2022/04/13 - 2022/04/13
6位(同エリア230件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
当初は3泊4日で計画していましたが、昨年(2021年)11月に東横インの無料宿泊券をゲットしたので4泊5日に行程を変更し、紀伊半島3県(和歌山・奈良・三重県)を取材します。今回、最大の目的は、2016年4月にチャレンジ失敗した日本一長~い路線バス「奈良交通・八木新宮線」のリベンジ(6年ぶり)です。
<行程>
□初 日 東海道新幹線・三重交通(高速バス:名古屋駅 ~ 新宮駅)
□2日目 奈良交通(新宮駅 ~ 十津川温泉BC)・十津川村営バス
■3日目 奈良交通(十津川温泉BC ~ 大和八木駅)・三重交通
□4日目 三重交通・JR名松線・四日市あすなろう鉄道
□5日目 三岐鉄道(三岐線・北勢線)
3日目後半は、本日の宿泊地「三重県 名張市」へ路線バスを乗り継いで移動します。(※大和八木 ~ 榛原駅間は近鉄・大阪線を利用)途中、三重県に隣接する曽爾村(そにむら:奈良県 宇陀郡)では待ち時間を利用して村内を散策します。宴はチョッと変わったお店でいただきます。
※表紙…名張(三重県)名物「牛汁(伊賀牛)」
<関連旅行記>
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 初日:前編]ぷらっとこだまで行く名古屋!朝宴「崎陽軒 シウマイ」と名古屋駅名物「住よし きしめん」
https://4travel.jp/travelogue/11821886
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 初日:後編]高速バスで行く6年ぶりの和歌山県 新宮市!南紀グルメ「イルカ」と「めはり寿司」
https://4travel.jp/travelogue/11825486
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 2日目:前編]リベンジ!日本一長~い路線バス「奈良交通・八木新宮線 ①」と村唯一の「十津川らーめん」
https://4travel.jp/travelogue/11829106
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 2日目:後編]十津川村営バスで行く秘境「玉置川集落」と国の特別名勝「瀞峡(三県境)」
https://4travel.jp/travelogue/11831650
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 3日目:前編]リベンジ!日本一長~い路線バス「奈良交通 八木新宮線 ②」・チャレンジ!「谷瀬の吊り橋」
https://4travel.jp/travelogue/11840497
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【前編・振り返り ①】
ただ今の時刻は5時30分を過ぎたところです。昨夜は部屋飲みで純米酒(4合)を空にしましたが、二日酔いが無いので朝食前に2kmほど散歩します。
人生初のロックシェッドを歩きます。十津川(熊野川)の対岸にはポツンと一軒家があります。さぞ眺めは良いことでしょう。 -
【前編・振り返り ②】
素晴らしい眺め!昨日バス車内で見つけたお気に入りスポットです。今朝は十津川(左:熊野川)と上湯川(右:赤い橋梁)の合流地点まで歩きます。 -
【前編・振り返り ③】
日本人で良かったな~と思う瞬間です。鮭の焼き具合、具だくさんの味噌汁、朝からご飯が進みます。肉厚のシイタケ(自家栽培)の煮物は絶品で、朝から一杯飲みたくなる味付けです。(笑) -
【前編・振り返り ④】
チェックアウトを済ませ十津川温泉バスセンターに来ました。これから日本一長い路線バス「奈良交通・八木新宮線(十津川温泉BC ~ 大和八木駅)」のリベンジが始まります。 -
【前編・振り返り ⑤】
十津川温泉バスセンターから1時間3分、上野地バス停に着きました。当バス停で20分間停車します。この停車時分を利用して日本一長い「谷瀬(たにぜ)の吊り橋」を取材します。 -
【前編・振り返り ⑥】
吊り橋からの眺めは絶景です。高所恐怖症の人にとって見てはいけない川底を見てしまったため急ブレーキがかかり対岸まで渡ることができませんでした。(5分の1程度しか歩けませんでした) -
【前編・振り返り ⑦】
12:26 2分遅れで大和八木駅(南口)に着きました。(十津川温泉BCから4時間25分) -
【前編・振り返り ⑧】
ゴ~~~ル!
