一時帰国で国内旅行　２０２３（Day9)　鹿児島編

2023/10/18 - 2023/10/29

日本に一時帰国して９日目。前日やっと実家に辿り着きましたが、今日から１泊２日で鹿児島へ行ってきます。

九州で唯一行ったことのなかった鹿児島。ずっと遠い存在でしたが、九州新幹線でうちからたった3時間で行けることがわかり、まだJRパスも有効期限内だったので行ってみることにしました。重い荷物はうちに置いて身軽に出掛けられます。ヤッホー。

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

鹿児島中央駅の改札を出たら、盛大なお出迎え。でもこれは鹿児島国体の参加者の皆さんの為でした。

早速、観光案内所で「カゴシマシティビューバス」が乗れる一日乗車券を購入します（600円）。市バス・市電が乗り放題になります。

観光案内所の方のお勧めラーメン店。駅構内にあります。地元で人気だそうです。

少し並びましたが、すぐに中へ案内されました。ラーメンと餃子のセット（1,000円）と生ビール（530円）。

鹿児島ラーメンを初めて食べました。豚骨が主流なんですね。見た目よりあっさりしていて、とても美味しかったです。

この餃子もペロリと完食できました。地元民に長く愛される理由がわかります。

大満足のランチの後はこのバスに乗ります。カゴシマシティビューバスは30分毎に鹿児島市内の観光名所を走っているバスです。乗り降り自由です。

「西郷銅像」が見えてきました。上野の西郷さんの銅像は着物姿ですが、こちらは軍服姿。停留所にもなっていますが、下車せずバスの車窓から。

「西郷洞窟」。西南戦争で最期の５日間を過ごした洞窟だそうです。ここも停留所になっています。

「城山」停留所で下車。中央駅から約25分ほどです。

この桜島（標高1,117m)の景色が見たかった。

あとで気がついたのですが山の上の白いものは雲ではなくて噴煙ですね。鹿児島ってすごいですね。日常的に桜島が噴煙を上げていても、皆さん普通に生活されているんですね。生活の一部になってるところがよそから来た人間には新鮮だわ～。

しばらく桜島の景色を堪能してから、地図を見ると城山の下の停留所まで歩けるようです。

下りなら楽勝で歩けます。

15分ほどです。

「薩摩藩士碑」。

次のバスに乗って「仙巌園」へ行きます。

約20分で到着。

仙巌園の庭園と御殿に入れるチケットを買います。（1,600円）

園内の地図で確認。広いです。

仙巌園は薩摩藩主島津家の別邸です。

家紋がかっこいい～。

園内では菊の展覧会の準備が進んでました。

いいお天気で結構、暑いです。早速さつまいもソフトクリーム。この色はお芋の天然色。お芋味の味が濃厚で美味しかったです。

「正門」明治28年（1895年）建立。

門の上部には家紋。

「錫門（すずもん）」

門の屋根が錫でできているそうです。江戸時代は藩主とその嫡男しか通れなかったそう。

「鶴灯籠」

安政4年（1857）、２８代藩主斉彬がここでガス灯の実験を行ったそうです。なんとも画期的ですね。

「御殿」に入ります。

「鳳印の間（玄関の間）」

島津家の世継ぎの部屋だそうです。床の間の甲冑は、ロシアのニコライ２世（皇太子時代）が仙巌園を訪れた際、島津家30代忠重が着装していたコピーだそうです。

大正時代に玄関に改装されたそうです。

建物の中にはこんな釘隠しと呼ばれる装飾品が多数あります。私も探してみましたが、残念ながら２つ見つけられませんでした。

家の中にはいたるところに家紋が描かれてます。

「駕籠」も立派です。

ニコライ２世がロシア皇帝に即位した際、島津家が送った壺のコピー。

ニコライ２世は最後のロシア皇帝です。

真ん中の「H」はロシア語で「N」になり、ニコライ２世のイニシャルです。

御殿の縁側からは素晴らしい景色が広がっています。

桜島の一番いい眺めですね。贅沢ですね～。

「謁見の間」

明治17年（1884年）に改築されたそうです。シャンデリアはロンドンから取り寄せたもの。

細かい装飾が素晴らしい。

「中庭」

海岸線ギリギリに鉄道も走っています。JR日豊本線。

いい眺めです。今度、六角さんみたく桜島を眺めながら「飲み鉄」してみたい。

薩摩切子のショップを覗いてみました。

とても手の届く金額ではなく、もう美術品として眺めるだけです。

菊が咲く頃にはまた別の景色が楽しめることでしょう。

仙巌園を後にしてカゴシマシティビューバスで一旦鹿児島中央駅に戻ります。コインロッカーから荷物を取り出し、シェラトンホテルの無料送迎バスに乗ります。このバス乗り場はJRの鹿児島中央駅からは少し離れたバスターミナルから出ているので要注意です。しかし、バスがちゃんとしたバス（北品川のマリオットホテルは都営バスの貸切でした。まだ、言ってる。笑）で、しかも運転手さんが荷物の運び入れまで手伝ってくれます。駅からは5分ほどです。

