2022/11/30 - 2022/12/02
1253位(同エリア2959件中)
ソネッチさん
大学時代からの友人4人組、住んでいる都市は違いますがみんな福岡県に住んでいます。4人とも退職して時間はたっぷり。集まって飲み会したり、近隣の県に小旅行したりして楽しんでいます。
今年7月、おばちゃん4人は初めて県民割バスツアーを利用しました。そして、そのコスパの素晴らしさに嵌りました。
8月は3回、9月は2回、10月は1回、県民割バスツアーに参加してプチ同窓会を楽しみました。
11月はちょっとバージョンアップしてフェリーで前泊・後泊する2泊3日の伊勢参りのツアーに参加しました。
私は退職して自由人になったら、行きたいと思ってメモした場所が5つ(国内)あります。お伊勢さんはその中の一つ。念願の場所に仲の良い友人とようやく行くことができました。
でも、行ってみてつくづく実感しました。お伊勢さんのことを、私は何も知らなかった・・・・。眼から鱗の旅行になりました。
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泉大津行き、新門司港17時30分発のフェリーに乗船しました。
博多発のツアーです。フェリー連絡バスにHちゃんは博多、RちゃんとMちゃんは小倉、私は門司から乗車しました。フェリーターミナルで同窓生勢ぞろいです。全国旅行支援を受けているので、ツアーの添乗員さんから大阪の電子クーポン3000円をいただいて、フェリーに乗船しました。
フェリー旅は1月にMちゃんと京都旅行に利用して以来です。写真は船内ロビー。造船まもないピカピカの船です。 -
今回はツアーなので、個室ではなく2段ベッドのスタンダート洋室。
Hちゃんが譲ってくれたので、私が下段、Hちゃんが上段のベッドを使用しました。 -
枕元には、ライト、コンセント、ペットボトルホルダー、
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足元には金庫。
カーテンがあるので、ぎりぎりのプライベートは守れます。
部屋は、ツアー会社の貸し切り。最大16名使用でき、女性のみの使用でした。
フェリー内部については、過去動画で何度も言及しているので今回は割愛します。 -
船上なので、出航すると電波がとても不安定になります。その前に、乗船前に頂いた大阪の電子クーポンを使いきらなくては・・ということで、おばちゃん4人、すぐにフェリーの売店に直行して3000円分のクーポンを使い切りました。
船を降りるとすぐにバスに乗車して三重県の伊勢まで行くので、大阪クーポンを使う場所はありません。船内でクーポンを使い切ってくださいと添乗員さんに言われてました。ミッションクリアでひとまず安心です。
クーポンを使い切った後、おばちゃん4人は船内のレストランでお待ちかねの食事とおしゃべりタイムをスタートしました。 -
私たちのテーブル。手前はノンアルコール組。奥はアルコール組。
船室は他のお客さんがいておしゃべりできません。それで閉店後もここでねばり9時までレストランでおしゃべりしました。(レストランは8時閉店後は、一般開放)
10時に消灯になるので、9時すぎに船内のお風呂に入って、就寝。明日は6時下船で早いのです。 -
翌朝、5時の開場を待ってレストランで朝食。コーヒーを飲みたくて、Hちゃん以外はみんな写真のモーニング。
船は波が穏やかな瀬戸内海を通行するのでほとんど揺れません。昨晩は4人ともぐっすり眠ることができました。フェリー旅を楽しめるかどうかは、ひとえにフェリーで眠れるかどうか。中には揺れが気になって眠れない方がいるからです。眠れさせすればフェリー旅は快適です。 -
予定通り6時に下船。待っていた観光バスに乗り込みました。40名フル参加の人気ツアーでした。
大阪から約3時間車を走らせ、最初の訪問地「二見興玉神社」に到着です。
主な祭神は猿田彦大神です。 -
境内の磯合にある夫婦岩が有名ですね。
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日の出遥拝所。
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拝殿・本殿。
古来、「伊勢神宮」に参拝する前や祭典に奉するる前には、こちらの「二見興玉神社」の二見浦で、みそぎを行うのが習わしだったそうです。
それに習って、私たちのツアーもここから伊勢参りのスタートです。 -
手水舎の「満願蛙」。水をかけると願いが叶うと言われています。
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主祭神「猿田彦」の神使か蛙なので、境内至る所に蛙が見られました。
