2023/04/21 - 2023/04/24
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この旅行記のスケジュール
2023/04/22
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バスでの移動
小樽駅⇒余市駅十字街バス停
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余市川桜並木
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太古の岩
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バスでの移動
余市役場前バス停⇒小樽駅
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電車での移動
小樽駅⇒札幌
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この旅行記スケジュールを元に
2023年4月21日(金)~24日(月)の3泊4日で北海道旅行に行ってきました。ゴールデンウィーク直前ということで観光客が少ないと予想していたのですが、週末にかかっていたせいか、思ったより街はにぎやかでした。
旅行記その2は小樽からバスで余市に移動します。ニッカウヰスキー 余市蒸溜所の工場見学に参加してから、旧余市福原漁場・旧下ヨイチ運上家を訪れました。最後に余市水産博物館の展示でこのエリアの歴史をおさらいして観光終了。この日からは札幌のホテルに宿泊します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス スカイマーク JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの朝食。朝からお刺身が食べ放題です。そのほかにも美味しい塩辛とかカレーとか、大変豪勢なバイキングでした。
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いか塩辛、ほたての塩辛、イカ刺し松前漬け、海苔の佃煮、ニシン切込み、数の子わさび・・・ご飯がいくらあっても足りません。
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マグロとイカの刺身。今回の旅行で海鮮を食べるのはこれが最初で最後です。
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カレースープの中にはエビが入っていました。
お腹いっぱいになりました。 -
今日は小樽からバスで余市に向かいます。
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余市駅前十字街バス停で下車。バス停に「~十字街」という名称がやたらと多いのが面白かったです。
すぐ近くにヨーロッパのお城のような門があります。これがニッカウヰスキー 余市蒸溜所です。ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡
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ガイド付きの工場見学を予約してありました。
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数年前のNHK朝の連続テレビ小説で有名になった場所ですね。
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先ほどくぐってきた正門。30分おきに見学ツアーが出発します。
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まずはビジターセンターでガイドさんの解説と簡単な動画を見せてもらいます。
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乾燥塔(キルン塔)。発芽した大麦をピートでいぶしながら乾燥させ、麦芽をつくる施設です。ピート(泥炭)はこの辺りでとれるらしい。
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工場内の建物のうち、10棟が国の重要文化財に指定されています。
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広い敷地に石造りの建物が点在しています。ヨーロッパのテーマパークにいるみたいです。
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粉砕・糖化棟。麦のでんぷんを糖に変えて麦汁を作ります。麦の搾りかすは家畜の飼料になるそうです。
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醗酵棟。麦汁の糖分が酵母によって分解されてアルコールになります。
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蒸溜棟。ポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器で2回蒸溜します。甘い香りが充満しています。
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現在でも石炭直火蒸溜という方法で蒸留しています。実際に石炭を窯に入れる作業を見せてもらえます。
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銅製のポットスチル。独特の形が面白いです。
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ポットスチルの形によってお酒の味が変わるそうです。
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旧事務所 。
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リタハウス。創業前の1931年に建てられた施設です。1984年までニッカウヰスキーの研究室として使用していました。リタは創業者竹鶴政孝の奥さんの名前です。
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敷地内にはたくさんの植物が植えられています。今年は少し桜の開花が早いそうです。
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一号貯蔵庫。創業時に建てられた貯蔵庫です。
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樽がぎっしり貯蔵されています。
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敷地内には他にもたくさんの貯蔵庫が建っています。
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最期にウィスキーの試飲をさせてもらえます。
ニッカ会館レストラン 樽 グルメ・レストラン
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2年前の健康診断で肝臓の数値が少し悪かったので、それ以来お酒を止めてしまいました。久しぶりにウィスキーを飲みましたが、全然味がわからなくなっていました。一緒に提供してもらったカルピスとリンゴジュースがすごく美味しかったです。
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無料でこれだけの見学ができるのはかなりお得だと思います。
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工場の周囲は北海道らしい広大な大地が広がっていました。
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見学終了後、自由に見られるニッカミュージアムを見学。
ニッカミュージアム 美術館・博物館
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ウィスキーを製造し始めた当初、熟成している間にまずはリンゴジュースをつくってウイスキーづくりを支えようと考え、同年に「大日本果汁株式会社」を設立しました。
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工場の敷地がリンゴで埋め尽くされている写真が展示されていてとても面白かったです。
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工場の敷地から外に出ました。
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貯蔵倉庫が並ぶ風景がとてもいい。
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近くを流れる余市川。
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川の土手に桜並木があります。
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河原には色々な花が咲いています。
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風は冷たいですが、日差しは暖かくて、すっかり春の雰囲気です。
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北国の春は案外カラフルです。
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川沿いの道を進むと大量の雪が捨てられていました。
こうやって雪を処理するんですね。 -
ニッカ工場の方に戻って来ました。
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開村記念碑というのがありました。
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ずいぶん立派な石碑です。
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その隣にはなぜか福島県知事来村記念樹が植えられています。
