2023/08/08 - 2023/08/09
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miharashiさん
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2023年の3度目の海外旅行は、4年ぶりのヨーロッパ。飛行機代の値上がりの中、比較的安いエバー航空(初めて使用)のウィーン往復の格安航空券を購入。ところが、途中のバンコクスワンナム空港での途中降機(これも初めて)というトランジットで、現地の時差を勘違いして搭乗時間を間違える痛恨のミス。気づいてカウンターに駆け付けた時にはすでにクローズ。後生だから乗せてくださいと懇願するも、安全上から乗せられないとのこと。しかも預け荷物も降ろされてしまった。前回のウズベキスタンの大ポカに続き、今まで経験したことのない重大ミス。旅が始まったばかりで、目的地にも到着していない段階での大ピンチ。さてどう克服したらいいのか、頭が真っ白になりました。今旅行記では東京成田空港からチェコのオロモウツ到着までの道中の顛末記です。(表紙写真は、チェコのミクロフの街並み)
今回の旅行の当初の予定
8/8 成田―>台北―>ウイーン(8/9)
8/9 ウイーン―>オロモウツ(泊)
8/10 オロモウツ―>ブルノ(2泊)
モラヴィア観光&キヨフ・フォークロアフェスティバル
8/12 キヨフ―>トゥシェビーチ(泊)
8/13 トゥシェビーチ―>チェスケー・ブディヨビチェ(泊)
8/14 チェスケー・ブディヨビチェ―>プラハ
(深夜)プラハ―(夜行バス)―>ハノーファー
8/15 ハノーファー―>ツェレ―>リューネブルク近郊(泊)
8/16 リューネブルガーハイデ観光 リューネブルク(泊)
8/17 リューネブルク―>ヴェルニゲローデ(泊)
8/18 ヴェルニゲローデ―>クヴェトリンブルク(泊)
8/19 クヴェトリンブルク―>ハン・ミュンデン(泊)
8/20 ハン・ミュンデン―>エアフルト(泊)
8/21 エアフルト―>プラハ(泊)
8/22 プラハ―>ウィーン―>台北(8/23)
8/23 台北市内または近郊観光
8/24 台北―>成田
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月8日(火)、東京の多摩地区から新宿エクスプレスで成田空港へは3時間20分前に到着。エバー航空のカウンターに行くと、長蛇の列。どうやら前の便の到着が遅れたためのよう。私達の便は本来の列から離れたところに案内板が設置されており、そこに数人がすでに並んでいた。張り紙によると私達の便も10分遅れの14時25分発になると書かれていた。3時間前には本来の列に並ぶことが出来たが、いつもよりは時間がかかっているような気がした。なんとかプライオリティーカードが使える大韓航空ラウンジにたどり着いた。ここはがらがら。ゆっくりできた。
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初めてのエバー航空の座席はエコノミーでもゆったり。シートのリクライニングも他よりは快適だった。ただ、映画は選択肢が少なく、見る気が失せ、持参した小説を読むか、目を閉じていた。
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機内食はメニューにはビーフとチキンの2種類あったので、ビーフといったのに食べたらフィッシュだった。フィッシュがいまいち。エバー航空の食事はおいしいというコメントがあったが?
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台北桃園空港には16時55分着の予定が、16時30分に到着。出発が10分遅れたのにも関わらず、早く着いてしまった。まずは3時間は滞在できるというオリエンタルクラブラウンジヘ。落ち着いた雰囲気。
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食事もビュッフェ形式と注文形式の2通り。写真の他にサラダバーも利用。牛麺がおいしかった。
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3時間経過後はラウンジのはしご。プラザプレミアムラウンジヘ。上記のラウンジの近くにあるので、便利。ここは食事処は混んでいた。麺も頼んだが、あんかけ麺で熱々ではなかったのが残念。奥のほうにはりっぱな椅子が並んでいた。さらに個室もあった。
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ラウンジ内の搭乗案内の表示で、ゲート番号がC1に変更されていたので、22時までにはC1ゲートへと向かった。途中すてきな本屋さんがあったので、思わず撮影。
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C1ゲートに到着したが、衣装を凝らしたインテリアで、椅子も少なく、待合室でないような場所だった。実際には、C1ゲートは写真の奥の階段下にあった。わかりにくい。
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ウィーン行の便(BR61)は定刻通り22時30分に出発。出発後すぐに夕食が出されたが、中身は前の便とほとんど同じ。ラウンジでかなり食べてしまったので、かなり残してしまった。
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この便は、途中バンコックに立ち寄ることは知っていたが、搭乗券には何も記載されていなく、搭乗前の説明も全くなかった。便名は同じなので、私達は、バンコクに降りてもそのまま機内にとどまるものと思い込んでいた。ところが、バンコクに着陸すると、大半の乗客が降りてしまい、私達を含め何人かは下りずにとどまっていた。すると全員下りるように促され、出口に下りたところとは別のゲートに2時までに集合するようにとの小さな説明文が張り出されていた。遅く降りたため集合場所はかなり混んでいて、中には寝ていた人もいたので、席もなく、時間まで2時間ほどあると思い(実際は1時間ほどしかなかったことが後で判明)、集合場所から動く歩道橋を挟んだ向かい側の椅子の上でばらく休むことにした。実は、私達はこの時バンコクの時差を間違えて、時間を1時間遅く勘違いしていたのだった。主人がトイレへの行き方を聞くために、集合場所に行って見ると、すでに誰もいなくなっていて、係員からすぐに搭乗口に行くように促されたが、すでに搭乗口はクローズ。