2024/04/10 - 2024/04/10
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j-ryuさん
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★今年も福島の桃源郷こと、花見山に行ってきました。
日本を代表する写真家 故 秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と
毎年訪れていた花の名所で、
約70種類もの花々が、まさに百花繚乱のごとく一斉に咲き競う様は圧巻。
花木生産農家の方が、長い年月をかけて雑木林を開墾し、
生活のために花を植えたのが始まりで、
その美しさが人を呼び、「自然の花の美しさを一人で見るのはもったいない。
この喜びを万人のものとしたい」との願いから、昭和34 年に畑を一般開放し、
今では国内外から大勢の観光客に親しまれています。
前回は花見山観光の基本とも言える
『ハクモレンの丘』&『花見山公園』編をご覧いだきましたが
今回は花見山再訪者向きの『花の谷』編をご紹介します。
花の谷は花見山公園と次回紹介する『生け花の里』の間にある谷間で
遊歩道はなく花木畑の中の一般市道を周回するコースです。
花の谷の最高地点から眺める残雪の吾妻連峰と花見山のコラボは
花見山全体の中でもTOP3に入る絶景です。
花見山リピーターなら是非訪れて欲しいコースです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
-
★福島市街地&花見山ルートMap
※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.7530588,140.4810306,5557m/data=!3m1!1e3
花見山は福島市街地の東に位置しJR福島駅からは車で10分ほどです。
花見山のピークシーズンには花見山周辺にはマイカーは乗り入れできません。
駅前発の花見山臨時バス(一人往復500円)か
親水公園の臨時駐車場を利用してください。
環境整備金(駐車場+シャトルバス)一人500円。
普段、私が写真撮影に赴く場合は殆どマイカーですが
花見山周辺はマイカー規制で入ることができません。
マイカーの場合は親水公園の臨時駐車場を利用し
シャトルバスで花見山駐車場に行くことになります。
ただ、朝は須賀川市、郡山市、本宮市、二本松市、福島市の
市街地を通って親水公園に行かねばならず、
平日は通勤渋滞に巻き込まれること間違いなし。
高速道という手段もありますが、どっちみちシャトルバスの運行は
朝9時からなので花見山に到着できるのは朝9:15頃。
それより早く花見山に行きたい人は福島駅からタクシーを利用します。
で、私は渋滞が大の苦手なので東北線在来線に乗車し
福島駅まで行き、そこから花見山行き臨時バスを利用しています。
臨時バスも9:00が始発ですが
乗客が多い時は臨時バスよい少し早い臨時バスを出すこともあります。
でもこれは状況しだいなので9:00始発と見た方がいいと思います。
臨時バスは約15分間隔で運行しているので長い時間待つことは無いと思います。
帰りは混雑するので時間に余裕を持ってバスを待たたないと
新幹線の時間に遅れる可能性もあるので注意が必要です。 -
★花見山周辺Map
(※Google Earthに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.7515999,140.4760528,4997m/data=!3m1!1e3?hl=ja
今回歩いたルートを黄色いラインでマーキングしてみました。
多くの観光客は花見山駐車場から花見山公園を周回するコースを歩きますが、
時間に余裕にある方や体力に時間のある方はさらに、
花の谷コースや生け花の里コース(康善寺,桃源郷展望台、希望の鐘展望台)
なども周ればよりデープな花見山を楽しめると思います。 -
☆花見山Map~桃源台展望台(生け花の里)
※NPO花見山を守る会の地図に加筆。
http://hanamiyama8141.web.fc2.com/map_2.html
花見山の地図と言うと駅周辺や駐車場、観光案内所、HPなどで
手に入れられる、『福島市観光コンベンション協会』発行の無料のガイドマップ(上記Map)&地図だと思いますが、もう一つ『花見山を守る会』がHPで公開している地図があります。
『福島市観光コンベンション協会』の地図には“花見山公園コース”や“花の谷”コースがお薦め見学コースになっていますが、
実は花見山公園から花の谷を挟んだ対岸の山にも周遊コースがあります。
正式名は分かりませんが、便宜上『康善寺コース』と呼ばせてもらいます。
この『康善寺コース』は花見山公園全体を眺望できるのが特徴です。
この『康善寺コース』周辺は今年いただいた新しいパンフでは
『生け花の里』と紹介されていました。
『活け花』ではなく『生け花』にどんな意味があるのかわかりませんが
この名前を定着させるのは時間がかかりそう(^-^;。
このコースは震災後から序々に遊歩道の整備が進み
以前とは見ちがえるほど美しくなりました。
時間と体力に余力のある方は“花見山公園”と合わせて観賞されてはいかがでしょうか?
