流行りの韓国はあまりわからないけれど、歴史と航空遺産を見に行く２０２２年１１月韓国旅行その7

2022/11/16 - 2022/11/20

泗川観光後バスで到着した釜山での短時間街歩き旅行記です。計画では１４時くらいまでに着くことが出来るとある程度回れるかななんて思っていましたが、泗川で滞在時間が伸びすぎた事やバスの渋滞もあり釜山西部バスターミナル到着は１６：２０。ただ釜山からソウルへの便は時間変更不可のチケットで２０時代の便ですから短い時間ですけど釜山中心部へと足を延ばしました。
釜山駅近くにある中華街を抜けて１６８階段を登ると高台になっていて、釜山の夜景を一望できる金敏夫展望台がありここから見る景色は絶景でした。名前の通り１６８段ある階段なんですが、エレベーターもあるので体力に応じて階段を登るかエレベーターを使い分けられるので良いですね。
正直なところ釜山観光らしい事はここくらいしかできませんでした。釜山も何か所か見て回ろうかしていましたし、もしＫＡＩ航空宇宙博物館でそんなに時間を取らなかったときは大邱に向かう事も考えていたんですが・・・。
それでも短い時間でも釜山の街並みを見られたことは良かったですし、今度来るときはそこそこ長い時間観光できたらと思います。
ソウルへの帰りは大韓航空のＡ２２０のフライトです。小型機ですが新型で窓も大きく、なんだかんだ座席空間も広くて快適な機体でした。
これで２日目の旅行記終了です。早いもんでもう旅行も折り返しですね。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

１６：２０にバスは釜山西部バスターミナル、通称釜山沙上ターミナルに到着しました。計画では１４時くらいまでに釜山に到着できればいろいろと見学できるなと思っていましたが、ＫＡＩ航空宇宙博物館で相当長く見学していた事、泗川バスターミナルで一番近い時間のバスが満席だった事、さらに高速道の渋滞とこんな時間になってしまいました。

釜山西部市外バスターミナル バス系

やはり韓国第二の都市だけあって釜山のバスターミナルはめちゃくちゃ大きいです。地方都市である泗川バスターミナルとは全然違いますね。
ただこの釜山西部バスターミナル、釜山の一番のバスターミナルではないんですよね。ソウル便などは別のターミナルを発着しているのですが、そちらはどんだけ大きいか気になります。

釜山西部市外バスターミナル バス系

この釜山西部バスターミナルから金海空港はすぐの位置にあり、帰りの便は２０：２０発なのでこのまま空港に行っても待ちぼうけです。ここから釜山中心部までそんなに距離があるわけではないので、せっかくならちょっとだけでも行ってみる事にしました。
ちょうどバスターミナルの表玄関から出たところになりますが、市場の様に服を売っていたり屋台を売っていたりととても活気があるところでした。

釜山西部市外バスターミナル バス系

釜山西部市外バスターミナルに隣接する地下鉄２号線の沙上駅へやってきました。釜山西部市外バスターミナルは釜山市の郊外、洛東江のすぐ東側にあります。釜山市中心部に行くにはこの沙上駅から地下鉄２号線に乗り、西面駅で１号線へと乗り換える必要があります。

沙上駅 駅

これが釜山地下鉄の路線図。左上に見える紫色のマークが今いる沙上駅、釜山中心部は中央下にある円の部分になります。
さすがに韓国第二の都市だけあって地下鉄網も発達していますね。これでも全部を撮影できていないです。

沙上駅 駅

釜山に来たのでせっかくなのでcash beを購入しました。沙上駅のＧＳ２５で購入したので絵柄もＧＳ２５仕様の図柄のものでした。
日本でもＳｕｉｃａをメインで利用していますが様々なＩＣカードを買っているのでこんな事をしていますが、Ｔマネーも問題なく釜山で利用できますし反対も出来ます。韓国も地域によっていくつかのＩＣカードが出ていますが、ある程度は相互利用できるようになっています。

沙上駅 駅

西面駅での乗り継ぎも良く沙上駅から釜山駅まで３０分ちょっとで到着することが出来ました。１１月半ばの５時過ぎで日本の関東地方ならもう暗い時間ですが、韓国だとまだまだ明るいです。
釜山駅はガラス張りの近代的な駅舎でした。ただ釜山駅の駅舎自体は基本的に１９６９年に完成したもので、このガラス張りの部分はＫＴＸ開業時に完成した部分ですがホームや駅舎の大部分は昔の物を改装して利用している様です。ちなみにこれはＫＴＸとＫＯＲＡＩＬの駅舎で、地下鉄は他の駅と変わらず地下に駅があり一般的な階段で外に出てくる形になっています。

