2023年6月 岡山のお城を巡る2泊3日ドライブ旅-1

2023/06/16 - 2023/06/18

2023年6月2回目の旅は岡山へ
岡山県の200名城を巡る2泊3日旅です
レンタカーで、岡山空港から時計まわりに岡山のお城を巡りながら
寄り道も沢山　行きたかった美術館に博物館、大好きなお庭も巡れて
大満足の旅になりました
1日目
羽田-岡山空港-鬼ノ城-備中松山城-頼久寺庭園-吹屋ふるさと村-津山泊
2日目
津山城-奈義町現代美術館-旧閑谷学校?備前長船刀剣博物館?児島駅?岡山泊
3日目
後楽園－岡山城－林原美術館－吉備津神社ー備中高松城－重森三玲記念館
ー重森三玲生家跡ー友琳の庭－岡山空港

エリア 備中高梁(岡山)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

本日の富士山

本日の飛行ルートは富士山の真上
雨の羽田を飛び立って
みれないかな～と思ったけど、ちょうど雲の切れ目でみれました

名古屋上空

雲もなくて街がきれいにみれたのでパチリ
空からみると名古屋城の大きさがわかります

9：45
岡山桃太郎空港

岡山空港 空港

レンタカーを借りて
空港から40分程
100名城の鬼ノ城に到着
駐車場まで残り３キロ程度は
ところどころすれ違いできない極狭の道
ドキドキしながらの運転に
無事到着出来て良かった

鬼城山ビジターセンター

入口でスタンプをいただきました

総社市鬼城山ビジターセンター 名所・史跡

展示でお勉強
7世紀後半 大和朝廷が対馬から畿内にかけて築いた古代の山城

10：50
ウォーキングコースでルートを確認
みなさんトレッキングスタイル
スニーカーですが。。行ってみましょう
一番短い鬼ノ城コース 距離4Km 歩行時間 1時間30分

11：00
最初のビュースポット

11：02
西門（復元）と土塁の城壁

3階建の城門

敷石
鬼ノ城のみどころの1つ
総重量は数千トン
朝鮮半島でも数例しかない珍しい遺構

時間のない方はここまででいいかな～と思います

標高397ｍ
瀬戸内海方面の眺め

古代の道

南門跡

こんなところに仏像がある

11：25
東門

案内板
ちょうど真ん中辺り
この辺りまでは、すれ違う人多数

11：30
屏風折れ石垣に到着

高石垣の上の部分
ここからだと石垣を見上げることは出来ないのね
全体が観れなくて残念

吉備津彦命の温羅退治の伝承地

城壁は温羅一族が居住した名残とも

古代吉備の中心地だったところ

この後はひたすら山の中をトレッキング
２組のトレッカーに会っただけ

11：50
角楼跡
石垣積みの上に古代工法で復元された土塁

12：00
広い駐車場へ戻ってきました
けがもなく、虫にも刺されずよかった

帰り道は、前を走る車がいてくれたので
楽ちんで戻れた～

13：20
ふいご峠

本日２城目 備中松山城の駐車場に到着
こちらの駐車場も道が極狭
待避所なしなのですれ違い不可能
土日は麓の城見橋駐車場シャトルバスが運行されてるけど
平日はふいご峠まで乗り入れ可能
そのため
入口で係員の方が通行をコントロールしてくれてます
10分くらい待機
駐車場の心配もなく安心して行けました

中太鼓櫓跡

駐車場から
山道を歩くこと10分ほど
石垣がみえてきました
先はまだまだ長いよ～

大手門

初めて来た時はこの景色に感動したな～
もちろん今回も！
苦労して登ってきた甲斐があったと思える景色

天然の要塞

二の丸からの眺め

現存天守

築城は1240年 地頭 秋庭重信が築いたのが始まり
現在の天守は1681年に造営されたもの

内部を見学

江戸時代のまま

国宝 二重櫓

猫城主 さんじゅーろー
にご挨拶

1873年に廃城令が公布
不便な山の上にあったために放置される
昭和初期に地元の中学教諭が調査した著書をまとめたことで
1930年に2重櫓と天守が修復され
1941年に国宝に指定

山なみが広がる景色
こんな山の中にあるのに

武家屋敷跡
観光用無料駐車場に停めて
少しだけ散策

頼久寺へ
お城みたいですね

頼久寺 寺・神社・教会

前回見学できなかったお庭がみたくて

「国指定名勝」
江戸時代初期
小堀遠州の初期の作と伝えられるお庭です

禅院式枯山水蓬莱庭園

愛宕山を借景に
四季折々楽しめるお庭

頼久寺庭園 公園・植物園

絵になりますね

頼久寺庭園 公園・植物園

吹屋ふるさと村に到着
途中で吹屋の案内板があったのでナビの案内からコースアウトしたら
ものすごい山の中へ
どこを通ってきたのか不明
やっと着いた～って感じ

観光名所 広兼邸
銅山経営で莫大な富を築き上げた広兼家
こうみると高台に構えるお城ですね

広兼邸 名所・史跡

時間がないので駐車場からの眺めだけ

こちらは 八つ墓村のロケ地とのこと
何度も映画、ドラマ化されている人気作品なので
今度観てみよう

街の中心部へ
街中は通行禁止なので
広い観光駐車場に車を停めて街を歩いてみましょう

一番初めにお会いしたお土産屋さんのお姉さんから
歩きかたを教えていただいた
旧吹屋小学校へ
地図だと遠い？と思ったら歩いてすぐだった
閉館時間になっちゃったので外観だけ

