2023/02/22 - 2023/03/05
960位(同エリア2970件中)
関連タグ
Emmyさん
この旅行記のスケジュール
2023/03/03
-
電車での移動
ボローニャ中央駅 (8:56発) - ミラノ中央駅 (10:00着)
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
イタリア旅行9日目。最終目的地、ミラノに着きました。初ミラノです。
ミラノは他都市に比べて、観光自体はわりと限られている気がします。でも都会ですよね。大変心地いいです。思っていた以上に魅力的な街でした。
ミラノでは2泊します。1日目は、ドゥオーモ見学とアンブロジアーナ絵画館へ行きました。
夕方にはミラノ名物「アペリティーヴォ」(ハッピーアワー)へ寄ってみました。アペリティーヴォは飲み物をオーダーすると、おつまみがもれなくついてくる夢のようなサービスです。評判のいいお店は、このおつまみだけでお小腹が満たされるレベルです。最初から飲み物代に含まれているということでしょうが、なかなかユニークな習慣なので試してみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ボローニャ中央駅8時56分発の特急列車は、定刻より5分ほど遅れて10時過ぎにミラノ中央駅へ到着しました。(2等車 36.90ユーロ)移動は1時間ほど。近いです。
-
ミラノ中央駅は建物が立派です。堂々たる構え。
-
外に出てきました。中央駅の外観。ホテルへはここから徒歩で5分くらい。
-
2泊お世話になるハイアットセントリックホテル。
一泊は無料宿泊で、もう一泊は260ユーロでした。3月に入ってグローバリストでなくなったので、朝食はなし。ホテル代を少しでも頑張って節約します。ハイアット セントリック ミラン セントラーレ ホテル
-
ミラノに初めてきたので、もちろん最初にここにやって来ました。ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)です。美しいです。すごい迫力です。TVでは何度も見て来ましたが、やっと自分のこの目で見ることができました。それにしても人が多いです。
もちろん屋上にも行ってみたいので、チケット売り場へ急ぎます。結構行列がありましたが、自動販売機だと割と早く順番が来ました。
午後3時のチケットが取れました。(15ユーロ)ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園
-
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世へ行ってみます。
巨大な門です。ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
-
アーケードが綺麗です。ショッピングではなく、観光地として見学してます。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
-
中程にある天井。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
-
フレスコ画で4面、それぞれ4大陸を表現しているそうです。これはアフリカ大陸?大変豪華です。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
-
このドームの真下の床。モザイク画はトリノの紋章の雄牛です。
この雄牛の局部にかかとを乗せて、一回転すると願いが叶うそう。もうみんなお願いしまくりで、モザイクが凹んでます。いつも人だかりで行列なのに、奇跡的に誰もいない雄牛が撮れました。ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
-
「スカラ広場」に出て来ました。
ミラノで一番の有名人「レオナルド・ダ・ヴィンチの像」スカラ広場 広場・公園
-
広場の先には「スカラ座」
スカラ座は戦火で焼失したので、1946年に再建。
最終日、オペラ鑑賞に来るので場所を確認しておきます。スカラ座 劇場・ホール・ショー
-
お天気も良くて、お散歩には最高の日和です。気持ちいい。
-
古いポルティコが残されてました。
-
建物の一部が通路として作られてます。いい感じ。ここをくぐっていきます。
-
やって来たのは「アンブロジアーナ絵画館」(15ユーロ)
17世紀のフェデリオ・ポッロメオ司教の住居だったところ。彼の遺志によって絵画館になったそう。ヴェネツィア派の作品が多数あります。アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ティツィアーノ「よろいを着た男」(油彩)
ティツィアーノはヴェネツィア派の代表的な画家。ベッリーニ、ジョヴァンニの弟子で、30歳ごろから亡くなるまでヴェネツィアで過ごしたそう。油彩技法を取り入れていきました。アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ティツィアーノ「マギの礼拝」(油彩)
-
カラヴァッジョ「果実籠」(油彩)(1596年頃)
この絵画館で、一番有名な絵だと思われます。チケットやパンフレットにもこの絵が使われています。
イタリアで最初に描かれた「静止画」だそうです。アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
りんごの虫食いまで、ちゃんと描かれています。ブドウのみずみずしさも素晴らしい。思わず食べたくなります。
気性の荒いカラヴァッジョが、こんな天才的な絵を描けるんですからね。逃亡先の南イタリア各地でも名作を残しているとは、本当に面白い人です。性格さえ大人しければ、いう事なしだったのに。天は二物を与えず。アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ボッティチェリ「パビリオンの聖母」(テンペラ画)
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ラファエロ「アテネの学童」のカルトーネ(下絵用デッサン)
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
完成した「アテネの学童」はヴァチカン宮で観てきました。こういう風に準備していくんですね。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
この絵画館はもと司教館でしたから、建物自体がとても素敵です。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ステンドグラスがあります。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
双頭の鷲もあります。
-
回廊に沿って像が飾られています。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
中庭。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
階段も凝っています。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
装飾が素晴らしいです。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
天井。
-
食器のコレクションも素晴らしいです。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
レオナルド・ダ・ヴィンチ「音楽家」(油彩)
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
図書室。
天才レオナルド・ダ・ヴィンチの発明や研究の成果を書き溜めた手稿が展示されています。アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
あまり期待せずに来たのですが、ここは大変見応えがありました。
アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