もちろん、こちらも無料で見学できます(^^ゞ。
全部合わせて約4時間かかりました。 -
☆活け花の里ハイキングMap (※花見山を守る会)
https://hanamiyama-fukushima.com/
花見山公園やハクモクレンの丘はルートがほぼ決まっているので
あまり迷うことはありませんが
活け花の里は細い道がたくさんあり
初めてだと迷うかもしれません。
今はスマホのGRコード案内などもあるので
うまく利用して下さい。 -
★花見山~花の谷周辺Map
(※Google Earthに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.7515999,140.4760528,4997m/data=!3m1!1e3?hl=ja
花の谷コースは一般市道のコースで周回しスタート地点に
戻れるので迷うことは無いと思います。
最高地点までけっこうキツイ坂道が続くので体力勝負です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花見山公園を後にし、簡易トイレが設置してある市道を右手(東)に向かいます。
花見山公園にはたくさんの観光客がいますが
花の谷に向かう観光客はチラホラです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花見山公園を出て市道を少し山側(東)に進む(登る)と
右手に先ほどまでいた花見山公園や花見山公園山頂が見えてきます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花の谷の市道を1/3くらい進む(登る)と
ビューポイントの案内板があり、登ってきた坂道を振り返ると
ハクモクレンの丘越しに残雪の吾妻連峰が見えます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
かなり刈り込まれた濃いピンクのハナモモを手前に
撮り込むと華やかな風景写真になります。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
このビューポイントは吾妻連峰が見えてこそなので
吾妻連峰が見えないと魅力が半減してしまうポイントかも。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
カメラを縦位置で撮影すると空の青さが際立ち
残雪とのコントラストもキレイです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
吾妻連峰にピントを合わせるか、
手前のハクモクレンの丘にピントを合わせるか迷うとろです。
吾妻連峰のピントを合わせれば山並みがくっきり写り込みますが
ハクモクレンの丘の花色が淡くなります。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
手前の花々にピントを合わせれば花色は鮮やかに撮れますが
吾妻連峰は淡い色になってしまうので
折り合いを付けるのが難しいと思います。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
右下にわずかに黄色いレンギョウが写っています。
ほんのわずかな黄色ですが、画角の中に黄色があると無いでは
全体の華やかさも違って見えるので
わずかでも撮り込んだほうが良いと思います。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
登ってきた市道を振り返った構図です。
花見山公園を過ぎてからはずっと登りなので
日頃の運動不足がモロに足に出てきます(^-^;。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花の谷の市道の最高地点から吾妻連峰や栗子連山が望めますが
最高地点の山側に登ればさらに展望が良くなります。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
最高地点の山側からは吾妻連峰が良く見渡せます。
写真左下は花見山公園で右下はハクモクレンの丘です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
手前の花見山公園にピントを合わせると
背後の吾妻連峰のクッキリ感がなくなるので
どうちを主役にしたいかで
ピントの合わせ方が違ってきます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
市道の最高地点の山側のビューポイントを知っている人は
わずかなので、撮影者は私しかいませんでした。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
市道の最高地点の山側のビューポイントから右手(北)にパンすると
向こうの山に1000本桜や福幸の鐘展望台が見えます。
クネクネと曲がっているのが市道で
この辺りが花の谷の最高地点です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
高圧電線鉄塔が邪魔と言えば邪魔です。
以前は画角に入り込まないよう撮影しましたが
今はこれも風景の一つで、ありのままの姿を撮るのも
その時代らしい写真で良いかなと思うようになりました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
写真左端のハナモモ畑辺りは指定ビューポイントのなっているので
花木畑の中に入って西に連なる吾妻連峰を撮影することができます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
吾妻連峰の中央少し右側に禿山のようであり
人工的な工作物が見えています。
いったい何なんでしょう? -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
上記禿山の部分をズームアップして見て見ましょう、
これは『先達山メガソーラー』建設地で
現在、景観破壊や環境破壊で問題になっている場所です。
太陽光発電(ソーラー発電)は持続可能なエネルギーとして
地球にやさしいエネルギーとされてきましたが
果たして大自然や美しい景観を破壊してまで作って
地球に優しいエネルギーと言えるのでしょうか?
