2024/05/13 - 2024/05/13
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T.バイソンさん
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この旅行記のスケジュール
2024/05/13
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バスでの移動
FENICE AIRPORT BUS EXPRESS(9:20発)
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バスでの移動
FENICE AIRPORT BUS EXPRESS(9:40着)
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徒歩での移動
ここ以降はすべて徒歩
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サン・ポーロ教会
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フラーリ広場
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この旅行記スケジュールを元に
2024年5月に、イタリアのヴェネチアとトスカーナ地方に夫婦で個人旅行。ヴェネツィアは、2010年のツアー旅行以来14年ぶりの訪問で、今回は、家内とともに、拙稿【小説 de いながら旅】の第2~4シーズン(美術修復師であると同時にイスラエル諜報機関の元暗殺工作員のガブリエル・アロンを主人公とするダニエル・シルヴァのシリーズ小説の2~4作目をガイドブック代わりに登場人物たちの足跡を辿るバーチャル・コンテンツツーリズム)の旅を実地に追体験したり、次の旅の取材をしたりして、小説の舞台となったスポットをリアル巡礼し、また、ティントレットほかヴェネツィア派の作品をたくさん見たいと思います。
パート②では、シリーズ2作目『イングリッシュ・アサシン』をガイドブックとした「いながら旅2nd」に登場するサン・ポーロ地区の舞台を辿るほか、シリーズ22作目『謀略のカンバス』やダン・ブラウンの『インフェルノ』、デヴィッド・ヒューソンの『ヴェネツィアの悪魔』、陣内秀信の『迷宮都市ヴェネツィアを歩く』(本文では、単に『謀略のカンバス』、『インフェルノ』、『ヴェネツィアの悪魔』、『迷宮都市』と略記します。)に関連するスポットを散策しながら、ヴェネツィアの名所を巡った、初日の観光前半を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ヴェネツィア・テッセラ空港(VCE)
イスタンブールから、ターキッシュ・エアラインズを利用して、15分遅れ(8時45分)で到着ヴェネツィアの空の玄関 by T.バイソンさんベネツィア マルコポーロ空港 (VCE) 空港
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ATVO社のリムジンバス(FENICE AIRPORT BUS EXPRESS)に乗車し、ヴェネツィア本島を目指します。プリントアウトしたバウチャーのバーコードを乗り場にあるバーコードリーダーに読み取らせて乗車します。
空港バス バス系
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約4kmのリベルタ橋を渡り、ヴェネツィア本島へ
リベルタ橋 建造物
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ローマ広場に到着しました。
ローマ広場 広場・公園
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コスティトゥツィオーネ橋の脇を通って、宿泊するホテルへ
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ヴェネツィアの橋は、スロープが設置されているところが少なく、途中3か所の橋をスーツケースを持ち上げて渡り、運河沿いの歩道を歩いて約15分🚶
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大運河に架かる橋のうち最西端のコスティトゥツィオーネ橋です。
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『インフェルノ』中巻247頁に登場する、急勾配のドームとローマのパンテオンのような円柱のプロナオスが特徴的なサン・シメオーネ・ピッコロ教会の前を横切ります。
特徴的なそのフォルムに注目 by T.バイソンさんサン シメオン ピッコロ教会 寺院・教会
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ホテル・カナル・グランデ
サンタクローチェ地区のカンピエッロ・サン・シメオーネ・グランデという小さな広場の北東にある4つ星ブティックホテル。運よくアーリーチェックインできました。荷物を置いて、早速市内観光にサンタルチア駅至近のブティックホテル by T.バイソンさんカナル グランデ ホテル ホテル
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ホテル近くのサン・シメオーネ・プロフェタ教会
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サン・ポーロ広場方面へ歩いて5分くらい🚶 。途中、犬が吠える先を見ると、猫が2匹
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途中の建物の外壁に、竜を退治する大天使ミカエルのレリーフを発見。
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イチオシ
サン・ジャコモ・ダ・ロリオ教会
サン・ジャコモ広場にある、その創立が9世紀に遡る、ヴェネツィアで最も古い教会の一つです。ここはコーラス(↓参照)加盟の教会で、オンライン購入しておいたコーラスパス(共通券)を発券してもらって入場しました。
