離島探し【北海道（利尻島・ポン山～姫沼探勝路トレッキング）編?】

2022/09/02 - 2022/09/02

バイクで利尻島を一周した翌日は，早朝ホテルの方に再度利尻北嶺野営場まで送って頂きました．ただ，今回は利尻岳の頂上を目指すのではなく，甘露泉水の先にある分岐からポン山と小ポン山へ向かい，その後は姫沼までのトレッキングコースを歩くことにしました．このコースは，ポン山・姫沼探勝路という名前が付いていて，一応トレッキングコースも整備されています．ただ，利尻山頂と比べると，訪れる人は本当に僅かで，トレッキング中に出会った人は，姫沼の方から登って来られた２組，4人だけでした．そのため，かなり寂しい登山道ですが，利尻島に熊はいないので，その点は安心して歩けます．ただし，ポン山から姫沼まで歩いても，その後バスのような交通手段がないため，姫沼から海岸に下りて，その後鴛泊港まで歩いて戻らなければいけません．トレッキングコース自体は7～8 kmといったところですが，鴛泊港まで歩くと，13～14kmになると思います．鴛泊港から北嶺野営場までも歩く場合には約16km程になるそうで，それなりにハードなルートです．この日は利尻島の中腹までは晴れていて，利尻山頂は雨という天候でした．ポン山の標高は400mくらいで，山頂の天候の影響を少し受け，時折雨が風で飛ばされてくるというような天候でしたが，基本的には良いお天気でした．ただ，山頂に厚い雲がかかっていたため，姫沼に写る利尻山を見ることが出来ず，利尻滞在の最終日に，再びバイクで姫沼を訪れることになってしまいました．

エリア 利尻島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 徒歩

ホテルの送迎を使って，再び北麓野営場へ．ここから今日のトレッキングが始まります．

利尻島自然休養林北麓野営場 自然・景勝地

甘露泉水で給水．ここまでは利尻山の登山コールと同じです．

甘露泉水 名所・史跡

ポン山への登山ルートは，3合目から分岐するようでした．

ここがポン山方面への分岐．後から調べたら，姫沼まではちょうど4kmでした．

ポン山へ向かいます．最初はこういう階段が出来ていて快適でしたが，

途中で，ポン山と姫沼に分かれる分岐点があります．残念ながらポン山から姫沼に抜ける山道はなく，同じ道をこの分岐まで戻ってこなければいけません．

ポン山へのルートは余り良くありませんでした．

ポン山と小ポン山の分岐．ポン山から小ポン山へ行く周回ルートはありません．ですので，一度ポン山に登ってから，この分岐まで戻ってきて，小ポン山へ向かうことになります．また，小ポン山から先も登山ルートはありません．そのため，ポン山と小ポン山に登ってから姫沼に向かうと，結構時間を要することになるので，要注意です．

分岐から10分ほどでポン山に到着．ここで行止りです．ベンチがあるだけでした．

ポン山 自然・景勝地

ポン山の山頂からの景色．

礼文島も綺麗に見えました．晴れていれば利尻の山頂も綺麗に見えるはずです．

小ポン山との分岐に戻ってきました．ここから小ポン山に向かいます．

小ポン山は殆ど登る人がいないようで，登山道は余り整備されていませんでした．

途中で，大きな木が倒れていました．また，小ポン山への登山道は結構起伏があります．

小ポン山に到着．壊れたベンチがあるだけで，なおかつ，木が生い茂っていて，眺望は全くありませんでした．余り訪れる人がいないのも納得．

小ポン山から姫沼の分岐まで戻って，姫沼に向かいます．

登山道はこんな感じ．

道に迷わないように，目印もありました．

利尻山のルートと比べると，余り整備はされていません．標高は低いのですが，結構アップダウンがあり，思ったより大変でした．

途中にあった，簡易トイレブース．トイレではありません．

林の中を下って行き，

やっと姫沼に到着．

姫沼の周囲は木道が整備されていて，今までとは比べものにならないくらい歩きやすかったです．

姫沼．下界は晴れていたので，沼は綺麗に見えました．

姫沼 自然・景勝地

姫沼にある湧水．

姫沼の入り口にある売店．

姫沼橋．

橋を渡ると大きな駐車場がありました．

歩いて鴛泊港に向かいます．道路の反射板が可愛かったです．

姫沼展望台に到着．ここから鴛泊港が一望出来ました．

姫沼展望台 名所・史跡

富士見大橋．こちらはサイクリングの専用道路になっています．

海岸に出ました．ここから海辺を歩いて鴛泊港に向かいます．

途中で昆布を干しているのを見かけました．

鴛泊港に到着．郵便局がありました．

まだ少し早い時間だったので，鴛泊港を通り過ぎて，夕日ヶ丘展望台まで行ってみることにしました．

展望台の階段を上がると，

その先に展望台があります．

展望台の標識．

夕日ヶ丘展望台 名所・史跡

展望台の入り口の所にあったNICOTというスーパーで，事前に少し買い物をして置きました．

展望台から見る利尻富士町と利尻山．朝は雨でしたが，この時間になって頂上の雨雲もすっかり取れていました．

礼文島も一望出来ました．

夕方になって，礼文からのフェリーが入港しました．

実は，この展望台に来たのは，その名の通り，「夕日」の名所だから．そこで，事前に少し食料も買い込み，ひたすら日が暮れるのを待ちました．同じ目的で登ってくる人多数．日没になった時の利尻島と礼文島のシルエットはとても綺麗でした．

この日はほぼ歩き通しでしたが，最後に綺麗な夕日が見られてとても満足でした一日でした．つづく・・・