釜山駅 駅

釜山駅周辺はビルが立ち並ぶ地区になっていました。どうもＫＴＸ開業前後で再開発をしているみたいで駅裏側にはかなりの高層ビルもありました。
割と近年まで釜山駅の近くは韓国第二の都市とは思えない程ローカルな雰囲気だったらしいですけどね。

釜山駅前広場 広場・公園

釜山駅前には中華街があるようで、駅から横断歩道を当たってすぐの所に中国風の門がたっていました。とても立派な門でいつ頃出来たのかと思ってストリートビューを見ましたが、数年前に工事していたのでそのタイミングで出来たのだと思います(笑。
ちなみに北側の隣の道はテキサスストリートという門がありアメリカンな雰囲気でした。

釜山 チャイナタウン 散歩・街歩き

まだコロナ禍が開けたとは言い切れない時期だった事と、中華人民共和国がまだ鎖国状態だった時期だったからか、中華街に入ってもあまり人通りはなかったです。後で夜の写真も載せていますが、夜は照明の影響や人でもあってそこそこ活気がある雰囲気ではあったのですが・・・。

中華街と言いながらロシア人街になっているようで、キリル文字での表記のお店も結構ありました。「韓国マーケット」ってお店ですが、ロシア人向けに韓国の物品を売っているんですかね。日没や帰りの飛行機の時間もあり顔を出すことはしませんでしたが話を聞いてみても面白かったかも。

中華街というよりロシアや中央アジアの雰囲気が結構出ている街です。ウクライナ戦争の関係で今はどうなっているのかわかりませんが、冷戦終結後の韓国は日本と比べロシアとの関係も深く、特に極東ロシアとの交流はかなり盛んです。また中央アジアには極東に住んでいた朝鮮系の人々が強制移住させられた関係でソ連崩壊後に繋がりも出来ている様です。そんな関係でのこの街並みなのかなと思いました。

チャイナタウン周辺では結構多くの店が両替商を行っていました。そして通用する通貨がとても多いです。単純に日本円のレートで見るとそんなに悪くないんですよね。少なくても金浦空港や日本国内よりレートは良いです。ほとんどのお店が正確に行っていると思いますが、それでもこういうお店を利用するとなると自己責任にはなりますが・・・。
ちなみにソウルの明洞もレートが良いお店が多いみたいですね。

セブンイレブン、GＳ２５、ＣＵなどのコンビニはソウルで見てきましたが、たぶんミニストップは初めてみたと思います。ミニストップのブランドですが、韓国ではこの年の春からロッテ資本で営業をしている様です。
ミニストップを見ると思い出すのが高校生の修学旅行の際に同じ班だった女の子が繰り返し関西ではミニショップなんだよと話していた話・・・。本当なのかどうなのか今でもふと思い出すことがあります。

教会？と思ったらやはり教会でした。１９８２年に建てられた比較的新しい教会の様です。地元の地名の草梁教会と名乗っています。
ソウルのところでも書きましたが韓国はキリスト教徒が多いので日本よりも教会を見る機会が多いです。一方歴史ある教会というのはキリスト教布教の歴史が浅いのでなく、基本的に地元の信者の祈りの場ですね。

先ほどの草梁教会と草梁小学校の路地を入り進むと、こんな感じで釜山駅周辺の歴史を写真入りで展示しているエリアがありました。現在の釜山駅は近代化された駅舎ですが、ここでは過去の釜山駅や釜山の街並みの写真などを展示していました。
釜山については全然予習せずに来ているのでここで写真を見れて釜山駅の変遷などを知る事が出起案した。
この地区は草梁イバグギルと呼ばれているそうです。ギルはわかりますがイバグってなんだろ？

草梁イバグギル 観光名所

草梁イバグギルをさらに進むとこの様な階段に突き当たります。この階段は「１６８階段」と呼ばれ名前の通り１６８段あるそうで・・・。
現在では観光地になっていますが、元々は住宅街の生活道路という感じでこんなところで生活するのは大変だなと・・・。
ちなみに勾配は急ですが迂回すれば車で登る事も可能な道があります。