今までの海外旅行で初めての痛恨の乗り継ぎミスと相成ってしまった。これからどうしたものかと気をもんでいると、2日後(あいにく翌日はこの便は飛ばなかった)の同じ便に載せてくれるとのこと。係員に付き添われて、パスポートコントロールでタイに入国し、荷物を引き取ったあとは、係員はホテルもあっせんする(ホテル代はこちら持ち)と言ってくれたが、自分達で予約するといって、丁寧におことわりした。時刻はすでに3時過ぎていたので、そのまま空港にとどまり、到着ロビーでコンピュータをネットに接続して、チェコのホテルの宿泊変更や、バンコクのホテルの予約などをして、朝まで過ごし、9時過ぎに予約したホテルへと向かった。予約した宿は空港駅からエアポートリンクに乗って1駅の近くにあるホステル。今年の1月バンコクに来た時泊まろうとした評判のいいホステルだった。エアポートリンク代金は一人15バーツ(約60円)。
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駅からホステルまでは歩きにくい道が続いた。途中にワットラートクラバンがあったので、撮影。
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けっこう広くりっぱな寺院だった。
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暑い中20分以上歩いて着いたのが、Yam Yen Hostel. ツインルームで専用バスルーム付き、エアコン完備で2300円位。非常に安いが、清潔でシャワーの出もよく、よかった。送迎は180バーツでやってくれる。チェクインは2時からだったが、10時ごろでも、部屋に案内してくださった。汗びっしょりだったので、さっそくシャワーを浴び、生き返った。その後もホテルとのメールのやり取りが続く。初日(9日)のオロモウツのホテルはキャンセル料なしで、11日に予約の変更ができた(予約した部屋よりも値段が高い部屋になってしまったが)。当初10,11日予約のブルーノのホステルは2泊ともキャンセル不可で予約済みだったので、せめて一泊だけでも次の12日に予約変更できないか問い合わせるも、出来ないとの返事。幸い12日宿泊予定のトゥシェビーチのホテルがキャンセル期限前だったので、急いでキャンセル。12日は別のブルーの別の安いホステルを予約しなおした。やっぱりこういう時は日にち変更可のところかキャンセル可のところを予約するべきだった。幸い日程に余裕があったので、当初の目的であるお祭り見学には間に合った。それでも明後日早朝無事に乗れるのだろうか一抹の不安をかかえながら、眠りについた。
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8月10日(木)、朝は部屋で簡単な朝食を済ませ、チェックアウト時間ぎりぎりまで部屋ですごし、シャワーもすませて、12時にチェックアウト。宿の主人に空港まで送っていただく(180バーツ)。途中タイ料理がおいしい評判のレストラン前を通過。ここは夜ネオンが煌びやかそうだ。
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空港でタイ料理を食べた。辛甘かったが、おいしかった。空港値段だったので、日本と変わらない値段だった(二人で、533バーツ。約2000円)。
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空港には着いたが、チェックイン時間まで10時間以上もあり、ネットが使える椅子を確保し、読書とネットで時間つぶすしかなかった。夏休みのお盆前の時期、空港は激込みだった。かかりの人が携帯の翻訳機で英語でたしか夜の10時半にはチェックインカウンターが開くので、それまでに来るようにと伝えていたように記憶していたが、はたして出発4時間前なのに、間違いないか不安でしかたがなかった。何度も出発時刻とチェックインカウンターの場所を電光掲示板で確認し、キャンセルや遅れや変更がないかどうかをチェックし続けた。エバー航空はT列のカウンターを使うことになっていたので、早めにその近くの椅子に座って待った。ドロップオフのラインには10時半よりも30分前から乗客が並び始めていたので、私達も急いでチェックインラインに並び始めたら、その後瞬く間に長蛇の列ができていた。
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係員が言っていた通り、10時半にチェックイン開始。無事ウィーンまでの搭乗券を受け取ることが出来たので、ひとまずはほっとした。セキュリティチェックもすいていたので、搭乗時刻1時50分まで3時間以上も時間があったので、ミラクルラウンジに入って、搭乗を待った。幸いラウンジは私達の搭乗ゲートD6の目の前にあり、ラウンジからは搭乗ゲートが見えたので、様子がわかってよかった。これでまた搭乗に遅れたら、笑われるねといいながら、欲張ってタイ料理を食べ過ぎてしまった。このラウンジはデザートも飲み物も充実していて、つい食べ過ぎてしまった。
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この空港のゲートは1階下にあり、下の待合室への誘導はけっこう遅く、階上の通路に乗客があふれ、椅子もなく、床に座り込んでいた人が多かった。構造上問題ありだ。搭乗時刻1時50分になっても搭乗開始されず、いらいらさせられた。さらに搭乗開始途中で、屋上で火花があがるような電気工事が始まり、いったん搭乗が停まり、さらにいらいらがつのった。これで乗り継ぎのバスに遅れたらどうしようと不安にかられたが、出発時刻2時15分から30分近く遅れただけにすんだ。乗りこんでわかったことだが、私達に割り当てられた席は運がいいことに一番前の席だった。席の前は御覧の通りかなり余裕があった。
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夜中の3時すぎに出された夕食? 大きなチョコレートケーキは食べる気がせず、ラザーニアもちょっと手をつけただけ。果物と飲み物だけ口にした。真夜中に食事にこんなに重いものを出すと決めた人の気がしれない。
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ウィーン到着2時間前の朝食。焼きビーフンは食べられたが、朝から食べるようなものでなかったので、半分だけ食べただけ。ヨーグルトと果物がおいしかった。