このメガソーラー計画は既に福島県の建設許可を得ているので
法的には問題無いようですが、大規模な禿山になって初めて
市民が気が付き不安が広がりました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
福島市は『先達山メガソーラー』問題が伝えられてから
『山地のメガソーラー新設はこれ以上求めない』と言う宣言をだしましたが、
これには法的拘束は無く、福島県の許可があり、それに乗っ取って工事を
進めているいる以上は原則止めることは出来ないそうです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
いかにもお役所的な仕事に正直ガッカリします。
環境破壊に対し法律の整備が追い付いてないのが現実だとは思いますが
禿山になる前に今ある法律でどうにかならなかったのでしょうか。
地球に優しいソーラー発電とは自然環境を破壊して新設するのでは無く
既存の空き地やビルの屋上を利用してこそ地球に優しい
エネルギーと言えるのでないでしょうか? -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
この写真右側の山は吾妻連峰南端の高山(1805m)は
偶然にもだいぶ昔スキー場建設計画が持ち上がったとき
自然破壊につながると反対運動がおき、
福島県における環境保護活動の原点とも言われた山で、
その結果、スキー場建設計画は断念されました。
この時はまだ禿山になる前だったので助かりましたが
『先達山メガソーラー』もソーラーパネルが設置される前に
なんとか中止し、自然の回復に努めて欲しいと思います。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
1959年から1960年の安保闘争は全てが悪く、
全てが良かったわけではありませんが
少なくと社会を良くしたいと言う庶民の切なる願いがあったと思います。
今じゃ闘争どころか反対デモも殆ど見られない時代になってしまいました。
私もそうですが、誰かが立ち上がらないと行動を起こさない
『事なかれ主義』や『日和見主義』が当たりまえになってしまい、
何もしようとしない『あきらめ主義』になっている気がします。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
吾妻連峰の中心地である浄土平方面へは福島市から
観光道路の磐梯吾妻スカイラインが通っていて
今年は2024年4月23日(火)10:00~再開通しました。
再開通後も路面凍結の恐れがあるため、
2024年4月23日から当面の間、17:00から翌朝7:00は夜間通行止めです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
観光有料道路として親しまれた「磐梯吾妻スカイライン」
「磐梯山ゴールドライン」「磐梯吾妻レークライン」の3ラインは、
平成25年7月25日を以って、福島県へ移管され、
一般県道として無料で通行する事ができるようになりました。
今まで親しまれた3道路の愛称は、定着していることもあり、
今後も同じ名称で呼ばれることとなりました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
磐梯吾妻スカイラインは再開間もない頃は
雪の回廊を走ることができます。
立山の雪の大谷とは比べようもありませんが
雪が多い年は4,5mほどの雪の壁ができます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
最高地点山側ビューポイントから再び市道に下りてきました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
一般的にシダレザクラは早咲きが多いのですが
この枝垂桜は晩生ですね。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
1000本桜と言われているポイントです。
実際に1000本あるかどうかは分かりませんが
幼木が密植されているので本数はかなり多い感じです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
ここは花木農家個人の畑ではなく、
畑の中にはいってもいいパブリックスペースのようなので
畑の縁まで来て吾妻連峰を撮影することができます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花木畑の端下は急斜面になっていて
前に遮るものがなく展望が開けています。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
遠近感か春らしさを出すために手前に桜を撮り込んでいますが
桜を撮り込まなければ一大パノラマです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花見山公園の北東側も良く望めます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
写真左上に花見山公園山頂の四阿(東屋)が小さく見えています。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花の谷の市道最高地点を大きくU字に曲がると
左手に桃畑が展開してきます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
今まで見て来た花木畑のハナモモは園芸用の見るための桃の花ですが、
こちらは果実用の桃です。
ハナモモより若干見頃が遅いのですが
今年はほぼ同時期に見頃になったので得した気分です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
残雪の吾妻連峰と花見山公園と果実用桃畑と福島市街地と
福島市の見どころがてんこ盛りになった1ショットです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
福島県の桃の生産は山梨県に次いで全国2位、
桃は中通りを主に広範囲で栽培されていますが
生産の中心は福島市や伊達市など県北地方です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
福島県の桃の栽培の特徴は、桃の実に袋掛けをしない無袋栽培が
盛んなことです。
収穫される直前まで太陽の光をたっぷりと浴びた桃は、
栄養や糖分をたっぷりと蓄え、美味しく育ちます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
一般的に桃は市場を通し流通させるため完熟を待たず堅いうちに
収穫されるのが一般的ですが、
福島県ではじっくりと樹の上で熟した桃のみを収穫することも多く
福島県産の桃は甘みが強く、大玉が多いと言われています。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
統計調査によると都道府県の県庁所在地&政令都市の中で
日本一桃の消費量が多いのが福島市です。
福島県は桃の生産も日本TOPクラスですが、
桃を食べるのはさらに大好きな県民性です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花の谷の市道は最高地点で大きくU字カーブして
