上海/七宝 半日游

2024/02/16 - 2024/02/16

7号線七宝駅からほど近い、明や清の時代の建築様式の建物が並ぶ庶民的な老街。水郷古鎮というほどの趣はないが色々な小吃を味わい、賑やかな古き良き中国を楽しむには手軽な場所である。春節の熱気が冷めやらぬ週末にぶらぶらと歩いてみた。

エリア 上海(中国)

やってきました七宝。地下鉄の駅を出て10分程度歩けばそこが七宝老街。

七宝老街 旧市街・古い町並み

「軍と民で作り上げる」のがこの七宝老街。なんやそれ。

春節モードで赤々としている。

まずは北大街から。めっちゃ人が多い。まさに人山人海。

老街なので色々なお店がある。カバンやとか。

クリーム屋とか。色んなお店が軒を連ねる。そして大体の似たような店が数店舗ある。

ラッキンコーヒーも街に溶け込む仕様。

古鎮といえば小吃。北大街は雑貨屋が中心で、食べ物屋は南大街に集まると言う。

と言われてものの、古鎮内はどこもとにかく小吃店が多く食べるところはいくらでもある。

煎餅を焼く様子。

こちらは草餅。これうまいんだよね。中国語では青団といい1つ5元程度から。

蟹小籠包。まあこれは上海近郊の鉄板料理。

街の中心にかかるこの石橋は蒲匯塘橋と言う。3つの穴があるアーチ橋でシンボル的な橋でもある。観光客はみんな歩いてここを渡る。

春節休み中なのでこんなに人が多い。いやいや休みの日はいつもこのくらいか。

南大街。まだまだ進む。人多過ぎな。

こちらは上海名物の白兔のお菓子。柔らかさのないミルキーみたいな飴がメインで。これはどこでも売ってる。

色々な肉の串。

今度は丸鶏。酒に漬かった江南の名物やな。

メインストリートの果てまできた。

七宝の有名店といえばこの無錫小籠包。

出来立ての無錫小籠包をいただく。熱いので火傷注意よ。30元。

醤油で練り上げた餡が入っているのが特徴的。

おばちゃまが黙々と小籠包を作っておる。

イカ焼きをやってたのでもちろん食べる。15元。

买一送一(1つ買えば1つプレゼント、という中国特売時の常套手段)やった。ラッキー、いや、こんなにいらんし。

糖葫芦という中華式リンゴ飴。春節らしい縁起の良い色してますでしょう。

そしてコレは超絶お薦めする湯圓という団子の料理。ゴマ餡が詰まったのが特に旨い。

七宝老街湯団店 (14号) スイーツ

お腹はいっぱいだが湯圓に挑む。1個5元なので3つで15元。

熱々まじウマ。個人的には甘いのが好き。

割ってみるとこんな感じ。なおスープには味はない。

このような水郷っぽい一面を見せる場所もあるが、わずかでしかない。

当然民家も残っているわけで庶民の生活が丸見える。

最後は七宝に残るお寺にお参りする。まずは南七宝寺。

非常に規模の小さい伽藍である。

七宝の寺といえばこちらの方が有名。七宝教寺。

七宝教寺 寺院・教会

境内に入るとすぐにシンボルの七重の塔がお目見えする。

中には各方面の仏様が鎮座し、必要に応じて祈りを捧げられる仕組み。

最上階からの景色。上海の郊外らしい風景が拝める。

大雄宝殿付近は春節モード。夜に来たらさぞ綺麗なんだろう。

2002年に完成した再建されたお寺なので仏像もまだ新しさを感じさせる。

極楽浄土もモダンな色づかいであった。

ハスの形のロウソクだなんて縁起が良さそう。

私も線香を焚いて良い一年になることをお願いする。10元。

これにて七宝散策は終了。あー楽しかった。