コーラスパスは、14ユーロ(ファミリーパスは28ユーロで大人2人+18歳までの子供)で加盟の教会すべてに入場でき、単一の教会への入場料が3.5ユーロで、有効期限が初回使用日から1年間ありますので、5か所以上入場する場合はお得です。該当の教会では、教会の見取り図付きのリーフレット(日本語のものはありません)を貸与してしてくれるところもあります(内容はコーラスのウェブサイト掲載の記事と同じのようです)。
https://chorusvenezia.org/パルマ・イル・ジョヴァーネ等の傑作が見られる by T.バイソンさんサン ジャコモ ダ ロリオ教会 寺院・教会
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小さな教会ながら、パルマ・イル・ジョヴァーネとして知られるヤコポ・ネグレッティなど、ヴェネツィア・ルネサンス絵画の傑作を見ることができます。作品の展示場所はこの図の番号で表示します。
※ 見取り図と作品一覧はこちらから参照できます。
https://chorusvenezia.org/visita/chiesa-di-san-giacomo-dallorio/#scheda -
カウンターファサード(図1)には、入口の左右にダビデ王、上部に左から聖ヤコブの召命、説教、殉教の3点、アンドレア・スキアヴォーネの作品が飾られています。
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その向かって左側には、右上(図3)にジュゼッペ・カメラータによる《サン・ジローラモ・エミリアーニの前に現れた聖母》があり、その下にあるのが『ヴェネツィアの悪魔』26節286/7頁に登場する、墓へ運ばれていく聖母を汚したユダヤ人の男が神によって両手を切り落とされた場面を描いたとされた絵です。
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右翼廊(図6)にあるのは、パルマ・イル・ジョーヴァネの《荷物と魚の増加》
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1225年に始まった再建と15~16世紀の改修により、現在の3つの身廊とトランセプトを備えたラテン十字の姿になりました。梁のある木製アーチ型の船体天井が独創的です。
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1903年に造られた後陣右奥の新聖具室。入口の壁に3枚の祭壇画があり、左側(図9)のフランチェスコ・ズーニョによる《神殿におけるイエスのお披露目》は、かつてサンタゴスティーノ教会から出土し、1840年に移されたものです。扉の上にあるのは、ジョヴァンニ・ブオンコンシーリオによる《サン・ロッコとサン・ロレンツォの間のサン・セバスティアーノ》です。右側(図10)は、フランチェスコ・バッサーノことフランチェスコ・ジャンバティスタ・ダル・ポンテによる《聖母と洗礼者聖ヨハネ、バーリの聖ニコラス》
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イチオシ
聖霊を描いた同室の天井画(図13)は、パオロ・ヴェロネーゼによるもので、4隅の円には西方教会の四大教父、聖グレゴリオ大王、聖ヒエロニムス、聖アンブローズ、聖アウグスティヌスが配置されています。
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左側面の壁。上側はメルキオーレ・コロンナの《庭園におけるキリストの苦悩》、下側は作者不詳の《足の洗浄》
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また、正面の壁には、上部(図11)にフランチェスコ・バッサーノによって描かれた《洗礼者聖ヨハネの説教》、下部(図12)にボニファシオ・デ・ピタティの工房による《カナの結婚》があります。
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右後陣礼拝堂の至聖秘跡礼拝堂(図16)
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スタッコ装飾で飾られたドーム内のフレスコ画は、ヤコポ・ガラナの作です。
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左側壁には、ジュリオ・デル・モロの《エケ・ホモ》とパルマ・イル・ジョーヴァネの《十字架の道》(図14)
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右側壁には巨匠ティツィアーノの孫ティツィアネッロによる《鞭打ち》(図15)とパルマ・イル・ジョーヴァネの《キリストの埋葬》(図14)があります。
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主祭壇には、1350年頃のパオロ・ヴェネツィアーノの作と考えられている大きな木製十字架(図18)が吊るされており、聖ヤコブ、聖アンドリュー、コスマス、ダミアンの間で聖母が御子とともに即位する様子を描いた主祭壇画《聖母子と聖人》(図19)は、ヴェネツィア生まれのロレンツォ・ロットによる1546年の作品です。
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アドロラータ礼拝堂としても知られる左後陣礼拝堂。祭壇画(図22)は、ローマのロレンツォ・グラミシアによる1770年の作品です。
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左壁(図21)には、アンドレア・スキアボーネによる《伝道者聖ジョヴァンニ》と《聖ジャコモ》
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右壁(図23)には、おそらく古代オルガンの扉に描かれた、16世紀前半のグアルティエロ・パドヴァーノの《預言者ダニエル》と《預言者ダビデ》
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後陣左奥にある古い礼拝堂(図24)。正面壁(写真左)にあるのがパルマ・イル・ジョーヴァネの《マナの降臨》です。
