「恩林寺」のボタン_2022_開花が進んで、見頃が始まりました（群馬県・邑楽町）

2022/04/21 - 2022/04/21

群馬県邑楽町の「恩林寺」へ、ボタンを見に行きました。「恩林寺」の本堂の北側には「曼珠沙華の里」と呼ばれる庭園があって、秋のヒガンバナで知られています。そのヒガンバナ程ではありませんが、春の境内には綺麗なボタンが咲き揃います。訪れた日（2022/04/21）は、開花が進んでいて見頃が始まっていました。

エリア 邑楽・大泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

”ツル舞う形の群馬県”、ツルのクチバシの根元は太田市、先端は板倉町、そしてその中間の邑楽町にやってきました。「恩林寺」の駐車場です。大イチョウ（左）と、大ケヤキ（右）は、邑楽町の天然記念物に指定されています。

山門です。左に続く塀の下、犬走りのところに、ボタンが植栽されていて綺麗な花を咲かせていたのですが、今年(2022)は、ほぼ無くなりました。道路から高くなっていて土が狭いので、乾きやすいのかもしれませんね。

鎌倉幕府が滅亡の折、最後の執権”北条高時”の弟である”四?慧性”が、日頃信仰していた”江ノ島弁財天”のお告げにより、鎌倉を逃れて多々良沼のほとりに辿り着き、居を定めました。そして、北条一門の菩提を弔い再起を祈願するために作ったお寺が「恩林寺の起源」です。（「恩林寺」のパンフレットによる）

山門の前、向かって右側には（左側と違って）いつものように綺麗なボタンが咲いていました。

山門から入ると、本堂の手前に”庭”が設えられています。この”庭”もリニューアルされて、景色が少し変わりました。

左を見ると、ツツジの開花が進んでいます。後方の建物は鐘楼です。

山門のすぐ内側に咲いていたボタンは、外側の花びらが開き始めています。

こちらのボタンは、傷みが進んでいます。

咲き始めたツツジの傍で、ボタンが咲き進んでいます。

”お掃除小僧”さんは……、　えっ！！　何があったの？

開ききっていないボタンの花、新鮮です。

後方のピンクのボタンは傷み始めてますが、こちら側の花は未だ元気です。

開花途中の花には、エネルギーを感じます。

後方は鐘楼です。

右後方に”お掃除小僧”さんが見えます。でも、何故、足元に缶ビールなのですか。

鐘楼側から見た、境内の景色です。

”庭”から見た鐘楼です。

山門から入ると、鍵形に曲がって、参道です。

境内の北東の隅、大ケヤキの下には、恵比寿様と大黒様の像が置かれています。

横向いて咲いてるボタンがありました。

”紅白の幕”のような、華やかな色柄です。

恵比寿様と大黒様の像の前には、ボタンの花壇があります。

その隣（写真の手前側：西側）に、もう一つ、ボタンの花壇があります。

この花壇のボタン、いつもより花が多いような気がします。

ツボミも、まだ沢山あるので、花はもっと増えそうです。

手入れの良さを天候が後押しした、のかもしれません。

ボタンの花って、外側の花びらが開く（され下がる）のが早そうなので、そうならないうちに、咲き揃うとイイですよね。

恵比寿様、大黒様、の前で咲くボタン達です。

境内の”庭”では、ツツジも綺麗に手入れされています。

こんなツツジも咲いていました。

ことじ灯籠の傍にもボタンが咲いています。

”庭”の奥に咲いてるボタン達です。

淡いピンクのボタンは、参道の脇に咲いていました。

本堂の前から見た”庭”です。左後方が山門、右後方が鐘楼です。

本堂の前から見た”庭”です。

”庭”の水盤には、ボタンの花と花びらが浮かべられてました。

本堂に置かれたお賽銭箱にも、このように花が飾られていました。

本堂の前では、ツツジの開花が進んでいます。

本堂前には、ボタンも咲いていました。

その隣のボタンは、開花の途中でした。

本堂の裏、「曼珠沙華の里」へ行く途中にも、ボタンが開きかけていました。

「曼珠沙華の里」は、”タンポポの花園”になっていました。

ツツジとボタンが咲く「恩林寺」の”庭”を一巡しました。

青空には恵まれませんでしたが、咲き始めたツツジと、咲き進むボタンを楽しむことができました。

（　おしまい　）