花見山公園方面に下りますが、
下りとは反対方面にも市道が伸びていて
やはり花木畑があります。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
この市道は通行止めではありませんが
この先に行く人は稀で、
多くの人はU字カーブを下っていきます。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
1000本桜が間近に見えます。
あとでこの山の天辺辺りまで登って行き
上から1000本桜を見下ろします。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
市道の下りは左手に桃畑と正面に吾妻連峰を見ながら
下っていきます。
往路はずっと登りでキツカッタですが
復路は逆にずっと下りなので一息付けます(^^ゞ。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
-
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
くだもの王国ふくしまを代表する桃の主力品種は
〝あかつき〟です。
果汁が多くみずみずしく、甘みも強くとて美味しい桃で
〝あかつき〟は国内生産の約半数が福島県で栽培されています。
収穫時期は7月下旬~8月中旬頃まで、
その他にも、はつひめ、ふくえくぼ、暁星、まどか、ゆうぞら等
さまざまな品種が栽培されており、7月初旬から9月下旬頃まで
おいしい桃を食べることができます。
これら、はつひめ、ふくえくぼ、暁星、まどか、ゆうぞらはなんと
『あかつき』を元に交配された品種なんです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
-
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
果実用の桃の花はハナモモほどの華やかさはありませんが
一つ一つの花はハナモモより大振りです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花見山もこれらの桃畑も本来は観光目的ではありませんでしたが
意図せず福島県を代表する観光地になったのですから
何が幸いするか分かりませんね。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
ただ、ほとんどの地元住民や農家にとっては
観光客がいくら大勢やって来ても
一銭にもならないどころか、
シーズン中は交通規制や渋滞などで
日常生活が脅かされるのですから
花見山地域の人達には感謝の念しかありません。
あらためてお礼を申し上げたいと思います。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
山梨県の山中湖畔のローソンのように観光客の迷惑行為で
富士山を見えなくなるようにシート壁を設置するまでの
迷惑行為はまだ花見山では問題になっていませんが、
おそらく小さな迷惑行為はたくさんあるんだろうなと想像します。
そんな迷惑行為で観覧中止にでもなったら元も子もありません。
自身も含めそれらを他山の石とし、
末永くこの桃源郷を楽しめるよう注意していきたいと思います。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花見山公園の尾根や山頂から見えていた
ハート形菜の花畑にやってきました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
当然、灯台下暗しで行き成りここに来たら
この菜の花畑がハート形とは分からないかも。
でも感の良い人ならなんとなく想像はつくかな。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
-
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
このはハート形菜の花専用の畑ではなく
リンゴのような果樹が植えられているので
果樹農家の協力でハート形菜の花を栽培しているのでしょう。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
桃畑では摘花作業が行われていました。
桃に限らず果樹の多くは大きな実にするため花や未熟な果実を
取り除く摘花や摘果作業がおこなわれます。
この他にも受粉作業などがあるわけで花見どころじゃないでしょうね(^-^;。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
市道を大分下ってきました。
左手には花見山公園が山頂までしっかり見えてきました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
花見山公園をズームアップしようとしたら
電線がかなり目障りでした。
飛騨高山や大内宿のように電線や電柱の地中化が
かなり進んだ観光地もありますが
海外の先進国に比べると全体的にはまだまだ遅れている気がします。
都市部に限って比べてみても、
ロンドン、パリ、香港、シンガポールは100%、
台北は96%、ソウルが49%
それに対し東京はわずか8%、大阪は6%という有様です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
花の谷の下り市道をほぼ下り終える辺りに
くるみ川に架かる橋があり、橋を渡った右手に
くるみ川左岸沿いに遊歩道があるのでそちらに進みます。
100mほど進むと再びくるみ川を渡る橋があり
その橋を渡った先は『生け花の里』と呼ばれる第2の花見山です。
橋を渡ってしまうと生け花の里の中に入ってしまい
生け花の里の全景が写真に納まりにくくなるので
まずは橋を渡らず、くるみ川左岸沿いの遊歩道を
30mくらい歩きながら生け花の里の写真を撮ります。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
今回の旅行記のタイトルは花の谷編でしたが
写真数の都合上、
上記写真から旅行記のサブタイトルも花の谷編から生け花の里編に変りました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
この『生け花の里』の花木山はだいぶ前から存在していましたが
一般的に注目されるようになったのは
2011年の東日本大震災以降だと思います。
東日本大震災でこの周辺は地震による大きな被害は
比較的少ない地域でしたが福島原発事故では運悪く風向きが
こちらの方面だったので福島第一原発からはけっこう離れていましたが
放射能汚染濃度がやや高くなり花見山は観光客の受け入れを
中止しました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
その後汚染土壌の除去などにより放射能濃度も下がり
2013年だったかようやく公開が再開されました。
2005年に発足したNPO花見山を守る会は
震災後に生け花の里を第2の花見山にしようと
ボランティア活動が始まり、新たな植樹をしたり菜の花を蒔いたりし
『生け花の里』が次第に注目されるようになりました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
