【再掲】コートダジュールに春を告げる「ニースのカーニバル」初日 夜の部 “光のパレード”

2024/02/17 - 2024/02/17

阪急交通社の「春の訪れに華やぐ4つの南欧春祭りをめぐる9日間」というツアーに一人参加しました。

訪れたお祭りは以下の４つ。
①ヴェネツィアのカーニバル　　 2/12
②ヴィアレッジョのカーニバル　 2/13
③マントンのレモン祭り　　　　 2/17
④ニースのカーニバル 　　　　　2/17

観光としては最終日の今日2/17はランチ後に「マントンのレモン祭り」、
夕飯後に「ニースのカーニバル」初日 夜の部 “光のパレード ” を観ました。

【７日目　2024/02/17（土）】快晴
　午前：ニース自由散策
　昼食：マントンのレストラン
　午後：マントンのレモン祭り
★夕食：ニースの「Marcel Bistro Chic」
★夜　：ニースのカーニバル “光のパレード ”
　宿泊：ホテルニースリヴィエラ連泊

★がこの旅行記の範囲です。

※　この旅行記は一度書き上げて掲載し10人の方に ”いいね” を頂いていたのですが、事情があって削除になりました。
写真も既に消してしまったモノも多数有り、前回と同じようには構成できませんが、9日間のこの「南欧春祭りの旅」では「ニースのカーニバル」は欠かすことができないので書き直して再掲させて頂きます。

エリア ニース(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

【７日目　2024/02/17（土）】快晴
午前中は「サレヤ広場」の朝市の花市場や、

海岸線の「プロムナード・デ・ザングレ」などを散策しました

午後はイタリアとの国境近くのマントンまで移動して「マントンのレモン祭り」を観光。
このお祭りも今日が初日です。

「レモン祭り」もこうした固定会場の展示だけではなく山車のパレードも有るのですが、
9日間のツアーの中で４つのカーニバル全てを観ようとすると、この日の午後は昼間の固定展示を観るだけになってしまいます。

ニースのカーニバルも今日が初日で、この時間はオープニングパレードが行われている筈です。
あと数日あれば両方のカーニバルの昼＆夜バージョンを観られるのですが、限られた日程のツアーではそれは難しいですね。

17：00　一旦「ホテル ニース リヴィエラ」に戻ります。
20：30～カーニバルが始まるので、
18：00　ロビーに集合して

ホテル ニース リヴィエラ ホテル

「マセナ広場」に設けられたカーニバルのゲートの前を通り

18：30　カーニバル会場近くのレストラン「Marcel Bistro Chic」で夕食です。
丁度同じ時間帯、パリから来た国内旅行のフランス人御一行様の団体と一緒になり、

狭い店内は大変な混雑。
私たちは２階席。
おフランスの皆様は１階でした。

前菜は「デビルドエッグ」のサラダ
ゆで卵を半分に切り、タルタルソースなどを詰めた定番料理。
フランスではその見た目から "œuf mimosa"（ミモザの卵）とも呼ばれています。

デザートは「フローティング アイランド」
メレンゲをバニラのカスタードソースの上に浮かべたもので、フランスの家庭でよく作られるデザートです。

メインは「鱈のブランダード」でしたが（飲んでもいないのに）撮り忘れました。
鱈とじゃがいもを牛乳で煮てペースト状にしたフランスの郷土料理だそうですが、どんなんだったか写真が無いと全く思い出せませんね　(u_u)

このお店は各種グルメサイトでもかなり高評価。

2階に一つしかないトイレに食事中から順番に行っておくようにと添乗員さんからのお触れが出ていました。
考えることはみんな同じで食事も終盤になると階段下まで順番待ちの列ができていました。
私はカーニバル中のトイレが心配だったので卓上のお水も殆ど口にしませんでした。

19：40　レストランを出ると直ぐに前方に見えた時計塔は「Tour de l'Horloge」。　
昔の修道院の名残の時計塔です。　
手前左側は裁判所。

時計塔 建造物

20：30～カーニバルは始まります。
有料指定席のチケットは24ユーロ（約3,900円）

会場入口

入場に際して手荷物検査があります。
ちゃんと並んでいる訳ではなくランダムな順番待ちでなかなか関所を通過できません。
昔、カーニバルの際、テロがあったので主催者側もピリピリするんでしょうね。
でも、期間中100万人も訪れるというのにこんな効率で捌き切れるんでしょうか？