日本一長い路線バス「八木新宮線(166.9km)」を完乗、同時にリベンジ成功しました。思い返せば、6年前は土砂崩れにより全区間を取材することができませんでした。この達成感は一生忘れることはないでしょう。(涙) -
【前編・振り返り ⑨】
ランチは大和八木駅近くにある「四季彩宴 あまき」で「天ざる(900円)」を注文。当初は橿原(かしはら)市に隣接する桜井市の名物「三輪そうめん」を注文するつもりでしたが、「夏季限定」のため食べることができませんでした。(残念) -
食事を終え近鉄大阪線で移動します。
大和八木駅 駅
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近鉄橿原線(地上ホーム)にある「うめもり」で奈良名物「柿の葉寿司」を購入します。
■究極のしゃり「うめもり」
<ホームページ>
https://www.umemori.co.jp/
<食べログ>
https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/29005257/ -
綺麗に陳列してあります。
うめもりは、柿の葉寿司の他に「わさび葉寿し(陳列棚右上段)」も人気です。 -
お昼時(13時に撮影)にタイムサービス(10%引)を実施しているのは嬉しですね。6個入り(鯖・鮭)を購入、778円が700円(税抜価格)でした。
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近鉄特急「名阪乙特急・アーバンライナー(手前:名古屋行)」と「阪伊特急(奥:大阪難波行)」のツーショットを一枚。※名阪…名古屋と大阪、阪伊…大阪と伊勢志摩を結ぶ通称で、名阪乙特急は主要都市に停車し、名阪甲特急(ひのとり)は都市間のノンストップ型となっています。
大和八木駅は大阪線(高架:2面4線)と橿原線(地上:2面2線)が立体交差する駅です。
■大和八木駅
・1923年(大正12)大阪電気軌道畝傍線(現・橿原線 八木西口駅)八木駅として開業。
・1925年(大正14)大阪電気軌道八木線(現・大阪線)が高田駅(現・大和高田駅)から延伸し八木駅に乗り入れ。
・1928年(昭和3) 大軌(だいき)八木駅に改称。
・1929年(昭和4)八木線の桜井への延伸(同時に八木線が桜井線に改称)と同時に移転し、 旧大軌八木駅は八木西口駅となる。
・1941年(昭和16)参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる(桜井線は大阪線に改称)。同時に大軌八木駅は大和八木駅に改称。
・1944年(昭和19)会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。 -
予定より早めの電車[2410系]に乗ります。(13:03発 区間準急・大和朝倉行)
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橿原線・大和八木駅(地上駅)を一枚。当駅は大阪線と橿原線を結ぶ「新ノ口連絡線」があり、この連絡線には京伊特急や観光特急「しまかぜ」が通過します。※京伊…京都と伊勢志摩を結ぶ通称。次のコマを参照。
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■新ノ口連絡線(単線)
・1967年(昭和42)に開通。
この連絡線が完成するまで京伊特急は八木西口駅からの連絡線を用いて2回のスイッチバックを行なっていました。 -
13:03 大和八木駅を発車しました。
近鉄特急には何度か乗っていますが、一般車両に乗るのは初めてです。この取材旅行では久々の乗り鉄、新鮮さを感じます。(笑) -
次の目的地「榛原(はいばら)駅」までは360円(15.3km)です。
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13:05 耳成(みみなし)駅に着きました。(大和八木駅から2分)
難読駅名ですね~ちなみに私は「みみなり」と思いました。(汗)駅周辺は住宅地となっています。
■耳成駅
・1929年(昭和4)開業。
・1980年代 地下駅舎化。耳成駅 駅
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13:07 大福駅に着きました。(大和八木駅から4分)
縁起かつ和菓子を連想させるような駅名。かつては正月に台紙付きの新春記念入場券や、同じ近鉄の吉野線福神駅との入場券セットが発売していたとのことです。
■大福駅
・1929年(昭和4) 開業。
・1990年(平成2) 地下駅舎化。
・2013年(平成25)終日無人駅化。大福駅 駅
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■大福~桜井駅間
徐々にローカルな景色に変わっていきます。 -
13:09 桜井駅に着きました。(大和八木駅から6分)
JR桜井線(万葉まほろば線)乗換駅です。それにしてもホーム幅が広いこと…(謎)
■桜井駅
・1909年(明治42)初瀬軌道の駅として開業。
その後、初瀬軌道 → 初瀬鉄道 → 長谷鉄道と改称。
・1928年(昭和3) 大阪電気軌道(現・近鉄)が長谷鉄道を合併吸収。
・1995年(平成7) 駅改良工事が完成。桜井駅 (奈良県) 駅
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私が乗っている電車は次の大和朝倉駅止まりです。殆どの乗客が桜井駅で降りました。
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■桜井~大和朝倉駅間
山間が徐々に狭まってきました。奈良盆地(大和盆地・大和平野)もそろそろ終わろうとしています。 -
13:12 大和朝倉駅に着きました。(大和八木駅から9分)
後続の電車に乗換えます。
■大和朝倉駅
・1944年(昭和19)開業。
・1996年(平成8) 待避線設置(画像)、これにより準急の運転間隔が20分間隔に均等化。
・2018年(平成30)急行停車駅に追加。大和朝倉駅 駅
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13:15 3分後に急行・伊勢中川行[2610系]が到着します。
