2023/08/21 - 2023/08/22
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miharashiさん
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前回の中央アジアの旅から約一月でチェコと北ドイツに出掛けることになったきっかけは、モラビア平原の中心地キヨフで4年に一回しか開催されないという民族のお祭り(フォークロアの祭典「スロヴァツキー・ロク(Slováckýrok)」が今年8月の10日から13日にかけて開催されることを知ったからだった。さらに、この時期はちょうど北ドイツのエリカの開花時期に当たるので、エリカ街道の途中のリューネブルガーハイデにも行くことにした。その後は、ヴェルニゲロ-デ、クヴェドリンブルク、ハン・ミュンデンなど、ドイツの代表的な木組みの家の街並みを見て周ることに。本旅行記(その10)は、ドイツでの木組みの街巡りを終えて、プラハに戻り、半日ほど観光をしたときの旅行記です(表紙写真は、旧市街広場とディーン教会)
今回の旅行の当初の予定
8/8 成田―>台北―>ウイーン(8/9)
8/9 ウイーン―>オロモウツ(泊)
8/10 オロモウツ―>ブルノ(2泊)
モラヴィア観光&キヨフ・フォークロアフェスティバル
8/12 キヨフ―>トゥシェビーチ(泊)
8/13 トゥシェビーチ―>チェスケー・ブディヨビチェ(泊)
8/14 チェスケー・ブディヨビチェ―>プラハ
(深夜)プラハ―(夜行バス)―>ハノーファー
8/15 ハノーファー―>ツェレ―>リューネブルク近郊(泊)
8/16 リューネブルガーハイデ観光 リューネブルク(泊)
8/17 リューネブルク―>ヴェルニゲローデ(泊)
8/18 ヴェルニゲローデ―>クヴェトリンブルク(泊)
8/19 クヴェトリンブルク―>ハン・ミュンデン(泊)
8/20 ハン・ミュンデン―>エアフルト(泊)
8/21 エアフルト―>プラハ(泊)
8/22 プラハ―>ウィーン―>台北(8/23)
8/23 台北市内または近郊観光
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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プラハは、1997年の8月に留学中の娘とザルツブルグで合流し、親子で初めて訪れたのが1回目。2009年の10月に主人と訪れたのが2回目。さらに、2016年10月にも日本への飛行機の乗り継ぎのために1泊した。今回は4回目で、ドイツへの行きと帰りに立ち寄った。何度訪れても、規模の大きさに圧倒され、世界一美しい街と呼ばれるのも納得だった。前回(2009年)は、雪にも降られ、寒さに震えながらの観光だったが、今回は真夏。暑さと観光客の多さにうんざりしながらの観光となった(写真は、カレル橋からのプラハ城)。
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8月21日(月)、早朝5時に起床し、簡単な朝食を食べ、6時にひっそりとエアフルトのホステルをチェックアウト。鍵はボックスに入れるだけ(写真は泊まったOpera Hostel)。目の前から駅前行きのバスも出ていたが、5時55分発で早すぎるので、駅まで歩いて行くことにした。
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20分ほど歩いて、エアフルトの駅に到着。バスターミナルは駅の隣にあるはず(写真の奥)。
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駅近くのバスターミナルにはFlixバスのバス停が見つからず、あせる。人に尋ねると、ずっと先にあるという。
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Flixbusのバス停はPrizeotel というホテルの目の前にあった。これはわかりづらい。余裕を持って出てきてよかった。エアフルト6時55分発のバスは始発で、時間よりも早く来て、早く出発した。
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プラハのフローレンスバスターミナルにはほぼ予定時刻の13時10分ごろ到着。めずらしく渋滞も工事もなく、遅れなかった。ただしフローレンスバルターミナル近くの地下鉄入口が工事中で入れず、遠回りさせられた。非常にわかりづらかった。Mapsme も役に立たなかった。ホテルはドイツへの行きと同じホテルにしたので、行き方は簡単。75歳は交通機関がタダで乗れるので、切符を買う手間が省けて楽。65歳以上はパスポート持参でただになることを地下鉄の切符売り場の人に教えてもらって以来、チケットを買っていない。地下鉄構内を移動していたら、2人の係員が移動している人にチケットを提示させている光景に遭遇。さらに同じ係員が私達が乗った車内に乗り込んできて、身分証明書を提示して、チケットをチェック始めた。中には持たずに乗っていた人もいて、カードで払わされていた。私もパスポートを取り出し、見せようとしたら、しまうようにというジェスチャー。65歳以上はフリーで乗れることを実感した。それまでは半信半疑だったが、その後は安心して乗ることができた(若く見られる人はパスポートは持参することを忘れないように)。
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地下鉄フローレス駅からC線で2駅MuzeumでA線に乗り替えて一駅でホテルのあるNamesuti Mibu駅に到着。駅から3分歩いてホテルには14時10分ごろ到着。非常に交通の便がいいホテルだ。案内された部屋は前回と同じ作りだったが階数がちがった。今回はコンセントの差し込みがベットの奥にあり、使えず、バスルームの差込口を延長コードで使用せざるをえなかったのが、難点だった。
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暑いので、部屋でゆっくり休み、17時半すぎに旧市街まで出かけた。地下鉄A線で2つ目Mustek駅で下車。地下鉄口を出ると、広い歩行者天国が広がっていた。ここに来たのは初めてで、川の方向がどっちかわからなかった。
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歩道の先には立派な建物。後で調べたら、国立博物館だった。
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暑いので、水遊びをする子供も。気持ちよさそう。
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両側の建物もきれいだ。
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Mapsmeを見ながら、最初川の方向に行こうと左折し、Havelska(ハヴェルスカー)通りへ。
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ここには野菜や土産物市場があった。
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Havelske(ハヴェルスカー)通りの市場(Trziste)。
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Havelske(ハヴェルスカー)通りから、北西方向に曲がり、狭い路地を歩き、
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ようやくお馴染みのディーン教会の屋根が見えてきた。やっと旧市街広場に着いた。
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ちょうどディーン教会に夕日が当たりはじめたところ。
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時計塔のある旧市庁舎。
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旧市庁舎。懐かしい。
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天文時計。
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旧市街広場。「プラハ歴史地区」の一部として、世界遺産に登録されているという。
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旧市街広場に面して聳えるディーン教会(右)。
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旧市街広場を囲む建物(その1)。
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旧市街広場を囲む建物(その2)。
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その3.とりわけカラフルな建物。
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その4.