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珍しいなと思ったのが写真の輪注連縄。ホームページを見ると境内の4ヶ所に設置されてるようです。
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参拝に訪れた方は、禊斎するために輪注連縄で身を祓い社頭に奉献するのが習わしだったそうです。
「二見興玉神社」に参拝した後、いよいよ伊勢下宮へ向かいました。 -
伊勢神宮は1つの神社ではなく、皇大神宮「内宮」と、豊受大神宮「外宮」を中心とした125社のお宮とお社の総称のことで、正式には「神宮」といいます。
下宮から内宮へお参りするのは知っていましたが、下宮と内宮は同じ敷地にあるとばかり思ってました。祭神も敷地も離れているんですね。伊勢神宮にはずっと行きたいと思っていましたが、知らないことばかりでした。
伊勢神宮では、ツアーは3グループに分かれ「お伊勢さん観光案内人」といっしょに参拝しました。 -
まずは、外宮から。観光案内人に引導されて玉砂利が敷き詰められた参道を進みます。
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第一鳥居。
伊勢神宮の鳥居は檜造りのシンプルな神明鳥居です。
柱に榊が飾られています。伊勢神宮では神聖な場所を示すものとして注連縄ではなく榊を用いるそうです。 -
斎館
祭祀を行う際は、それにたずさわる全神職がここでお清めをします。
斎館の奥に、天皇陛下や皇族の方が参拝時にお休みになる行在所があります。観光案内人さんは、写真などを使って詳しく説明してくださいました。皇室ネタが多かったかな。 -
祓所 奉幣祭の時にお祓いを行う場所です。
皇室の方が参拝されるときもここでお祓いされて馬車を降りられるとか。 -
第二鳥居
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古殿地
ご存じの方も多いと思いますが、式年遷宮といって伊勢神宮は二十年ごとに正殿を始めとする殿舎と 御 装 束 ・神 宝 を新たに造り替えます。
古殿地は、正宮と同じ広さがあり、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所です。次の遷宮では、ここに御殿が建てられます。 -
御正宮 御正宮には四重の御垣で守られた内院に御正殿があり、そこに豊受大御神が祀られています。一般の参拝が許されるのは外から2番目の外玉垣南御門の前までです。
鳥居の中から撮影禁止。御正殿の後ろにある御饌殿(みけでん)の屋根がちらっと見えるスポットをガイドさんに案内されて、ちらっとみました。
檜の茅葺屋根に檜の白木で作られた建物は想像以上に簡素です。建物については予備知識がまったくなかったのでちょっとびっくりしました。太古の昔の建築様式を20年ごとの式年遷宮で現代に伝えているとことを思うと言葉を失いますね。凄い!
御正宮で参拝した後、 -
亀石を通って、別宮へ向かいました。
亀石というのは、別宮の参拝へ向う水路に架かる石橋のことです。 -
亀石を超えると「風宮」「多賀宮」「土宮」の三つの別宮があります。時間の関係から今回は「風宮」のみ参拝しました。
元寇の時、神風を吹かせて、日本を守った神として知られています。有名な神様ですが、ここも簡素なお宮です。 -
「風の宮」の石垣にあった「ハート型の石」
SNS等で話題になっているそう。観光案内人さんが教えてくれました。なるほど、綺麗なハート型ですね。 -
手水舎の向かいに立つ、平清盛が勅使として参向した時、冠にふれた枝を切らせたという伝承がある「清盛楠」を見て、
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表参道日除橋を渡って、下宮を後にしました。
この後、バスに乗って内宮へ。
しつこいですが、外宮と内宮って離れています。祭神も違うし、別物です。知らなかったのは、私だけかな。 -
内宮に到着しました。
神宮の表玄関「宇治橋」です。 -
五十鈴川に掛けられた木造の橋です。
上流側には、川の増水などでの流木などが橋脚に衝突し損傷しないように、木除杭(きよけぐい)と呼ばれる数本の杭が立てられています。 -
橋を渡り切った後、撮影ポイントまで伊勢案内人さんが案内してくれました。
この橋も、式年遷宮で20年に一度、架け替えがが行われるそうです。 -
第一鳥居を過ぎると、
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五十鈴川御手洗場があります。
昨日の雨で水が濁っているし、コロナ化でもあるのでスルー。 -
さっそうと第二鳥居に向かう「伊勢案内人」さん。
お話がとっても上手な方でした。 -
神楽殿。
