2023/02/22 - 2023/03/05
166位(同エリア454件中)
Emmyさん
この旅行記のスケジュール
2023/03/02
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電車での移動
フィレンツェ・S・M・ノヴェッラ駅 (9:10発) - ボローニャ駅 (9:48着)
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サン・ペトロニオ聖堂
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カフェ「サン・ドメニコ」で休憩
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サン・ドメニコ教会
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サンタ・マリア・ディ・セルヴィ教会
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この旅行記スケジュールを元に
イタリア旅行8日目。6都市目ボローニャへ到着しました。旅も終盤です。
最初の写真ですが、美術鑑賞がテーマと偉そうなタイトルにも関わらず、解剖の手術台ですみません。ホローニャは初めてなので、しっかり観光してます。
ボローニャには、ヨーロッパ最古の大学「ボローニャ大学」(この解剖学教室のある大学)(11世紀設立)があります。中世からの古都であり、エミリア・ロマーニャ州の州都でもあるボローニャへは是非来てみたかったです。
フィレンツェからボローニャへは、イタリアの高速列車「フレッチャロッサ」(FR)で40分ほど。幹線上にあるので、本数は大変多いです。
イタリアの高速鉄道の料金は変動制で、早く購入すれば安くなります。それはよく分かってはいたのですが、ぐずぐずしていたらイタリアに着いてしまいました。ローマのテルミニ駅で、アッシジ行きのチケットを自動販売機で購入していた際のこと。若い職員さんがあれこれ手伝ってくれたので、その勢いでミラノまでのチケットを一気に購入しました。アナログ夫婦には願ったり叶ったりです。あのお兄さんが、神様のように神々しく見えましたよ。あの時点で、チケット購入のストレスから解放されました~。
ボローニャには一泊して、1日かけて観光します。学園都市らしく沢山の美術館・博物館があります。到底1日では全部見るのは不可能なので、興味のあるとことだけ廻ります。街は学生が多く見立ち、活気があって知性あふれる雰囲気で大変気に入りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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フィレンツェ・S・M・ノヴェッラ駅からは高速列車で約40分ほど。ボローニャ中央駅へあっという間に到着です。2等席で23.90ユーロでした。駅は大変近代的です。
ボローニャ中央駅 駅
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ホテルは旧市街とは反対側にある「AC Hotel Bologna」です。少し駅からは歩きますが、マリオット系でポイントが貯まるのでこちらにしました。(朝食付きで146ユーロ)
午前中に着いたにも関わらず、チェックインしてもらえました。部屋の写真は撮り忘れましたが、新しいビジネスホテルといった感じで、機能的で申し分なかったです。朝食も良かったです。AC Hotel Bologna ホテル
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では、観光開始!
ホテルから旧市街へ歩いていきます。ボローニャの街の特徴として、このポルティコ(柱廊)があります。どこまでも続いています。傘いらずの街。 -
早速、塔が見えてきました。こちらへは後で行きます。
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街の中心地「マッジョーレ広場」にある「海神ネプチューンの噴水」。街のシンボル。あれ?お水はなかった?。シーズンオフだったかも。
マッジョーレ広場 広場・公園
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広場に入っていくと、右手に「サン・ペトロニオ聖堂」、左手に「ポデスタ館」が見えます。
マッジョーレ広場 広場・公園
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「市庁舎(コムナーレ宮)」
市庁舎(コムナーレ宮) 博物館・美術館・ギャラリー
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「ポデスタ館」の一階にインフォメーションセンターがあります。まずはここで、「アシネッリの塔」の入場チケットを買います。(たしか5ユーロ)この時間が決まらないと、他の観光に影響してしまうからです。12時のチケットが買えました。
ポデスタ館とエンツォ王宮殿 城・宮殿
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「サン・ペトロニオ聖堂」
ファサードが未完。ゴシック様式。サン ペトローニオ聖堂 寺院・教会
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内部はこんな感じ。普通に写真は撮れました。ただ、54mテラスがあるらしいのですが、案内を見つけられず仕舞いでした。
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「アシネッリの塔」に上る時間になりましたので、そちらに向かいます。このポルティコ(柱廊)が気に入ってます。
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「アシネッリの塔」と「ガリセンダの塔」
「アシネッリの塔」(97m)は498段の階段があります。
低い「ガリセンダの塔」(48m)は傾きすぎて入場不可。ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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階段がキツい、キツい。入場が予約制なので、一度に上れる人数も決まっています。途中で息切れして休憩していると、みんなにどんどん先越されていきます。
やっとの思いで最上階へ出ました。
絶景です。素晴らしい。苦労した甲斐がありました。ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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赤いれんが色の街。この通りのカーブがいいわ~。
ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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あちこちに見える塔。
ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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マッジョーレ広場が確認できます。
ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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素晴らしい景色でした~。もう上ることは、きっとないでしょう~。疲れた~。
ボローニャの斜塔 (アシネッリの塔 ガリセンダの塔) 建造物
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またまたポルティコを通りながら、ランチに向かいます。
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美食の街「ボローニャ」らしく、お店のショーウインドウの食べ物が全部美味しそうに見えます。
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お店ごと持って帰りたい。
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こちらはパスタのお店かな。
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やってきたのは「タンブリーニ」。
タンブリーニ デリ
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夫が頼んだのは「シーフードサラダ」
タンブリーニ デリ
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こちらはお店の名前の「サラダ」と白ワイン。
サラダで軽く済ませます。でも、量が多かったわ。タンブリーニ デリ
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食後にやってきたのは、「アルキジンナージオ宮」(旧ボローニャ大学)。(3ユーロ)
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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1803年まで使われていたという大学。美術館のように綺麗です。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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11世紀に設立、ヨーロッパ最古というのですから驚きです。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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歴史の感じられる建物です。この建物だけでも、十分に来る価値があります。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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ベンチすら立派です。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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こちらが「解剖学大階段教室」
世界初の人体解剖をした部屋です。17世紀に作られたそう。当時、教会の反対を押し切っての人体解剖。最先端の研究だったのでしょう。人類はこういう勇気と犠牲の積み重ねで、発展してきたのだとひしひしと感じます。旧ボローニャ大学 城・宮殿
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教室の天井。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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天使(?)が見守ってくれている?