当駅までは運行本数が1時間に6本(急行・区間準急)ですが、これより先は3本(急行)と一気に少なくなります。※特急は除く
近鉄の古い一般車両は、前面の方向幕(行き先表示器)に特徴があります。一般的には車体に埋め込まれていますが、近鉄は独立(後付け)した方向幕となっています。かつては運転台正面窓下に行先板(サボ)を取り付けていました。※サボとはサインボードの略 -
13:18 長谷寺駅に着きました。(大和八木駅から15分)
高台にある長谷寺駅は長閑で良い感じです。普通列車だからこそ味わえる景色です。
■長谷寺駅
・1929年(昭和4) 参宮急行電鉄の駅として開業。
・1941年(昭和16)大阪電気軌道との合併により「関西急行鉄道」となり、3年後に「近畿日本鉄道(近鉄)」となる。長谷寺駅 駅
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13:23 榛原(はいばら)駅に着きました。(大和八木駅から20分)当駅でバスに乗換えます。
■榛原駅
・1930年(昭和5) 参宮急行電鉄の駅として開業。
・1941年(昭和16)大阪電気軌道との合併により「関西急行鉄道」となり、3年後に「近畿日本鉄道(近鉄)」となる。
・1945年(昭和20)アメリカ軍の空襲を受ける(奈良空襲)。
・1975年(昭和50)橋上駅舎化。榛原駅 駅
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日中は20分間隔の運行(特急は除く)なので電車が発車すると改札付近は閑散としています。榛原駅は阪伊乙特急(主要都市に停車する特急)と京伊特急(1便)が停車します。
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宇陀市榛原駅周辺は大阪のベッドタウンとなっており、大阪難波駅から阪伊乙特急(主要駅に停車する特急)で45分です。
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■ご当地マンホール[旧・榛原町]
旧・榛原町のもので、町章と町の花「ヤマツツジ」がデザインされています。※2006年(平成18)に3町1村が合併し「宇陀市(うだし)」となりました。 -
バスが来るまで50分ほどあるので先ほど大和八木駅で購入した「柿の葉ずし」をいただきます。
■柿の葉寿司
奈良県・和歌山県、および石川県加賀地方、鳥取県智頭地方の郷土料理で、一口大の酢飯に鯖や鮭などの切り身と合わせ、柿の葉で包んで押しをかけたお寿司です。奈良の柿の葉寿司は江戸時代に生まれたといわれています。
柿の葉には殺菌効果があり、包むことにより数日程度の保存できます。更に、柿の葉にくるむことによって、柿の葉の香りが寿司に移り、風味も良くなります。 -
まず「鯖」をいただきます。
シャリは、一粒一粒が大きくしっかりとした甘味のあるお米(コシヒカリのルーツ)に爽やかで優しい酢(寿司酢に梅酢を配合)を合わせており、穂のかな柿の葉の香りが口の中で広がり、サバとの相性を最大限に引き出しています。これはウマすぎ! -
続いては「鮭」をいただきます。
鮭の食感と脂分を考慮して鯖に比べ薄めにスライスしてあります。鮭と酢飯の相性は絶妙です。冷酒が飲みたくなる逸品です。あっという間に6個を完食しました。ご馳走さまでした! -
■榛原駅南口②のりば
午前中は4時間30分かけて日本一長い路線バス「八木新宮線(十津川温泉BC ~ 大和八木駅)」を乗りましたが、まだ乗り足りないようで、更にバスを乗り継いで奈良県から三重県へ県境越えをします。(笑) -
本日の宿泊地・名張駅までは、電車を利用すると榛原駅から16分(17.1km)ですが、バスだと3時間33分(41.3km)掛かります。※曽爾(そに)村役場で1時間52分の待ち時間(乗継)も含みます。
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発車時刻の2分前に到着(入線)します。
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14:13 数名を乗せ榛原駅を発車しました。
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■奥宇陀わくわくバス
かつては奈良交通「27系統・奥宇陀線(曽爾村役場行)」として運行していましたが、2017年(平成29)に3市村連携(宇陀市・曽爾村・御杖村)による「宇陀地域連携コミュニティバス」として運行開始。奈良交通(榛原営業所)が受託運行をしています。
・運行距離 23km
・運行本数 平日4.5往復 休日3.5往復
・所要時間 55分
・運 賃 1050円(最大) -
■桧牧市場 ~ 自明バス停間
榛原駅を発車して10分、ローカルな景色(自明集落)を眺めながらボーっとしています。(食後なので睡魔と戦っている最中です) -
■高井バス停
古い町並みが良い感じです。調べてみると、この道路は大和国(奈良県)と伊勢神宮を結ぶ「伊勢本街道」で、かつて高井集落は宿場町として賑わったそうです。 -
■高井 ~ 赤埴口バス停間
眞楽寺(浄土真宗本願寺派)と桜を一枚。枝垂れ桜が綺麗ですね。 -
イチオシ
■赤埴口 ~ 八滝バス停間
お宝発見!新堂芝集落に茅葺屋根の民家が残っています。茅葺と瓦葺のコラボが何とも言えませんね~維持は大変かと思いますが、いつまでも残してもらいたいものです。 -
■上内牧 ~ 弁財天バス停間
上り坂が続きます。集落が無い場所では国道369号線を走ります。栂坂峠を過ぎると曽爾村(そにむら)に入ります。 -
■高石 ~ 山粕西口バス停間
曽爾村(そにむら:奈良県 宇陀郡)最初の集落「山粕集落(やまがす)」に入ります。 -
■山粕西口バス停付近
プチ桜並木で癒されます~ -
■山粕 ~ 山粕局前バス停間
山粕(やまがす)集落は伊勢本街道の宿場町としては賑わったそうです。最近、この集落では伊勢本街道を「めだか街道」と呼んでおり、村おこしの一環として軒先で水槽を並べて、珍しいメダカの展示販売をしています。全国からメダカ愛好家が集まるとのことです。 -
■山粕局前バス停付近
山粕郵便局の正面にある民家の屋根が大きいこと。かつては見事な茅葺屋根だったことでしょう。※現在も住んでいます -
■掛西口バス停
