2021/04/01 - 2021/04/01
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j-ryuさん
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☆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山
Part1,Part2では一般観光客の殆どが訪れる花見山公園を紹介し
Part3では花の谷を、今回が最終章で桃源郷展望台~康善寺コースを
ご紹介します。
花見山の魅力って何ですか?とよく尋ねられます。
私は『リアル桃源郷』ですと答えています。
「桃源郷」とは中国の古典「桃花源記」の中に出てくる
「桃源郷」が由来とされ、「世俗を離れた理想的な別世界」という意味です。
本来は実際には存在しない架空の場所を指す言葉ですが
『花見山』は架空ではなく正に「桃花源記」の中に出てくる
「桃源郷」のような場所です。
福島市という利便性と背中合わせでありながら
せせらぎの音に野鳥のさえずり、遠くには残雪の峰々、
山や谷一面の花々に包まれたら誰もがこここそが
リアル桃源郷なんだと実感することでしょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
-
☆福島市街地&花見山ルートMap
※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.7530588,140.4810306,5557m/data=!3m1!1e3
花見山は福島市街地の東に位置しJR福島駅からは車で10分ほどです。
花見山のピークシーズンには花見山周辺にはマイカーは乗り入れできません。
駅前発の花見山臨時バス(一人往復500円)か
親水公園の臨時駐車場を利用してください。
環境整備金(駐車場+シャトルバス)一人500円。 -
☆花見山周辺俯瞰Map
(※Google Earthに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.7515999,140.4760528,4997m/data=!3m1!1e3?hl=ja
今回歩いたルートを黄色いラインでマーキングしてみました。
多くの観光客は花見山駐車場から花見山公園を周回するコースを歩きますが、
時間に余裕にある方や体力に時間のある方はさらに、
花の谷コースや康善寺コースなども周れば
よりデープな花見山を楽しめると思います。 -
☆花見山周辺Map
※福島市観光ノートより
https://www.f-kankou.jp/spot/nature/1660
基本的にバイク、自転車、タクシー利用客以外は
全て花見山臨時駐車場からスタートします。
タクシーの場合は東町集会所のタクシー乗降所まで行けますが
健常者なら花見山臨時駐車場からスタートしても
周囲は既に花見山エリアなので美しい桃源郷を体感しながら歩けます。 -
☆花見山Map その2
※NPO花見山を守る会の地図に加筆。
http://hanamiyama8141.web.fc2.com/map_2.html
花見山の地図と言うと駅周辺や駐車場、観光案内所、HPなどで
手に入れられる、『福島市観光コンベンション協会』発行の無料のガイドマップ(上記Map)&地図だと思いますが、もう一つ『花見山を守る会』がHPで公開している地図があります。
『福島市観光コンベンション協会』の地図には“花見山公園コース”や“花の谷”コースがお薦め見学コースになっていますが、
実は花見山公園から花の谷を挟んだ対岸の山にも周遊コースがあります。
正式名は分かりませんが、便宜上『康善寺コース』と呼ばせてもらいます。
この『康善寺コース』は花見山公園全体を眺望できるのが特徴です。
このコースは震災後から序々に遊歩道の整備が進み
以前とは見ちがえるほど美しくなりました。
時間と体力に余力のある方は“花見山公園”と合わせて観賞されてはいかがでしょうか?