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身廊左側にあるサン・ロレンツォ殉教者の礼拝堂(図29)には、聖ロレンツォ、聖ジェロラモ、聖プロスペロを描いた、ヴェロネーゼによる祭壇画があります。
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イチオシ
左壁(図28)には、パルマ・イル・ジョーヴァネによる《聖ロレンツォの殉教》
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右壁(図28)には、同じくパルマ・イル・ジョーヴァネの《貧しい人々への神聖な富の分配》
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後陣(アプス)は、円筒形の建物が並ぶユニークなフォルムです。
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再び南西に歩いて5分🚶 。ヴェネツィアの可愛い消火栓も目に入りました。
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パルチェタ橋から北東方向の景観
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道中のお店の陳列棚には、ピザやカンノーロが
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ベルナルド橋から南西方向。見えている塔は、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂の鐘楼
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反対側(北東方向)の眺め
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南側には、カ・ベルナルドの建物
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『迷宮都市』176頁に紹介されている、サン・ポーロ広場の北の角にある、タベルナコロ
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サン・ポーロ広場
いながら旅2nd(↓参照)に登場する、サン・マルコ広場に次ぐ大きな広場です。
https://inagaratabi.com/daniel-silva-2-the-english-assasin-4/#toc5いながら旅の舞台 by T.バイソンさんサン ポーロ地区 散歩・街歩き
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17世紀頃には、サン・マルコ広場で開催されていた貧しい人々のための市場がここに移され、活気ある広場だったようです。現在も、カーニバル会場の一つであり、ヴェネツィア映画祭の期間中は野外コンサートや上映会にも使用されます。
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イル・モーロことアレッサンドロ・デ・メディチを殺害して逃れてきたロレンツィーノ・デ・メディチが1548年に暗殺された場所としても知られています。
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左側の赤い壁の建物がパラッツォ・ソランツォで、その右側の建物との間の小路がソトポルテゴ・カヴァッリといい、そこから『迷宮都市』169~72頁に紹介されているルート(カヴァッリ橋、ヴェネツィアで最も長いとされている、ソルトボルティゴ・デ・ラ・フラトラ)を辿ることができます。
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かつて球技や闘牛などの会場にも利用されていましたが、1611年に全面的に禁止され、サン・ポーロ教会の外壁にそのことを示す銘板が見られます。
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サン・ポーロ教会
サン・ポーロ広場の南西角。9世紀に設立され、現在の建物は、15世紀の改修によってゴシック様式で建てられたものです。その後1804年からダビデ・ロッシにより新古典主義様式への大規模な変更が加えられましたが、近時の修復により、木製の天井、後陣の長老室、ファサードの単槍窓などはゴシック様式に戻りました。
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美しい門はバルトロメオ・ボンの作です。
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この教会にも、コーラスパスで入場しました。作品の展示場所は、この図の番号で表示します。
※ 見取り図と作品一覧はこちらから参照できます。
https://chorusvenezia.org/visita/chiesa-di-san-polo/#scheda -
入口左の礼拝堂。祭壇画(図1)は、ティントレットの《聖母被昇天と聖人》です。
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イチオシ
その右側壁(図2)には、ティントレットの《最後の晩餐》があります。
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大きな十字架が吊るされた内陣
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周りの壁面(図14)には、パルマ・イル・ジョヴァーネとして知られるヤコポ・ネグレッティの作品があります。
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左後尾の礼拝堂。祭壇画(図12)は、15世紀の匿名の芸術家によるロレートの聖母の小さなパネルが挿入された、パオロ・ヴェロネーゼの《聖母の結婚》です。
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この教会最大の見どころは、ジャンドメニコ・ティエポロの連作《十字架の道行》がある、十字架礼拝堂(図20)です。天井(図26)には、《キリストの復活》の楕円形パネル
