結婚25周年なので、25年ぶりに行ってきました。（その5：初めてカサミラ内部に潜入）

2024/02/06 - 2024/02/06

今回のスペイン旅行記ですが、25年前の新婚旅行の写真を見返しながら作成しているのですが、カサミラは入場していなかったようで、車窓からの景色のみでした。

25年たって改めて来たカサミラ、じっくり見ていこうとしたら、ここだけで写真200枚くらい撮っていました。

どれを旅行記に載せようか迷いました。

カサミラだけで前後編に分けようかとも思いましたが、この先まだかなりあるので、1冊にしました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

中東経由の遠回りだったが、出発が前日の深夜便だったので、バルセロナついてもまだ明るく、さっそく1つアクティビティ予約できました。



まだ明るい中、ホテル出発し、グラシア通りを進みます。

通りに出てすぐにバトリョ邸を越えて。
今回の目的地、カサミラに着きました。


当たり前のように世界遺産が立っているなんてバルセロナ、すごいです。

25年ぶりバルセロナ最初のアクティビティはみんな知ってるベルトラさんで申し込みました。

お恥ずかしいことにJALの下級会員を何年もやっているが、JALとベルトラが提携しているのを初めて知りました。

たまたま「海外オプショナルツアー」で検索したら、JALのサイトが出てきて、開いたらなんと何度も利用しているベルトラに遷移。
利用額に応じてマイル進呈とあった。

もうベルトラでいくら使っただろう。

もし、今までの申し込みを全部JAL経由で申し込んでいたら、もしかしたら二人で国内線の特典航空券貰えたかもって考えると、ちょっと悔しい‥。

今回は他にも予約したのですが、ベルトラの分は全てJAL経由で申し込みました。

世界遺産の1階がショップなんて、日本じゃあまりないんじゃない？

ショップならタダで世界遺産の中に入れます。

真下から見上げるとこんな感じです。

25年前は外観のみでしたが、今回は中に入ります。

上の写真の通り、予定は16：30からなのですが、ちょっと早めに到着。
入口の人に画面見せたら入ってOKとのことで入場します。

入場すると受付です。

この日の並びはこんな感じ。

すいてるのか？

期待が膨らむ。

日本語もあるというので、音声ガイド付きで申し込みしたのですが、機器の貸し出し場所がちょっと分かりづらかった。

無事にオーディオを借りて中を見ていきます。

さっそくこれです。

大都会のメイン通りに面したアパートのなかにこんな空間があるなんて想像つきませんよね。

順路に従って進んで行くと、展示品も結構あるんだなと感じる。

この後ホンモノを見ますが、兵士の煙突の模型。

これ、自宅の置物にしてもいいですよね。

都会の集合住宅は限られたスペースに多くの世帯数を入れる傾向があるので、とかく採光が苦手と言われがちですが、ここ、カサミラは各フロアから中庭が見えるようになっているので、明るいです。

