2023夏休み　～函館：ベイエリア・函館公園・五稜郭エリアなど～

2023/08/12 - 2023/08/13

2023年の夏休みは、３連休＋土日＋有給取得５日に、会社のお盆一斉休暇２日を加えた１２連休。

さらに、ワーケーションを２日入れるとその後土日なので、２日のリモート勤務を挟んで１６日間、家を空けて外出しました。

8/5 新潟市
8/6 新発田市、村上市
8/7 鶴岡市、酒田市
8/8 盛岡まで色々見ながら移動
8/9 青森市まで色々見ながら移動
8/10 三沢市
8/11-13 函館市
8/14 宮古市、釜石市
8/15 遠野市
8/16 陸前高田市、大船渡市
8/17-18 名取市、仙台市（ワーケーション）
8/19 登米市
8/20 双葉エリア、いわき市

この旅行記は、8/11からの函館旅行後編です。
市電の1日券があることをいいことに、五稜郭や元町・ベイエリアなどをきわめて無計画に回っています。一貫性が全くないのはご了承ください・・・

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩

ランチで立ち寄ったのは、函館山のふもとにある「印度カレー 小いけ 本店」。

前日行った函館空港のポップアップストアで売っていたレトルトカレーが、ここのお店のものでした。（なお、レトルトとしての出来はイマイチ・・）

印度カレー 小いけ 本店 グルメ・レストラン

北海道と言えばコレですよね。
夏は特にたまりません。

ハンバーグカレー。ハンバーグもカレーも美味でした。

それだけに、レトルトの出来が惜しい・・・
レトルト作り、かなりコツがいるみたいですね。
宮城のにしき食品の工場見学をした時に、そのことがよく分かりました。

函館蔦屋まで、バスで行きました。

この蔦屋、行ってみたかったのです。

場所で言えば、五稜郭駅と桔梗駅の間です。
函館駅からは１日数本（早めの時間に）バスが出ていて、蔦屋の中でも色々なイベントが開催されています。

ただ、５号線沿い、基本は車で行くところですね・・

こちら、バス停になります。お店の南側。

なお、ここに行くバスはどんどん本数が削られています。
さすが日本の公共交通機関です。
これで老人は免許返納とか、どの口が言ってるのだろう・・・

バスがあれば！

蔦屋から五稜郭はバスで１本です。
五稜郭タワーに行きました。と言っても、今回は五稜郭エリアの違う観光地と１階のお店を見るのが目的で、五稜郭本体とタワーの登頂はスルーです。

五稜郭タワー 名所・史跡

１階の、当時の戊辰戦争の雰囲気も感じる展示。
夏はこのフロアの地ビール屋さんが美味しいです。

ラッキーピエロで早めの夕食・・を考えたのですが、並んでたのでスルーしました。

ラッキーピエロ 五稜郭公園前店 グルメ・レストラン

五稜郭タワーの南側に、函館美術館と北洋資料館があります。

北海道立函館美術館 美術館・博物館

今回は、北洋資料館だけ見学しました。

函館市北洋資料館 美術館・博物館

北洋資料館という名前の通り、函館の主要産業だった北方漁業に関する展示が行われています。

カニや鮭などの、北方漁業の歩みの展示。

漁業とともに、海産物を加工する産業も発展したため、その展示もありました。
この缶は見覚えがあるような（実物は見てなくても印象で）。

その後、少し早めの夕食を五稜郭タワー向かいの「四季海鮮 旬花」さんで。

四季海鮮 旬花 グルメ・レストラン

北海道らしく、本格的なお寿司、そしてカニ汁などが美味しくいただけました。

市電でベイエリアに来ました。

はこだて明治館。

1911年に建てられた函館郵便局を使っていて、オルゴール館やお土産物屋さんが入ってます。

はこだて明治館 専門店

オルゴール館。

函館といえば、のGLAYのオルゴールとかも売ってますよ。

函館山はGLAY色でした（笑）

函館市北方民族資料館を訪れました。

函館市北方民族資料館 美術館・博物館

目の前は、函館山と基坂です。

基坂 名所・史跡

一番の見所は、北の装い・特にアイヌの文化に関する展示です。

函館出身の北方民族研究家の業績をもとに、展示の多くが作られています。

夕食はラッキーピエロでした。

ラッキーピエロ 函館駅前店 グルメ・レストラン

翌日。
ルートインの無料朝食を食べて出発。

ルートインの朝食は一定のクオリティなのですが、函館だとなんかもったいないなぁと思ってしまう・・・

元町エリアを朝から観光。

函館市旧イギリス領事館。
領事館は1859年から1934年まで開設されていたそうです。

函館市旧イギリス領事館 名所・史跡

特別展示で、黒船の襲来から函館の地に異国文化が栄えるまでの歴史を展示していました。

開港後の函館の街並みの絵。

函館以外はえらいアバウトですが、函館自体は変わってないような気も。

園内にはイギリス庭園も。
華やかに花が咲く感じではないですが、落ち着いていて好きです。

領事館から函館山寄りが元町公園。

元町公園 公園・植物園

ベイエリアから函館公園に向かう基坂。

基坂 名所・史跡

公園内の、函館四天王の像。

今井市右衛門
平田文右衛門
渡邉熊四郎
平塚時蔵

の面々。

旧北海道庁函館市市庁舎。

公園内で、観光案内所やレストランになっています。

旧北海道庁函館市市庁舎 美術館・博物館

レストランは、1982年創業のジョリージェリーフィッシュ。

ピラフの上にビフテキが載った「元祖ステピ」です。
腸を壊す前に食べておけばよかったな。

函館に来ると何故か来てしまう、元町日和館。
北ウサギのグッズが可愛いのです。

元町日和館 専門店

遺愛幼稚園。
1874年に開設された、北海道最古の女子教育機関がベースになっているそうです。

遺愛幼稚園 名所・史跡

山を下りて、カール・レイモンのレイモンハウスへ。

カール・レイモンはオーストリア＝ハンガリー帝国出身の方で、日本人と結婚しこの地でハムやソーセージを作り続けたことから「函館の逆マッサン」と呼ばれています（ウソ）。