宇陀わくわくバス(奈良交通が受託運行)・三重交通・御杖ふれあいバスのバス停が並んでいます。計画段階では、当バス停で「御杖(みつえ)ふれあいバス」に乗換える案もありましたが、その先が続かない(接続および宿泊困難)ため断念しました。 -
宇陀わくわくバスとの接続を終え発車した「御杖ふれあいバス」、当バス停は御杖村(奈良県 宇陀郡)と榛原駅(奈良県 宇陀市)・名張駅(三重県 名張市)を結ぶ重要なバス停となっています。
■御杖ふれあいバス
かつて奈良交通(榛原営業所)の路線でしたが2001年(平成13)に廃止となり、代替として御杖村がコミュニティバスの運行を開始しました。運賃は全区間「無料」です。
・御杖ふれあいバス[御杖村HP]
https://www.vill.mitsue.nara.jp/kurashi/annai/somuka/1/3/1/369.html -
■掛バス停
曽爾村の中心部に入りました。長閑で良いですね~ -
イチオシ
■曽爾長野バス停
良い感じの木造住宅、壁板の色褪せを見ると長年の日差しや雨風から家を守った感が伝わってきます。 -
■曽爾学校前バス停
曽爾小学校は、2020年(令和2)に曽爾中学校と合併し、高台にある中学校の校舎へ移転しました。小学校跡は曽爾村地域総合センターとして使われています。 -
15:08 曽爾村役場に着きました。(榛原駅から55分 1050円)
当バス停で三重交通「名張駅前行(21系統)」に乗換えるのですが待ち時間はナント「1時間52分」あります。さてどうしましょうか? -
曽爾村役場を一枚。(海抜 414m)
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■曽爾村(そにむら:奈良県 宇陀郡)
人口:1301人 世帯数:646世帯。
奈良県の東部に位置し、三重県名張市に隣接しています。村の西側約1~2kmには国の天然記念物に指定してされている屏風岩・兜岳・鎧岳など、一連の大岩壁が連なっています。曽爾高原はススキの名所として知られています。 -
■曽爾村役場バス停
大和国(奈良県)と伊勢神宮(三重県)を結ぶ「伊勢本街道」とは無関係ですが、宿場町のような漂いがあります。バス停脇にある蔵は白壁と板壁のコントラストが良い感じです。
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さて困りましたね~
三重交通・名張駅前行が来るのは約2時間後、周辺には飲食店や観光スポットが無いので、どうすれば時間つぶしができるのかを考えました。出した結論は「先へ進む」でした。ということでスーツケースを引きながら歩きます。これが「吉」となります。 -
イチオシ
曽爾村役場バス停から240m、人道用の沈下橋を発見、行ってみることにします。
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青連寺川(しょうれんじがわ)に架かる沈下橋に腰掛けて一休みです。これ一度やってみたかったんですよね~時折吹く風が気持ちいです。
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沈下橋の近くに神社があるので参拝したいと思います。
門僕神社の獅子舞(郷土芸能発表会) 祭り・イベント
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イチオシ
竹藪の参道を歩くと、時折吹く風が心地よく、笹の擦れる音と竹の香りが癒しになります。
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御神木に包まれた社殿、心が洗われます。
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■門僕(かどふさ)神社
この神社では300年以上の歴史を持つ「曽爾の獅子舞(奈良県指定無形民俗文化財)」が毎年秋に行われます。 -
■曽爾横輪バス停付近
横輪集落を一枚。 -
見~つけた!
曽爾村役場バス停から900m、ローカルコンビニを!ここでビールでも飲みながら時間をつぶしたいと思います。(歩いて正解でした) -
店先のウッドデッキでビールをいただきます。長閑な山村を眺めながらのビールは格別です。
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コンビニ前の枝垂れ桜が気になるので行ってみます。
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イチオシ
見事な枝垂れ八重桜です。
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イチオシ
八重桜撮影後は緩やかな上り坂を歩きます。途中振り返ると絶景が…中国「桂林」を彷彿させる2つの岩山は、国の天然記念物に指定されている「兜岳(左:標高 920m)」と「鎧岳(右:標高 839.9m)」です。もし曽爾村役場前からバスに乗っていたら、この景色に出会うことはありませんでした。
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曽爾村役場バス停から950m、新嶽見橋バス停(役場から2つ目)に着きました。バス停と鎧岳のツーショットを一枚。
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時刻表を確認します。私が乗るのは「17:02発 名張駅前行」最終バスです。逆方向のバス(山粕西行)は16:51に来るので鎧岳とのツーショットを狙いたいと思います。
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イチオシ
時計を見ると、そろそろ山粕西行が来る時間です。
来ましたよ~鎧岳とのベストショットを撮影することができました。 -
17:02 名張駅前行が到着します。当バス停からは2名が乗車します。
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■三重交通 21系統・曽爾香落渓線(かおちだに)
近鉄大阪線・名張駅(三重県)を起点に曽爾村(奈良県)を結ぶ越境路線です。曽爾村役場 ~ 山粕東口バス停間(3.5km)は2路線「奥宇陀わくわくバス(奈良交通が受託運行)」との重複区間です。
