2023/06/23 - 2023/06/25
105位(同エリア204件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
岩木山神社参拝後、弘前市内を観光してから弘前駅に到着。
弘前駅から弘南鉄道弘南線に乗り、黒石方面に向かいました。
黒石に行ってみたかったのですが、時間の関係もあり、
津軽尾上駅で下車し、盛美園を見学することにしました。
清藤氏書院庭園見学の際には、盛美園を造園した
鎌倉時代から続く清藤家の末裔の方に色々と説明もして頂き、
貴重な時間を過ごせました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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弘南鉄道の弘前駅から、弘南線で北上します。
弘前駅の構内に展示されていたこけし灯ろう。
弘南鉄道弘南線の終着駅・黒石の工芸品なんですね。 -
ほぼ1時間に1本のペースで弘南線は運行されています。
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黒石駅に行こうかどうか迷いましたが、途中の津軽尾上駅で下車。
津軽尾上駅舎内にもこけし灯ろうが展示されていました。 -
津軽尾上駅の駅舎。徒歩で盛美園に向かいます。
津軽尾上駅 駅
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津軽尾上駅から、歩いて10分程の場所にある盛美園に到着。
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大きな入口から、園内に入場します。
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少し進んで行くと左手に大きな建物が。
こちらの建物では、清藤氏の末裔の方が現在も居住しており、見学には事前連絡が必要との事。事前のリサーチ不足でこちらの建物は認識しておらず、特に事前連絡は出来ていなかったのですが、見学可能か確認させて頂く事にしました。 -
扉を開けて「ごめん下さい。」と声を掛けましたが、特に反応なし。
恐る恐る入口の障子を開けると、奥の台所で寛いでいらっしゃる所でした。
私の声が小さすぎたようでご迷惑をお掛けしましたが、突然の訪問にも関わらず、快く見学を許可して頂きました。 -
清藤氏邸宅は、明治6年(1873)に建築されました。
現在も清藤家の方が住宅として使用されていますので、一部の部屋と庭園を見学用に開放してくれています。 -
清藤氏のご先祖様が、鎌倉時代に津軽にやってきたきっかけが絵で説明されています。
鎌倉幕府執権の北条時頼に仕えていた清藤次郎盛秀が、時頼の側室であった唐糸御前の都落ちの際に、警護役として津軽安東氏まで送り届け、そのまま津軽地方で暮らすことになりました。 -
津軽地方の郷士であった清藤氏邸宅に逗留した公卿により、大石武学流庭園が造園されたり、多くの文化人との交流によるものと思われる多くの美術品も展示されていました。
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清藤氏は、子々孫々約800年もの間、津軽地方で暮らしてきましたが、かなり大変な時期も多々あったようです。
津軽氏と南部氏の争いに巻き込まれそうになり、中立を保ったため生き残る事が出来ましたが、親交のあった他家は争いに巻き込まれ滅亡してしまったり、第二次世界大戦後の農地改革で広大な農地を取り上げられたため、急に収入を失ってしまった話など、色々と聞かせて頂きました。 -
清藤氏書院庭園は、大石武学流の様式で作庭された枯山水庭園です。
盛美園は別邸の庭園で、こちらは盛秀園と名付けれています。国指定名勝 清藤氏書院庭園 寺・神社・教会
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清藤氏邸宅の奥に位置している建物が、盛美園の入場口になっています。
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建物の中は、盛美園への入場受付兼休憩所として、かなり広めのスペースが確保されています。
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庭園への入口となっている小さな門。
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盛美園は、清藤家24代盛美が小幡亭樹宗匠を招いて、約9年かけて作庭した池泉枯山水回遊式庭園です。京都の無隣庵、青風荘と並んで、明治時代に作庭された庭園の中で三名園に数えられています。
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盛美園内の数少ない建物の一つ盛美館。
1階が和風、2階が洋風の和洋折衷の建物です。
2階の洋風建築部分の方が明らかに大きく、庇というより大きく屋根が突き出ているため、かなりアンバランスな造形に見えます。盛美館 名所・史跡
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真の築山と名付けられた築山には、小さな四阿(あずまや)が置かれています。