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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教室の講義台。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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この階段教室いっぱいの学生と実際解剖を行った人たち。想像すると、なんとも複雑な気持ちになります。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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廊下が美しいです。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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所狭しと紋章が飾られています。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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講堂。現在もイベントに使われているようです。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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双頭の鷲。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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歴史を感じます。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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図書館。世界中に「世界で一番美しい図書館」がありますが、ここも絶対にその一つだと思います。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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本当に美しい大学です。
旧ボローニャ大学 城・宮殿
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中庭に出ました。
ボローニャ大学、素晴らしいです。戦災に遭わず、ちゃんと残っていたことに感謝です。旧ボローニャ大学 城・宮殿
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続いてやってきたのは「サン・ドメニコ教会」
ただ、ここの教会の午後の開場時間は、3時30分。サン ドメニコ教会(ボローニャ) 寺院・教会
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お向かいのカフェで待つことにしました。お店の名前も「カフェ・サン・ドメニコ」
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甘いドーナツとカプチーノとコーヒー。
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時間になりました。(入場無料)
外観と打って変わって、内装が豪華です。サン ドメニコ教会(ボローニャ) 寺院・教会
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正面にある主祭壇。
サン ドメニコ教会(ボローニャ) 寺院・教会
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グイド・レーニ「聖ドミニクスの栄光」
サン ドメニコ教会(ボローニャ) 寺院・教会
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ドームが綺麗です。
サン ドメニコ教会(ボローニャ) 寺院・教会
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ドメニコ会の創始者サン・ドメニコの石棺
サン ドメニコ教会(ボローニャ) 寺院・教会
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ミケランジェロ作「燭台を持つ天使」
サン ドメニコ教会(ボローニャ) 寺院・教会
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「サンタ・マリア・ディ・セルヴィ教会」(入場無料)
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ここは観光地というよりは、信者の方の方が多いです。
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チマブーエ「荘厳の聖母」
主祭壇の裏側にあります。薄暗く、時々定期的に明かりがつきます。そのタイミングを狙って写真を撮ります。 -
外に出ました。塔が見えます。
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「国立絵画館」(6ユーロ)
ボローニャ派を中心に展示してあります。国立絵画館 (ボローニャ) 博物館・美術館・ギャラリー
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ジョット「聖母子」
国立絵画館 (ボローニャ) 博物館・美術館・ギャラリー
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ラファエロ「聖チェチリアと聖人」
国立絵画館 (ボローニャ) 博物館・美術館・ギャラリー
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カラッチ「聖ルドヴィーコの聖母」
カラッチはボローニャ生まれ。兄や従兄と共にボローニャ派の祖となる。写生と古典学習を融合したのがボローニャ派の特徴。(西洋美術史書より引用)国立絵画館 (ボローニャ) 博物館・美術館・ギャラリー
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グイド・レーニ「えい児虐殺」
グイド・レーニは、ボローニャ出身です。カラッチ一族の弟子で、ボローニャ派。国立絵画館 (ボローニャ) 博物館・美術館・ギャラリー
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カラッチ一族の彫像。
ボローニャ派の祖であるカラッチ一族3人はボローニャのヒーローです。
ここの「国立絵画館」はそんなに大きくありません。グイド・レーニを中心にボローニャ派の作品が中心の絵画館でした。
これにて、ボローニャ観光は終わりです。
ボローニャは、ビジネス都市で観光に頼ってないからか、観光地化ズレの感じがありません。教会は無料で開放されており、観光地の入場料金も、他の都市に比べると控えめです。大学があるせか自由な雰囲気です。。 -
夕食は「Ristorante da Nello」
評判がいいと聞いていたので、ホテルの人に予約をしてもらいました。お店についてからも、ちゃんと予約があるのか聞かれました。予約なしでは入れないようでした。平日にも関わらず、混み合っていてかなりの人気店のようです。モンテグラッパ ダ ネッロ イタリアン
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赤ワインはボトルで。
モンテグラッパ ダ ネッロ イタリアン
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モンタデッラ(ボローニャハム)とスープ。
ハム、美味しい~。ローマの初日にいったレストランもエミリア・ロマーニャ地方の料理のレストランでしたが、こちらは本場。両方とも甲乙つけ難いほど美味しいです。モンテグラッパ ダ ネッロ イタリアン
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パルメザンチーズをかけて、ボロネーズパスタ。
お味は間違いなしです。至福のとき。モンテグラッパ ダ ネッロ イタリアン
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お腹いっぱいになり、いい気分です。腹ごなしに歩いてホテルまで帰ります。夜でも治安に不安はありません。そして就寝。
たった1日の滞在でしたが、ボローニャ、いい街だと思いました。旧市街の観光地は徒歩で十分まわれます。イタリアは、街ごとに個性があっていいですね。
翌日は、最終目的地ミラノへ行きます。
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