この１６８階段、地元の人も観光の人も登るのは大変という事で２０１６年に無料のエレベーターが設置されたそうです。無料でチケット売り場もなく、案内も特になく、自分でエレベーターに乗りボタンを押す、というごく普通のエレベーターです。乗り場にいたおばあさんがスタッフかと思って最初話しかけちゃいました(笑。

草梁イバグキル モノレール 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

エレベーターを降りた後に撮影しましたがこんな感じの乗り物で登ってきました。たぶんシステムとしてはエレベーターで、飛鳥山にあるアスカルゴと同様のものだと思います。結構小さいので乗れる人数はあまり多くなさそうです。
運行時間はこの時期(１１月)で朝７時から夜８時でした。

草梁イバグキル モノレール 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

正面から見るとこんな感じです。ぱっと見アスカルゴよりもきつい勾配を登ってきている様に思えます。
一番後ろ側はガラスになっているのでそこから外を見る事が出来るのですが、自分が乗った時は既にほかの人が居たので正面を見て登っていくレールをみていました(笑。

１６８階段を登りきったところには「金敏夫展望台」と呼ばれる展望台があり釜山中心部を一望できます。金敏夫って調べると釜山市出身の作家の方の様です。ただこの展望台、グーグルマップで調べて名前はわかりましたが現地では名前がわかるものはなかったと思います。

金敏夫展望台は釜山中心部を一望できる展望台でした。こうやってみると昔ながらの住宅街と中心部の高層ビル群との対比がすごいですね。
日没直後で一番夜景が綺麗なタイミングで来ることが出来たのは良かったです。

３４０万という人口を誇り韓国ではソウルに次いで第二の都市、東アジアでも屈指の大都市だけあってビルも多く夜景が美しいですね。横浜や長崎もそうですが、港町って高台が近くにある事も多く、街並みや夜景が美しい事が多いので好きですね。
時間があまりない中でここに来るかは迷ったのですが来てよかったです。

草梁イバグギル 観光名所

釜山についてはほとんど勉強していなかったので、この写真を撮っている時点では手前の橋が釜山港大橋だと思っていましたが、奥の橋が釜山港大橋なんですよね。既にかなり暗くなっていたので肉眼では奥の釜山港大橋を見るのはちょっと難しかったです。
手前は釜山駅周辺を開発した際にできた釜山北港文化公園という公園内の施設にある橋の様です。

草梁イバグギル 観光名所

ここで撮影した中ではこの写真が一番お気に入りかな。手前の下町っぽい雰囲気と釜山駅近くの高層ビル、釜山北港文化公園の道路、そして遠くに釜山港大橋も見えるという釜山中心のスポットが入ったのと手前の雰囲気が良いんですよね。

帰りもエレベーターを使う事は出来ますが、せっかくなので階段で下ってみます。こうやってみるとそんなに恐怖心は感じないですが、割と急である事と階段の段の部分も割と劣化しているので歩いていると気を付けないとなって感じでした。
そして踊り場があるとは言え一直線の階段なので落ちたら下まで転がるなと思うとそれも怖いですよね。

とは言えそんなに時間もかからず降りてくることが出来ました。かなり汗をかいたので風が強くて気持ち良かったですけど、一般的には寒いって範疇になると思います。
ソウルに比べれば南に位置しますが、港町でしかも高台なので結構風がありました。
エレベーターで上がって、景色を見ながらゆっくり降りてくるのが一番いいんじゃないかなと思います。

釜山は坂の町ですね。階段を下りてきたところにあった草梁小学校ですが、背後の住宅地の場所はかなりの高台になっています。港町は坂の町であるところが多いですがここ釜山もその様です。景色は良いですけどね、生活は大変なところはありますよね。
ちなみにこの草梁小学校は１９３７年に草梁普通学校として設立された歴史ある学校で独立後も小学校としてそのまま残っています。普通学校という事で地元の朝鮮人向けの教育を行われていた施設だと思います。

中華街まで戻ってきました。横浜や長崎もそうですけど、中華街って活気がある雰囲気でいいですよね。この時点でまだ中国本国はゼロコロナ政策の真っ最中でしたが、少しずつ韓国の中華街は活気を取り戻してきていました。
中国の三国志の歴史を壁画で紹介している一角もあったりしました。

釜山 チャイナタウン 散歩・街歩き

やはり中華街にもロシア語でのお店が多いですね。というかロシア人街なのではないかというレベル・・・。
このお店はいろいろと書いてありますが一言で言えば男物も女物もいろんな服があるという事です。Элинаはお店の名前なのかわかりませんが、ロシア人の女性名としてある名前です。日本人にも結構いますがキリル文字だしロシア人の名前化と・・・。