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聖ミクラーシュ教会。
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旧市街広場を正面から。左側のピンクの建物はゴルツ・キンスキー宮殿。18世紀に建てられたロココ調の優美な建築。現在は国立美術館として使われているという。
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広場中央にはヤン・フスの像。その後ろにディーン教会。
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旧市街広場を後にして、ヴルタヴァ川の河畔へ。河畔からは、カレル橋(左端)から王宮へと続くパノラマが広がっていた(画像をクリックしてください)。
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王宮方面を拡大して。
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遊覧船が目の前を通過していった。
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歩道の下にはカレル橋と王宮を眺めながら食事ができるレストラン。予約が必要なのだろうか?
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カレル橋のシルエット。カレル橋は全長515.7m。幅9.5m。15個のアーチからなる橋(観光案内より)。
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旧市街側の橋塔。47mの高さがあるそうだ。ここに登るつもりで来たが、時間が遅いし、空腹で登る元気もないので断念。
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カレル橋には両側に30体の彫刻がおかれているというが、これは最も目立っていた像。ブロンズ像「キリストの磔刑像」。この十字架像が最も古い像らしいが、オリジナルは国立博物館に保管されているという。キリストの十字架の土台の左右には聖母と聖ヨハネ像。土台の一部が触られたせいかピカピカに輝いていた。触ると幸運が来るのかな?
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カレル橋から王宮方面を望む。1997年に娘と来た時には王宮内部を見学した。教会内部は2009年に主人と来た時見学済み。
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ピエタの像。死後に十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリア.
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聖アンナと聖母子の像越しに教会を見る。
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観光客であふれるカレル橋。
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夕日に輝くスメタナ博物館(Muzeum Bedricha Smetany)。
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旧市庁舎の天文時計は、毎時仕掛け時計が動くというので、19時に間に合うべく急いで聖ミクラージュ教会前を通り、再び旧市街広場へ。しかし時計前に着いたときはちょうど終わったところだった。残念。
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そろそろお腹がすいたので、橋塔そばのイタリアンレストランへ。
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さっそく冷たいビール。食べたのはチェコ料理ではなくピッザ。安定のおいしさだった。
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夕食も食べたので、これでプラハの観光は終了して、地下鉄A線のStaremestska駅から地下鉄で帰ることに。写真は、地下鉄に乗る前に撮影したカレル橋近くの聖フランティスク教会。ホテルの最寄り駅Namesti Mibu駅には20時30分頃に着いた。
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8月22日(火)、今日はウイーン空港から帰国の途に就く。プラハのホテルを7時半ごろにチェックアウトして、地下鉄でプラハ中央駅まで行き(写真はNamesti Mibu駅の教会)、プラハ発8時45分発の列車でウイーン空港へ向かった。チケットはあらかじめネットで購入(一人709CZK,約4,700円)(URL: https://www.cd.cz/en/ )。途中ウィーン中央駅で乗換が必要だったが、乗り換え時間が7分しかなく、列車が遅れて着いたため、結局乗る予定の電車には乗れなかった。しかも乗る番線が違っていて、階段を昇り降りする必要があり、重いバックの移動は大変だった。幸い、20分後に次の空港行きの電車に乗ることが出来、ウイーン空港にはほぼ予定通り到着した。
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空港に着いたが、飛行機の出発は4時間後。早すぎたし、昼食時間をとっくに過ぎていたので、カフェでオーストリア名物アプフェルシュトゥルーデルを食べて時間をつぶした。17時45分発のエバー航空のチェックインは3時間前の14時45分から始まるはずなのに、30分も前から台湾人と思われるツアー客が並び始めていたので、私達も慌てて並んだ。それでも予定の15分前にはチェックインが開始。台湾人はほとんどが一人で大きなトランク2個を曳いていたので、重量などの関係でチェックインに時間がかかるからかもしれない。お土産の量が半端でないのだろう。チェックインと出国審査も待たずにスムーズに終えて、いざラウンジへと思ったが、プライオリティパスが使えるラウンジはないということが判明。出国審査前だったら、他のターミナルへ行けたが後の祭り。あてにしていただけに、がっかり。いつもなら前もってラウンジのある場所を調べておいたのだが、今回はなにかと見落としが多かった。(その11へ続く)
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