二条・烏丸・河原町旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2023年7月24日(月)、5月に京都三大祭りの一つ、葵祭の王朝行列を京都御苑の有料観覧席で見たが、今度は祇園祭後祭の山鉾巡行を御池通の有料観覧席に見に行った。<br /><br />葵祭の時と同様に京都市営地下鉄烏丸線で移動。今回は丸太町駅でなく烏丸御池駅に8時45分頃到着。京都市営地下鉄烏丸線については以下の旅行記参照。<br />https://4travel.jp/travelogue/11830533<br /><br />烏丸御池駅は1981年の北大路・京都間が開業時に御池駅として開業した。その後、1997年の東西線開業前に烏丸御池駅に改称した。烏丸通と御池通が交差する烏丸御池交差点の地下に位置し、地下1階に改札、地下2階に烏丸線のりば、さらにその下の地下3階に東西線のりばが位置する。烏丸線ホームは同線で唯一の相対式2面2線で、東西線は1面2線。<br /><br />駅の北側に有人改札口があり売店もある。有人改札口を入ったところ(改札階から見ると中2階にあたる空間)には御池駅ギャラリーがあり、地域の情報や美術工芸品が掲示・展示されている。東西線開業前は単なる一つの通過駅で、ビジネス街としての発展度も低かったが、開業後は、京都市内唯一の地下鉄の交差する交通至便の場所として駅周辺が発展し始めている。<br /><br />私自身、この駅から少し南のビルにあったオフィスに1992年から4年ほど勤務してたことがあるが、その頃の私は阪急電車利用だったので全く利用したことがなかった。オフィスのあったビルから北に向かって歩くことなんて、なかったもんな・・・<br /><br />地上に出て、御池通に出る。京都市の中心に位置する中京区の中央部を横断する通りで、平安京の三条坊門小路にあたる。東は川端通から西は太秦の三条通との交差点(三条御池交差点)までであるが、途中二条駅前で分断されている。御池通の名の成立時期は不明だが江戸初期から御池通と呼ばれていた。その名は神泉苑の池の傍を通ることに由来するという説が通説となっているが諸説ある。<br /><br />上がった辺りの川端通・堀川通間は第二次大戦時に沿道にあった家屋を防火帯として強制疎開させた跡なので、往復8車線の京都市内で最も通りの幅が広い通りになっている。照明灯、信号機、歩道、南北方向の交差道路の標柱などのデザインが統一されており、また交差道路の名の由来を表示するなど、京都のシンボルロードとして模範となる都市景観を形成しており、東側の市役所前には地下街や市営地下駐車場が整備されている。<br /><br />なお、中京区、京都市、京都府についてはそれぞれ以下の旅行記を参照。<br />https://4travel.jp/travelogue/11814858<br />https://4travel.jp/travelogue/11832454<br />https://4travel.jp/travelogue/11837208<br /><br />烏丸通から3本東の間之町(あいのまち)通との交差点へ。購入した有料観覧席はこの交差点の東の南側にある。間之町通は丸太町通から南の七条通のやや南まで走る南北の通り。ただし、姉小路通・高辻通間と松原通・万寿寺通間は分断されている。<br /><br />平安京時代には存在せず、豊臣秀吉による天正の地割で新設された通り。高倉通と東洞院通の「間」に作られたことがそのまま通りの名になった云うが、東本願寺門前に地割された新旧二つの門前町を東西に二分した通りであることから生まれた名称であると云う説もある。<br /><br />姉小路通と高辻通の間では天正の地割以前から町が十分に発達していたため、通りの新設は行なわれなかった。松原通・万寿寺通間は長香寺があったからかと思ったら、江戸時代の1608年創建なんで違うか・・・<br /><br />巡行は烏丸御池の交差点を9時半出発予定だが、9時までに着席するようにとあったので、9時前に御池間之町に到着(下の写真1)。9時前なのに暑い。蝉が鳴きまくってる。このブロック(自分で指定して買ったものではない)の席は、木の陰などに全くならないので(下の写真2)、しばらくビル陰で時間待ちして9時15分頃席に着く(下の写真3)。<br /><br />御池通の祇園祭観覧席だが、前祭では河原町通から新町通まで南北それぞれ13ブロックずつの有料観覧席と河原町御池側のプレミアムシート・スポンサー関係招待席、さらに新町御池に辻廻し席が設けられるが、後祭では前祭では13ブロックずつあった有料観覧席は、私らが座った高倉通以西、烏丸通までの南北それぞれ4ブロックと、前祭ではプレミアムシートなどがあった河原町御池に接する部分の南北各2ブロックのみになり、一番東に辻廻し観覧席と特別席が置かれる。<br /><br />プレミアムシートは今年(2023年)初めて河原町御池交差点の西南部に設けられ、3段の階段状で高さは60cmから1mあり、山鉾巡行や辻廻しを目の前で見易くなっている。席は椅子席だが、畳や座布団を用意して和風に仕上げ、日よけのパラソルもある。お酒を含む飲み物や京都のおばんざいなどを食べ飲み放題で、英語と中国語のイヤホンガイドの解説付き。1席40万円の席が84席用意され、65席が埋まったらしい。まあ、出す人から取るのはいいんじゃない?<br /><br />辻廻しと云うのは山鉾の右左折作業。山鉾の車輪は曲がる構造になってないので、交差点での右左折は人が横から引っ張って方向を変える。山鉾巡行の中でも人気の作業で、一番有名なのは四条河原町の交差点。その他にもこの御池通のコースの東端の河原町御池交差点、それとあまり知られてないが新町御池交差点、四条新町交差点でも行われ、さらに各鉾町への出入り時にも行われる。<br /><br /><br />改めて祇園祭とはに続く