釜山 チャイナタウン 散歩・街歩き

中華街の中にあったカフェ？でちょっと休憩。と言ってもテイクアウトですけどね。
シェイクを売っているお店です、日本でもよく似たお店ありますよね。窓越しに作っている姿が見えるタイプのお店でした。
この付近はストリートビューには７年前の様子しかないのですが、このあたりはお店の入れ替わりも激しいようで随分と様子が変わっていました。

バナナミルクのＬサイズを購入しました。なんだかんだ釜山も結構暖かく、１６８階段を歩いて下ってきたあたりから汗だくだったので水分と糖分補給って感じで本当に美味しかったです。
久しぶりにこういうシェイクを飲みましたけどやっぱり美味しいですよね。

釜山駅まで戻ってきました。釜山駅周辺には１時間ちょっとしか滞在しない旅でしたが、いい夜景が見れて良かったです。泗川のＫＡＩ航空宇宙博物館を見学した後午後早い時間に釜山に来て普通に観光するか、大邱にＫＴＸで行ってＬ１０１１を撮影するとか考えていたんですけど、まあやはりＫＡＩで時間かかりましたね。

釜山駅前広場 広場・公園

様々な言語で「ようこそ」とかかれた看板と釜山のマスコット？が釜山駅に置かれていました。また釜山に来ることがあればその時はもっと観光をしっかりしたいなと思います。まあ気軽来れる国ですしまた来れる事もあると思っています。

さてソウルに帰りますかね。ＫＴＸで帰る事も出来ますがせっかくなので飛行機で金浦まで帰ります。乗り継ぎ次第ですがＫＴＸ相手でもまだまだ空路で勝負にはなっているみたいですね。私はソウル駅からはそこそこの富平駅にホテルを取っているので正直なところ空路で帰った方が楽そうです。いつかはＫＴＸ乗ってみたいですが、正直飛行機で移動できるなら移動したいんですよね。

沙上駅までは行きとまったく同じルートを逆に移動してきて、ここからは金海軽電鉄に乗り換えて金海空港へと向かいます。２０１１年出来た新しい鉄道で、釜山地下鉄とは運営が違いますがキャッシュビーも使えるので便利です。

金海軽電鉄の車両は日本でいうところの新交通システムの様な車両で二両編成。無人運転をしている様で運転席の所にも入れるようになっていました。銘板を見るとヒュンダイロテム製造の車輛のようですね。金海空港まで行く分には十分快適な車両でした。

沙上駅から３駅であっという間に金海空港駅に到着しました。バスでなく鉄道で来られるというのは旅行客にとってはメリット大きいですよね。また日本語表記も多いので日本人でもわかりやすいと思います。金海空港も移転が決まっていますが金海軽電鉄自体が釜山広域市と金海市を結ぶという意味合いもあるので空港駅も出来て本当に助かりました。
ちなみに釜山を代表する金海空港ですが、実は金海市になく釜山広域市内にあります。完成当時は金海郡にあったからで後に釜山広域市に合併されたからだそうで、このあたりはソウル特別市と仁川広域市にまたがる金浦空港とまったく一緒ですね。

金海空港駅には自動の両替機もありました。２４時間稼働している様なので便利ではありそうですが、正直レートは良くないですね。国際線で到着した人向け何でしょうけど、空港内には両替やＡＴＭないのか両替し忘れた人向けなのか・・・。
まあ空港の両替レートが良くないのはどこでも一緒ではありますけど。

金海国際空港駅 駅

駅を出ると右に向かうと国際線ターミナル、左に向かうと国内線ターミナルという案内が出ていました。この時はまだ釜山から日本への便は復活していませんでしたが、現在では多くの会社が日本と釜山を結んでいるように戻っています。というかこの頃国際線ターミナルってもう稼働していたのかな・・・。
どちらにしても今回は宿泊地のソウルに戻るために国内線ターミナルに向かいます。

歩いていくとすぐに国内線ターミナルに到着します。横断歩道の上に屋根があるのはありがたいですね。
韓国滞在中に一度も雨に降られることはありませんでしたが、雨の時は助かりますよね。

金海国際空港 (PUS) 空港

国内線１Ｆは到着ロビーです。そんなわけでモニターに国内線の到着案内が出ていました。韓国の場合国内線は済州空港への需要がものすごく多く、それ以外は金浦空港や金海空港行きがある程度です。実際金海空港の到着便がこれだけ出ていて済州が７便、金浦が６便です。金浦空港だと細々と光州や務安なんかもありますが、金海はこんな感じでした。