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四阿から、盛美館の方向を眺めた風景。
かなり広い庭園であることが伝わるかと思います。
庭園中央に砂利で現した枯池と水を湛えた池泉の二段方式の池が配置されています。 -
盛美園は武学流の庭園で、明治時代に津軽地方で盛んに造られた様式というこです。武学流は、江戸時代初めに都落ちした公卿が、仏教と古神道を取り入れて作庭したのが始まりと云われています。
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夏真っ盛りの時期という事で、草木の勢いが強く緑が生い茂っていますが、季節が変われば、また違う風景を見せてくれるのだと思います。
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石灯籠の上にアフロのように覆いかぶさっている葉が印象的。
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石の上にポツンと置かれていた置物。
中華風の給水機なのかな。 -
盛美館の裏手にひっそりと佇む御宝殿。
こちらは内部は撮影禁止で係の人立ち合いで見学可能な場所です。
盛美園への入場時に御宝殿の見学時間を教えてくれるので、入口前に集合すれば見学出来ます。御宝殿の中には、豪華絢爛な清藤家の位牌堂が安置されています。 -
盛美館内の庭園の配置を図で説明してくれている展示品。
葉の勢いが強く見る事は出来ませんでしたが、借景として岩木山も見る事が出来そうですね。 -
盛美館は、和風建築の1階だけ見学可能で、洋風建築の2階は非公開です。
こちらは1階の客間。庭園を鑑賞したり、賓客を迎える際に利用されていました。窓には蜘蛛の巣模様の装飾が施されています。 -
部屋の中央に囲炉裏が設けられた居間ですかね。
広すぎる邸宅より、これぐらいの部屋の方が落ち着きます。 -
色が見慣れた赤ではないので大きな水道管のようにも見えますが、石製のポストですね。
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盛美園から、歩いて5分程の場所(ほぼ隣)にある猿賀公園にやってきました。
桜や紅葉の名所のようですが、訪れた時期は夏の盛りなので、公園全体が青々としています。 -
園内の鏡ヶ池は、池一面蓮の葉で覆われていました。
この量だと蓮の花が咲く時期は壮観でしょうね。
桜も蓮も紅葉も全て外れた時期に来てしまった。。。猿賀公園 公園・植物園
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鏡ヶ池の中島に鎮座している胸肩神社に向かいます。
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胸肩神社は、猿賀神社の境内社で寛文2年(1662)に創建されたと伝わっています。明治時代までは、弁財天と市杵島姫命を祀っている神仏習合の神社でしたが、神仏分離令に伴い、市杵島姫命のみを祀る胸肩神社となりました。
胸肩神社 寺・神社・教会
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蝦夷を討伐するために東北に遠征した征夷大将軍の坂上田村麻呂が、深砂宮(神蛇宮)を建立したのが始まりと伝わっています。
奥州藤原氏や北畠顕家などの東北に所縁のある武将たちにも崇敬され、明治時代に猿賀神社となるまでは、神仏習合の信仰の地でした。猿賀神社 寺・神社・教会
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境内に立つ三味線が模られた石碑。
津軽三味線の名手・福士政勝氏を顕彰するための石碑です。 -
狙っていないのに、いつものごとく横から神社に入場したので、帰りは参道を歩いて駅に戻ります。こちらの鳥居が、境内への入口です。
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猿賀神社近くの神宮寺の仁王門。
猿賀神社の別当として、天台宗寺院として栄えていましたが、津軽為信により曹洞宗に改宗されました。その後、2代藩主信枚が、天海大僧正に師事したことから、天台宗寺院として復帰しています。 -
猿賀神社の参道には、複数の鳥居が並んでいます。
並び的には二の鳥居に当たる鳥居は、鮮やかな朱色をしていました。 -
猿賀神社の参拝を終え、津軽尾上駅に向かう途中、急激に雲行きが怪しくなってきました。この後、津軽尾上駅に着いたと同時に雨が降り始め、電車に乗った途端にバケツをひっくり返したようなという形容詞そのままの凄まじい豪雨が始まりました。弘南線の弘前駅に着いてドアが開いても、屋根から滝のように水が流れ落ちてくるような状況。
本日参拝した多くの寺社のご利益か、お天道様が限界が来るまで雨を我慢してくれていたように感じる弘前の旅でした。 -
弘南鉄道で弘前に戻り、次はJRで青森駅に向かいます。
JR弘前駅に飾られているつがにゃんのねぷた。弘前駅 駅
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こちらは弘前城の模型ですね。
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