2023/10/14 - 2023/10/15
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この旅行記のスケジュール
2023/10/15
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早朝の散歩です。猫しかいない街をぶらぶら
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2023年10月。天空の山城・備中松山城と、ベンガラ産業で栄えた吹屋ふるさと村へ。ほぼ公共交通機関のみで回りました。
その4は、備中高梁から備北バス(路線バス)で吹屋へ。一棟貸しの町家に宿泊し、早朝の吹屋の街を歩きました。夕食は事前にお願いしていた仕出し料理。どこか懐かしい、ほっこり癒やされるプライベート空間で心身ともにリラクックスできました。
・高梁バスターミナルから路線バスで吹屋へ。途中の車窓
・吹屋に到着、バス停からすぐの千枚地区へ
・町家ステイ吹屋
・宿の目の前にある本山山神社
・宇治にある島木川からの仕出し料理で夕食
・朝の町家
・猫が思い思いにリラックスしている早朝の吹屋ふるさと村を散歩
表紙写真は、本山山神社の石段上から見た、町家ステイ吹屋(写真奥左の建物)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
備中高梁駅に併設された、高梁バスターミナル。
その時刻表です。
吹屋に行くのは1日3本。(写真左下の時刻表)
10:50、13:50、18:00発です。 -
13:50発の備北バスに乗って、吹屋に向かいます。
伯備線をこえて・・・ -
高梁川を越えて・・・田井橋です。
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バスは山間の田んぼに沿って走ります。
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窓越しなので、画像が鮮明ではありませんが・・・
「吹屋往来」とと道 とありますね。笠岡から魚(とと)を運んだ道ということらしいです。
五葉峠とありますが、バス停は御葉峠。 -
宇治の街に入りました。元田中邸。
昔の酒蔵を改修した宿泊施設だそう。 -
高梁を出て1時間ほどで、そろそろ吹屋に到着。
バスの車内。千枚駐車場に留まりました。 -
吹屋のバス停、時刻表です。
休日は▲の便はないので、7:15、12:45、15:45の3便ですね。
つまり路線バスで吹屋に行こうとすると、高梁を10:50に出て15:45の便で帰るか、13:50の便で1時間ほど滞在して帰るか、もしくは宿泊するか、ということですね。 -
吹屋の街並みの案内図。
本日宿泊する、町家ステイ吹屋千枚も掲載されています。 -
イチオシ
駐車場から上がるとすぐに見えるのが、べんがら屋さん。
傘や、べんがらで染めたスカーフなど、いろいろ売っています。 -
こちらが町家ステイ吹屋千枚の建物。
一棟貸しです。
一軒となりの、カフェ燈がフロントになっていて、鍵を開けて、中で受付をしていただけます。 -
外の格子戸を開けて入ったところ。
玄関のたたきですね。 -
一旦左側から回り込んで、玄関を上がった奥が和室です。
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和室のとなりはリビング。
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リビングにはソファと、食卓。
なんだかとても落ち着く空間です。木のぬくもりでしょうか。 -
食卓のところからは庭が見えます。
右の廊下を進むと、トイレとお風呂。 -
お風呂はヒノキ。とてもいい香りです。
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リビングに戻りました。
小さなキッチンがついていますが、調理は不可。電子レンジやお湯を沸かすぐらいです。
食器類はついているので、テイクアウトしたお食事などをいただくのはOK。 -
階段を上がると、奥に洋室。
こちらを寝室にすることにします。 -
手前に和室。1階、2階あわせて7人まで宿泊できるとのこと。
2階にもトイレとシャワールームがあります。 -
イチオシ
階段をおります。
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ちょっと街を散策に。
ホテルの目の前には本山山神社。 -
その手前は旧吹屋町役場。資料館になっているようですが、休館中。
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イチオシ
吹屋の街をちょっと散歩して(それは次の旅行記で)戻ってきました。
真ん中辺り、1階部分の壁が見えている建物がカフェ燈。
その奥が町家ステイ吹屋千枚です。
千枚地区はその昔は70軒ほどの家が立ち並び、映画館などもあって賑わっていたそう。今はしっとりした街並みです。 -
この先をずっといくと、吉岡銅山のある坂本のほうに抜けられるようですが、今回はそちらには行きませんでした。
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道の右側、山神社の鳥居。
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案内板。1765年から70年の間に建てられたものらしい。
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こちらは翌日撮った写真ですが、江戸末期に建てられた本殿。
総欅造りとのこと。 -
細部の彫刻も。
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これが手水鉢でしょうか。
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三菱のスリーダイヤマーク入りの玉垣。
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山神社から見た千枚の街並み。
べんがら色の壁と、石州瓦の赤。 -
イチオシ
山神社の石段上から見た、町家ステイ吹屋千枚。
写真奥、左側の建物です。 -
宿の前。
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宿に戻りました。秋らしい設え。
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夕食は、事前にお願いしていた仕出し料理。宇治の島木川から配達していただきました。千屋牛の鍋がついています。
1人5000円で、かなり豪華。苦手な食材などは予め伝えておけば変えてくださいます。
お酒は来る前に備中高梁駅で調達。もちろん、吹屋の酒屋さんでも買うことができます。
ただし、吹屋にはコンビニもありません。お土産物、ちょっとした飲み物のほかは、持参する必要があります。 -
ちらし寿司も。お吸い物と一緒にいただきました。
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さて翌朝。宿からの景色。
ここは標高500mほど。朝晩は少し冷え込みます。
奥の、多分天神山はすっかり雲海に隠れています。 -
2階の洋室の窓を開けると、目の前に山神社の鳥居が。
ここにもスリーダイヤのマークがありました。 -
庭から建物をみたところ。
左側がお風呂に続く廊下。2階は和室の窓。洋室は向こう側です。 -
イチオシ
建物の中から弁柄格子ごしに外をみたところ。
石段は山神社に続いています。 -
ここからは、吹屋に宿泊したからこそ見られる景色。
早朝の吹屋の街並みです。
右は重要文化財の旧片山家住宅。旧片山家住宅 美術館・博物館
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イチオシ
通り過ぎて振り返ったところ。
弁柄塗りの壁に朝日が当たって、ひときわ赤く見えています。 -
あ、猫。
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長尾酒店。よく見ると、アイスクリームのフライヤーの下にも白黒の猫がいます。
長尾醤油店 専門店
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大きな壺(醤油壺?)の横、柱で爪を研いでいますね。
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あ、出てきた。早朝の吹屋は猫たちが自由に闊歩しています。
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長尾家。今は醤油づくりはやめて、お酒の小売をしています。
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中町から下町方向を見たところ。
右側に郵便局が見えています。吹屋ふるさと村 (高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区) 名所・史跡
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本長尾、そして郷土館になっている角片山家の屋根。
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その向かいは本片山家。
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本片山家を正面から。
漆喰塗りのなまこ壁の意匠が面白い。 -
本片山家の立派な宝蔵。
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屋根となまこ壁と煙だしの小屋根、このリズム、なんとも言えない素晴らしさです。
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藤森家。
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再び千枚地区へ。
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山神社の鳥居も朝日を浴びています。
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宿に戻り、ウェルカムフルーツとしていただいたぶどうを食べて、一休み。
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