2023/08/14 - 2023/08/15
5592位(同エリア6704件中)
ぱくにくさん
2023年の夏休みは、3連休+土日+有給取得5日に、会社のお盆一斉休暇2日を加えた12連休。
さらに、ワーケーションを2日入れるとその後土日なので、2日のリモート勤務を挟んで16日間、家を空けて外出しました。
8/5 新潟市
8/6 新発田市、村上市
8/7 鶴岡市、酒田市
8/8 盛岡まで色々見ながら移動
8/9 青森市まで色々見ながら移動
8/10 三沢市
8/11-13 函館市
8/14 宮古市、釜石市
8/15 遠野市
8/16 陸前高田市、大船渡市
8/17-18 名取市、仙台市(ワーケーション)
8/19 登米市
8/20 双葉エリア、いわき市
この旅行記は、8/14の宮古・釜石と8/15前半の遠野の観光をまとめました。この旅行中唯一の大雨で、一番景色を見たかった浄土ヶ浜が景色どころではなく、予定していた龍泉洞も水が出て見られずで、直前でかなり旅程をいじりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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前日まで函館にいて、八戸まで新幹線、そこから三陸道を宮古まで降りてきました。
宮古に宿泊した目的は、浄土ヶ浜観光と、少し北にある龍泉洞の観光です。
浄土ヶ浜→龍泉洞→遠野に移動、が当初のプラン。クルマがあれば、宮古観光のいい選択肢 by ぱくにくさんホテルルートイン宮古 宿・ホテル
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しかしながら、この前日に宮古の少し北で1日に600mmが降る集中豪雨。
八戸から来る途中、三陸道は通行止め、45号も通行止めで道路が寸断されました。
なのになぜ宮古まで到着できたかというと、三陸道が通行止めと言いつつバリケードも何もなかったから。行かれると思っちゃったんです。
トンネルの中とか結構な水でしたが、何とか走れるぐらいではありました。
(良い子は真似しないように)
で、この日も雨です。道の駅 みなとオアシスみやこ (シートピアなあど) 道の駅
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かくして、浄土ヶ浜観光で乗船しようと決めていた「宮古うみねこ丸」は運航中止。
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浄土ヶ浜のビジターセンターから、バスで浄土ヶ浜に行って見ることにしました。
(天気が良ければ歩いて15分ぐらい)
そのバスも、この天気なので夏休みなのに乗ってたのは自分ともう2-3人。浄土ヶ浜ビジターセンター 名所・史跡
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ビジターセンターは、浄土ヶ浜を含めたこのエリアの観光情報が充実していますので、しっかり立ち寄っておきましょう。
先に書いちゃいましたが、周遊バスもここから出ます。 -
乗ったバスです。
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浄土ヶ浜。
吹き付ける雨でした。浄土ヶ浜 自然・景勝地
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そんな中、水鳥を見ることは出来ましたが・・
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とにかく大荒れな感じなので、
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結局、そそくさとレストハウスに退避してしまったのでした。
浄土ヶ浜レストハウス グルメ・レストラン
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杉山清貴さんのサインが飾ってあったの、結構レア。
しかも比較的最近じゃないか。 -
車で田老町へ。
震災の時、この街のニュースが結構流れていたのは、少し変わった地名で覚えていて、一度行きたいと思っていました。
津波で低層階が流されたホテル。震災遺構になっていますが、今はある程度の団体で予約してそれなりのお金を払って見る施設になっています。
受け入れ側もその方が楽なのでしょうが、震災を語り継いでいくという観点ではどうなのだろう?震災遺構 たろう観光ホテル 名所・史跡
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その観光ホテル脇の道を上がっていくと、三王岩を見下ろせる展望台があります。
この岩は津波を生き延びました。三王岩 自然・景勝地
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少し木が邪魔だったので、もう少し見える場所を探すとこんな感じ。
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海嘯鎮魂の詩碑。
つなみちんこんのうた、と読みます。
昭和三陸津波と東日本大震災の津波の二度の被災にあった方が作詞されたのだそうです。 -
道の駅たろう。
ここでランチをしようと思ったのですが、雨の影響もあって一部メニューが限定されていて諦めました。
当初予定していた龍泉洞へは、龍泉洞自体が大雨で封鎖されたこと、その手前の国道も大雨で通行不能とのことで当然行くことはできず。
そこで、予定を急遽変更し、鉄の町・釜石を訪れることにしました。道の駅 たろう 道の駅
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道の駅やまだ おいすた。
三陸道の山田ICに入る手前にあります。
三陸道はSAやPAがなく、道の駅がその役割を担っています。道の駅やまだ おいすた 道の駅
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道の駅にはレストランもあるのですが、待ちが出ていたので・・・
道の駅の売店で売っていたおいしそうなお寿司を休憩所で食べることでお昼にしました。 -
値段は1000円ちょっとだったと思います。
その値段でこのお寿司なら十分じゃないですか?
