2024/08/16 - 2024/08/16
342位(同エリア3571件中)
万歩計さん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
京都の夏の終わりを飾るイベントは8月16日に行われる五山の送り火。しばしばTVで実況放送される送り火だが、2017年に「京都人の密かな愉しみ Blue修行中 送る夏」で詳しく取り上げられた。常盤貴子が主演した1stシリーズに続く2ndシリーズで、厳しい師匠の下で京の伝統文化を継承していく5人の若者達の成長していくストーリー。第1回は送り火とともに話は進行した。
送り火を見るに当り、最も悩んだのは見物場所の問題。送り火は如意ヶ嶽から鳥居本まで、京都を囲む山の中腹に設けられた5か所の点火台を東から西に5分おきに点火される。最初の点火から最後の火が消えるまで僅か40分余り、距離もあり点火に合わせて移動するのは不可能。京都人4トラベラー・ポテのお散歩さんに相談したところ、「五山の全てが見える」と地元の口コミで広がったイオンモール京都五条の屋上を教えて頂いた。ところが当日下見に行くと、人が集まり過ぎるためか屋上は閉鎖されていた。仕方なく定番スポットである北区紫野にある船岡山公園から鑑賞した。予想通り大変な混雑だったが、ここからは鳥居本を除く4つの送り火を見ることが出来た。ただ距離が離れているので左大文字以外は迫力に乏しく、正面の船形は半分以上が建物の陰になった。
送り火以外にも引接寺の水塔婆と送り鐘、北野天満宮の七夕飾り、壬生寺の中堂寺六斎念仏踊りといったお盆の伝統行事を見て、過ぎゆく京の夏を惜しんだ。しかし猛暑はまだしばらく続く。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
15:00 四条烏丸。
今日は「京都人の密かな愉しみ Blue修行中 送る夏」で紹介された、京都の盂蘭盆(うらぼん)の供養行事を見て回ります。目玉は20:00から行われる五山の送り火。四条駅 駅
-
最初に壬生寺を下見。
壬生寺 寺・神社・教会
-
8月9日から16日まで「万灯供養会」が行われていますが、この時刻は参拝者もいななく静か。
-
お目当ては今日19:00から行われる中堂寺六斎念仏。
-
次に来たのはイオンモール京都五条。
4トラベラー・ポテのお散歩さんに教えて頂いた送り火の鑑賞スポットです。5つの送り火が全部見れる穴場のスポットとして、地元民の口コミで広まったそうです。ブーランジェリー108 イオンモール京都五条店 グルメ・レストラン
-
しかし人が集まり過ぎるためか、屋上は閉鎖されていました。送り火の点火まであと4時間。お盆行事を見歩きながら鑑賞場所を決めることにしました。
-
17:01 千本北大路バス停から歩いて引接寺(千本ゑんま堂)へ。結局この近くの船岡山から送り火を見ることにしました。
千本ゑんま堂 引接寺 寺・神社・教会
-
引接寺を開いたのはこの世とあの世を行き来する神通力を有したとされてる歌人の小野篁。平安京の北にあたるこの一帯は「蓮台野」と呼ばれ、「化野」「鳥辺野」と並ぶ平安京三大葬送地のひとつでした。
-
参拝者は本堂でお参りした後、
-
本堂裏の地蔵池でご先祖さま(お精霊さん)を送ります。
-
イチオシ
毎年8月7日~15日の間、お精霊さんは閻魔大王の許しを受けて、卒塔婆にのり移って懐かしい我が家へ帰ります。
-
お盆を家で過ごしたお精霊さんは、8月16日にここから再び冥途に戻ります。
-
卒塔婆は水塔婆になり、
-
水の流れに乗ってゆっくり冥途に帰ります。
-
水塔婆を流した参拝者は鐘撞き堂に行き、
-
冥途まで届くとされる「送り鐘」を撞いてお精霊さんを送ります。
「京都人…」のエミリーはんに言わせると「京都人はこういうセンチメンタルな行事が大っ好き」。 -
17:15 千本釈迦堂
千本釈迦堂(大報恩寺) 寺・神社・教会
-
寺のあちこちに吊るされたお盆の提灯
-
ここでは例年8月8日から16日に「六道参り」が行われます。お精霊迎えは8月8日から12日、お精霊送りは今日ですがこの時間の境内は静かでした。
-
折角ここまで来たので北野天満宮に寄っていきました。
北野天満宮 (天神さん) 寺・神社・教会
-
ここには今年2月の節分会の時に訪れました。
-
8月2日~18日に北野七夕祭が行われています。
-
京都を代表する七夕行事で夜間はライトアップされますが、
-
イチオシ
この時刻は明かりがつかず参拝客も少ない。
-
北野天満宮を出て、
-
北野白梅町の「餃子の王将」で夕食
-
何時ものラーメン定食を注文
-
ミニ炒飯が来るまで待てなかった(;^_^A
-
18:33 壬生寺に戻ってきました
壬生寺 寺・神社・教会
-
本堂前に仮設舞台。既に見物人の姿が。
-
その横で読経が行われていて、
-
千体仏塔に明かりが灯り始め
-
中堂寺六斎念仏踊りが始まります。六斎念仏は今から1100年前、京の都に疫病が流行った時、空也上人が托鉢用の鉢と瓢箪を打ち鳴らしながら「南無阿弥陀仏」を唱えたのが始まりとされています。
-
中堂寺六斎念仏は江戸時代から中堂寺村の住人によって守り続けられた民間伝承行事。壬生六斎念仏と合わせて国の重要無形民俗文化財、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
-
太鼓、鉦、笛の3種の楽器を用いて、地歌や長唄などの伝統邦楽を踊りながら演奏します。
-
今日演じられるものは宗教的色彩が薄れ、芸能性を多分に取り入れたものになっています。
-
囃し方は女性が多い。
-
中堂寺六斎念仏はこれから佳境に入りますが、五山の送り火を見るため残念ながらここまで。
-
明かりの灯った千体仏塔を1枚写して、
-
