2021/11/18 - 2021/11/20
1484位(同エリア5112件中)
ソネッチさん
先月、妹と往復フェリー(ホテル無泊)を利用して高野山を訪問するツアーに参加しました。久しぶりのフェリー旅が思った以上に楽しめたので、今まで関西方面の移動手段は、JRと飛行機の2択でしたが、今後はフェリーが加わりそうです。幸い私の家から車で10分のところに関西方面に行くフェリーターミナルが2つもあるのです。
そんな話を友達としていたら、大学生時代からの旅友が、神戸行き阪九フェリーのお得なレディースプランを見つけてくれました。
往復フェリーを利用して現地ホテルは無泊。神戸で一日異人館巡りをする旅を旅友が考えてくれました。おばちゃん二人は、ほぼ初神戸。がっつり街歩きをして甘味好きの欲を満たす典型的な女旅になりました。
初神戸なので、他の方が読んでもあまり参考にならない旅行記だとは思いますが、自己記録用にアップします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
新門司港フェリーターミナルへの連絡バスは小倉駅発です。4時ごろ小倉駅で友人と合流して、コメダ珈琲で時間調整。駅構内にあるのが便利で、最近よく利用します。
以前から気になっていた小豆小町 葵(あおい)を注文してみました。コーヒーに、小倉あんが入ったデザートドリンク。
もちろん甘いですがコーヒーと小豆って、意外と合うと思いました。 -
連絡バスは、新幹線口前から発車します。小倉駅はそろそろクリスマスモード、駅前も駅裏もイルミネーションが飾られていました。
5時20分発の連絡バスに乗って、いよいよ旅の始まりです。おばちゃん二人、ウキウキ。 -
ターミナルに着いて乗船手続きをするとすぐに船に乗ることができました。私たちが乗船した「せっつ」は、去年就航したばかり。船内はピカピカです。
乗船すると、吹き抜けが目に飛び込んできました。 -
船内で売られているパイシューが美味しいという情報を友人がゲットしていて、お夜食に購入。
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和洋デラックスの2人部屋を予約しました。船室が並ぶ廊下も綺麗。ホテルのようです。
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部屋もホテルのよう。和洋室という名前から分かるように、靴は脱いで部屋に上がります。
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トイレと洗面所は部屋についています。
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荷物の整理をしてすぐに、お風呂に向かいました。先客がいましたが、ちょうど上がられたので写真を撮ることができました。手前のお風呂はジャグジー付き。船旅はお風呂に入れるのがいいですね。
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奥の白いドアの向こうは露天になっています。私と友人が露天でのんびりしていると、ちょうど船が出航しました。(18時40分)
露天がとっても気持ちよかったです。(冬は寒いかな?) -
私たちが予約したプランは一人1000円の食事券が付きます。
お風呂に入ってさっぱりした後は、船内のレストランで夕食です。 -
レストランは、各自がカウンターから好きなお料理を選びながら進み、最後に料金を支払うシステム。
友人お勧めのカレーライス(小)とサラダを食べました。
量的に大丈夫だと思ったのですが、これだけではさすがにお腹が減って、部屋のテレビで「大門未知子」を見ながら、おばちゃん二人シュークリームやらポテトチップスをバリバリ食べました。 -
7時10分に神戸港に着きました。連絡バスでJR住吉駅まで出て、異人館巡りをするためにJR三ノ宮駅まで電車で移動しました。
8時ごろ三ノ宮駅に到着。ここまでくれば一息つけます。駅近くのにしむら珈琲店でゆっくり朝食をとることにしました。落ち着いた内装の店でした。 -
にしむら珈琲のモーニングは、「サラダセット」と「フルーツセット」があります。どちらも女心をつかむ内容です。私も友人も「フルーツセット」を頼みました。
パンは下に2枚重ねてあって、挟んで食べます。ボリュームたっぷりの美味しい朝食がいただけました。
さあ、ひたすら食べる旅行の始まりです。 -
にしむら珈琲を後にして近くの「生田神社」に参拝。今日の旅の無事を祈ります。
まあ、一番の目的は私が御朱印をゲットすることなんですが。御朱印集めにいつも付き合ってくれる友人に感謝です。 -
生田神社は神功皇后以来の歴史を有する神社で、長田神社・湊川神社とともに神戸を代表する神社の1つだそうです。生田神社の名前だけは、私も聞いたことあります。
りっぱな神社でした。 -
素敵な花手水。
コロナが流行ってから、よく見るようになりましたね、 -
社殿背後にある「生田の森」
平清盛が都とした福原の東大手門にあたる史蹟です。 -
「森というよりも、杜だよね」と友達。
大きな木がたくさんあって、散策を楽しめました。軽く足慣らしをして出発。今日はひたすら歩く予定です。 -
生田神社を抜け、にしむら珈琲店 中山手本店の素敵な外観を眺めながら、異人館街を目指して山側へ坂道をひたすら上ります。
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北野町の一帯には、外国人が居住していた主に明治から大正時代に建てられた洋館が数多く残っていて、その街並みから「北野異人館街」と呼ばれるようになったそうです。
まずは、「風見鶏の館」へ。異人館は公開されている館だけでも20館近くもあり、その全部を周るのは到底無理です。友人から「どこを見たい?」と尋ねられた時、まず私が選んだのがこの館でした。
ずっと前ですがNHKの朝ドラの舞台になったので私の中では、異人館=風見鶏の館でした。赤レンガの壁、三角屋根の上に風見鶏、ザ・洋館です。 -
