2024/04/24 - 2024/04/26
460位(同エリア921件中)
ソネッチさん
2年前の9月に、2泊3日のツアーで念願だった奈良の長谷寺と室生寺を初訪問しました。二寺とも期待通り美しい寺でした。でも、長谷寺はぼたん、室生寺はシャクナゲで有名なので、花の綺麗な時期に訪問したかったなあという思いも持ちました。
先日、新聞広告で「石楠花の室生寺と牡丹の長谷寺」というツアーを見つけました。往復フェリー利用、ホテルを利用しないので二泊三日で23000円という低価格。
1日めの夜門司港を出発して翌朝神戸に着いて奈良の花寺を観光。夕方大阪・泉大津出発して翌朝門司港に着くというピンポイントツアーです。
綺麗な花を見ることができればラッキーですが、見られなくてもこの値段ならダメージは少ない(笑)願ってもないツアーで主人を誘って参加しました。
さて、綺麗な花は見られるのかな?
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1時30分。桜井市の長谷寺仁王門に到着。観光バスの駐車場は、お寺から少し離れています。
長谷寺は深い、深い山の中。2年前初めて来たとき、こんな山奥にこんなりっぱなお寺が・・・とびっくりしたことを思い出しました。 -
仁王門の横のオオデマリが満開でした。
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長谷寺の御本尊は、10mを超え日本最大の木造の仏様、十一面観音です。
立ち入り禁止の本堂に入って観音様のおみ足に直接触れてお参りできる特別拝観(拝観料1000円)期間中でした。 -
長谷寺といえば、399段の長い「登廊」と丸い「灯篭」ですよね~。
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登廊は、上・中・下の3段あります。
登廊を始め、他にはない巨大で個性的な伽藍に圧倒されて、前回来た時は登廊や本堂の写真をたくさん撮ったのですが、今回は牡丹の写真ばかり~。 -
お目当ての牡丹は、見ごろでラッキーでした。
長谷寺は境内150種。7000株の牡丹が咲き誇る牡丹寺です。
長い登廊の左右はもちろん牡丹、牡丹、牡丹。艶やかでした。 -
前回は、閉まっていた「宗宝蔵」が開放されていたので、主人を誘って中に入ります。
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ここの中庭も、もちろん、牡丹。
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奈良は前日、強風・強雨の荒天だったそうで、牡丹の花も少し痛みが見られました。開き気味の花が多かったです。
花弁が大きいので牡丹は特に雨に弱い印象ですね。 -
「宗宝蔵」は仏像などの寺宝が無料で拝見できました。
午前中に拝観した室生寺と長谷寺は関係が深く、室生寺は戦後独立するまで長谷寺の末寺でした。
長谷寺は創建が奈良時代、平安時代の文学作品にも度々登場するなど、歴史ある寺なのですが、度々、火災に見舞われています。建物や仏像など江戸時代以降のものが多く、仏像などは、室生寺の方は見所が多いかな。 -
一番長い下登廊。
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下登廊と中登を繋ぐ、「繋屋」 後ろに天狗杉が見えます。
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牡丹を愛でながら、登廊を歩くという念願は達成できましした。満足です。
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本堂に到着して観音様をお参り後、南西部にある内舞台に周りました。
長谷寺は京都の清水寺本堂と同じく懸造になっていて舞台があるのです。写真は舞台から見た本殿。 -
山奥にあるのでせり出した内舞台に来ると、素晴らしい開放感!新緑の中の五重塔が美しい。清水に負けない絶景です。
この後、五重塔を周って帰ることにします。 -
長谷寺は、石楠花も2500本植栽されています。あちらこちらでたくさん、石楠花が咲いていました。
ただ、石楠花は山の斜面にあるので、目前の豪華な牡丹にどうしても目がいってしまいます。
その中で五重塔周辺は、多くのシャクナゲを見ることがき、長谷寺一のシャクナゲスポットになっていました。 -
五重塔の側にあった、明治時代に落雷で焼失した「三重塔」跡地の石柱。
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五重塔は、戦後、戦没者慰霊のために建てられたとそう。三重塔ではないので、再建ではないです。
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五重塔を見た後、本坊に向かいました。
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途中、ヒメウツギの花がたくさん咲いていて、喜びました。
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清楚な花です。
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本坊まで降りてきました。
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本坊の前庭から見た本堂。
正面が懸崖作りの舞台です。 -
長谷寺は登廊の牡丹がもちろん主役ですが、本坊前の牡丹もそれは見事でした。
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このお寺の牡丹は非常によく手入れされています。
気難しい牡丹をここまでたくさん、きれいに咲かせる努力に頭が下がりました。拍手、拍手です。 -
雨が当たらないように、傘をさしているのも情緒があります。
傘をさすのも大変な労力だったと推察します。 -
牡丹園後ろに植栽されたオオデマリも色を添えていました。
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満開!
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名札はないので牡丹の品種は分かりませんが、この黄色の牡丹だけは分かります。
「黄冠」ですね。 -
この白い牡丹も綺麗でした。
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牡丹を堪能した後、本坊へ。
本坊大講堂特別拝観中でした。拝観料500円を納めて、本坊に入りました。 -
私は、お寺の中に入るのが好きです。(主人はあまり興味がない)
右の部屋にご本尊と同じ大きさを誇る『<掛けられない掛軸>観音大画軸(複製)』があり、お参りしました。 -
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1時間30分のフリー時間をフルに使いました。
門前町の奈良漬家や草餅のお店にも行きたかったのですが、時間がありませんでした。ちょっと残念。
この後、大阪の泉大津市にあるフェリーターミナルに戻りました。 -
復路のフェリーは、個室がとれず、2段ベッドのスタンダード洋室。
すぐに眠れるように、船内レストランで私は酎ハイ、 -
主人はビールを飲んで、バッタンキュー。
翌朝、入港は6時なのに目覚めたのは5時30分。焦りました。フェリーは自宅から近いので、連絡バスを利用して7時前には自宅に着くことができました。
フェリー旅は気軽に関西に行けるのでまた、利用したいねと主人と話しています。
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