「恩林寺」のボタン_2023(2)_4月25日は見頃終盤でしたが綺麗な花を見られました（群馬県邑楽町）

2023/04/25 - 2023/04/25

前回、4月10日には既に咲き進んでいた「恩林寺」のボタンの花、半月後のこの日には、見頃終盤で、最盛期は過ぎていたようでした。でも、花殻や散った花びらなどは片付けられていて、綺麗な花を楽しむ事ができました。

エリア 邑楽・大泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

群馬県邑楽町の「恩林寺」に、やって来ました。

駐車場と境内との間に、２本の大きな木があります。左の大イチョウ、右の大ケヤキともに、邑楽町指定天然記念物です。

駐車場の西端の石に、恩林寺の名前が刻まれています。

駐車場から外へ出ると、山門側の塀の外に、六地蔵が立てられています。

その左横、山門側には石仏（大地蔵菩薩像）が立っています。

その左に山門、左奥には鐘楼が見えています。前回訪問時、半月前には、山門前のボタンには綺麗な花が咲いていましたが、この時は”葉だけ”に、なっていました。

山門から境内に入ります。ボタンの花がいくつか見えますが、多くはありません。

左の足元に、綺麗な花が咲いていました。後方は鐘楼です。

その奥の塀際に咲いていたボタンです。

鐘楼の横に立っている「おそうじ小僧」さんは、”春の装い”でしょうか。後方は山門です。

境内を歩いてみます。

剪定（摘花？）された切り口が見えます。枯れた花や、散った花殻などを、丁寧に片付けているようです。

綺麗な花だけが残されていて、そして新たに咲いた花が加わって、だから景色としても綺麗なんですね。

周りに花殻や枯れた花がなければ、新たに咲いた花が、より綺麗に見えると思います。

境内では、ツツジも咲き始めていました。

ボタンは、まだ開花が続いているようです。

強い雨や風に遭わなければ、花期はもう少し続きそうでした。

境内に立つ「へその緒観音像」です。

ボタンの花びらは、透過光が映えます。

参道の脇に咲いていたボタンです。

もうすぐ散りそうなくらい、開いています。

散った花びらや、残った花殻が見当たらないのは、都度お掃除しているから、だと思います。

綺麗な状態を保つのは、大変手間のかかる事だと思います。いつも綺麗な花を見せていただき、ありがとうございます。

木陰の水盤は、花で飾られていました。

境内には ”亀さん” がいました。

赤いツツジと白いボタン、綺麗ですね。

新緑との共演も綺麗です。

本堂の前の石仏（お地蔵様？）は、首を少し傾けています。

隣の石仏には、”寛政”の文字が刻まれているので、江戸時代に作られた像かもしれません。

本土の前に咲いていたボタン、頂部が切られているので、摘花されたのかもしれません。

本堂前の石碑の前のボタンも、綺麗に咲いています。

本堂の北側に、ひっそりと咲いていた、黄色いボタンです。

その黄色いボタンの北側は、「曼珠沙華の里」です。

境内に戻って、綺麗な花を探します。

木陰の小僧さんの横で、白いボタンが咲いていました。

真っ赤なツツジが咲き始めていました。

赤とピンク、１本の木から２色の花、でしょうか。

この花、開き過ぎなのか、萎れ始めているのか、あるいは、こういう形の花なのか、分りません。

白い花ですが、芯の近くが紫で、綺麗なグラデーションです。

この花の中では、バッタさんがお仕事中でした。

境内の北東の角に、大黒様（隣には恵比寿様）の大きな石像があり、その前の花壇にボタンが植栽されています。最盛期は過ぎたようで、花の数は少なくなっていました。

その花壇の北側から見た、境内です。

数は少なくても、綺麗な花が咲いていました。

花の形がはっきりしませんが、こういう形の花が、あるのかもしれません。

さっきの花よりも、中心部の紫の範囲が広いんですが、同じ種類なのでしょうね。

地面近くまで倒れながらも、しぶとく綺麗な花を咲かせていました。

見頃終盤だと思うのですが、散った花びらが見当たりません。清潔感もあって、好感が持てました。

花期が終わりに近づいても、綺麗な花を見せていただけています。

この時季、新緑との共演もあって、楽しませていただきました。

（　おしまい　）