・運行距離 25.2km
・運行本数 5往復(全日)
・所要時間 53分
・運 賃 1070円(最大) -
■槻ノ木橋バス停付近
隠地(おんち)集落を一枚。かつて曽爾村は林業が盛んでしたが、ライフスタイルの変化に伴って材木の需要は低迷し、林業はどんどん衰退していきました。その中でも林業を続けて(守って)いる方がいらっしゃいます。枝打ちした真っすぐに伸びた杉の木は綺麗ですね。 -
■曽爾弁天橋バス停
長閑な瓜ヶ久保集落を一枚。 -
■小太郎岩バス停付近
青連寺川(しょうれんじがわ)の対岸には小太郎岩キャンプ場があります。
■小太郎岩
標高702m。奈良県屈指の紅葉スポットで、曽爾村(そに)指定天然記念物となっています。高さ200mほどの垂直な岩壁の中腹にはライオン岩(赤枠)があります。
■小太郎岩の由来
道観という長者の息子・小太郎が財産を狙う義母にこの岩から落とされかけたが義母が誤って落ちたという悲しい伝説が残っています。 -
■小太郎岩 ~ 落合バス停間
瓜ヶ久保集落を過ぎると民家は数軒しかありません。 -
■落合バス停
間もなく三重県(名張市)に入ります。 -
■落合 ~ 紅葉谷バス停間
三重県(名張市)に入りました。垂直な岩山の下を通ります。 -
■紅葉谷バス停
桜・柱状節理の岩肌・新緑のコントラストが綺麗ですね。
■紅葉谷 別名:香落渓(かおちだに)
路線名にもなっている「香落渓」は、関西の耶馬渓と呼ばれる渓谷で、斧で断ち割ったかのような柱状節理の岩肌が約8km続きます。 -
■紅葉谷 ~ 香落橋バス停間
ロックシェッド区間が終わると急に狭隘(きょうあい)道路となります。 -
■紅葉谷 ~ 香落橋バス停間
ロックシェッド区間が350m続きます。 -
■弁天橋バス停付近
青蓮寺湖(しょうれんじ)を一枚。
■青蓮寺ダム(人造湖)
1970年(昭和45)竣工。
阪神圏(大阪・尼崎・西宮など)や名張市へ上水道の供給を行っています。 -
■近大高専前バス停
新興住宅地にある近畿大学工業高等専門学校、当バス停から大勢の学生さんたちが乗って来ました。(帰宅ラッシュ)
■近畿大学工業高等専門学校
かつては熊野市にありましたが、定員割れが続き、約130億円の負債を抱えたため、2011年(平成23)名張市へ移転しました。 -
■春日丘2番町バス停
新興住宅地の中を走ります。名張市は近畿・東海両圏のベッドタウンとなっており、周辺には数多くの新興住宅地があります。 -
ただ今の時刻は17:40、帰宅ラッシュで幹線道路は渋滞しています。
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名張川沿いを走ります。間もなく日の入りとなります。
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17:47 1分延で名張駅西口に着きました。(新嶽見橋バス停から45分)
名張駅 駅
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イチオシ
■近鉄名張駅西口
外壁は補修されていますが、駅舎は開業当初(1930年:昭和5年)のものといわれています。反対側(東口)は近代的な駅舎となっています。
島式ホーム2面4線で、名阪・阪伊乙特急と京伊特急の全列車が停車します。※名阪…名古屋と大阪、阪伊…大阪と伊勢志摩、京伊…京都と伊勢志摩を結ぶ通称。
・1930年(昭和5)参宮急行電鉄の駅として開業。 -
■名張市
人口:75428人 世帯数:34866世帯。
三重県の西部に位置し、奈良県 宇陀市や山添村(山辺郡)に隣接しています。大阪難波駅へは特急で55分、近鉄名古屋駅へは85分で、大都市への移動が容易なため近畿・東海両圏のベッドタウンとして発展しました。 -
本日の宿は名張駅西口から130mほどにある「スマイルホテル名張」に宿泊します。
■スマイルホテル名張
https://smile-hotels.com/hotels/show/nabari -
年季の入った部屋ですが綺麗に清掃されています。東横インに比べ狭いですが一泊朝食付で5100円(※)です。※2022年4月の宿泊料金です
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トレインビュー!近鉄名張駅が見えます。一服してから銭湯へ向かいます。
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生活臭が漂っていますね~母屋と離れを結ぶ木造の橋、屋根付なので洗濯も干せる一石二鳥の私有橋となっています。
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ホテルから歩くこと450m、アーケード商店街「上本町 サンロード」に着きました。商店街特有の賑わいは全く感じられません。早速歩いてみたいと思います。
■上本町サンロード
名張市の旧市街地にある商店街で、長さ130mのアーケードが完成したのは1974年(昭和49)です。当時は中心的な賑わいから「名張銀座」と呼ばれていました。最盛期は50店舗で営業していましたが、バブル崩壊・大型スーパー出店・市役所移転・商店主らの高齢化や後継者不足のため「シャッター街」となり現在は10店舗が細々と営業しています。
■アーケード解体
老朽化で耐震性が危ぶまれるため2023年4月(取材した翌年)にアーケードは撤去されました。 -
イチオシ
アーケードに入ると直ぐに常盤湯跡があります。可愛らしい温泉マークと1932年(昭和7)の建物はレトロ感がメチャ漂います。ちなみに創業は150年以上前で、名張最古の銭湯でした。
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右書きの「常盤湯」、看板は建て替え当初のものでしょうか、きっと番台・脱衣場・浴室もレトロなことでしょう。残念ながら2008年(平成20)に廃業となりました。
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イチオシ
誰も歩いていないアーケード商店街を一枚。この時はアーケードを解体することは知りませんでしたので、今となっては貴重な一枚となっています。
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古民家を発見!