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ウィーン空港には予定時刻よりも早く8時5分に到着。私達の席が20番でエコノミー席の一番前列だったので、入国審査も待たずに数分で終了。あっけなかった。その代わり、バゲージクレイムでは3便一緒に出てくるので、時間がかかった。それでも、オモロウツへのFlixバスの出発時刻10時15分まで1時間以上も時間があったので、よかった。
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ウィーン空港の到着ロビーを出たところにバスの時刻表があった。私達のバスはベルリン行きで3番ゲートから出るとの表示(途中のオロモウツで下車)。
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3番にも表示されていたので安心。
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車内。中央階段の横にトイレがあった。
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今日は快晴。モラビアの大平原に近いせいか大地はうねり、広々。風力発電が数か所に設置されていた。
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最初に左側に見えていた名前がわからない町。高台にお城のようなものがみえた。
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オーストリアとチェコの国境で渋滞。のろのろ走っている途中でミクロフの町と高台の教会が見えた。当初この町にも行くつもりでいたが、今回のトラブルで行けなくなてしまった。思いがけずその代わりにバスの車窓から見ることになった。
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拡大して。絵になる街並みだ。上記教会まで登り、上からの眺めが素晴らしいそうだ。11日に行くはずだったので、見れただけでも良かった。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。
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高台の教会と街並み。
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こんなところにカジノ。
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このバスはブルーノ経由。町のシンボルである聖ペテロ聖パウロ大聖堂がきれいに見えた。
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駅前の美しい建物。
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同じく駅前の斬新な建物。駅で新たな客を乗せて、再び出発。
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途中に見えた得体の知れないもの。
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オロモウツのバスターミナルには午後1時45分着の予定が25分位遅れて到着。オフィスで明日のバスのチケットを購入。歩いて鉄道駅からトラムに乗車。トラムの乗車券はキオスクで一人18コルナ(約130円)で購入(コインがあれば、駅の券売機でも購入可能)。ホテルまでは3,4,6番が行く。
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ホルニー広場に近いホテルTrinityはトラムの駅のすぐ前。ロケーションと評判がいいので選んだ。ここは9日に宿泊予約をしていたが、トラブルで二日遅れの11日にキャンセル料金なしで変更してもらえたのだった(グレートの高い部屋に変更だったので、少し高くなったが)。
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快適な部屋。バスタブがついていた。ホテルに無事着いてやっと安堵した。いままで経験したことのないミスをした割にはかえってよかったこともあり、複雑な心境だ。なにはともあれ、今日からチェコの観光ができるのは何よりだった。(その2へつづく)
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この旅行記へのコメント (2)
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- miharashiさん 2023/08/14 16:36:52
- チェスケーヴデヨヴィッチェにて
- コメントありがとうございます。なんとかこちらまで来ましたが、日中ものすごく暑く熱中症ぎみで、初日はホステルでおとなしくしていました。今朝早く起きて、市内を見学することができました。昨日の午後ホステルに荷物を預けて、フルボカ城に行く予定でしたが、ホステルが4時まで閉まっていたので、断念しました。メールで預けられるか尋ねた時はオーケーの返事をもらっていたのに、残念です。2時間も部屋に入れなかったのは、さらに体にこたえました。これからプラハに向かいます。夜行バスに乗る予定なので、急遽大事をとってホテルを予約。夜までホテルで休み、主人だけ観光する予定です。どうなることやら?
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- たびともさん 2023/08/13 15:58:16
- 乗り継ぎ
- miharasiさん
いつも読ませていただいていました。コロナあとに さっそくたくさん旅行されてて うらやましいです。スイスの時は 質問に回答いただきありがとうございました。
さて、今回 エバーを使われたお話ですが、
私も来月エバーでウィーンにいきます。
台北乗り継ぎなんですが、バンコクにもいかされるのでしょうか。チケットを買う時には そんな表示はなかったのですが。
4年ぶりの海外で 緊張しています。
また 教えてください。
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