ここで御朱印やお札がいただけます。Hちゃんと御朱印ゲット。御朱印もすごくシンプル。 -
御正宮の中の御正殿などの建物は外からは見えません。ここは、唯一正宮内の建物の屋根の見える場所だそうです。
屋根がちらっと見えます。 -
御正宮に到着しました。
御正宮には五重の御垣で守られた内院に御正殿があり、そこに天照大御神が祀られています。一般の参拝が許されるのは外から2番目の外玉垣南御門の前までです。
心を込めて御参拝しました。 -
この後は、別宮の参拝です。
境内は見上げるような巨木ばかり。厳かな雰囲気です。 -
途中、案内人さんから御稲御倉の説明がありました。
御稲御倉は熱田神宮から送られてきた御稲が納められます。
御正宮を直接見ることはできませんが、正宮と同じく神明造りになっているので(5分の1の大きさ)正宮の雰囲気を感じることができます。ほんと、シンプル。
案内人さんがおっしゃるように埴輪の家にそっくりです。 -
その隣の外幣殿。
御正殿は、高床式ではないそうです。 -
到着しました「荒祭宮」
天照大御神の「荒御魂」をお祀りする内宮第一の別宮です。 -
殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさだそうです。
「伊勢神宮は、国や世界平和など大局的なお願いをするところだけど、ここは個人的なお願いをしてもいいところです」と案内人さん。
参拝客もたくさんでした。 -
神楽殿に戻ってきました。
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この石神さまは、「四至神」
境内を守る神様で別宮だそうです。
これにてお伊勢参りは終了。
伊勢案内人と周れて興味深い話をたくさん聞くことができました。ツアー参加の良さですね。 -
昼食はツアーについています。宇治橋のすぐ側にある「背乃國屋」さんで。
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グループごとのテーブル席。
伊勢名物「手捏ね寿司」と -
「伊勢うどん」
伊勢うどんは、柔らかい麺に甘めのかけ汁。トッピングは細ネギのみ。
シンプルなので、ちょっと最後は飽きました。
食事時間を含めて1時間30分ほどの自由時間だったので、急いで食べておばちゃんたちは。おはらい町通りへGO! -
おはらい町どおり
人通りが多いと思いましたが、伊勢案内人によると「まだまだ、観光客はもどってきてない」とのこと。
コロナがおさまるとぎゅうぎゅうになると思われます。恐ろしや~。 -
素敵なお土産物屋さんが並びますが、前日フェリーでクーポン使ってお土産物を買ったので、おばちゃん3人買い物をする気なし。
古い家屋が並ぶ雰囲気を楽しみます。 -
おかげ横丁~。
お目当ては、入り口付近にある「赤福」本店でしたが、予想通り長蛇の列。すぐに見切りをつけて、おはらい通りにある「赤福」内宮前支店へ移動です。 -
こちらのお店だと、集合場所の内宮駐車場のすぐ側です。
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併設されているイートインスペースは列ができていましたが、許容範囲。
少し並んで2個入りの赤福を二皿頼みました。 -
注文するとすぐに店内へ。四人掛けのテーブルが空いていたので、ラッキーでした。
赤福を二皿しか頼みませんでしたが、サービスのほうじ茶はちゃんと4人前。テーブルまで運んでくれました。
赤福さんのサービス!素晴らしい!おばちゃん四人、ニコニコで赤福を頬張りました。赤福を食せたので満足してバスに戻りました。
その後、バスに3時間乗って神戸港に向かいました。帰りのフェリーは神戸港発でした。 -
帰りの船は、16名定員の船室を8名で使用したので2段ベッドの上段を使用せずにすみました。これも、ラッキーでした。
前日同様、フェリーターミナルで今日は福岡県の地域クーポンがもらえました。フェリー下船後も地元福岡のクーポンはゆっくり使えるので、今日は売店には行きません。すぐにお風呂に入ってさっぱりしました。お風呂に入れるのも、フェリー旅の良い所です。
みんな、上機嫌でレストランで最後の晩餐です。
アルコール組のメニュー。船ごとにメニューは異なります。 -
Mちゃんは、阪九フェリーのカレーがお気に入りです。
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一番待たされた私が頼んだピザ。我慢できず2切れ食べてしまいました。
今回もとっても楽しめた同窓会旅行でした。
12月も4人で同窓会バスハイクを予約済み~。おばちゃん4人、ぎりぎりまで遊びます。
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