■保田家住宅主屋(ほだけじゅうたくしゅおく)
1876年(明治9)頃に建てられ、1968年(昭和43)に改修。保田家は江戸時代から続く藍染店で、屋号は「黒田屋」です。国の登録有形文化財となっています。 -
アーケード商店街「上本町 サンロード」から更に歩くこと150m、道路上に古そうな鳥居があります。遠くには商店街の灯が見えます。
■宇流冨志禰(うるふしね)神社・一の鳥居[名張市指定文化財]
「おかげ参り(江戸時代に起こった伊勢神宮への集団参詣)」の盛んな頃、鳥居の下で名物の焼き餅やお茶などを出してもてなしたそうです。 -
ホテルから1.1km、公衆浴場「新町温泉」に着きました。
■新町温泉(創業当初は新開湯)
1873年(明治6)創業。今では名張市で唯一の銭湯です。毎月第3金曜日は入浴無料です。
・新町温泉[三重県公衆浴場業生活衛生同業組合]
https://www.miesento.com/shinmachionsen -
下足箱のフタがお洒落ですね~アユ釣りの名所といわれた名張川で「鵜」が「鮎」を咥えているデザインとなっています。
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えっ、マジ?(聞いてないよ~)
張り紙には「県外からのお越しの方はご遠慮…」の文字が、せっかく来たのに…諦めるしかないのでしょうか~ダメもとで、80代の男性店主に聞いてみると「OK!」でした。(謎)お風呂(銭湯)だけに「ホッと」しました。※笑うところですよ~ -
※参考画像[三重県公衆浴場業生活衛生同業組合より]
脱衣所は清潔感があり、レトロなマッサージチェアと体重計が置いてあります。浴室は大小合わせて4つの湯舟があり、腰掛は固定されたタイル張りとなっています。これは珍しいですね。 -
サッパリしたところで宴とまいります。古民家が立ち並ぶ中を歩きながら名張駅へ向かいます。
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■ご当地マンホール[名張市]
市の花「キキョウ」、市の木「モミジ」と、中央に名張市のマスコットキャラクター「ナッキー」がデザインされています。メルヘンチック風な可愛らしいマンホールです。 -
新町温泉から歩くこと1km、名張駅西口に着きました。本日の宴は駅前にある創業1930年(昭和5)の和菓子「賛急屋」です。(※夕方撮影)ご覧の皆さまは「えっ!」とお思いでしょうがマジです。「ついにBTSは酒で頭がおかしくなったのか?」と、皆さまからのコメントを覚悟しています。(笑)
■賛急屋
第25回全国お菓子大博覧会・厚生労働大臣受賞した「なばり饅頭」が有名で、多い時には2000個売れるそうです。
<ホームページ>
https://sankyuya.jp/
<食べログ>
https://tabelog.com/mie/A2404/A240402/24010461/賛急屋 グルメ・レストラン
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ネタばらしすると、和菓子「賛急屋」は食事処・呑み処も併設しており、和菓子店の奥にあります。店内は洒落た造りとなっていて、カウンターは奥行きがあり落ち着きます。
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定番メニューの他に「本日のおすすめ」もあります。目移りしそうです。(笑)
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「大生ジョッキ(700円)」と「刺身盛り合わせ(780円)」を注文。風呂上がりなのでビールが旨いこと!刺身は3点盛で、マグロ・エビ・白身です。
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地酒メニューが豊富ですね~
いつもですと、ビール → サワー(ハイボール) → 日本酒ですが、今夜はビールの後に地酒を飲みたい気分です。
※左上から
・木屋正酒造(名張市)
・福持酒造場(名張市)
・橋 本 酒 造(伊賀市)
・太 田 酒 造(伊賀市)※G7伊勢志摩サミットの乾杯で提供
・龍自慢酒造(名張市)※G7伊勢志摩サミットの食中酒で提供
※伊賀市は名張市に隣接
※G7伊勢志摩サミットは2016年5月下旬に開催 -
■地酒①「滝水流(はやせ)・龍自慢酒造(900円)」
G7伊勢志摩サミットで食中酒として世界のVIPに振舞われた純米酒です。冷でいただきます。スッキリとした辛口で、魚介系に最も合うお酒でしょうか。これウマし! -
本日のおすすめメニューから「ぶりの塩焼き(600円)」を注文。太平洋側(南伊勢)で水揚げされたブリは、日本海に比べると脂の乗りが少し物足りないような感じでしょうか、でも地酒「滝水流(はやせ)」との相性は抜群です。
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■地酒②「半蔵辛口・太田酒造(800円)」
太田酒造「半蔵 特別純米酒 辛口」を燗でいただきます。滝水流(はやせ)と比べると飽きの来ない辛口といったところでしょうか、どの料理にも合いそうな万能型のお酒です。参考までにG7伊勢志摩サミットで乾杯酒として提供されたのは「半蔵 純米大吟醸 磨き40」です。 -
ホタルイカのスルメ(400円)を注文。ライター(チャッカマン:点火棒)で炙っていただきます。香ばしさとホタルイカの旨味を存分に味わえて美味しいです。それに燗した「半蔵 特別純米酒 辛口」にメチャ合います。これヤバ過ぎの組み合わせです。七味マヨネーズも良いかもしれません。
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地酒を2種類いただいたので、次は芋焼酎「黒霧島(450円)」を注文。
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芋焼酎に合う「タンレモン(400円)」を注文。肉は柔らかくレモン汁(ドレッシング風)がサッパリ感を演出しています。私の予想通り、芋焼酎との相性は良く、芋焼酎をお代わりしました。
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21時を過ぎたので、そろそろ〆の「牛汁(600円)」を注文しました。実はこの牛汁はランチメニューで、無理言って作ってもらいました。お店に感謝します。
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肉は柔らかく、口の中で旨味(甘味)が広がります。スープ(優しい和風醤油出汁)との相性は言うまでもありません。
■牛汁
名張のB級グルメ「牛汁」は、その昔肉屋の職人たちが余った具材などで作ったまかない料理「牛肉入りのお吸い物」が原点。和風醤油出汁・伊賀牛・ネギをベースに、店ごとに様々なアレンジを加えています。
■伊賀牛
松阪牛(まつさかうし)に匹敵する伊賀牛は、地元での消費が主となっているため「幻の牛肉」とも言われています。 -
牛汁には「おにぎり」も入っています。お茶漬けをいただいているような感覚で美味しいですね~〆に相応しい一品でした。
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ご馳走さまでした!