壬生寺を後にしました。
-
みぶ操車場バス停からバスに乗り、
-
ライトハウス前で下車。暗い道を船岡山公園に向かって歩きます。
-
船岡山は北区紫野にある標高112mの小高い丘。ここは五山の送り火のうち「大文字」「妙・法」「舟形」「左大文字」を見ることが出来る貴重なスポットです。
-
19:52 船岡山公園の公衆トイレ前広場に到着。予想通り凄い混雑で、その半数近くは外国人観光客。
船岡山 自然・景勝地
-
イチオシ
この場所は東側が開けて「大文字」と「妙・法」を見ることが出来ます。
-
20:00 「大文字」点火。如意が嶽の斜面に「大」の字が浮き上がると歓声が上がりました。
-
カメラを頭上に挙げて人垣の間から撮影しました。三脚も持ってきたけど早くから最前列に陣取らないと無理。
-
ズームアップ
-
iPhoneでズームを効かせて撮ったら面白い写真になりました。
-
イチオシ
目が粗く何だか貼り絵のよう。
-
知人が別の場所から撮った大文字と、
-
大文字の火床の写真を送ってくれました。
-
20:05 「妙・法」点火。人垣でなかなか2つの文字を写せる場所に近付けません。
-
イチオシ
何とか前に進めてiPhoneで一枚。
-
舟形を見るには公園の北側に移動しなくてはいけません。
-
しかし前の建物が邪魔をして、右上部分しか見えない。
-
20:15 「左大文字」点火。撮影場所は建勲神社の拝殿前。近いために大きく見えます。
-
イチオシ
3年ぶりに全面点火された2022年の送り火では、麓の法音寺で点火された50kgの籠松明が保存会の若者に担がれ、火床まで山を登る様子がTV実況中継されました。
-
残りの「鳥居形」はこの右方向ですが見えません。
-
20:45 送り火が消えて京都の街は不思議な静けさに。1週間後の8月24、25日は化野念仏寺の「千灯供養」。これで京都の「送る夏」は終わりますが、猛暑はまだしばらく続きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ポテのお散歩さん 2025/07/29 20:38:18
- 五山の送り火
- 万歩計さん こんばんは。
今回も南に北にと、よく歩かれましたね!
特に壬生や千本周辺は電車が通っていないので
路線バスか徒歩になるので大変だったと思います。
イオンの屋上、昨年から見学不可になっていたのに
よく確認せず、交通の便が悪い所を案内してしまい、
すいませんでしたm(__)m
五山の送り火の日は雨天が多いので
雨が降っていなかった事と、船岡山では送り火が見えた事が
救いです。
私の叔母は、毎年 お盆には 六道珍皇寺に行って鐘をつき
ご先祖さんをお迎えし、お見送りの日まで自宅で供養しています。
ここまで きっちりしているのは、この叔母だけなので 頭が下がります(^^)
私は子供の頃、地蔵盆を楽しみにしていましたが
最近はマンションが多いので、町内のお地蔵さんを祀る行事も少なくなっています。
『京都人。。。』のドラマは、薄れていく伝統行事も背景にしているので
10年後・20年後と、時が経てば経つほど貴重になると思います(*^-^*)
ポテ
- 万歩計さん からの返信 2025/07/30 17:54:01
- Re: 五山の送り火
- ポテさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。
その節は貴重な情報を頂き、ありがとうございました。イオンモール京都五条はだめだったけど、船岡山からみた4つの送り火はイオンよりやや近いだけに、良かったかもしれません。船岡山には日本人以上に欧米人の見物客が目立ちました。彼等は単なる物見遊山の旅行より、その国の伝統文化に触れる体験型の旅を好むようです。
「京都人…」は京都の伝統文化をテーマにしてた物語が多いです。全国的に伝統文化の継承者が減っている中で、京都は少し違うように感じます。京都に対する誇りと、伝統文化を未来永劫続けていかねばならないという責任感を、若い時から育まれていると感じます。祇園祭然り、送り火然り。
「京都人の密かな愉しみ」の第1作に、希望する東京の出版社から就職内定をもらった若者が、家業の洗い屋を継がなくていいか、さんざん悩む場面があります。この場面に京都人の京都に対する独特のメンタリティを感じます
文香「代々受け継いだ家業を継いでほしい気持ちはわかるけど、何が何でも継げというのはちょっと横暴だね」
純正「親父は何が何でも洗い屋を継げとは言うてへん。」
文香「でも無言のプレッシャーをかけてくるんでしょう。親のエゴだと思う」
純正「問題は俺や。…俺が…後ろめたいだけや。」
文香「ご両親に対して?」
純正「…理解できんかもしれんけど…この町に対して」
文香「京都に対して?」
純正「うちみたいな珍しい職人の家は少ない。だから廃業したら困る人が仰山いてはる。…それ考えるとなー」
文香「だから自分が犠牲になる。…私も京都好きだよ。4年間暮らした大好きな町。でもそういう京都の人の考え方は…、よくわからない。…私は純正が東京で就職したいと言ってくれたから、自分も東京に戻って働くことにしたの。…、でも、無理はしないで。私は…」
純正「余計な心配かけてごめん。ちゃんと親父に話すわ。自分の人生の事やし。」
この後純正は父親に東京で働きたいと話し、あっさり許されます。しかしその後も純正はさんざん悩み、結局家業を継ぐ決断をしました。
長々と、すみません。
万歩計
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
今出川・北大路・北野(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ニセ京都人の密かな愉しみ part.2
2
60