結婚25周年なので、25年ぶりに行ってきました。（その7：本日もバルセロナ街歩き、ちょっと食べ歩き①）

2024/02/06 - 2024/02/06

昨日バルセロナに着いて、そのまま夜のサグラダファミリアを「サカサダファミリア」で見て…。

今日は「ナカマデファミリア」なのですが、予定は午後。

その前にガウディをはじめとしたモデルニスモ建築群を見ながら昼の街歩きをしていきます。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

HCCサンモリッツホテルのフロントです。
今から朝食です。

今回のホテルは朝食付きプランです。

個人的にはせっかくこんなところに来ているのだから、外においしい朝食を食べに行ってもいいのではないかと思うのですが、どうしてもかみさんが朝食付きプランがいいということで、朝食付きとなった。

朝7時から会場が開いていました。

コロナ直前までは海外でのホテルの朝食は、中国人が占拠して、出されたその場で”消失”してしまうので、連中と同じ時間にならないように早めに行っているのが癖づいてしまい、待ち合わせの時間に余裕があるのですが、あさイチで来てしまいました。


さすがスペイン。
加工肉の種類が豊富です。

このサラミと生ハム、おいしかった。

スペイン語ではjamón
忘れていませんでした。

日本で言うハムもありました。

チーズもあります。

スペイン語ではquesoですけどね。

旅行先ではとかく野菜不足になりがちなので、生野菜が出てくれることはありがたい。

パンもヨーロッパ風です。

ミルクもこんなに種類があります。
驚いたのはヨーロッパ人も健康志向なのか、豆乳があるんです。

ガイジンも豆乳飲むんですね…。

オイラはホテルの朝食つきプランはふさわしくないと思っています。

というのも、どうしてもこうやってたくさんとってしまうので、外に出たらもっとうまいものあるのにあと先顧みないところ。

そのため、この日も昼は十分本場のスペイン料理を堪能できず‥

左のはスペインのソウルフード（？）、パンコントマテ。

昨日、作り方教えてもらった。

自作のパンコントマテ。

さっそくここでの朝食でも作ってみました。

まずパンにニンニクをすりこんで、その上のトマトをすりこむ、その上にオリーブオイルをひと回しで完成。

この上のさらに生ハムを載せてみたところ、おいしかった。

日本でも一時期爆発的なブームがあり、それ以降はラインナップとして存在しているけれど、派手なプロモーションをするようなことがなくなって久しい。

スペインに限らずどこでもビタミンチャージの手段でオレンジジュースを選びますが、さすがスペイン。

生絞りオレンジジュースです。

本日もバルセロナ街歩きです。

本日はホテルお迎えではなく、待ち合わせの場所まで向かいます。

昔ながらの街並みをいまだに残しているのは素晴らしいですね。

でも、実際に住んでいる人は住んでいる人なりに不満はあるんだろうなとも思う。

郊外の駐車場付きの戸建てに長年住んでいるものとしてはきっと住みにくいと言い出すのではないかと思うので、こういうところは訪れるだけとします。

待ち合わせがこの噴水前なのですが、水が出ていません。


実は今この地域、緊急事態宣言レベルの干ばつで、ホテルのプール営業は自粛、噴水は禁止という措置がとられていましたので、バルセロナ市内ほとんど噴水は止まっています。

いろいろな情報筋から広場の真ん中に立つこの街灯も実はすげーもので、あのガウディが最初に手掛けた「作品」なんです。

この後ガイドさんから詳しい説明があるでしょうから、今のうちに写真撮っておきます。


見渡すと、噴水の前に韓国人の団体がいました。
聞いた話によると、韓国からはヨーロッパへの直行便が出ているらしく、韓国人が結構多かった。

それでもまだ待ち合わせまで時間があるので、カフェで時間をつぶします。

ガイドさんからLINEが来てもう行かなきゃダメか？と思い、「もう来ています、もう噴水前に行きましょうか？」と返信したところ、「まだ時間あるから、ゆっくりコーヒー飲んでて」と返ってきたので、お言葉に甘えて…。

ヨーロッパでコーヒーと言えばエスプレッソが多く、エスプレッソは自宅でも作るのですが、今日はカフェラテの気分だったので、こっちにしました。

スペイン語ではcafe con lecheですね。

そろそろ集合時刻なので、カフェを出ます。
記念に店の写真を…。

さて、ガイドさんと合流しました。

2組3人とのことで、比較的コンパクトな集団でこれから街歩きとサグラダファミリアの入場へと向かいます。

早速この街灯について解説を受けました。

この街灯は1878年、バルセロナ市からの依頼で作ったのだそうです。

1984年に行われた広場のリニューアルが行われた時もこの街灯はそのまま残されたそうです。

街の英雄の最初の作品ですから、撤去はないでしょう。

中にはリニューアルだからと無機質なデザインの街灯に変えるような計画もあったでしょうが、時のリニューアル責任者はよい判断をしたと思います。

街灯こてっぺんには翼が”授かって”います。

いろいろな角度から撮ってみます。

でも街灯のてっぺんになぜ翼を付けたのか…。

何のために…。

飛べる翼と飛べない翼。

一方は自由を、もう一方は誇りを手に入れた。

飛べないことがわかっているから、下から虎視眈々と狙っているものも。

では、レイアール広場を出ます。

レイアール広場を出たすぐにあるこの通りも観光名所のランブラス通り。
この道はまっすぐ海に向かっています。

有名なブケリア市場もこの通り沿いにあります。

まさにバルセロナの観光の中心です。

ランブラス通りを越えてまた路地に入ります、！

路地を歩き出すとすぐに世界遺産です。

有名なグエル公園の出資者であり、ガウディのパトロンのグエルさんの家です。

朝一番の予約の人たちが並んでいます。

バルセロナはこのように世界的に有名なところは、時間指定で予約しないとどこも入れません。

並ぶの嫌いなガイジンも大人しく並んでいます。

我々は中には入りませんが、大金持ちの自宅をくまなく見ていきます。

グエル邸の屋上‥


サグラダファミリアのオブジェみたいなものがここにも‥。

カサミラは兵士の煙突、グエル邸はおとぎの国を演出しているのかな？


塔がないサグラダファミリアですな。

さて、グエル邸の入り口に戻ります。

ヨーロッパの大邸宅の入り口に見られるこのような大きな扉ですが、二段構造になっていて、普段（？）人間だけが通る時は写真のように扉の真ん中だけが開き、家の中に馬車が入る時は扉は大きく開きます。

今も昔も路上駐車はダメですからね。

扉に近づいてみました。

細かい細工がしてありました。

見上げると、カサミラのベランダに施されている海藻がここにもありめした。

バルセロナの中心にこんな大きな屋敷を構えられるのだから、やはりグエルはお金持ちだったのですね。

これは入場料払った人しか見れないグエル邸内部ですが、外から少し見えます。

邸宅の前にはガードマンもいます。
でも、このように中を見ることができたのは、ラテンのノリとガイドさんのチカラ？

ガイドさんがガードマンと一言二言話をした後、「中見ていいよ」っていうので、目を皿のようにして見ていきます。

なんだかんだいって2～3分くらい門に顔やレンズを貼り付けて見入っていました。

グエル邸を後にして、絵になる道を進んで行きます。

バルセロナはおみやげ屋さんも点在しています。手の込んだ工芸品がたくさん。

それぞれいいお値段‥

円安の日本人はなかなか手が出ず～

グラシア通りに近づいてきました。

まだまだ見どころたくさん。

一旦ここで区切ります。