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居酒屋の看板が私を誘惑しますが、明日に備えホテルへ直行します。部屋飲みせずに爆睡モードに入りました。(笑)
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3日目は内容の濃い一日でした。前半は日本一長い路線バス奈良交通「八木新宮線」を完乗、同時にリベンジ成功しました。この感動(達成感)は一生忘れることはないでしょう。
後半は近鉄大阪線・榛原駅からバスを乗り継いで三重県名張市へ入ります。途中、曽爾村(そにむら)役場では乗換えのため2時間弱ありましたが、歩くことにしました。その甲斐もあり、念願の沈下橋で腰掛けることができました。また国の天然記念物「鎧岳」と「兜岳」を観ることもできました。
紀伊山地の大自然を十津川村と曽爾村で存分に味わうことができました。また何かの機会があればお邪魔したいですね~お世話になりました。
■本日の乗車実績 <三日目>
・鉄道… 15.3km[352.5km]
・バス…147.3km[527.3km]
合計…162.6km[879.8km]
※[ ]は全行程の合計距離
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取材は残り2日となりました。明日はJR名松線(めいしょうせん)を取材するため路線バスを乗り継いで伊勢奥津駅へ向かいます。そしてランチは贅沢に松阪牛(まつさかうし)をいただく予定です。ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- Akrさん 2023/09/19 13:23:39
- 路線バスで越境
- BTSさま
こんにちは。
路線バスで越境って東北に居ますと高速バス以外はありえないので珍しいです。
八木新宮線も越境バスですが、奈良と三重の間も路線バスで越えられるとはこれまた驚きました。
そして、柿の葉寿司。
押し寿司は、酢飯と魚の脂がマッチした感じが食欲をそそりますね。ますのすしなんかもそうですね。
曽爾村でのひととき。
沈下橋の光景は日本の原風景ともいうべき景色ですね。足を投げ出して座るのは気持ちよさそうです。でも、少し高さがありそうですが大丈夫でしたか?贅沢を言えば、ビールを買うのがもっと早ければ沈下橋に腰かけてビールをグイっとなんてことも出来たかもしれませんね。
賛急屋さん、和菓子屋さんなのに飲み屋になっているのは驚きです。
「牛汁」これは美味しそうです。醤油出汁に牛肉と聞くと山形の芋煮を連想しますが、また違った感じですね。おにぎりがはいってるのはびっくりです。
まさに飲んだ〆にぴったりと言った感じですね。
次回は名松線ですか。
もともと名松線って名張まで結ぶ計画だったんですよね。
伊勢奥津まで路線バスで結ぶんですか~ 私が名松線乗りつぶしに行った際に駅前に入って来たバスがあったのですがそれなのかな?楽しみです。
Akr
- BTSさん からの返信 2023/09/22 08:41:53
- RE: 路線バスで越境
- Akrさまへ
おはようございます。
コメントをいただきありがとうございます。
東北地方は越境する路線バスが100%無いですね〜返信コメントを書く前に調べてみました。宮城県北部と岩手県の県境は平地にも関わらず越境路線が無いのが不思議ないくらいです。これは東北地方の文化なのか、それともバス会社の暗黙ルールなのか私には分かりません。(謎)
各地に魚介系を具材にしたご当地寿司が色々ありますよね〜この取材で2つのご当地寿司(和歌山県のさんま寿司・奈良県の柿の葉寿司)をいただきました。昔は冷蔵庫がないので長期保存させるための知恵が生かされています。これを考えた人はホント「素晴らしい」の一言です。柿の葉寿しは、柿の葉の香り、食材の味と食感、シャリとの相性を楽しめる優れものです。(酢加減が重要)
曽爾村で待ち時間が2時間弱、長閑すぎて周辺には飲食店が無く、どうやって時間を潰そうかと考え、出した答えは「先へ進む」でした。結果的には「大当たり」でした。Akrさまの仰る通り、先に酒屋があれば沈下橋で座りながら飲めたのですが、残念ながらそ、それは叶いませんでした。川面から沈下橋の高さは低いので、高所恐怖症の私でも大丈夫でした。今度は本場の四万十川で体験したいですね〜その時は事前にビールを購入します。(笑)
和菓子の老舗「賛急屋」、名張市民以外の方は和菓子屋に居酒屋があるとは想像しないでしょう。私もその一人でした。事前に調べて行きましたが、店前に着くと店構えは和菓子屋です。一瞬不安になりました。和菓子店を通り抜けると別世界で、店内はお洒落で、カウンター席のテーブルは奥行きが深く落ち着いて飲食を楽しめました。〆に名張名物「牛汁」をいただきましたが、見た目は塩ベースかな思いきや醤油ベースでした。優しい味で〆に相応しい逸品でした。
取材4日目はJR名松線です。久々の乗り鉄でしょうか〜Akrさまの仰る通り、名張と松阪を結ぶ計画で名称が付けられましたが、伊勢奥津駅からは延伸することはありませんでした。Akrさまが伊勢奥津駅で見かけたワゴン車タイプと思われるバスを逆方向から乗ります。お楽しみに!
P.S
昨夜はメールありがとうございました。
楽しみにしています。早く来ないかな〜11月!