もちろん、こちらも無料で見学できます(^^ゞ。
私の旅行記では歩いたルートを色分けで書き込んだので参考にして下さい。
Part①紫色のライン
part②紺色のライン
Part③ ④緑色のライン
全部合わせて約4時間かかりました。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々と吾妻連峰 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々と吾妻連峰
福島盆地からは障害物が無い限り殆どの場所から
吾妻連峰や安達太良連峰を望むことができます。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々
公園では無いのでガーデンデザイナーが配色を考えて
花木を植樹しているわけではなく
殆どの色の取り合わせは偶然です。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々
逆に計算されていない緩さが安らぎを与えてくれるような気がします。
西洋の平面幾何学式庭園(フランス庭園やイタリア庭園など)は
見た目は整然として圧倒的な美しさがあると思いますが
西洋庭園に1時間もいたら疲れてきそうです(--〆)。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々
この花木山だって人間が作り上げたものですが
観光客に見せるために植えられたわけでは無いので
西洋の平面幾何学式庭園とは比較にならないほどの緩さや
いい意味でのいい加減さが見る人来る人を拒まず
人を包んでくれるような温もりがあります。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々
真中の薄い黄色はサンシュウ。
その背後にハナモモとソメイヨシノ。
下草は春らしい優しい新緑。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々
それぞれが尖ることなく上手く調和していますね。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々
青空も花々の美しさを際立たせてくれています。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
康善寺跡周辺の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
代表的な春の花の一つに椿がありますが
花見山ではかなり少数派です。
椿は花まるごと落花するので切り花に向かないからだと思います。
写真の藪椿は茶花として人気がありますが
花屋さんではあまり見かけませんね。
やはり一つ一つの花の寿命が短いのも理由かも。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
中央少し左の赤茶色の木は花ではなく
カエデの仲間のサンゴカクかな? -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
桃源境展望台へはクネクネした山道をけっこう登るので
ご年配の方は少々キツイかも知れませんが
これらの美しい花々を眺めながらの行程なので
意外と苦になりません。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
身体がキツクなってくるのは
おそらく2日後か3日後でしょう(笑) -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
花木農家の方は毎日こんな山でお仕事をされているわけですから
きっと健康でしょうね。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
健康だとお酒も食事もお良くなりますが
過ぎたるは猶及ばざるが如し
何事も程々がよろしいようで(^^;)。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
今、世界中がコロナ禍で大変なときですが
人の少ない美しい花々の山道を散策するのは
嫌な事などすっかり忘れさせてくれます。
さすれば免疫効果も自ずと向上し感染予防に役立っているのではないかと
良い方に解釈しています。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々
この辺りの花木はまだまだ幼木ばかり、
それでもこれだけ美しいのですから
10年後、20年後が楽しみです。
その頃は一応、まだ生きていると思いますが
体力があるかどうかは日頃の鍛錬次第・・・・(^^;)。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下から望む吾妻連峰
この日は朝からずっとスカっ晴れ。
気温もちょうど良くシャツ一枚で
寒くもなく汗もかかず最高の天気です。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下から見下ろした康善寺山道
桃源境展望台を見終えたら向こうの山道を通って
臨時駐車場に戻ります。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下から見下ろした康善寺山道
人を避けて撮っているわけではありませんが
花見山公園コースと比べると
こちらの人出は1/10くらいかも。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から望む三連峰の丘方面。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下から見下ろした康善寺山道
この近辺のお住まいの方はとても暮らしやすい地域だと思います。
福島市街地まで車で10だし、この素晴らしい環境です。
でも一番の問題点は観光客かも(^^;)。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下から見下ろした康善寺山道
花見山で観光客相手の商売でもしていない限り
地元住民は交通規制などの迷惑ばかりに遭い
一銭も儲からないんですから
有難いのか有難くないのか微妙でしょうね(^^;)。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下から見下ろした康善寺山道
恐らく儲けにならなくても
花見山は自慢であり誇りだと思います。
美しい所ですね、正に桃源郷ですねなどと誉めてもらえれば
少しの不便さなど吹き飛んでしますかも。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下山道 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下山道