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右側の壁には、左から、「イエスは初めて倒れる」、「イエスは母親と出会う」、「キレネのシモンはイエスが十字架を運ぶのを手伝う」、「ヴェロニカがイエスの顔を拭く」
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左側の壁面には、左から、「イエスは2度目に倒れる」、「イエスはエルサレムで泣いている女性たちと出会う」、「イエスは三度目に倒れる」、「イエスは服を脱がされる」、「イエスは十字架に釘付けにされる」
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ロココ様式の祭壇
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左脇には、奥から《聖フィリッポ・ネリの祈り》(図22)、《群衆に説教する聖ビンセント・フェレーリ》(図21)、右脇には、《聖ヨハネ・ネポムクの殉教》(図23)は、《聖ヘレナとマカリウスが真の十字架を発見》(図24)。左手前は、十字架の道行の「イエスの遺体が埋葬される」があります。
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祭壇前の天井(図25)には、《天使の栄光》
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《天使の栄光》を拡大した写真です。
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通りを挟んで南側に、1362年に建てられた鐘楼があります。
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鐘楼の基部には、元の建物のスティロフォアと思われる2頭のライオンの彫像が向かい合っています。
西のサン・ポール橋方向へ🚶 -
サン・ポール橋
『謀略のカンバス』5節で、尾行の男を倒して帰宅するガブリエルが手の怪我のことをキアラに説明するための作り話を思いついた場所です。写真は、橋からサン・ポーロ運河の北側を見通したものです。 -
橋の南側。右側に少し見えている、リオ・テラ・デイ・ノンボリの端は、いながら旅2nd(↓参照)で、ケラーが逃走の際に水上タクシーに乗った場所です。
https://inagaratabi.com/daniel-silva-2-the-english-assasin-4/#toc9:~:text=%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%80%81%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%B5%E3%83%B3%EF%BD%A5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AD%E9%81%8B%E6%B2%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E6%B0%B4%E4%B8%8A%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82 -
橋を渡った後、直進し、いながら旅2nd(↓参照)に登場する、ゴルドーニ美術館(ヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴルドーニの生家Casa di Carlo Goldoni)の前を通過しました🚶。
https://inagaratabi.com/daniel-silva-2-the-english-assasin-4/#:~:text=Casa%20di%20Carlo%20Goldoniカルロ ゴルドーニの家 博物館・美術館・ギャラリー
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フラーリ広場
ちょっと迷ってしまいましたが、なんとかサン・トマ教会の脇を通ってフラーリ広場に到着しました 。いながら旅2nd(↓参照)に登場する、パッシオン通りと
https://inagaratabi.com/daniel-silva-2-the-english-assasin-4/#toc6 -
こちらは〈Bar Dogale〉です。『謀略のカンバス』9節にも登場しています。
Bar Dogale カフェ
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イチオシ
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
フラーリ教会は、長さ102m、幅32m、翼廊の長さ48m、幅16m、中央身廊と翼廊の高さ28m、1250年着工、1338年完成のヴェネツィア最大の教会です。鐘楼は、ヤコポ・セレガが1361年に着工し、その息子ピエル・パオロが1396年に完成。高さ70mでサン・マルコの大鐘楼に次ぐ高さ。教会はヴェネツィアン・ゴシック様式ですが、鐘楼の方はロマネスク様式です。この教会も、いながら旅2nd(↓参照)に登場しています。
https://inagaratabi.com/daniel-silva-2-the-english-assasin-4/#toc9:~:text=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BF%EF%BD%A5%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%EF%BD%A5%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B6%EF%BD%A5%E3%83%87%E3%82%A4%EF%BD%A5%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E8%81%96%E5%A0%82ティツィアーノの傑作 by T.バイソンさんサンタ マリア グロリオーサ デイ フラーリ教会 寺院・教会