BTS
-
- 毛利慎太朗さん 2023/09/16 13:12:21
- 賛急屋さんて響きがいい。
- BTSさま、こんにちは~
今回の曽爾村方面のバス旅も、八木新宮線なみに興味深いですな~
曽爾村の沈下橋や街道沿いの土蔵の光景はまさに日本の原風景ですね。
沈下橋は四国にあるイメージですが、こちらにもあったんですね・・珍しい。
うちの地元の北上川にかかる「柵の瀬橋」もこんな感じの橋で、「もぐり橋」なんて呼ばれてましたね~
一部地域では「潜水橋」ともいいますかね。
紅葉谷バス停の「柱状節理」の荒々しい光景もお見事、地形マニアの森田一義氏もうなるところですね。
ブラタモリで「伊達政宗は地形マニアだった」って回もありましたね~、扇状地、河岸段丘とかの用語は「あ~中学の地理の時ならったな~」とか思い出されるものです。
>賛急屋
名前が気になりました、英語のサンキューが由来なのかと。
初代店主が近鉄の前進「参宮急行電鉄」の誘致に尽力したから…と。
お菓子屋さんが居酒屋さんやってるのも珍しいですね…「甘味処」ならわかりますがね。
私もエヌエヌさまと同じで「牛汁」が気になりましたね~、大阪の「肉吸い」みたいで飲みの〆にこりゃ~さいこ~!(^^)!ですね。
是非とも夜のメニューにも常時だしていただきたいですよね。
毛利慎太朗
- 毛利慎太朗さん からの返信 2023/09/19 17:45:15
- RE: 賛急屋さんて響きがいい。
- 一言抜けてる文言がありました…
「柵の瀬橋」のもぐり橋に関しては、二昔前の橋で、現在は普通のコンクリートの桁橋でした。
失礼しました。
> 毛利慎太朗
- BTSさん からの返信 2023/09/22 05:48:17
- RE: 賛急屋さんて響きがいい。
- 毛利慎太朗さまへ
おはようございます。
コメントが遅くなり申し訳ありません。
近鉄大阪線・榛原駅からバスを乗り継いで名張駅へ、電車だと20分弱で行くことができますが、旅行記ネタとしてバス(待ち時間を含め3時間30分ほど)を選択しました。この選択が「大当たり」でした。私の拘りとして、大きな感動を得るため現地の下調べはあまりしないようにしています。これが仇になることもありますが…(笑)
その中で、曽爾村の沈下橋、毛利さま同様に四国のイメージを持っていました。なので発見したときは嬉しかったですね〜そして念願の沈下橋に腰掛けることもできました。いつか四国・四万十川でもしたいですね。
奈良県・曽爾村から名張駅行に乗換え、三重県に入ると景色が一変、狭い山間にある柱状節理の岩肌は何とも言えない絶景でした。これも路線バスの醍醐味です。取材したのは春先なので絶景を眺めることができましたが、陽が短くなる秋から冬にかけてだと最終便では絶景を眺めることができませんでした。
名張駅前にある和菓子「賛急屋」の由来は初めて知りました。まさか「参宮急行電鉄」をかけているとは…一般的に老舗和菓子店で、このような漢字は使わないので「謎」でした。毛利さまのおかげスッキリしました。
毛利さまの仰る通り、和菓子屋で居酒屋を併設しているのは珍しいですよね。他県民だと分かりずらいかもしれません。私は事前に調べましたが、いざ店前に行くと「ホントにあるの?」と思ったくらいです。
名張名物「牛汁」、飲んだ後の〆に相応しい逸品でした。おにぎりが入っていたのは驚きでした。お店によって具材に違いがあります。調べてみると、名張牛汁協会に加盟している22店舗中で唯一おにぎりが入っているのは「賛急屋」だけです。毛利さまの仰る通り、夜メニューに入れても良いですね〜特に出張族にはウケるのではないでしょうか。
話しは変わりますが、昨夜Akrさまからメールが届き、オフ会の飲食店を毛利さまと検討しているそうで、今から楽しみです。当日は車内宴・温泉宴をして肝臓を鍛えてからオフ会に参加させていただきます。(笑)
BTS
-
- エヌエヌさん 2023/09/16 11:31:37
- 牛汁
- こんにちは!
BTSさま
牛汁は以前から名前は知っていましたがなるほど・・・その名の通りみたいなお料理でしたね。
大ジョッキが美味そうです。
BTSさま語録でいう風呂上がりの吸い込みの良さといったところでしょうか?
宴・・・一瞬焦りましたが予想的中
あの頃は銭湯や日帰り温泉はよそ者お断りの張り紙が当たり前でしたね。(;'∀')
- BTSさん からの返信 2023/09/16 17:19:29
- RE: 牛汁
- エヌエヌさまへ
こんにちは〜
暑い日が続き、キンキンに冷えたビールが美味しいですね〜(笑)
私は旅行計画の段階で「牛汁」を知りました。
見た目は塩ベースの汁かと思いましたが、いただいてみるとしっかりと
醤油ベースでした。本来ですとランチメニューなのですが、店員さんに
ダメもとで聞いてみたところOKでしたので注文しました。身も心も温まる
一品でした。
ホテルから歩くこと1km、やっと銭湯に着くも、あの張り紙を見たときは
「マジっ!」と思いました。結果的には入浴出来たので良かったです。
この日は路線バスを3路線・150km乗りましたので足が浮腫んでいました。
もし入浴不可だったら、2km先にある日帰り入浴へ行くしかありませんでした。
銭湯の店主、賛急屋の店員さんの優しさには感謝しています。
BTS
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