鳥栖は鉄道とくすりのまちだった

2023/04/15 - 2023/04/16

鳥栖駅。
明治36年（1903）に建築された九州内に現存する数少ない明治期の最も古い駅舎の1つ。
駅舎が建てられた頃は、日本でアールヌーボーのブームが起きた時期で、束柱を支える金具が草花をデザイン化したアールデコ様式で作られたりと華やか。何度か改修を重ねたものの、駅舎本体は当時のまま残っています。

エリア 佐賀市(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

4月15日（土）旅3日目
朝昼兼用の食事をしてから、午後になってやっと動き出し鳥栖駅へ。

14:40 弥生が丘駅に到着。

弥生が丘駅 駅

駅から中冨くすり博物館へ徒歩で向かいます。

15:08
中冨くすり博物館を見学。内容は別の旅行記で。

中冨記念くすり博物館 美術館・博物館

18:00
弥生が丘駅から鳥栖駅に戻って来ると、

Jリーグの試合は終わっていて、街は静けさを取り戻していました。

鳥栖駅路線下のギャラリーを歩いてみました。これも、別の旅行記に。

駅舎にはツバメの巣。春ですねー。

夕食は、お花見をしながら食べた「かしわめし弁当」を思い出して、駅弁を購入。ホテルで食べます。

https://4travel.jp/travelogue/11750260

中央軒 鳥栖駅店 グルメ・レストラン

20:10
この頃は鶏卵が高騰していて1パック300円以上。なので、かしわめしから錦糸玉子が消えるなんて事態も。

やっぱり、錦糸玉子の方が食感も良いし美味しいな。
（買い過ぎたので、朝食用に残してます）

4月16日（日）旅4日目
前日はノンビリし過ぎたので、この日は9:00には鳥栖駅を出発して吉野ヶ里公園駅へ移動。

以前から、ずっと見学したいと思っていた吉野ヶ里歴史公園。これも、別の旅行記にまとめています。

吉野ヶ里歴史公園 （吉野ヶ里遺跡） 名所・史跡

12:34
SLを見るために鳥栖駅に戻ってきました。

1・2番と5・6番ホームは、屋内を支える柱が明治20年代のアメリカやドイツ・イギリスの外国製レールが再利用されています。

長崎方面への特急が発着する5番ホームは、停車位置を分かりやすくするため柱が色分けされていて、長崎行き青、佐世保行き緑、ハウステンボス行きは赤。

SLを鑑賞。音や匂いまで全てが魅力的で、写真や動画を撮りまくり。その写真は別の旅行記にまとめました。

SLを観た余韻に浸りながら、レトロな駅舎を見学。
改札口に向かう通路となっている0番ホームでは、鳥栖駅が開設された当時のままの赤レンガの土台を見ることができます。

駅舎の外観も、じっくりと鑑賞。

見上げた先にあったのは、明（治）44．3．30の文字。
　

窓もお洒落。

暖炉の煙突が残ってます。

歩道橋渡って、268号機関車を見に行きました。

鳥栖駅に昭和初期に配属された構内作業用の機関車。

268号機関車 名所・史跡

昔は玄関屋根の真正面に工部省マークの浮き彫りの板があったそうですが、昭和初期、その上に丸時計が取り付けられました。

明治期に建てられた駅舎は、見どころがたくさん。

再びSLを見てから、日田へ移動。

16:25
日田駅に到着。木の香りを感じます。

以前、日田を旅したのは2020年1月。
https://4travel.jp/travelogue/11588712

次々と写真を撮る人が現れたので、私も1枚。進撃の巨人は見たことがないけど。

進撃の巨人 リヴァイ兵士長像 名所・史跡

日田駅から徒歩1～2分のホテルにチェックイン。近さで選んだけど、内装やベッドカバーの色合いが渋くて、最初はちょっと戸惑ってしまった。

プラザホテル　フジノイ 宿・ホテル

日田に泊まったのは、ピアノコンサートに行くためだったのにキャンセルになっちゃったし・・・
部屋にいると滅入りそうなので、気分転換に町歩きしてきます。

やめればいいのに、コンサートが開かれるはずだった日田市民文化会館「パトリア日田」まで歩いてしまいました。傷に塩をすり込む感じ。

しっかり落ち込んだので、あとはアップするのみ。明日から、また旅の続きを楽しもうっと。

夕食はホテルの部屋で内食。太刀魚の刺身、ふきとたけのこの煮物、桜もち。春を感じるものを探してみました。