「シェラトン鹿児島」は今年5月にオープンしたばかり。マリオット系のポイント46,000を使っての無料宿泊です。あ、温泉入浴税を二人分300円は別に支払いました。

ロビーはこんな感じ。フロントは流暢な日本語を話す白人女性が普通に働いておられました。地方都市でもグローバル化が進んでますね～。この方には夕飯のレストランの予約まで電話でしてもらいました。助かりました～。

お部屋はこんな感じ。洗面台が丸見えです。

ここも日本式浴室。このタイプ、いいですね～。

プラチナ会員になったので、ラウンジが使えます。夕方のカクテルタイム。人も少なく、のんびり過ごせます。

さすが、焼酎の種類が豊富です。

おすすめの飲み方まで書いてあったので、素直に真似してみます。ソーダ割り。美味しかったわ。

シェラトンホテル鹿児島は、鹿児島中央駅へも天文館へもちょっと歩くには遠いです。しかし、ホテルの目の前が市電の停留所になっていて、ここから天文館へも行けることがわかりました。昼間、買った一日券がまだ使えるじゃないですか。しかも私、市電が大好きです。市電のある街はどこも好き。

ホテルから予約してもらったしゃぶしゃぶのお店。天文館にあります。

「黒豚しゃぶしゃぶセット」

生卵が食べれるのが嬉しい。

鹿児島出身のお友達のおすすめの黒豚しゃぶしゃぶをいただきます。本当に美味しいです。

〆のそば。

夜の「天文館」

また市電に乗ってホテルに帰ります。乗り放題の一日券を今日は本当に有効利用させてもらいました。

「シェラトン鹿児島」には源泉掛け流し天然温泉の大浴場があります。

日本に帰って初めての温泉。

どなたもいらっしゃらないので、写真を撮らせていただきました。清潔感あふれています。

いい感じ。しかも一人占めでさらに気分アップ。

充実した初鹿児島観光に大満足しながら、部屋に戻って就寝です。

この旅行記へのコメント （2）

• ゆんこさん 2024/03/09 16:44:51

  もう見てました(笑)

  Emmyさん
  
  早速鹿児島旅行記覗きに来てみれば、もう「いいね」してました。^^;
  再度読み直してみれば「そうそう、仙厳園ちゃんと見て回られたんだな」と思ったのを思い出しました。
  新婚旅行のときは、ただお庭を眺めただけの記憶が。
  
  その後、大河ドラで『篤姫』が放送されたときは、篤姫とかかわりの深い場所だったということでちゃんと見ておけばよかったとも思ったりしてました。
  
  それにしても、桜島がきれいに見えていましたね。
  私も城山展望台に行きましたが、今回の旅は見えそうで見えないままでした。(笑)
  
  とんこつラーメン、意外とあっさりしてましたよね。
  
  　　　　　★ゆんこ★

  Emmyさん からの返信 2024/03/10 00:56:06

  RE: もう見てました(笑)

  ゆんこさん
  
  > 早速鹿児島旅行記覗きに来てみれば、もう「いいね」してました。^^;
  いつもありがとうございます！
  
  > 再度読み直してみれば「そうそう、仙厳園ちゃんと見て回られたんだな」と思ったのを思い出しました。
  > 新婚旅行のときは、ただお庭を眺めただけの記憶が。
  > その後、大河ドラで『篤姫』が放送されたときは、篤姫とかかわりの深い場所だったということでちゃんと見ておけばよかったとも思ったりしてました。
  
  私、この大河ドラマを見たことないんです。とても評判が良かったみたいですね。同じ場所、風景でもちょっとした関わりがあったり歴史に精通したりすると、味方がずっと奥深くなりますよね。
  
  ところでスイス旅行計画なんですがね、もう時間ありすぎて（ヒマとも言う）情報過多で振り回されてます。あれもいいなこれもいいなと欲張っていたら、のんびり滞在予定だったはずなのに、このままでは毎日弾丸ツアー並みのハードスケジュールですよ。しかもこの計画では毎日晴天で、全て順調、体力万全が前提になってます。（笑）絶対、やばいですよ。ちょっと冷静にならないとダメですね。
  
  ゆんこさんは航空券チケットがうまくゲットできますように！そこからがスタートですね。頑張ってください。
  
  Emmy