2023/02/16 - 2023/02/16
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kojikojiさん
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「えんぶり」という八戸の冬の祭りについて初めて知ったのは2009年の夏でした。当時クラブツーリズム社のバス旅で、東京から青森まで行くという強硬ツアーがありました。新宿からバスに乗って青森市内まで行き、「ねぶた」を鑑賞して宿泊は八戸というものdした。翌日は十和田湖と奥入瀬渓谷を刊行して夕方に五所川原の「立佞武多」を観て町の屁に戻り、最終日は仙台の「七夕」を観て東京に戻るという内容でした。2泊3日で29.980円という信じられない料金だったこともよく覚えています。2泊した八戸に戻ってくるのは2晩とも午前様でした。八戸のワシントンホテルに戻った後は「みろく横丁」に入ったすぐにある居酒屋へ通い、その店の女将さんが「えんぶり」について詳しく教えてくださいました。その時の話がずっと頭に残っていて、昨年の2月にも八戸に来ようと考えていましたが、ご多分に漏れずコロナ禍で祭りは中止になっていました。今年は何とか大丈夫だと思い、八戸市のホームページもずっと確認していました。昨年もそうでしたが、旅行会社のフリーツアーで三沢の青森屋に2泊するものを探していました。祭りは2月17日から20日までの4日間です。一番良いのが前日の16日に八戸に入って、2泊3日するというもので、昨年と同じJTBのツアーの設定日が一番都合がよかったので早めに予約しました。八戸市公会堂で開催される「えんぶり公演」のチケットは事前の発売開始日にネットで購入しました。さらに「更上閣」で催される「お庭えんぶり」の観覧券に至っては、門司港と下関の旅の途中に近所のローソンに午前10時前にスタンバイして手に入れました。色々予約を進める中で「国立劇場」のさよなら公演でえんぶりを観る機会もありました。準備を隈なくしたおかげで充実した旅になりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 利用旅行会社
- JTB
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JTBの「星野リゾート青森屋2泊3日」のフリーツアーの往復の新幹線の時間は、1種間ほど前に送られてきた乗車券で知ることが出来ました。東京駅を10時20分に出る「はやぶさ17号」で八戸には午後1時4分に到着です。
東京駅 駅
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4日前に秋田駅で見掛けた「こまち」の車両が停車していました。まだ機会が無くて乗ったことはありません。
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折り返し運転の「やまびこ」が入線してきました。昨年11月末の男鹿半島と青森の旅以来の東北新幹線です。
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往路はD席とE席の2人掛けの座席でした。進行方向左側なので景色も楽しめます。15分過ぎに乗車することが出来て、すぐに出発しました。車内はかなり空いていましたが、我々の席の周辺だけ乗客が密集していたのは、たぶん同じフリーツアーの参加者だと思いました。
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出発して大宮近くに差し掛かるとに富士山がきれいに見えました。大宮を過ぎると父の生まれたところを通過するので手を合わせます。新幹線が開通する前に手放した土地の上を通り抜けるので、素通りしたみたいで毎回あまり良い気分ではありません。
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新幹線旅のは必ず檸檬堂がお供です。氷はサーモボトルに入れて自宅から持ってきています。
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お昼は八戸で食べる予定にしているので軽い朝ご飯として東京駅の紀伊国屋で買ってきたサンドイッチをいただきます。
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今回はJTBのフリーツアーですが、目的は「青森屋」ではなく、八戸の「えんぶり」です。2009年にその祭りを知って、14年経ってようやく来ることが叶いました。昨年も同じツアーを予約しようと思いましたが、早々に祭りの中止が決定していたので諦めた旅でもあります。
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宇都宮駅を通過すると東武百貨店の奥に雪を被った男体山がきれいに見えました。日光連山の盟主にして、日光の真のご本尊ともは言える霊山は標高2,484メートルあります。
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大真名子山と小真名子山、帝釈山と女峰山といった山々が現れては消えていきます。栃木県で開発されたイチゴの女峰はこの山から名づけられています。
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11月末に通過した際は雪を被っていなかった山々も2月中旬になると、化粧をして美しい姿を現してくれます。しかし天気の良い日で良かったと思います。これだけで得した気分になります。
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宮城蔵王白石スキー場が見えてきました。「はやぶさ17号」は大宮を出ると次の停車駅は仙台でした。