近所にあったら年中買いに行ってしまうかも。 -
釜石に着いて訪れたのは、鉄の歴史館です。
釜石と言えばラグビーでも有名だった新日鉄釜石。釜石市立 鉄の歴史館 美術館・博物館
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近代製鉄の父と言われる、大島高任の胸像。
水戸藩(那珂湊)で砂鉄を原料にした反射炉を建設したのち、鉄鉱石も豊富な釜石の地に洋式高炉を建設し、鉄鉱石からの連続した鉄の生産に成功した人物です。
うーん。なんで失敗作の萩反射炉まで世界遺産なのだろう。。。 -
釜石の製鉄の歴史を詳しく解説しています。
釜石でも製鉄会社はつぶれたり買収されたり合併したりを繰り返していて、その歴史なんかも展示されています。 -
鉄の歴史館は高台にあり、釜石大観音を見下ろすこともできました。
釜石大観音 寺・神社・教会
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産業革命遺産のフォトコンテストも開催されていました。
左側は釜石に近い、鉄鉱石も獲れる橋野一番高炉跡、右は多分韮山かな。 -
明治日本の産業革命遺産の世界遺産認定証。
釜石は相応しいと思うのですが・・・萩はホント余計だよね。
(日本のためではなく藩のエゴで作って失敗したものだし) -
ほぼ釜石駅前の、日本製鉄の工場。
かつての名門ラグビー部を擁していた「ラグビーの街・釜石」。
今も日本製鉄釜石シーウェイブスが活動しています。 -
駅前橋上市場、サン・フィッシュ釜石。
魚料理が食べられるお店が入っていました。サン・フィッシュ釜石 グルメ・レストラン
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JR釜石駅です。
釜石駅自体は津波の被害は逃れました(標高10mぐらいはあるので)が、すぐ近くまで津波が押し寄せた記録が残っています。JR釜石線 乗り物
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この日の宿泊は、遠野物語で有名な遠野です。
到着した時に若干まだ時間があったので、宿泊したホテルの目の前にあった遠野市立博物館だけ先に立ち寄りました。遠野市立博物館 美術館・博物館
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遠野物語の背景になる、遠野の風土についての展示です。
(第一展示室) -
第二展示室の風景。
明治以降の、遠野の街の様子を描いたものです。 -
遠野の郷土芸能・獅子踊りの展示。
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カッパを探しているそうですw
遠野と言えばカッパ。この旅行記でもあとで出てきます。 -
遠野物語をモチーフにしたイラストを著名な漫画家さんが描いたものが多数展示されていました。
こちらは、ゴルゴ13で有名なさいとう・たかをさんが描いた「ざしきわらし」。
ゴルゴと違ってかわいいじゃないですか。 -
ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるさんが描いたカッパ。
その他、モンキー・パンチさん、ちばてつやさん、水島新司さん、やなせたかしさん、石ノ森章太郎さんなど、日本を代表する漫画家さんたちの描く遠野物語の世界が見られます。
これ必見だと思いますよ!
