2023/10/13 - 2023/10/14
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2023/10/13
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2023年10月。天空の山城・備中松山城と、ベンガラ産業で栄えた吹屋ふるさと村へ。ほぼ公共交通機関のみで回りました。
その2は、備中高梁の山の手巡り。石垣の上に築かれた頼久寺と小堀遠州作庭の庭園、石火矢町ふるさと村の武家屋敷、さらに伯備線の線路沿いを泰立寺薬師院と松連寺へ。
・郷土資料館の前を通り、臥牛天神前の踏切を渡って石火矢町ふるさと村へ
・武家屋敷は10時開門!(ネットにもパンフレットにも9時開門となっているので要注意)
・戻って頼久寺へ。小堀遠州作庭の庭
・伯備線の線路沿い、寺町通り。スーパーやくも通過
・泰立寺薬師院と松連寺
・気を取り直して、再度石火矢町ふるさと村へ。折井家と埴原家を見学
表紙写真は、石火矢町ふるさと村の街並みと伯備線
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ホテルから頼久寺と武家屋敷を目指します。
案内板の上にお城が載っている! -
高梁市郷土資料館の前の案内板です。旧高梁小学校の本館を資料館にしたもの。
今回資料館はパス・・高梁市郷土資料館 美術館・博物館
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臥牛天神前で伯備線の小さな踏切を越えます。
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臥牛天神。
もともと、備中松山城、天神の丸にあったもの。
廃藩後に、こちらに移されたのだとか。臥牛天神社 寺・神社・教会
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踏切をこえたところに案内板。
線路を左(画面では右)方向に行けば石火矢町ふるさと村ですね。 -
石火矢町ふるさと村の案内板。
こちらは武家屋敷通りのほうです。 -
白い塀と立派な門、手入れされたお庭が続きます。
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ん、このお宅は「男はつらいよ」のロケ地になったところなのですね。
残念ながら公開されていないようです。 -
武家屋敷 埴原家。なんとしまっています!
9時開門と書いてあったので早く来たのですが・・ -
10時開館ですって。コロナ禍で時間を変えたのでしょうか。
ホームページにもパンフレットにも9時開館とあるので、要注意です。 -
イチオシ
人っ子一人いない武家屋敷通りをパチリ。
石火矢町ふるさと村 名所・史跡
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頼久寺に戻ります。
正式名称は天柱山 安国頼久禅寺。
足利尊氏が諸国に命じて建てさせた安国寺の一つだそう。 -
イチオシ
石垣の上に建てられています。
これ、お寺というよりお城でしょ!頼久寺 寺・神社・教会
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立派な門を入ります。
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奥は薬師堂。右手が本堂です。
本堂の奥に、備中松山城が見えています。 -
手前には鐘楼。
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本堂の式台玄関。庭園入口は右、と書かれています。
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頼久寺庭園の案内板。
小堀遠州の若い頃の作庭とのこと。
奥の庫裡入り口から入ります。
昨日松山城で3館共通券1,000円(備中松山城・武家屋敷館・頼久寺)を購入していたので、そちらを見せて入ります。 -
イチオシ
左手の本堂(方丈)と、右手の書院に挟まれた部分。
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庭園は座観式。
奥の愛宕山を借景としています。
手前は、自然石と切り石を並べた軒露地。頼久寺庭園 公園・植物園
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左手、サツキを刈り込んで青海波を表しています。
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庭の奥には、鶴島と亀島。
三角形の尖った岩のある方が鶴島、奥の左手が亀島です。 -
白砂の中の三角の石は、遠州の故郷にある近江富士と呼ばれる三上山を表しているのだとか。
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方丈の座敷から見たお庭です。
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そのまま本堂の方に行ってみましょう。
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本堂の中です。
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イチオシ
再びお庭の方へ。
方丈の丸窓ごしに見た庭。軒露地もよく見えています。
サツキの花の時期はさぞ美しいでしょうね。 -
方丈のガラス、山と舟が描かれているような・・・
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方丈と書院との間には寄せ灯籠。
竿の部分に「暦応第二 十二月日沙弥西念」と刻まれています。1339年ですね。
中台、火袋、笠は別のものからの転用で、全体として遠州好みの寄せ灯籠となっています。 -
書院の前から見た鶴亀。
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書院側から見た方丈。
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外に戻りました。
式台玄関の瓦にはたくさんの菊の御紋! -
境内には十二支のお地蔵さん。
こちらは「子」ですね。 -
さきほどの臥牛天神の前を抜けて、寺町通りを歩きます。
たくさんのお寺が並びます。巨福寺。こちらも石垣の上。 -
伯備線の線路沿いを歩きます。
あ、家具のオカムラの工場ですね。 -
紫色のスーパーやくもがやってきました!
