[2024ロンドン旅行編vol.17]ナショナルギャラリーで観たい絵画を制覇！その2

2024/01/01 - 2024/01/07

前回に引き続き、ナショナルギャラリーです。楽しすぎて長くなり、2回に分けました。
今回はミュージアムショップから始めます。では、後半をどうぞ！

エリア ロンドン(イギリス)

さて、room12まで来たらショップが出てきたので、お嬢のリクエストもあり買い物に移ります。
こちらはナショナルギャラリーの主な作品を紹介した本￡10。

ゴブラン織のトートバッグ￡35。

ビスケット（クッキーですな）￡4.95。

さまざまな作品の絵柄の折り畳み傘。
￡24。

トレーナー￡45。

Tシャツ￡28。

プリントバッグ￡35。

同じくプリントバッグ。￡35。

ネックレス￡6。

キーリング￡5.95。

クリスマスのクラッカーセット。
こちらは値段不詳。セール品です。

ワイン250ml3本セット￡18。
可愛いので心惹かれたけど、重いので断念。

ポストカード1枚￡1。6枚で￡5。

こちらもポストカード。

これは世界の有名な絵画が猫になっている本。おもてなしママのネイルと同じ絵柄なので手に取ってみました。
『真珠の耳飾りの少女』ヨハネス・フェルメール作ですが、オランダのマウリッツハイス美術館に所蔵されている作品なのでナショナルギャラリーには関係ありません。
この本の内容がナショナルギャラリーの絵画ばかりなら買ったのになー。

こちらはばら撒き用のペンや缶バッチなどです。P80～￡2。

絵の具のチューブみたいなのもペンです。
その上の3本セットはリップクリーム。

ナショナルギャラリー所蔵の絵柄のルービックキューブ￡3.5。

こちらはトートバッグ￡9.95。

名画のマグネット￡5.95。
缶バッジ4個セット￡6.5。

このショップの店員さんでイギリス人なのに日本語を話せる女性がみえました。
お嬢が本を購入したときに「日本人デスヨネ？ソレノ日本語訳アリマスヨ。ドウシマスカ？」と聞いてくれて日本語版を持ってきてくれた。「日本語お上手ですね」というと「イエ、ソンナ事ナイデスヨ。袋ハドウシマスカ？無料ナノデ貰ッタ方ガオ得デスヨ」とお得情報までくれた。流暢とまではいかないものの十分に意思疎通ができたので、買い物に困ったときは助かるスタッフさんだと思った。

さて、おもてなしママはナショナルギャラリーで買いたいものがあったのだが、先ほどのお店ではなかったので、階下のお店にやってきた。しかし、ここは本のお店と書いてある。
お店は3ヶ所あるはずなので、最後のお店の場所と下調べの部屋になかった絵画がどこにあるのかを確認するためにショップ前の広場に設置されたソファに座って、ナショナルギャラリーのホームページを検索。
おもてなしママに引きずり回されたお嬢にとっては、いい休憩時間となったようだ。
その後、1番大きなショップは工事中のセインズベリーウィングにあったので現在は営業していないことが判明し、見つけられなかった数点の絵画の部屋も確認できたので、再度階上へ上がった。

room24:レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン作
『ベルシャザルの饗宴』
事前に調べたときはroom22だった。

旧約聖書の一場面を描いており、バビロニア帝国の王ベルシャザルとその側近たちがエルサレムの神殿（ソロモン神殿）を破壊し略奪してきた金銀の器を使用して、豪勢な宴を開いている最中、突然壁に人の手が現れ解読不能な文字を書き始めた。
それは王の死と帝国の滅亡を意味する神の啓示であった。
その文字を読めたのはただ一人、ユダヤ人の捕囚ダニエルだけであったという物語である。
お嬢が「何て書いてあるんやろ？」と不思議がっていたので調べると、ヘブライ語で「メネ、メネ、テケル、ウパルシン」と書かれていて、「神はお前にはもはや王としての資格がないと判断した。よって国はメディア・ペルシアの人々に分け与えられるだろう」という意味であることが分かった。そして、この日の夜にベルシャザルは殺されたというお話です。

room16: ヨハネス・フェルメール作
『ヴァージナルの前に立つ女』
事前に調べたときにはroom25だった。

そもそもヴァージナルって何？ってなりません？ヴァージナルはピアノの祖先と呼ばれる鍵盤楽器だが、ギターのように弦を弾いて音を出す撥弦鍵盤楽器。チェンバロが近い形というが、そもそもチェンバロも思い浮かばないわ。

当時、音楽は恋のアイテムであり、キューピッドの絵が後ろに見えることから、恋人への思いを暗示していると言われています。

room16: ヨハネス・フェルメール作
『ヴァージナルの前に座る女』
こちらも事前に調べたときにはroom25だった。

この絵は後ろに掛かった絵が取り持ち女と呼ばれる売春の仲介者なので、先の絵が陽なら、こちらの絵は陰なのかもしれません。

どちらも最晩年の同時期に描かれていて
一対の作品では？という説もあるらしい。

こちらはおもてなしママが普通に見逃してた作品。
room9: ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ作
『キリストの埋葬』

未完の作品とされている。ラピスラズリが不足していたため、そこから採れるウルトラマリンブルーが出来上がるのを待っていたという説もあるが、それ以外の未完部分の説明がつかず謎となっている。

さて、セインズベリーウィングのお店が開いていないので、0階の本屋さんに一部でも移っていないかと望みを持ってやってきた。
雑貨は少し置いてありました。
こちらはしおり￡2.75。

こちらにもチューブ型のペンがあります。
おもてなしママが探していたのは女王陛下を模したラバーダック。でも、スタッフさんにラバーダックが伝わらない。
え、おもてなしママの発音が悪いのか？
結局、お嬢に通訳してもらい、このお店には置いていないことがわかった。

ペンばっかり。￡2ほど。
一つ上の写真にはミニ絵画がたくさん写ってるけど、全部マグネット。好きやな～マグネット。

お嬢が「これ、面白いよ」と手渡してくれたのが、鉛筆と絵筆が一体となったもの。
これ、どこまで芯が入っとるんやろ？
￡2.5。

あ、これ！
下調べのときに「可愛い～！」って思っていたキーリング。自分用に買ってしまおう。
￡6。

この時点でお店のスタッフさん達は「もうお店閉めまーす」と案内していた。え、まだ17:30前ですけど。閉館時間は18:00やん。
でも、大きな館内からお客さんを出すには30分前行動なのかも。こうして、スタッフさんに追い立てられて近くの出口へ。
外に出て「はっ！自撮り棒！」…忘れてました。出口ではガードマンのイカついおっちゃんが「逆走なんてさせねーよ」って顔で見張ってたけど、預かり票？を見せたら「向こうのスタッフに見せて」と中に入れてくれた。外に出るお客さんの流れに逆らって階段を上がった先で、返却してる場所があって無事に自撮り棒は戻ってきた。

今回の戦利品。
トレーナー￡45。
ポストカード6枚￡5。
キーリング（レザー）￡5.95。
キーリング（チャーム）￡6。
本ナショナルギャラリー・ハイライト（ハードカバー版）￡10。
スケッチブック￡14.99。