猫探し【北海道】礼文島宇遠内トレッキング 編

2023/06/22 - 2023/06/22

礼文島二日目は，宇遠内へ．ここは礼文島で一番長い8時間トレッキングコースの途中にある場所で，礼文島の西岸に当たります．礼文島の道路の殆どは東側に集中していて，澄海岬や元地漁港など，ごく少数の場所を除けば，基本的に車が通れる道路はありません．逆にそれが礼文島のトレッキングコースを形成していて，人気の観光地になっています．8時間コースは，林道香深井口から島を横断し，宇遠内に至り，そこから北上して浜中に至る全長16.5kmのコースで，アップダウンや海岸沿いを歩くという変化に富んだコースです．スマホはほぼ通じていなくて，しかも迂回路もないので，標高が低いからと言って軽く考えてはいけないコースです．今回は，全コースを歩く時間がなかったので，香深井口から宇遠内へのピストンにしました．というのも，宇遠内には集落があり，夏の間はウニ丼が食べられると聞いていたので，是非ウニを食べてみたいと思って行ってみたのですが，残念ながら，コロナの時に閉業してしまい，現在は営業していないとのことでした．宇遠内を往復した後は，バイクで，桃岩猫岩展望台に行き，メノウ浜で地蔵岩を見学した後，定番の北のカナリアパークへ．前年同様利尻富士が綺麗に見えて，とてもラッキーでした．カナリアパークから戻った後は，夕食前に礼文町郷土資料館に立ち寄り，前日同様，うすゆきの湯で一日の疲れを癒やして旅館に帰りました．

エリア 礼文島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩

かもめ荘の朝食．結構豪華でした．

旅館　かもめ荘＜礼文島＞ 宿・ホテル

朝食後，バイクで林道香深井口へ．

この先も林道があって，車は通れるのですが，道路事情が悪そうで，パンクしたりすると困るので，香深井口にバイクを停めて，歩いて行くことにしました．

こんな感じで砂利道です．通れないことはないと思うのですが，運転は大変そう．

ミズバショウ．

1kmくらい歩いて，宇遠内に向かう分岐に到着．

ここから先は車両通行禁止．

看板も複数出ていました．

ここから宇遠内までは3kmのようでした．礼文島の中央を横断するので，それなりにアップダウンがあります．

でも前日に登った礼文岳ほどではありません．

8時間コースの標識．

花を見ながらのんびりと歩きます．

島の西側が見えるようになると，結構急勾配になります．

岩場を下りて，

徐々に宇遠内が近づいてきます．

かつて宇遠内には結構な集落があり，民家のための浄水場も作られたそうですが，現在人が住んでいるのは１軒だけで，しかも冬場は小樽の方で生活しているとのことでした．

こちらが宇遠内の集落．結構崩壊している家が多かったです．

宇遠内から南のルートは通行止め．８時間コースは北へ向かいます．

現在１軒だけという人が住んでいる家が，お目当てのウニ丼のお店でしたが，残念ながら廃業していました．残念．

仕方がないので，宇遠内の海を眺めながら，セイコーマートで買った非常食のお菓子を食べ，戻ることに．

ピストンで，バイクを停めた場所に帰ってきました．

宇遠内でお菓子を食べてしまったので，再びセイコーマート香深店に立ち寄り，お茶などを購入．

その後バイクで桃岩猫岩展望台へ．こちらが桃岩．

ずっと先に猫岩が見えます．

その後，メノウ浜に行き．

元地海岸 (メノウ浜) 自然・景勝地

地蔵岩で記念撮影．地蔵岩の周辺は崖崩れの危険性があるため，立ち入り禁止です．

地蔵岩 自然・景勝地

その後，北のカナリアパークへ．

この日もお天気に恵まれ，利尻富士が綺麗に見えました．

北のカナリアパーク 名所・史跡

ロケのために建てた学校は入場無料なので，去年に引き続き入ってみました．

教室の様子．

香深港へ戻り，去年見られなかった礼文町郷土資料館へ．

ここには剥製や，

礼文町郷土資料館 美術館・博物館

土器などが展示されています．

こんな時代から，既に礼文に人が住んでいたのですね．

骨で作った釣針．

各種民具も展示されていました．

Cat Rockにバイクを返却してから，うすゆきの湯でお風呂に入り，かもめ荘に戻りました．

この日の夕食も結構豪華でした．わずか２日間の礼文島滞在でしたが，それなりに満足．翌日はフェリーで稚内に向かいました．つづく