中に入って見学しました。戦前までドイツの家族が住んでいたそうです。
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季節がらクリスマスツリーが飾られていました。
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住んでいた家族の写真も。
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売店ではドイツ製のグッズがいろいろ販売されていました。可愛い家の形をした缶を発見して迷わず購入。こういう小さいサイズの缶を探していたのです。
友人は猫の絵ハガキを購入していました。 -
次は、「風見鶏の館」の隣にある「萌黄(もえぎ)の館」へ。
ライトグリーンの板で張られた外壁が目を引く可愛い館です。 -
外壁だけでなく、内装もグリーンが多く使われていました。
素敵な張り出し窓の壁もグリーン。この館は張り出し窓が特徴ですね。 -
暖炉のある部屋の壁もライトグリーン。暖炉のタイルが素敵です。
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2階の凝った窓枠もライトグリーンでした。
この後、「うろこの館」へ向かいました。 -
途中、「北野天満神社」がありました。私が「行こう!」と言うと、友人が「そう言うと思った」とため息まじりに付き合ってくれました。かなり急な石段を上ります。
平清盛が建設し北野の地名発祥となった神社だそうです。
残念ながら本殿は工事中だったので写真なし。 -
北野坂を登り切ったところにある天空の神社なので展望が素晴らしいです。「風見鶏の館」が見えました。
御朱印を頂いて後にしました。 -
この後、洋館が並ぶ狭い道を通って、
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急坂を、おばちゃん二人ふうふう言いながら登って、
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たどり着きました。北野異人館のシンボル「うろこの館」 広くて、りっぱな洋館です。お城みたい。
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庭に置かれた「カリドン(ポルチェリーノ)の猪」と呼ばれるブロンズ像。「カリドンの猪」は、ギリシャ神話に登場するイノシシで、鼻に触れると幸運が訪れるといわれています。もちろん、おばちゃん二人ともお鼻をなでなでしました。幸運がきますように。
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入り口で、うろこグループ4館が入場できるプレミアムパスの購入を勧められました。
本当は私希望の「風見鶏の館」「萌黄の館」友人希望の「うろこの館」「イタリア館」の4館だけ入館する予定でしたが、コロナのためにお得に入手できるということだったので、プレミアムパスを購入しました。 -
館内ではアンティークな家具とマイセンなどの磁器コレクションが楽しめました。
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この異人館は、外せないスポットだと思います。
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隣の展望ギャラリーでは、西洋絵画コレクションを見ることができます。展望は、北野随一、神戸の街と港を一望できました。
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一番高台にある「うろこの館」後にすると、後は下るのみ。素敵な洋館を見ながら北野の雰囲気を楽しみつつ
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下っていきます。古い洋館が本当にたくさん残っている街です。
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さあ、友人が楽しみにしていた「プラトン装飾美術館(イタリア館)」に到着しました。 大正4年(1915年)に建設された個人邸の各部屋に 18世紀 から 19世紀 の イタリア ・ フィレンツェ を中心とする装飾的な家具、調度、絵画等が展示された美術館になっています。
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食器好き、家具好き、絵が好きな人には、目の保養になること間違いなしの展示内容でした。
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豪華賢覧、キラキラです。
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目玉は、この部屋の家具類。フランスのオークションで購入した家具で総額1000万円だそうです。
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現在のオーナーがこの建物に住んでいて、一部のみ一般に開放されています。すごいです。
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プール横のテラスがカフェになっていて、友人のプランではここでランチをとる予定でしたが、何とコロナのために現在は土日のみ営業だそうです。残念。
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気を取り直して、うろこグループの残り3館の洋館めぐりに出発しました。うろこグループのぺんの家・洋館長屋・英国館の3館は、並んで建っています。
写真はペンの家と洋館長屋。今まで見てきた洋館に比べるとこじんまりした洋館です。3館とも、工夫された館内展示を楽しめました。 -