会場となる海沿いの「アルベールⅠ世庭園」周りの運行経路です。
ピンクの通りを反時計回りに山車（フロート）がパレードします。
主な観覧席は、赤◯・緑◯・青◯に設営されていて、私たちは東側の緑◯の席でした。

※　詳しくはカーニバル公式HP
https://www.nicecarnaval.com/en/2024-edition/location/

緑◯席からは赤〇席の背後に公園の観覧車が見える位置関係です

これは昼間見た観覧席

マセナ広場 広場・公園

脇から見たところ

2024年は2/17（土）～3/3（日）の16日間開催されます。
130年以上の伝統がありヨーロッパ３大カーニバルの一つといわれています。
毎年「王様」をモチーフにテーマが決められ、
今年は「ポップカルチャーの王様」がテーマだそうです。

ちなみにあと二つは
●ベネチアのカーニバル
https://4travel.jp/travelogue/11886694

●ヴィアレッジョのカーニバル
https://4travel.jp/travelogue/11887716

「ラファイエットデパート」前の青◯の観覧席｡
パレードの側面だけでなく向かって来る正面を見る事も出来る席になります。

昼間の同じ所。
「マセナ広場」のポール上に座す “ブッダ ” と呼ばれる7体のオブジェはスペインの世界的現代アーティスト：Jaume Plens（ジャウメ・プレンサ）の作品で、「conversation à Nice (ニースでの対話) 」と銘打たれています。
この7つの像はそれぞれの大陸を表し、異なる社会に属しながらもお互い対話をしようという意味が込められています。
夜にはライトアップされます。

パレード開始前の広場にいるのは立ち見の人でしょうか。
指定席でなければ半額ほどで観られます。

開会前にはダンサーたちが観客席の谷間で踊りながら雰囲気を盛り上げていました。
20：30　カーニバルの始まりです。

フロート（山車）の前後にはパフォーマー達がダンスをしたり、

生バンドが連なって賑やかです

次々とフロートに乗った巨大な人形やオブジェが目の前を通り過ぎます

これは朝方見た時近くにスタンバイしていた同じ出演者のオジサン

凄く背の高いダンサーたちです。
竹馬でも履いているのでしょうか？

この夜見た中では一番精彩を放っていたマリリンモンロー

昼間見た彼女の勇姿です

フロートの間の踊り

フロート

フロート

これも足の長いダンサーですね

それにしても２月半ばでは夜じっと座っているのは未だ寒い。
トイレも何処にあるのか、どんななのかも不明です。

寒いせいか途中で先にホテルに帰ってしまった方もいました。
防寒とトイレ対策は心して準備した方がいいと思います。

雨天の時はどうなるのか不明ですが雨が降ってきても傘は差せないので念のためビニール合羽も用意しておいた方がいいと思いました。

今回は夜の “光のパレード” しか見られませんでしたが「ニースのカーニバル」の本領は、

昼間行われる「花合戦 (La bataille de fleurs)」のパレードにあるのかもしれません。
花々で飾られた巨大な20台のフロートに、ネットの投票で選ばれた20人のカーニバル女王たちが乗り込み、観客にミモザやガーベラ・アイリス・バラなどの花を投げてゆきます。
この花の取り合いが「花合戦 」。
地元の花生産者たちの仕事を讃える意味合いもあるそうです。

21：50　パレードもまだまだ続きそうですが、明日は
04：00にホテル発なので、添乗員さんから帰りを促されました。　
未だ見ていたいという方も居た反面、未だ帰らないのかよと苦々しく思う方もいたようです。
難しいですね。