「開村記念碑の資料は本間商店にあります」という看板がありました。 -
これがその本間商店。ちょっと気にはなりましたが、わざわざ入って資料を見せてもらうほどでもないかな、ということで素通りします。
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駅の近くにある「柿崎商店 海鮮工房」というお店がお客さんが多くて繁盛していそうだったので入って見ました。
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ゆでたカニの匂いが店内に充満しています。
柿崎商店 海鮮工房 グルメ・レストラン
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新鮮な魚介類の充実ぶりがさすが北海道という感じです。札幌や小樽よりも少し安いかも。
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このお店の2階が食堂になっていて、クチコミではウニ丼が有名な行列のできるお店らしいです。朝ご飯を食べすぎて、全然お腹が空いていませんので残念ながらパスです。
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バスの時間までまだ少しあるので工場周辺をウロウロします。
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塀もオシャレで見ごたえありです。
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駅のバス停にやって来ました。
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駅前の通りにはリタロードという名称がついているようです。
リタロード 名所・史跡
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駅のバス停から、浜中町バス停で下車しました。
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旧余市福原漁場を見学します。
旧余市福原漁場 名所・史跡
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このあたりの海も幕末からニシン漁がおこなわれていました。
ここは福原家が明治期に経営していた漁場建築群です。 -
漁夫たちが寝泊まりしたり、食事したりするところ。
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石蔵。ニシン粕、ミガキニシンなどの製品を保管していたところ。
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文書庫。
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内部は資料館になっていました。
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私たちの他に数名の観光客がいるだけなので、どの施設もほぼ貸し切り状態です。
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石蔵の内部も資料館になっています。
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ニシン漁に使用した道具などが展示されています。
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ナヤ場。内臓を取り除いたあとのニシンをここに架けてミガキニシンを作ります。
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米味噌倉。ネズミ返しなどの対策が施された貯蔵倉です。
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網倉。ニシン漁に使われる網や浮きを保管していました。
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ここにも春の花が咲いています。
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海からこの施設までで、ニシン水揚げから加工、保管のすべてを行っていました。
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続いて浜中・モイレ海水浴場を歩きます。もちろん観光客の姿はありません。風が冷たいです。
浜中・モイレ海水浴場 ビーチ
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余市漁港までやって来ました。地図には「太古の岩」とあります。
1億年前に火山で出現した流紋岩なんだそうです。 -
続いて旧下ヨイチ運上家に入ります。
旧下ヨイチ運上家 名所・史跡
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運上家は江戸時代、松前藩が行っていたアイヌ民族との交易を請け負った商人が経営の拠点とした建物のこと。
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当時の資料を基に復元された施設が公開されています。
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旧下ヨイチ運上家は、嘉永6(1853)年にヨイチ場所の請負商人である竹屋林長左衛門により建てられました。
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「遠山の金さん」のお父さんも視察のために訪れたことがあるそうです。
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敷地の裏には小さな神社もあります。
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屋根の上にたくさんの石が置いてあります。風で飛ばないように工夫された石置屋根というものなんだそうです。
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最期に余市水産博物館に行きます。急な坂道を登らなければなりません。いくらでも土地は余っているでしょうに、なぜ山の上に建てたのか。徒歩観光にはキツイです。
余市水産博物館 美術館・博物館
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倉庫から飛び出した船の舳先部分が気になります。
ワザとなのか、本当に入りきらなかったのか、特に説明はなかったです。 -
やっぱり気になります。
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展示はニシン漁、リンゴ栽培、ニッカ工場、などの余市に関するものです。入り口は行ってすぐにある巨大な北前船の模型など、全体的に狭い展示スペースに資料がぎっしり詰まった密度の濃い博物館という感じです。
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今回は時間の関係で行けなかったフゴッペ洞窟周辺の出土遺跡もありました。ここの洞窟壁画は他に類を見ない独特な物なので、いつか実物を見に行きたいものです。
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先ほど見てきた開村記念碑についての解説もありました。戊辰戦争で新政府軍に負けた会津藩士たちが余市に入植したとのこと。石碑のあったあたりは旧藩士団幹部の住宅や教学所、共同浴場などが建てられていた場所で、「侍小路」と呼ばれていたそうです。
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昭和59年、会津最後の藩主松平容保公の孫にあたる福島県知事の松平勇雄さんが余市町を訪れ記念植樹をしたそうです。先ほどの謎もこれで解決しました。
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道内で最も古い獅子頭。
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カムイギリというアイヌの祭具
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こちらもカムイギリ。
シャチをかたどったものなんだそうです。 -
観光の最期に地域の小さな博物館を訪れると、見てきたものを総まとめして、その地域の全体像を把握することが容易になります。旅の楽しみ方としてかなりオススメです。
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余市から小樽までバスで移動、そこから電車で札幌までやって来ました。
ホテルのあるススキノで夕食です。スープカリー スアゲ プラス 本店 グルメ・レストラン
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2年前に函館旅行で初めて食べて以来、大好物になってしまったスープカレーを食べます。私はラム肉入りスープカレーを注文。今回はジンギスカンを食べないので、代わりにこれ。すごく美味しいです。
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妻は野菜スープカレー。素揚げした大きな野菜がとても美味しい。
東京でスープカレーが流行ったのは20年くらい前でしょうか、今ではあまり見かけなくなりましたが、北海道では今でもたくさんお店があって、繁盛しているみたいです。 -
本日から2泊するホテルアクシアイン札幌すすきの。
普通のビジネスホテルですね。
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旅行記グループ
2023年4月21日~24日 北海道旅行
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旅行記グループ 2023年4月21日~24日 北海道旅行
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