金海国際空港 (PUS) 空港

今いるのは金浦空港の国内線ターミナル到着ロビーですが、割と外国語のパンフレットも置いてありますね。国際線ターミナルはこの時点ではほぼ稼働していなかったので、金浦空港から訪れる外国人観光客が多かったからなのかいつもなのかはわかりませんが・・・。
韓国はある程度有名な場所なら日本語のパンフレットはあるのでそういう意味では心配ないですね。泗川ではまったく無かったですけど。

金海国際空港 (PUS) 空港

２階の出発カウンターにやってきました。預け入れ荷物がある場合は有人カウンターに行くんだと思いますが、それがないのでセルフチェックイン機で大丈夫ですね。金曜日の夜の空港になりますが、思った程ここは混んでいませんでした。後ほど制限エリアは大混雑だったんですが・・・。

金海国際空港 (PUS) 空港

金浦空港と同じ自動チェックイン機でチェックインになりました。ソウルから泗川へはジンエアー、釜山からソウルへは大韓航空ですが自動チェックイン機での扱いはほぼ一緒でした。ちなみに日本と違いどの航空会社でもこの端末でチェックインできるようになっているので便利です。ＵＩが一緒なのかはアシアナ系や独立系を使っていないのでわかりませんが・・・。

金海国際空港 (PUS) 空港

金浦到着は結構遅くなりますし、金浦から富平へと戻るとなるとさらに時間がかかるのでまだ時間もあるので金海空港で食事をして帰る事にします。２つ食べたとは言え泗川では軽食しか食べていないですしね。
メニューが多くて結構悩みました。ちなみにラウンジって店の名前に入っていますが、制限エリア外にあるフードコートです。

金海国際空港 (PUS) 空港

金浦空港にあるフードコートと同じくキオスクで日本語切り替えした上で購入できますし会計もクレジットカードでＯＫでした。これで６５００ウォンです。
頼んだのはスパイシーシーフードラーメン。なんか辛ラーメンにアサリなどを入れた感じのラーメンでしたが辛さがとても良かったですキムチとごはんも付くのが韓国らしいですね。とにかく辛さがあるのが嬉しいです(笑。

金海国際空港 (PUS) 空港

フードコートから出るとちょうど下の階の保安検査場が見えましたが、この時間だともうガラガラですね。もう到着便が中心で出発は減ってきている時間になります。
さっそく保安検査場に向かいましたがすぐに通過できました。
韓国の場合保安検査場に入る前にパスポート提示が必要なのですが、そのままパスポートを持っていた私に対し保安検査員の女性の方が丁寧な日本語で案内をしてくれました。話せる人は結構流ちょうに話せる人が多くてすごいなと思います。

金海国際空港 (PUS) 空港

保安検査場を抜けて出発ゲートに向かってみるとＫＥ１８３４便は出発遅れ。どうも到着機材遅れの様です。
日本と同様韓国国内線は繰り返し往復をしている機材も多いため夕方以降だと少々の遅れが出る事はあるようです。とは言えそんな大した遅延ではなく済みそうです。

金海国際空港 (PUS) 空港

ソウルからの到着が遅れて折り返しも少し遅れる事にはなりましたが大きな遅延が出にくいのはＦＳＣの良いところですよね。１階の屋根があって綺麗には撮れなかったですが、これから搭乗するＡ２２０－３００、ＨＬ８３１３です。
Ａ２２０－３００に搭乗するのは初めてなので楽しみです。

金海国際空港 (PUS) 空港

大韓航空のＡ２２０は１４０席で満員なので搭乗開始直前にはゲート付近は結構な混雑になってました。制限エリア外はもうガラガラでしたが、既に制限エリア内に入っていた人も多いみたいです。明らかにこの便の人数より多くの人が制限エリアにはいました。最終の済州行きに搭乗する人ですかね。

金海国際空港 (PUS) 空港

Ａ２２０－３００の安全のしおり。デザインは韓国に来るときに乗ったＡ３３０－３００と同じものでした。
ちなみに機材名はＣＳ３００ではなくＡ２２０になっており、ＣＳ３００時代に完成された機材もＡ２２０として統一されているみたいです。(この機体は厳密に言えばＣＳ３００です)。