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後ろ姿。オカムラの工場前を疾走していきます。
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さらに進むと、石段の上に立派な門が見えてきました。
泰立寺薬師院です。薬師院 寺・神社・教会
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山門を入ると、左手奥に本堂の薬師堂。
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薬師堂をアップで。桃山時代の様式を残した建物なのだそう。
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ここも「男はつらいよ」のロケ地です。
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こちらにはロケの写真などもあるようですが、この日は行事のため入館できず。
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石段を下りてまた上るのが辛かったので、建物の奥から墓地の前を抜けてお隣へ。
松連寺の中に建っている金比羅神社です。
脇には巨大な常夜灯。 -
金比羅宮にはたくさん絵馬が奉納されていました。
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松連寺はどうやら修復途中。
大量の屋根瓦が降ろされていました。 -
松連寺の説明。松山城の砦として築いた、とあります。
松連寺 寺・神社・教会
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石段上から備中高梁駅と、停車中のやくもが見えました。
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石段下から。
鐘楼が見えています。 -
鐘楼をアップで。
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これは金比羅宮でしょうか。
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駐車場から見た松連寺の全景。
確かにお城ですね。
真ん中から左、覆いがかけられているところが本堂でしょう。
更に左手が薬師院です。 -
さて、一旦ホテルに戻ってチェックアウトし、朝閉まっていた武家屋敷を目指します。備中松山城とあわせて、
まずは折井家へ。埴原家とあわせて、3館共通券で入れます。高梁市武家屋敷 旧折井家 美術館・博物館
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折井家の見取り図。
官舎を兼ねていたとのことで、かなり大きな屋敷です。
こちらは二番屋敷。 -
式台玄関。
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そこから入ると、下男が挨拶してくれます。
動くのでびっくり! -
奥の座敷には御一家の人形。
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玄関のすぐ奥は居間。
囲炉裏がありますが、畳ではなく筵が敷かれています。 -
すぐ横が台所。
土間になっていて、かまどが2つ。 -
台所の脇の土間には駕籠がおいてありました。
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外に出ると井戸がありました。
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その先に資料館。
中には、古い藩札や・・・ -
鎧兜。
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火縄銃も。
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そうそう。井戸の脇の小屋の中にお風呂がありました。
母屋とは別なんですね。冬はとっても寒そうです。 -
イチオシ
武家屋敷通り。
今も住んでいらっしゃるお家。玄関の花入れが素敵。 -
続いては埴原家へ。
高梁市武家屋敷 旧埴原家 名所・史跡
-
埴原家の説明。
藩主勝政公の生母の実家だったところ。 -
式台玄関。
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その上の蟇股には、梅鉢の家紋。
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このお宅は式台玄関からは入れず、左手の入り口から中へ。
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座敷から見た庭。
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次の間と、壁を塗り残した地窓。
床柱を省略した数寄屋造り。 -
座敷の床の間には違い棚。
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禅宗風の花頭窓。
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こちらも、土間に駕籠が置かれていました。
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どことなくお寺の雰囲気のある埴原家でした。
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伯備線の線路沿い。コスモスが咲いていました。
このあとは山の手を後に、商家がならぶ下町へ。
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