第二次大戦中は迫害も受けたそう。
今の日本の排外主義は、なんか重なりますね。

レイモンハウス元町店 グルメ・レストラン

珈琲とホットドッグ・ジャーマンポテトで休憩。
函館たまらん！

函館市地域交流まちづくりセンター。

かつての旧丸井今井百貨店。

函館市地域交流まちづくりセンター 名所・史跡

初代駐日ロシア領事のゴシケヴィッチ像がありました。

Google AIはクラーク博士像と判別しましたｗ

八幡坂の中腹近くにある、日本キリスト教団 函館教会。

日本キリスト教団 函館教会 寺・神社・教会

千秋庵総本家本店。
美味しいどら焼き売ってます。

千秋庵総本家本店 グルメ・レストラン

千秋庵総本家本店の目の前は大きな通りで、登ったところは護国神社です。

護国神社坂 名所・史跡

蝦夷地の坂本龍馬像。

十字街のあたりにあったものが、函館公園に移設されています。

蝦夷地への上陸を夢見ながらも果たせなかった龍馬の遺志を表現してるようなのですが、ここ最近、龍馬の業績と評判が地に落ち始めてしまってますね・・

蝦夷地の坂本龍馬像 名所・史跡

函館公園の噴水広場。

お空はグレイ色。

函館公園 公園・植物園

旧函館博物館一号。
1879年建造、日本に現存する最古の洋風木造建築の博物館です。

こちらが旧函館博物館二号。
1884年の建造だそうです。

当時の西洋かぶれって、どんな空気だったんでしょうね。

市立函館博物館を見学しました。

市立函館博物館 美術館・博物館

かつて日本有数の大都市だった頃の函館の展示です。

大正時代までは少なくとも北海道最大の都市。
昭和初期で今と同じ人口。
2000年からの25年で7万人の人口減

なかなか深刻かも・・

1934年、函館大火の様子を描いた絵です。

函館は三方を海（と山）に囲まれた砂洲という地形で、狭いエリアに住宅も密集していたため、大火には何度も苦しめられた街です。

函館公園の由来の碑です。
1879年に市民の金銭面、労働面の寄付によって完成したことが書かれています。

函館公園から宝来町のほうに少し戻って、函館市出身の文芸評論家・亀井勝一郎文学碑です。

亀井勝一郎文学碑 名所・史跡

市電で湯の川まで行って、そこから戻ってみることに。

終点の湯の川駅の近く、湯倉神社です。

湯倉神社 寺・神社・教会

湯の川温泉の発見とも関係のある神社で、温泉と医薬についてご利益があるとのことです。

市電で函館駅方面に少し戻り、函館アリーナ。

函館アリーナのこけら落としをしたのはGLAY。

そのコンサートで使われたギターにGLAYのサインを入れて展示しています。

函館アリーナのほぼ隣（道路の反対側）、函館競馬場。

函館競馬場 名所・史跡

函館競馬場内のラーメン店「あじさい」が未制覇だった一方、あじさいは競馬開催日のみの営業と読んでいました。

ダメ元で行きましたがやはりクローズ。

ただ、競馬場の中は普通に散歩できました。

函館山と湯の川温泉を見ながら、飛行機が真上を飛んでいく競馬場です。

そのあじさいは、ベイエリアの美食倶楽部内のお店に行きました。

麺厨房あじさい 紅店 グルメ・レストラン

塩ワンタンと餃子はほぼお約束。

ただ後で知ったのですが、競馬場の店舗ではワンタン麺出してないのです・・

この日は新幹線で八戸に戻り、さらに宮古までクルマを走らせる予定。

まだ電車まで時間があったので、摩周丸を見学しました。

青森側の八甲田丸は見学済みなので、これで一応青函連絡船制覇になります。
（なんのこっちゃ）

青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館

摩周丸の甲板。

国鉄からJRに変わったことを示す展示。

見ていて違和感なかったんですが、摩周丸は国鉄時代に廃止されてるんですよね、よく考えると。。。

青函連絡船でどんな船が使われたかの展示。

函館本線０マイル地点記念碑 (初代函館駅所在地の碑)

北海道・東北新幹線で八戸に戻りました。

八戸駅。時期的に東北のお祭りらしい展示がありました。

八戸駅 駅

三陸道を一気に南下してルートイン宮古がこの日の宿泊地です。

が、が。

ホテルルートイン宮古 宿・ホテル

この移動のタイミングで岩手県北部エリアに集中豪雨があり。
国道45号も三陸道も通行止めという事態が起きていました。
45号はがけ崩れとかです。

何故それでも到着できたかというと・・・
三陸道に通行止めの強制力がない（バリケードとか出てない）から。。。

トンネルの中がかなり冠水してたりしましたね。
なお、この豪雨で翌日の予定がかなり変更になっています。