東日本大震災前の生け花の里は
一般観光客が歩くと言うより
ウォーキングトレイルや花見山公園から眺める
花木山でしたが、花見山を守る会の復興支援後に
次第に訪問者が増え今では花見山公園に続く
第2の花見山として多くの観光客が訪れるようになりました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
花見山を守る会が震災復興として
この周辺を新たな花見山として整備し始めた頃はは
まだ『生け花の里』と言う名称は無かったような気がします。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
生け花の里は以前は善康時展望台、福幸の鐘&桃源郷展望台、
天空の鐘展望台、三連峰の丘とかそれぞれ個々の名前があり
全体として生け花の里とは言ってなかったような気がします。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
こちらは福幸の鐘&桃源郷展望台方面の花木畑です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
丘の天辺に桜(ソメイヨシノ)が並んでいる辺りは
3連峰の丘です。
おそらく吾妻連峰&安達太良連峰&栗子連山の
峰々が展望できることから名付けられたのかなと思います。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
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◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
3連峰の丘の左側に菜の花畑が少し見えています。
現在は鐘や四阿(東屋)などが整備され
希望の鐘展望台と呼ばれています。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
この黄色い菜の花畑は以前は雑木林だったと思いますが
開墾して取り敢えず菜の花畑にしたようです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
3連峰の丘は花見山臨時駐車場から花見山公園へと続く
ウォーキングトレイル(遊歩道)から
左手向こうにずっと見えてい花木山です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
丘の天辺左手に小さく四阿(東屋)が見えています。
鐘もあり希望の鐘展望台と呼ばれ
吾妻連峰や安達太良連峰の眺めが抜群です。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
いくら晴天の予報でも空全体を見渡せば
どかに雲はあるものですが
まさに雲一つない日本晴れです。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
-
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
さらにこの日は気温がさほど高くならなかったので
春霞になることもなくクリアな青空が広がりました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
手前にハナモモや桜があり、それらを撮り込むことによって
遠近感が表現できました。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
この後はくるみ川を渡り向こう側に見える
希望の鐘展望台や福幸の鐘展望台などを散策します。
とくに福幸の鐘展望台まではかなりの急坂があるので
日頃の運動不足が響いてきそうです(^-^;。 -
◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
これで◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
さらにポチしてくれた方には重ねて御礼申し上げます。
GW中は中間の平日以外は混雑や渋滞が嫌なので
どこにも出かけず庭仕事や旅行記の編集に勤しんでいます。
時間はたくさんあるのですが相変わらず集中力が続かず
とくに旅行記の編集が牛歩の如く一向にはかどりません(^-^;。
なにか名案はないものでしょうか・・・・
とりあえず頑張ります。
ではまた。 j-ryu
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旅行記グループ
福島・花見山
-
◆百花繚乱・福島の桃源郷・花見山 ,2019 , Part1
2019/04/09~
福島市
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◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~花見山公園コース・その1
2021/04/01~
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◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~花見山公園コース・その2
2021/04/01~
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◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~花の谷コース
2021/04/01~
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◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源郷展望台コース
2021/04/01~
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◆春らんまん~福島の桃源郷・花見山🌸ハクモクレンの丘~花見山公園編
2023/03/30~
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◆春らんまん~福島の桃源郷・花見山🌸花の谷&活け花の里編
2023/03/30~
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◆福島の桃源郷*花見山2024~ハクモクレンの丘&花見山公園編
2024/04/10~
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◆福島の桃源郷*花見山2024~花の谷編
2024/04/10~
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◆福島の桃源郷*花見山2024~生け花の里編
2024/04/10~
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◆桃源郷は福島にあり・百花繚乱の花見山~花見山公園&花の谷編
2025/04/07~
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