観光物産館アスパムまでやってきました。
青森県観光物産館アスパム 名所・史跡
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弘前駅ではポストの上にリンゴが乗っていましたが、青森のアスパム前のポストにはねぶたにデザインされている武者が乗っています。
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アスパム2Fに展示されている妖精「いくべぇ」。
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青森駅前ビーチ横のA-FACTORYで購入したアップルパイ。
青い海公園のベンチで、眼の前に拡がる青森港を眺めつつ、涼しい風にも吹かれながら、美味しく頂きました。
折角青森県に来たのだからと、弘前でもアップルパイを食べましたが、本当に美味しくてハマってしまいました。次青森を訪れた際には、また別のお店のアップルパイも食べてみたいと思っています。 -
青い海公園からは、先ほど見学した八甲田丸が対岸に係留されているのを見る事が出来ます。
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青い海公園は、青森観光物産館アスパム裏に大きく広がっている開放的な公園でした。
青い海公園 公園・植物園
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