もったいないくらい誰も歩いていない桃源境展望台コース -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下
昨年のNHK朝ドラ『エール』はご存知のように
福島市生まれの作曲家『古関裕而』氏をモデルとした物語でした。
古関氏が子供の頃は養蚕が盛んでな花見山はまだ存在していませんでしたが
古関氏晩年頃は19751年に写真家の故秋山庄太郎氏が『福島に桃源郷あり』と
全国に紹介し人気が出始めていたので
もしかしたら訪れたことがあったかも。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台下山道
古関氏が花見山を訪れたことがあるかどうかは分かりませが
福島市のもう一つの桜の名所と言えば
福島市中心部にある信夫山。
古関氏の生家からも近く『エール』では
ハーモニカを吹いていた里山です。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から望んだ吾妻連峰 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から望んだ吾妻連峰
左端の山が吾妻小富士(1707m)
山腹右側に雪形の『雪うさぎ』がくっきり見えています。
福島盆地側からはあまり富士山ぽくは見えませんが
磐梯吾妻スカイラインの中心地・浄土平からは
大きな火口がよく見えまさに小富士です。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から望んだ福島市街地と栗子連山 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から望んだ福島市街地と栗子連山
福島市は福島県の県庁所在地ですが人口的には
いわき市(35400人)、郡山市(33800人)、福島市(29700人)と
三番目の規模。
福島県の中央に位置する郡山市が経済県都と呼ばれています。
いわき市は人口は最多ですが5市が合併した市なので
都市としての集積度は郡山市が一番です。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から見下ろした康善寺山道 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から望んだ花見山公園
桃源境展望台から花見山山頂展望台を望むと
視線的には同じくらいの高さでしょうかね。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源境展望台から望んだ三連峰の丘 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台 感謝と幸福の鐘
桃源郷展望台には鐘が2か所あってこちらは低い所にある鐘です。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台から望む花見山公園 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台から見下ろす康善寺山道 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の最高地点 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々
桃源境展望台山頂の桜 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々
桃源郷展望台のすぐ下にも平な場所があり
そこには一面ホトケノザが咲き誇っていました。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々
ホトケノザ(仏の座/シソ科オドリコソウ属)は春の七草の
ホトケノザと同じ名前なのでややこしいですが
春の七草のホトケノザ(写真下)はタビラコ(田平子/キク科ヤブタビラコ属))という
ニガナのような花で、
まったく似ていないのにどうして同名になったんでしょうね(ーー);。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々
春の七草のホトケノザの正式名はコオニタビラコ(小鬼田平子/キク科ヤブタビラコ属)は湿地を好み、田や周囲のあぜ道などに多く自生します。
早春の田んぼではロゼット葉を広げて地面にはいつくばった姿に見えるので
この姿を仏の座に例えたようですが、
こんな姿の草は何もコオニタビラコに限った訳ではなく
今やホトケノザの正式名はシソ科オドリコソウ属のホトケノザに奪われてしまいました。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々
このシソ科オドリコソウ属の「仏の座」という名前の由来は、
花を囲むように対生する柄のない葉の形の様子を
仏様の台座(蓮華座)に見立てたものです。
別名の「三階草」とも言われます。
とすると、春の七草のタビラコはな仏様の台座の見えないのに何故ホトケノザ?? -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~桃源境展望台コース
桃源郷展望台の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道から望む花見山公園方面眺望 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
三連峰の丘と康善寺山道の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
三連峰の丘眺望 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道のタンポポ各種
康善寺山道脇でオクウスギタンポポが咲いていました。
ぱっと見はシロバナタンポポと良く似ていますが、
分布地が違うしハナビラの色も微妙に違います。
シロバナタンポポもオクウスギタンポポも中心部は黄色ですが
その周囲のハナビラはシロバナタンポポは白で
オクウスギタンポポはわずかに黄ばんでいます。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
三連峰の丘眺望 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑
康善寺山道ぞいには見事なラッパスイセンの畑もあり
ちょうど満開でした。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑
スイセンの英名はナルシサス(Narcissus)で
ギリシャ神話に出てくるナルキッソスが語源だと言われているのは
広く知られていることだと思います。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑
また「ナルシスト」(自己愛性人格障害者)の語源にもなっています。