観覧席を下から見たところです

立ち見の広場ではクラッカーやスプレー、

紙吹雪（コリアンドーリ）も舞い散り、ハチャメチャになっていました。

でも、個人で行くとしたら観覧席に座って観るより自由に動ける立ち見の方がむしろいいのではと思いました。
それに、仮装して行くと立ち見は無料にもなるらしい・・

22：00 「ホテルニースリヴィエラ」着。明日は
03：00　軽朝食
04：00　出発なので今夜は早寝をしなければなりません。

ツアーで行くとそれなりに制約はあるものの、効率よく四つのカーニバルを見られました。
雪や風雨・コロナで中止にならずに巡れたのはラッキーであったと思います　(^_^)

ホテル ニース リヴィエラ ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2024/05/11 08:37:46

  昨今の事務局の態度

  実結樹さま、おはようございます。
  
  旅行記を何時も興味深く拝見させて頂いております。
  先般の旅行記も拝見させていただきましたが、ドコに矛盾があったのか理解に苦しみます。
  小生には実結樹さまが投稿された旅行記に対し、事務局が難癖をつけたとしか思えません。
  昨今では言いがかりの為に古参会員がフォートラベルに対し嫌気を感じ、次々と退会されており、遺憾に思っております。
  次作旅行記上程に期待しております。
  
  
  
  横浜臨海公園

  実結樹さん からの返信 2024/05/11 11:19:33

  Re: 昨今の事務局の態度

  横浜臨海公園　様
  
  お早うございます。
  いつも色々とありがとうございます。
  また、この度は嬉しいコメントも頂き感謝しております。
  本文では言えなかったことをお察し頂いて代弁して頂き、書き直し再掲の疲れも吹き飛びました　(^^;
  
  ただ今回に関しては私に落ち度があったのです。
  事務局では一方的に削除してしまうのではなく、その前に問題点指摘の警告メールを2度にわたって送信してくれています。
  そして、第1回送信後は指摘部分が修正されるまで事務局が下書きに移動させます。
  2回の警告の後も未だ修正がされない場合は事務局裁量で「削除」されてしまうんだそうです。
  
  今回の場合、問題はカーニバルの運行経路をカーニバル事務局の公式ＨＰから転載したことにありました。
  （再掲ではイワボンの地図に自分でマーカーを入れました。でも、添乗員さんから貰った地図であってもそれにも著作権が有るのかな？）
  ネットの画面から転写は簡単にできますが、「お借りした」と明記はしても許可は得ていないのですからやはり駄目なんですね。
  
  これと同じケースの削除が同じ旅行記グループの一番最初「春の訪れに華やぐ４つの南欧春祭りをめぐる９日間 初日《成田✈️スキポール✈️ベネチア》」の旅行記でも起きていて、
  それも身に覚えのない削除になってしまい「再掲」した経緯があります。
  その時は間違って削除ボタンを押してしまったんだと思い、黙って書き直しました。
  でも、度重なると納得がいかずに事務局に問い合わせました。
  すると上記の削除の経緯を回答いただいたんです。
  
  搭乗記の場合は「添乗員さんは女性で●●●さん」の部分が個人情報でＮＧでした。
  カタカナで名字だけの記載だし、
  パンフレットにも公に同行添乗員として書いてあったし、
  とても良くして下さったのでお礼のつもりも込めたのですが駄目だったんですよね・・
  
  事務局からの連絡はYahooメールに送られて来たんだそうです。
  でも、各社のＤＭなども含め1日に100件も来るし、
  4トラ事務局からの送信でも「Ｑ＆Ａが有りました」なんていう軽易な内容のものが多い。
  旅行に出たり、孫の守りで家を空けたりすると1,000件超も溜っていて、覚えのある返信がありそうな場合は別ですが、一括削除をしてしまいがちです。
  
  その警告メールを見ていなかった私も勿論悪いのですが、こんな大切なメールこそは個人画面の通知（ベルマークに赤〇の点く）で知らせてほしいものです。
  その事を事務局に言ったら今後の検討課題にするとのことでした。
  事務局も「大切な思い出が詰まった旅行記を削除するのは誠に申し訳なく忍びないのですが・・」と丁寧な回答でした。
  なので、今回は自分が悪かったのだと諦めて、自分を鼓舞して書き直しました。
  今後は身に覚えのない下書き移行にも注意していきたいと思います。
  
  でも、横浜臨海公園様から励ましの書き込みいただき嬉しかったです。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  　　　　　　　　　　 　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実結樹