京都 祇園祭2023 御池通へ(Oike St.,Nakagyo,Kyoto,Japan)

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2023/07/24 - 2023/07/24

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旅行記グループ 祇園祭

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ちふゆ

ちふゆさん

2023年7月24日(月)、5月に京都三大祭りの一つ、葵祭の王朝行列を京都御苑の有料観覧席で見たが、今度は祇園祭後祭の山鉾巡行を御池通の有料観覧席に見に行った。

葵祭の時と同様に京都市営地下鉄烏丸線で移動。今回は丸太町駅でなく烏丸御池駅に8時45分頃到着。京都市営地下鉄烏丸線については以下の旅行記参照。
https://4travel.jp/travelogue/11830533

烏丸御池駅は1981年の北大路・京都間が開業時に御池駅として開業した。その後、1997年の東西線開業前に烏丸御池駅に改称した。烏丸通と御池通が交差する烏丸御池交差点の地下に位置し、地下1階に改札、地下2階に烏丸線のりば、さらにその下の地下3階に東西線のりばが位置する。烏丸線ホームは同線で唯一の相対式2面2線で、東西線は1面2線。

駅の北側に有人改札口があり売店もある。有人改札口を入ったところ(改札階から見ると中2階にあたる空間)には御池駅ギャラリーがあり、地域の情報や美術工芸品が掲示・展示されている。東西線開業前は単なる一つの通過駅で、ビジネス街としての発展度も低かったが、開業後は、京都市内唯一の地下鉄の交差する交通至便の場所として駅周辺が発展し始めている。

私自身、この駅から少し南のビルにあったオフィスに1992年から4年ほど勤務してたことがあるが、その頃の私は阪急電車利用だったので全く利用したことがなかった。オフィスのあったビルから北に向かって歩くことなんて、なかったもんな・・・

地上に出て、御池通に出る。京都市の中心に位置する中京区の中央部を横断する通りで、平安京の三条坊門小路にあたる。東は川端通から西は太秦の三条通との交差点(三条御池交差点)までであるが、途中二条駅前で分断されている。御池通の名の成立時期は不明だが江戸初期から御池通と呼ばれていた。その名は神泉苑の池の傍を通ることに由来するという説が通説となっているが諸説ある。