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1人5ユーロで入場。この聖堂には、主祭壇画を描いたティツィアーノ・ヴェッチェリオほか、ヴェネツィアの多くの著名人が埋葬されています。作品等の展示場所はこの図の番号で表示します。
※ 見取り図はこちらのリーフレットを参照
https://www.basilicadeifrari.it/wp-content/uploads/2023/10/INGLESE-2023.pdf -
ファサード最上部のシンプルなデザインのバラ窓
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イチオシ
入ってすぐ右手(図11)には、ルイージとピエトロ・ザンドメネジの作品であるティツィアーノの埋葬記念碑があります。
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その向かい側(身廊左側、図12)には、アントニオ・カノーヴァの埋葬記念碑(彼の心臓だけが埋葬されています)があります。
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その右側(図15)には、1659年に亡くなった、ヴェネツィア共和国の第103代総督ジョヴァンニ・ペーザロの記念碑
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更にその右側(図13)には、ティツィアーノによる《ペーザロの祭壇画》
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その向かい側(身廊右側)には、中央に聖ヒエロニムスの像(図27)を置いた、彫刻家アレッサンドロ・ヴィットリアによる、クパチーノの聖ヨセフの祭壇がある。祭壇画(図26)は、ジュゼッペ・ノガリが描いた《ジュゼッペ・ダ・コペルティーノの奇跡》
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その左側(図25)には、アレクサンドリアの聖カタリナの祭壇があり、パルマ・イル・ジョーヴァネ又は小パルマとして知られるヤコポ・ネグレッティが《アレクサンドリアの聖カタリナの殉教》を描いた祭壇画が飾られています。
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身廊の中央(図10)には、イタリアで唯一中世の様式に従って主祭壇の前に置かれた聖歌隊席があり、大理石の壁で囲まれています。木製の十字架、マリアとヨハネの像を戴くアーチ状の門扉があり、壁には聖人や預言者、医師などの浮彫りが彫られ、上部には聖フランシスコと聖アントニウスなど8体の像が置かれています。
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アーチをくぐると、1468年にフランチェスコ・コッツィとその弟マルコ・コッツィによって完成された124台のゴシック・ルネサンス様式の聖歌隊席が並んでいます。
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イチオシ
その奥に明るく大きく天井の高い内陣があります。
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イチオシ
この教会最大の傑作(図2)。ティツィアーノが1518年に完成させた、縦690cm、横360cmのヴェネツィアで最大の祭壇画《聖母被昇天》
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左側の壁(図20)には、ヴェローナ出身のアントニオ・リッツォが制作した、第68代総督ニッコロ・トロンの霊廟
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後陣右側1番目(図6)の洗礼者聖ヨハネ礼拝堂には、最近修復が行われたドナテッロの《バッティスタ》(洗礼者聖ヨハネ)があります。
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後陣右側2番目(図22)の祝福された秘跡の礼拝堂。彫刻家ヴィンチェンツォ・カドリンが制作し、ミケーリ兄弟によって金メッキされた祭壇
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イチオシ
後陣右側3番目(図7)のベルナルド礼拝堂には、バルトロメオ・ヴィヴァリーニの多翼祭壇画
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イチオシ
北翼廊から右に入った聖具室の祭壇(図8)には、ジョバンニ・ベッリーニによって1488年に制作された《聖母子と諸聖人》の三連祭壇画があります。中央には子供とともに即位した聖母と2人の天使の音楽家、左側には聖ニコラスとペテロ、右側にはマルコとベネディクトが描かれています。
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カウンターファサード(図30)には、上部にフランシスコ会の聖人の物語を描いたフラミニオ・フロリアーノの8枚の絵画、その左下には、ピエトロ・デッラ・ヴェッキアの《聖フランシスコの栄光》があり、中央がジローラモ・ガルツォーニの記念碑、その右側がピエトロ・ベルナルドの記念碑、左下が検察官アルヴィーゼ・パスカリーゴの記念碑
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フラーリ教会付属のサンマルコ礼拝堂の外壁脇にあった、別の形の消火栓
因みに、6月に発売されたダニエル・シルヴァの最新訳『償いのフェルメール』3節では、このすぐ近くのワインバー〈アダージョ〉で、ガブリエルとキアラがアンナ・ロルフの演奏会前の軽食をとっているんです。 -
『迷宮都市』の184/6頁に紹介されている、カッレ・ストレッタ・リポリからのフラーリ教会の鐘楼を撮影
サン・ロッコ広場へ🚶 -
サン・ロッコ広場から、フラーリ教会の後陣方向を撮影
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花の形は沈丁花にも似ていますが、Googleで画像検索したところ、「海桐花(トベラ)」という木のようです。
パート③へ続きます。
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