彼が死んだ跡に咲いた花がスイセンだと伝えられています。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑
※スイセンとギリシア神話
美少年ナルキッソスは、その美貌によりさまざまな相手から言い寄られましたがいつも冷たい態度をとりました。
森のニンフ(山、川、森、谷に宿る精霊)のエーコーもナルキッソスに恋をしましたが相手にしてもらえず、屈辱と恋の悲しみからやせ衰え、ついには肉体をなくして声だけの存在になってしまいました。
復讐の女神ネメシスは怒り、その呪いによりナルキッソスは水面に映る自分の姿に恋をしてしまいます。
しかし水面の中の像はナルキッソスの想いに応えることはなく、その恋の苦しみで彼は憔悴して死んでしまいました。
そしてナルキッソスの体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わりました。
だからスイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかのように咲くといわれます。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑
水仙の一般的な花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」ですが
水仙の種類のよって花言葉も違うようです。
黄色いスイセンは「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」
ラッパスイセンは「尊敬」「報われぬ恋」
クチベニズイセンは「すてきな装い」 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の水仙畑
ここのスイセンはみなラッパスイセンですが
早春に小さな花をたくさん咲かせるニホンズイセンがあり
原産地は地中海沿岸です。
室町時代以前に中国を経由して日本へ渡来したと言われます。
本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し群生が見られます。
特に福井県越前海岸、伊豆下田の爪木崎、兵庫県淡路市の群落が有名です。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の康善寺薬師堂
康善寺は今や跡形もありませんが薬師堂は再建されました。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道から望む花見山公園方面眺望
この時期、福島県で花見山と共に人気の桜の名所は
三春の滝桜なのでセットで訪れる人も少なくありません。
ただ三春の滝桜の見頃は花見山の見頃より
1週間ほど後なので
どちらをメインでみたいのかで訪れる日を計画した方がいいと思います。
どっちも見たいと言う欲張りな方は
三春の滝桜が五分咲きの頃なら花見山もまだギリギリ大丈夫かもね。 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道から望む花見山公園山頂展望台方面眺望 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道の花々 -
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山~康善寺山道コース
康善寺山道から見下ろした物産広場前の菜の花畑
丘の下に物産広場前の菜の花畑が見えてきたら
康善寺山道コースの終点です。
これで4回に渡ってご覧いただいた
◆百花繚乱~福島の桃源郷・花見山シリーズは完結いたしました。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
ようやく一度回復した撮影日と投稿日の差が再び大きくなってきました(^^;)。
春は様々な花が咲き競うので、あっちパチリ、こっちもパチリと東奔西走。
頑張ってたくさん撮ったはいいけど写真の整理と投稿が付いていけてません。
このままでは昨秋の二の舞になってしまいそう(--〆)。
雨でも降ればお出かけを断念するのですが
撮影が順調過ぎるのも善し悪しです。
ではまた。 j-ryu
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この旅行記へのコメント (2)
-
- yamayuri2001さん 2021/04/30 14:38:06
- 桃源郷
- j-ryuさん、初めまして。
初めましてではなく、正確にはコメントさせていただくのが
初めてです。
688冊に及ぶ旅行記、全部ではありませんが
かなりの数を拝見しました。
滝を撮れば、写真なのにまるで動画だ・・・
といつも思いながら、拝見していました。
花の写真は、本当に花弁が手元に散って来そうな・・・
写真家さんなのだろうかといつも思っていました。
ここに至るまで、何度か
掲示板に書き込みをさせていただこうと思い立ったことがありました。
でも、鬼才!と言うイメージがあり、
なかなかコメントを書くことが出来ませんでした。
しかし、そう思い続けて6年・・・
そんなに思案していると
チャンスが無くなる、
そう思いました。
とても素晴らしい自然を いつも見せていただき
ありがとうございます。
また、桃源郷の正しい解釈、記憶に留めさせていただきました。
yamayuri2001
- j-ryuさん からの返信 2021/04/30 22:40:38
- Re: 桃源郷
- yamayuri2001さん、こんばんは。
いつもご来訪&いいねをありがとうございます。
さらに本日は過分なコメントまで頂戴し恐縮至極です。
>688冊に及ぶ旅行記、全部ではありませんが
かなりの数を拝見しました。
≫4トラ会員になったのがかなり早いほうだったので
結果、投稿数も多くなりました。
質より量って感じです(^^;)。
>写真家さんなのだろうかといつも思っていました。
≫まさかも、まさかです。
完璧など素人、しかもカメラだって一応デジ一だけど
未だに安価な入門機種だし、間違っても写真でお金など稼げません。
>鬼才!と言うイメージがあり、
≫初めて持たれた印象です。
ごく普通のオジサンですよ(^^;)。
性格は典型的なA型タイプかも。
>なかなかコメントを書くことが出来ませんでした。
≫旅行記上ではおちゃらけたり、笑いをとったりは殆どしないので
少し堅苦しく近寄りがたいのかも。
>とても素晴らしい自然を いつも見せていただき
ありがとうございます。
また、桃源郷の正しい解釈、記憶に留めさせていただきました。
≫過分なお褒め恐れ入ります。
私の旅行記の理想や目標は『癒しや安らぎ』なので
文章を読まないまでもぱっと写真をみただけで
癒しや安らぎにつながればいいなと思っています。
拙い旅行記ばかりですが
これからも宜しくお願い致します。
j-ryu
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