旧吹屋小学校 名所・史跡

こちらは元プール

メインの通りへ戻って
もう誰もいませんね～笑

街並みは
1977年 国の重要伝統的建造物群保存地区に認定されてます

吹屋ふるさと村 名所・史跡

郵便局も

ベンガラと石州瓦
ジャパンレッドの街
散策にはちょうど良い距離

お土産物屋さんのマダムに
隣の染物屋さんも覗いて行ってと声をかけられて
ふらっと店先に入ったら
とっても気さくな店主兼作家さんから
染料をみせていただいて
面白いお話を色々聞かせて頂きました
お向かいのお茶屋さんのお姉さんに写真を撮ってもらって
みなさんとってもフレンドリーなの
いいですね～
とっても楽しい時間ありがとうございました～

山道を走って、高速道路で有漢ICから院庄ICまで
津山市に到着

18：30
ぶんぶんファクトリーへ
はちみつやお菓子をお土産に
こちらに本社があるんですね～

山田養蜂場お菓子工房 ぶんぶんファクトリー グルメ・レストラン

今夜の夕飯は
津山のB級グルメ ホルモンうどん
津山駅前のお店へ

いっぱい茶屋 東宝 グルメ・レストラン

これこれ～
ホルモンが甘くて美味しかった～

市内にある今夜のお宿へ

お部屋のテラスから
津山城がみえる！

ザ シロヤマテラス津山別邸 宿・ホテル

ライトアップした津山城
大浴場の湯上り処からの眺め

サウナや外風呂からもお城がみれて
城巡りにはぴったりなお宿でした

ザ シロヤマテラス津山別邸 宿・ホテル

2日目
おはようございます
本日は快晴

ホテルで朝食を頂いた後は
徒歩で津山城へ

津山城(鶴山公園) 名所・史跡

森忠政公銅像

津山森藩初代藩主
織田信長の小姓森蘭丸の弟で
1603年に18万6千石で入封
13年かけて1616年に津山城を築城

8：30
冠木門
入城はこちらから

案内板でルート確認

三の丸
鶴山館
1905年に津山藩校修道館を移築

広い建物の中はイベントスペース
地元出身アーティストの大きな看板がありました

表中門跡

さすが～3大平山城
立派な高石垣に広い階段

2005年
築城400年記念行事の一環で
復元された備中櫓

緑の木々は約1000本の桜
「日本さくら名所100選」なので春みてみたいな～
この時はアジサイがキレイでした

写真スポットから

藤棚
ベンチからは街が一望

備中櫓を見学したら
天守閣へ
迷路みたい

天守閣跡

愛の奇石
ハートストーン発見

天守台からの眺め
城下町
泊まったホテルがこちらからもよくみえる

当時は姫路城よりも多い77の櫓が建ち並んだとあって
ぐるっと歩くだけで時間がかかった～

お城歩きの後は
チェックアウトまで
大浴場で汗を流して
テラスでお城を眺めながらお茶してと
ゆっくりさせていただきました
いいお宿だった～

10：30
衆楽園　旧津山藩別邸庭園へ
津山藩2代藩主森長継が京都から作庭師を招いて造営した
近世池泉廻遊式の大名庭園

池の周りを一周
入城無料で観れるなんていいですね

衆楽園(旧津山藩別邸庭園) 名所・史跡

11：10
JR因美線 美作滝尾駅へ

大好きな映画 男はつらいよ
第48作/最終作 寅次郎紅の花のロケ地
みたかったので寄り道

美作滝尾駅 駅

駅舎は昭和3年に開業した木造建物

田園が広がる景色

無人駅で
中は映画撮影時の写真がいっぱいでした

11：30
この旅で行ってみたかった美術館へ

奈義町現代美術館 美術館・博物館

奈義町現代美術館
平成6年に開館した今人気の体験型美術館の先駆け的美術館
設計は磯崎新氏
あらかじめ巨大作品を4人のアーティストに制作依頼して
アーティストと建築家が話合って建築された
作品と建築が一体化したようなつくりなので
作品数は少ないけど見応えは十分

展示室は
大地、太陽、月の3つ

エントランスから入ると
展示室 大地
作品は宮脇愛子の＜うつろい＞
色々なところで観れる作品ですね

展示室 太陽
荒川修作＋マドリン・ギンズ
＜遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体＞

入口から視覚に惑わされてぐらぐら

奈義町現代美術館 美術館・博物館

広い空間は光がいっぱい

歩くのも一苦労
まるで宇宙飛行士気分

展示室 月
岡崎和郎　＜HISASHI－補遺するもの＞


記憶に残る作品ばかり
きっとまた観に来るだろうな～