上がった辺りの川端通・堀川通間は第二次大戦時に沿道にあった家屋を防火帯として強制疎開させた跡なので、往復8車線の京都市内で最も通りの幅が広い通りになっている。照明灯、信号機、歩道、南北方向の交差道路の標柱などのデザインが統一されており、また交差道路の名の由来を表示するなど、京都のシンボルロードとして模範となる都市景観を形成しており、東側の市役所前には地下街や市営地下駐車場が整備されている。

なお、中京区、京都市、京都府についてはそれぞれ以下の旅行記を参照。
https://4travel.jp/travelogue/11814858
https://4travel.jp/travelogue/11832454
https://4travel.jp/travelogue/11837208

烏丸通から3本東の間之町(あいのまち)通との交差点へ。購入した有料観覧席はこの交差点の東の南側にある。間之町通は丸太町通から南の七条通のやや南まで走る南北の通り。ただし、姉小路通・高辻通間と松原通・万寿寺通間は分断されている。

平安京時代には存在せず、豊臣秀吉による天正の地割で新設された通り。高倉通と東洞院通の「間」に作られたことがそのまま通りの名になった云うが、東本願寺門前に地割された新旧二つの門前町を東西に二分した通りであることから生まれた名称であると云う説もある。

姉小路通と高辻通の間では天正の地割以前から町が十分に発達していたため、通りの新設は行なわれなかった。松原通・万寿寺通間は長香寺があったからかと思ったら、江戸時代の1608年創建なんで違うか・・・

巡行は烏丸御池の交差点を9時半出発予定だが、9時までに着席するようにとあったので、9時前に御池間之町に到着(下の写真1)。9時前なのに暑い。蝉が鳴きまくってる。このブロック(自分で指定して買ったものではない)の席は、木の陰などに全くならないので(下の写真2)、しばらくビル陰で時間待ちして9時15分頃席に着く(下の写真3)。

御池通の祇園祭観覧席だが、前祭では河原町通から新町通まで南北それぞれ13ブロックずつの有料観覧席と河原町御池側のプレミアムシート・スポンサー関係招待席、さらに新町御池に辻廻し席が設けられるが、後祭では前祭では13ブロックずつあった有料観覧席は、私らが座った高倉通以西、烏丸通までの南北それぞれ4ブロックと、前祭ではプレミアムシートなどがあった河原町御池に接する部分の南北各2ブロックのみになり、一番東に辻廻し観覧席と特別席が置かれる。

プレミアムシートは今年(2023年)初めて河原町御池交差点の西南部に設けられ、3段の階段状で高さは60cmから1mあり、山鉾巡行や辻廻しを目の前で見易くなっている。席は椅子席だが、畳や座布団を用意して和風に仕上げ、日よけのパラソルもある。お酒を含む飲み物や京都のおばんざいなどを食べ飲み放題で、英語と中国語のイヤホンガイドの解説付き。1席40万円の席が84席用意され、65席が埋まったらしい。まあ、出す人から取るのはいいんじゃない?

辻廻しと云うのは山鉾の右左折作業。山鉾の車輪は曲がる構造になってないので、交差点での右左折は人が横から引っ張って方向を変える。山鉾巡行の中でも人気の作業で、一番有名なのは四条河原町の交差点。その他にもこの御池通のコースの東端の河原町御池交差点、それとあまり知られてないが新町御池交差点、四条新町交差点でも行われ、さらに各鉾町への出入り時にも行われる。


改めて祇園祭とはに続く

  • 写真1 御池間之町

    写真1 御池間之町

  • 写真2 有料観覧席13ブロック

    写真2 有料観覧席13ブロック

  • 写真3 巡行開始を待つ

    写真3 巡行開始を待つ

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