日本スゲーです。 -
宿泊は、その博物館の向かい、「語り部の聴ける宿 あえりあ遠野」です。
語り部の話を聞こうと思い、その前に早めの夕食を買うことに。語り部さんのお話が聞けます by ぱくにくさん語り部の聴ける宿 あえりあ遠野 宿・ホテル
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なんか、気分はこれだったんですよねぇ。
「唐揚げ専門 ばんがり」
お弁当を買って部屋で食べることにしました・・が、予想外に待つことに。
ひたすら効率悪かったです。唐揚げ専門 ばんがり グルメ・レストラン
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結局、お弁当を買って戻った頃に語り部さんの話が始まっており、お弁当は食べずに語り部さんの話を聞いて、少し冷め始めたお弁当を食べたのでした。
まぁ、お弁当は美味しかったので許します。 -
翌朝、ホテルに車を停めておける間に、ホテル近くの観光地を徒歩で回ってしまうことにしました。
ホテル近くの、遠野教育発祥の地。 -
とおの物語の館。
とおの物語の館 美術館・博物館
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とおの物語の館でも、語り部さんの話を聞くことができます。
北関東で育ったからかもしれませんが、遠野の方言いいんですよねぇ。 -
昔話をイメージした絵が展示されていました。
桃太郎の絵です。 -
こちらははなさかじいさん。
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日本民俗学の祖であり、「遠野物語」を執筆した柳田國男の業績の展示。
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様々な昔話や絵本をここで読むことができます。
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遠野蔵の道ギャラリー。
蔵を活用して作られたギャラリーです。遠野蔵の道ギャラリー 美術館・博物館
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遠野まちなか妖怪パネル展なるものの展示。
こういうものが普通に出せるのは遠野ならでは。 -
岩手県内の観光パンフも置かれていました。
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遠野市観光協会(旅の蔵 遠野)。
遠野の童話に良く出てくるカッパの像がありました。旅の蔵 遠野 名所・史跡
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遠野まちなか・ドキ・土器館。
遠野で発掘された古代の土器を修復し展示している施設です。
遠野はさすがに、観光地がしっかり整備されている印象です。 -
遠野伝承館。
遠野の人々の生活文化を後世に語り継いでいくための施設です。
遠野の原風景を今に伝えます。伝承園 名所・史跡
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遠野を代表するのはやはり、遠野物語でしょう。
その誕生のストーリーが展示されていました。 -
重要文化財の「菊池家曲り家」。
馬屋と住居が一緒になった家で、1750年頃の建築だそうです。
人と馬がともに生きた遠野の文化を伝える施設です。 -
曲り家の奥の廊下の先にお堂があり。娘と馬の恋物語で知られるオシラサマを千体展示していました。
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水車小屋、ですかね?
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この子たちが出そうではありますが(笑)
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遠野では、ビールの材料になるホップも作っているそうです。
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常堅寺。
園内を流れる小川「カッパ淵」を見るために行きました。常堅寺 寺・神社・教会
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お寺に言えば、カッパ捕獲許可証をいただいて、カッパ釣りができます。
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ただ、残念ながら木久扇師匠、じゃなかった、カッパはいませんでした。
カッパ淵 自然・景勝地
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山口集落を訪れました。
ここで有名なのは: -
ざしきわらしを追い出してしまった結果、家族や使用人がみんなキノコの毒に中って死んでしまい、栄えていた家が跡形もなくなってしまった山口孫左衛門の屋敷跡。
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そして、山口集落の水車小屋です。
山口集落の水車 名所・史跡
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福泉寺の多宝塔。
福泉寺は木彫としては日本最大、高さ17mの観音像を安置しているお寺さんです。
開山は意外に新しく、1912年。福泉寺 寺・神社・教会
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福泉寺の本堂。
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立ち寄ったのは、この五重塔が見えたからです。
立派な塔です。 -
遠野ふるさと村。
遠野の昔の農村風景を再現した施設です。遠野ふるさと村 名所・史跡
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こちらにも、曲屋(旧佐々木四郎家住宅)がありました。
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遠野を出て花巻に向かう途中、遠野の道の駅「遠野風の丘」でランチ休憩にしました。
整った設備の道の駅なので、それなりに混雑。道の駅 遠野風の丘 道の駅
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道の駅内のレストラン「とおのごはん」でランチ。
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ラムロースト定食。このレストランの名物みたいでした。
非常に良かったですよ!
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