絵も飾ってありますが、高いのかな（$）

飾ってあるところが世界遺産なんだから、そこらの偽物など飾れないでしょう‥

この絵も実は名のある画家の絵なのかな？

アマトリェールも近いからミュシャの本物かな？

カサミラ自体美しい建物ですが、それが建つバルセロナの街も素晴らしい景観です。

ここからは主の家のルームツアー的な展開です。

ここは子供部屋だったかな？


落ち着いて見えていると思われがちですが、実は周りに中国人軍団がいて、なかなかどかず、やり過ごすのに苦労しました。

ここはお手伝いさんの部屋だそうです。

アイロン台があるけど、主が住んでいたころからアイロンはあったのですかね？

お手伝いさんの部屋とはいえ、かわいらしい部屋ですね。

お手伝いさんは住み込みだったのかな？

ここは調理台？

ガスコンロもあります。


ここで主の料理を作るのかな？

基本的に白で統一された台所です。

中庭をのぞいてみます。

ここは主の浴室でしょうか。

ホテルの浴室の設備を広い部屋に持ってくるとこんな感じになるんですかね？

有価証券

まだ経済的価値があるんですかね？


価値がなくてもこのようにディスプレイすれば、インテリア的におしゃれですね。

ここは主の仕事スペースのようです。

冷静に見ると、席に座るときタイプライターのテーブルをいちいちどかして出入りするところを想像すると、なんか笑える…。

主と面会するときはこんな感じの目線かな？

調度品も歴史を感じ、現代でも十分おしゃれな雰囲気を演出してくれそうです。

主はあまり大勢での面会を好まないようで、たった８人しか一緒に食事はできません。

真実は謎…。

ラウンジも少人数制

主の部屋がある階からの外はこんな感じ。

バルセロナの中心部で、グラシア通り沿い。

電話もあります。

今は手のひらに収まる多機能なスマホが当たり前ですが…


こういう姿を経て今のスマホにつながっているんですね。



今のスマホも50年たてば「当時はあんな姿だったよね」ということを言い合うんでしょうね。

でも50年後の電話機ってどんな形しているんだろう…。

その頃はオイラは100歳超えているので、きっとこの世にいないでしょうね…。

最上階の壁にこのようなでっぱりがあるんですが、ここでは何のためにあるか言いませんが、これから先ところどころ出てきます。


あ～そういう使い方なんですね～と感心します。

なんとカサミラは1階だけでなく、入場者しか入れない上層階にも狭いながらショップがあります。

なかなかいいお値段で、兵士の煙突の置物があれば買ってみようかと思ったのですが、見つけられず…。

この絵も今どきの部屋に飾ってもじゅうぶんおしゃれですよね。

さて、続いては屋根裏部屋に来ましたが、ここは博物館的な空間でした。

柱を使ってプロジェクター投影しています。

奥に模型があります。

カサミラの模型です。

ここで全体像を見ることができます。

細部まで細かく再現してあります。

このあとこれを見に行きます。

めったに見られないカサミラの背部。

都会のマンションなので、こちらからの見晴らしはあまり期待できないでしょうね。

ここはガウディの建築なので、ほかのガウディの建築におけるコンセプトなども紹介されています。


このぶら下がっているものは…。

これは鏡に映っているところですが、サグラダファミリアの塔のデザインのヒントになっているのですが、重量配分をどうこうする（？）ための模型でこの模型が今夜と明日の昼に見に行くホンモノの原型としたそうです。

こちらバトリョ邸のビフォーアフター。

元々バトリョ邸は左のような無機質な建物だったそうですが、リノベーション後が右のモノで、左のままだったら世界遺産にならなかったでしょうね。

「ガウディは建築のベースは自然の構造をヒントにしています」とのことで、これらのモノが骨格になっているんですよ、という展示です。

またガウディは最初から建築家ということではなく、家具のデザイナーだったそうで、家具のデザインの才能を買われ、建築の世界に進出したそうです。

ついに屋上まで来ました。

25年前来れなかったので、テンション上がりました。

実はこの時カメラの電池が切れかかっていて、持参したモバイルバッテリーで充電しながら撮っていました。

戦士の煙突…。


ホンモノです。

こんなアングル、やはり自分で来たから撮れます。

こんな写真も見たことがありません。

遠くにサグラダファミリアが見えます。

戦士の煙突からのぞき込むサグラダファミリア。

カサミラ”オールスター”とサグラダファミリア。

こんなアングルはどうですか？

屋上は「映える」ところがあちこちにありました。


こうやって世界観に浸っている人多数…。


皆さんはどこで映える写真を撮るんでしょうか？

カサミラ屋上から足下の街並みを

日本だとここに身長以上の柵があると思いますが、ここは海外。
そんなものはありません。

なかなかスリリングな縁です。

さて全部見たので下に降ります。

1階に降りたらこんな感じのところが…。


おしゃれですね…。

1階の入場者以外も入れるショップも覗いてみました。

すごい人でした。



こんなものもありましたが、目が飛び出るくらいのプライス。

公式ショップのグッズなので、間違いないものなのですが、もっと円高だったら手を出したかもしれない…。

ここ、カサミラなんですけど…。


では大満足のカサミラを後にして、いったんホテルに戻ります。


続いてはバルセロナの食事のナイトウォーキングです。