ペンの家は、旅行家・狩猟家の阿利尊氏のコレクションが展示されています。圧巻は剥製の展示。剥製はちょっと気味が悪くて苦手かも・・・
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角のコレクション
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蝶のコレクション。
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お隣の「洋館長屋」は、外国人向けのアパルトマンとして建設されたそうです。アールヌーボーの家具調度品なども展示されていますが、午前中回った洋館のそれがあまりに素晴らしかったので、ここは2階の原色の部屋の展示が面白かったです。
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赤の部屋。
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モノクロの部屋。中央手前の椅子に座って、若い方々が写真をたくさん撮っていました。面白い写真が撮れそうですね。
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洋館めぐりの最後は英国館。
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天井照明が好きなので、帰って写真チェックしたら天井照明の写真ばかり撮ってました。英国館の照明もいいですね。
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お酒のコレクションが充実していて、夕方からは古き時代のイングリッシュ・パブもオープンするそうです。
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2階に再現された「ホームズの部屋」2階はホームズ好き(私も友人もホームズ好き)にはたまらないスポットでした。
これにて異人館巡りは終了です。たくさん内部見学もして、満足しました。 -
食べそこなった昼食をとりに、スタバ北野異人館店へ。国の登録有形文化財に指定されている歴史的建造物に入っている唯一のスタバだそうな。
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「もう、一万歩以上歩いてる~」と友人。ヘロヘロになりすぎてあまりお腹が空いていません。
パンとドーナツを二人でシェアして休憩しました。いっぱい歩いていっぱい見たのでもう一日観光終了の気分でした。(笑) -
内装もおしゃれ。コロナのためか、あまり混んでなくてゆっくりできました。
体力を回復した後は、三ノ宮で街ぶらをすべく、JR三ノ宮方面へ歩きます。帰りは下り~。 -
三ノ宮のアーケード街をぶらぶらした後、元町の中華街へ。
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ここは、観光客が多かった!人・人・人です。そして、食べ歩きしている人が多い!
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友人のプランだとここで夕食をとるはずだったのですが、友人の頭に「焼小籠包」スイッチが入ってしまい、「焼小籠包を食べよう!」と言い始めました。
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友人目当ての人気店は長蛇の列だったのであきらめ、こちらのお店で購入。焼きあがるまで店の前のテーブルで少し待ちました。
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スタバで軽食をとったばかりだったので、これも一皿をシェア。その昔友人が中国本土で食べて感動した焼小籠包とは、異なる味だったようです。「これは、焼小籠包じゃない。焼き饅頭」とブツブツ言ってました。(笑)
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中華街を出て旧居留地をぶらぶらしながら、友人最後の目的地であるカフェへお茶をしに向かいます。
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旧居留地にある「TOOTH TOOTH maison 15th」です。落ち着いた佇まい。お客がいっぱいで、テーブルに案内されるまで少し待ちました。
歩きどおしだったので、腰を降ろせる椅子の上なら何時間でも待ちますの心境。 -
ようやく、テーブルに案内されました。
ケーキを選ぶときいつも迷うんだけど、私はチョコレートケーキを頼むことが多いです。
内装も素敵でしたが、落ち着いた雰囲気のお客がいっぱいで写真はとれず。 -
友人は、マロンのケーキ。こちらも美味しそうでした。
素敵なお店でゆっくりして、JR三ノ宮からフェリーターミナルへの連絡バスが出るJR住吉へ戻りました。 -
JR住吉の近くのうどんやで神戸最後の夕食をとりました。午後から食べ通していたので、最後の夕食は「うどん」になってしまいました。
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帰りも行きと同じフェリー「せっつ」で。
船室の窓から「明石大橋」を見ることができました。 -
おばちゃん二人で万歩計を確認すると一日で「二万歩」歩いていました。ちょっと、笑ってしまいました。よく遊び、食べ、歩いた旅行でした。
一月には友人と、往復フェリーを利用して京都で2泊する旅を予定しています。ゆっくりした予定を立てないと身体がもちません。どうなるか?
すっかり気に入ったフェリ船「せっつ」! また、乗りにくるよ~
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