-
お腹が空いたので、すぐ近くのこのお店に来ました。「ペック」
高級食材店の中にカフェがあります。ペック カフェテリア カフェ
-
クラブサンドイッチとビール。
ずっとパスタばかりだったので、たまに普通のサンドイッチにしたら、大変おいしかったです。
ドゥオモに行ったあとで、お土産を買いにまたこのお店に戻ってきました。ここの食材店の支払い方が「カッサ」方式だったんですよ。びっくりしました。「カッサ」式とは、買うものを決めたら、別のところにあるレジ(カッサ)で支払いを済ませ、レシートを見せて初めて商品を受け取るというもの。これ、ソ連だけといわれていたのをずっと信じてました。言葉ができないと、この方式の買い物はハードルが高かったんですよ。さすがに今はロシアでもスーパーマーケット式が主流になりました。それが!このオシャレなミラノの老舗高級食材店で「カッサ」とは!おそらく、昔ながらの伝統的なやり方を守っているのだと思います。なんだか時代遅れの「カッサ」式だと思っていたのが、急にカッコよく感じられるようになってしまったのでした。笑ペック カフェテリア カフェ
-
「ドゥオーモ」にやってきました。イタリアゴシック建築の最高峰。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
5枚ある大扉の中央扉。
-
レリーフが見事な青銅製。ルドヴィコ・ポリアーリ作。
-
聖母マリアの生涯が描かれています。
-
屋上に上がる時間になりました。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
どこからも塔が見えます。
-
青空と大理石の白がマッチしています。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
イチオシ
本当に美しい建築です。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
尖塔は135本もあるそうです。
-
尖塔の先端には聖人の彫刻。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
屋上に出ました。あちらこちら修復中です。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
屋上から広場が見渡せます。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
イチオシ
ドゥオーモの内部へ降りてきました。堂々たる大聖堂です。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
厳粛な雰囲気です。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
重厚な柱。この柱が高い天井と屋上の塔を支えています。すごい技術力です。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
パイプオルガンも豪華です。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
建物の側面は、大きなステンドグラスで彩られています。
-
マグノリア(モクレン)のお花が綺麗に咲いています。春はすぐそこ。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
-
ミラノは路面電車も走っているんですね。レトロっぽい車両がいい感じ。リスボンを思い出します。路面電車の走る街はどこも大好き。
-
ミラノには「アペリティーヴォ」というハッピーアワーがあると知って、検証にやってきました。
「La Tartina」
ドリンク一杯(10ユーロ)に3つのタパスが付いてきます。どうですか?これ!
なかなかいい感じです。見た目もお味もグッド。ミラノ、いいわあ。すっかり気に入りました。 -
ミラノ中央駅に併設された一階のフードコート(駅正面に向かって左側)で、明日の朝食用にマリトッツォを買いました。
-
ホテル近くのレストランへ来ました。
「Il Tavolino」(イル・タヴォリーノ)
中央駅にも近く、ガイドブックにも載っていました。 -
とりあえず赤ワインをボトルで。
-
このお店はピザが有名らしいので「マルガリータ」とサラダ。
美味しいです。でもローマで食べたピザの方が美味しかったかな。 -
夫はパスタ。
-
どうしても食べてみたかった「ミラノ風リゾット」
ん~。濃厚でしつこいかも。ちょっと頼んだ量も多すぎたしね。一回食べたら、気が済みました。夫に手伝ってもらいました。 -
お腹いっぱいだったので、レモンチェッロ。イタリアに来たらコレだよね。
最終日はゆっくり夕食をする時間はなさそうなので、これがミラノ、いえイタリア最後の晩餐になりました。ちょっと残念なお店でしたが、レモンチェッロも最後に頂けたので良しとしましょう。 -
夜ホテルに戻ってきたら、ネオンがこんなことになってました。ちょっとケバくないですか?
部屋に戻って就寝。ハイアット セントリック ミラン セントラーレ ホテル
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
イタリア旅行 2023年
-
前の旅行記
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ボローニャ編
2023/02/22~
ボローニャ
-
次の旅行記
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ミラノ編 (2) ~ 帰国
2023/02/22~
ミラノ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 出発 ~ ローマ編(1)
2023/02/22~
ローマ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ローマ編(2)
2023/02/22~
ローマ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ヴァチカン/ローマ編(3)
2023/02/22~
バチカン
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ローマ編(4)
2023/02/22~
ローマ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 オルヴィエート編
2023/02/22~
オルヴィエート
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 アッシジ編
2023/02/22~
アッシジ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 フィレンツェ編 (1)
2023/02/22~
フィレンツェ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 シエナ編
2023/02/22~
シエナ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 フィレンツェ編 (2)
2023/02/22~
フィレンツェ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ボローニャ編
2023/02/22~
ボローニャ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ミラノ編 (1)
2023/02/22~
ミラノ
-
2度目のイタリアは美術鑑賞がテーマ 7都市を10泊12日で巡る旅 ミラノ編 (2) ~ 帰国
2023/02/22~
ミラノ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ミラノ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ イタリア旅行 2023年
0
65