搭乗は遅れましたがプッシュバックをして５分後の２０：４０には金海空港ＲＷ３６Ｒから離陸しました。国内線ターミナルから滑走路が近いのと、もう時間的に離着陸が少なくなっているので早くに離陸できました。
右側席に座っていたので離陸直後には金海市を眺めながらの離陸になりました。たぶん左側だと釜山北部の夜景を眺める形になるのかなと思います。

離陸してから３０分くらいで京義道まで飛んできました。やはり飛行機は相当に早いですね。あとソウルへの進入の場合、北側に北朝鮮があるので必然的に南側からの進入になるので釜山からだと動きに無駄がないんですよね。
ちなみにＧＰＳログを見ると途中から２日前にソウルへ到着した時とほぼ同じルートを飛行していました。

金浦空港着陸３分くらい前、もうソウル市内の位置です。乗っている時も思っていたのですが、２日前にも見た景色だなあと。まあそれは風向きが同じなら羽田でも成田でもそうですけどね。
釜山を出てしばらくは山間部で真っ暗ですが、京義道が近づくと本当に一面の夜景という姿で人口の京義道への集中を感じました。

２１：２０に金浦空港ＲＷ３２Ｒに着陸をしました。もう夜間帯だし国内線ターミナルに直接接続かなと思っていたら滑走路から離脱後国内線ターミナルを過ぎどんどん南へ。貨物地区や整備地区のある地域に沖止めになりました。
ＦＳＣの大韓航空でこの時間、韓国第二の都市の釜山からなのでまあすぐにつくだろうと思っていたんですが、この時間でもこんなところになるんだなと・・・。

最後尾の近くだったので降機時にこんな感じで撮影が出来ました２－３配置なのが良くわかります。ＤＣ－９系統よりも明るく座席も広く感じました。
国内で今後導入があるかどうかわからない機材ですが、乗り心地はとても良かったです。

タラップ車で降機してバスに乗り込んだところです。まだ降機中の人がいましたのでバスの中から撮影できました。
このアングルだとエアバスともボーイングとも違う機首部が目立ちます。

空港内の一番端のスポットに停まったのでそこからバスで結構長い距離を移動して空港ターミナルに到着しました。ターミナルについた時点で２１：４０なので着陸してから２０分かかっています。飛行時間４０分、着陸後２０分かかっていますがそれでもＫＴＸよりは早いと思います。
左にちょっと写っている大韓航空塗装の車両がそれですが、かなり大型のバスでＡ２２０の乗客を１台で運んでいました。

金浦国際空港 (GMP) 空港

到着ロビーに出たらすぐのところにあった紅葉。まず間違いなく造花だと思いますが、なかなか綺麗ですし季節感あっていいですよね。
ちょうど紅葉やイチョウのタイミングだったのでいいタイミングでした。

金浦国際空港 (GMP) 空港

金浦空港のセブンイレブンで飲み物を購入していた時に撮影していたみたいです。まったく記憶にないですが・・・。
韓国の飲み物はお茶が多いですが、日本の様に清涼飲料水の類もありますし、ヨーロッパに行った時ほど飲み物に困らないのが良いですね。あと好きな人にはコーヒーが多いのも良いポイントだと思います。

帰りは行きと同じく空港鉄道で桂陽へ行きそこから仁川地下鉄を利用という形にしました。正直なところ韓国のタクシーは安いですしタクシーでも良かったとは思います。
液晶モニターで表記されている駅の内太極というのかな、韓国国旗の真ん中にある模様になっている駅は乗換駅です。空港鉄道は後から造られた鉄道なのでソウル中心部はほぼ乗換駅になっています。
空港鉄道に限らずですが乗換駅では独特の音楽が流れた後の自動音声案内になっていて、この音楽が妙に耳に残るメロディーでした。

金浦空港駅 駅

富平駅到着は２２：３５でした。もう地下ショッピングモールも閉まっていますし、駅ビルのお店も閉まっている時間でした。まあ金海空港で夕食も食べていますしあとはホテルで寝るだけなので特に買い物もせずにホテルへ戻るつもりでしたが・・・。
今回は飛行機での旅でしたが、釜山を２０時代の便でこの時間にホテルに戻ってこられるので、韓国の地方の旅も便利ですしなかなか面白いです。さすがに泗川は日本語はまったく通じないと思いますが、釜山はそこそこ通じそうですし大都市なら観光のハードルも低そうでした。
とは言えあと２日はソウル近郊の旅になります。

富平駅 駅