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北上川を渡るとすぐに盛岡に到着します。昨年はつなぎ温泉に泊まりながら、盛岡の町をじっくり旅することが出来ました。今年になってニューヨーク・タイムズが今年行くべきところの第2位に選出した際には、先見の明があったと思いました。
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岩手山もきれいに見えるかと期待していましたが、新幹線の車内からはほんの一瞬だけで、雲がかかった状態だったのでガッカリです。
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午後1時過ぎに八戸駅に到着しました。東北新幹線で盛岡以北へ靴のは初めてです。改札の表には巨大な「八幡馬(やわたうま)」が出迎えてくれました。この馬は八戸市を中心とする南部地方で古くから作られている木彫り馬の郷土玩具で民芸品です。昨年の遠野のたびでは「ちゃぐ馬っこ」という木彫り馬の郷土玩具がありました。30センチほどの大きいものが1,100円という信じられない値段で売っていたので買い求めました。今朝玄関で留守番を頼んで出てきました。
八戸駅 駅
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国宝の「合掌土偶」のレプリカも置かれてありました。土偶が出土した風張1遺跡は八戸市中心から南方へ4.3キロほど行ったところです。風張1遺跡からは約70点の土偶が出土していますが、完全な形をしているものはこの土偶だけです。座った状態で両腕を膝の上に置き、正面で手を合わせて指を組んだポーズを取っていることから合掌土偶と呼ばれます。実物は高さ19.8センチほどの小さなものです。東北の情も遺跡を訪ねたいと思いながら何もできないでいます。
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今回のフリーツアーでは各自で三沢にある「星野リゾート青森屋」まで行かなければなりません。八戸駅からはこの青い森鉄道に乗って移動します。三沢駅からは送迎バスを予約してあります。予約した夕方までは八戸市内にいることにしています。
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新幹線の停車駅でもあるので八戸駅はとても立派な建物です。
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東口のロータリーからバスに乗って「八食センター」に向かいます。
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駅前からは八食100円バスに乗って移動です。利用しているのは地元の方が多いようでした。1時間ン1本の運行で、新幹線の発着に合わせての運行のようです。
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八戸駅からは15分ほどで「八食センター」に到着しました。帰りのバスの時間も確認しておきます。
八食センター 名所・史跡
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今回の目的は「八食センター」の奥にある「七厘村」というBBQの店です。最初に受付を行い、1人400円を支払うとテーブルに角型の七輪が用意されます。まずは生ビールを店内で注文します。
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荷物はコインロッカーに入れておけるので安心です。100円ですが利用後は返却されました。
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七輪と一緒に貸し出されるスーパーのかごを持って「八食センター」の館内にある鮮魚店に向かいます。
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まずは1度全部の店を見て回ります。BBQセットも用意されていて便利ですが、普通に売っているものをした処理してもらって買うこともできます。
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普段は旅先でこのような鮮魚店に行くことがあっても、持ち帰りや宅急便のことを考えるとなかなか手が出ません。
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ここではそんな心配はありません。食べたいものを食べたいだけ買うことが出来ます。妻は買い物モードにスイッチが入ってしまったようです。
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手始めに1つBBQセットを買ってみることにします。容器は後で買った店に戻さなければなりません。プラスチックのトレーは食べた後に捨てることはできます。
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1つ1つ似ていくとその安さと新鮮なことに驚きます。4枚セットで売られているものもお願いすれば1枚から買うことが出来ます。
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捌けるものならばタラの1本でも買いたいところです。下北半島のアンコウは有名ですし、八戸沖のアンコウも美味しいそうです。
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大好きなホッキ貝は1個200円から250円です。これも八戸産のものです。
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手始めに買ったBBQセットです。地産の大きなホタテ2枚、大きな牡蠣2個、ハマグリ2個、イカの串焼き2本に赤海老2本で1,600円です。赤海老はアルゼンチン産だと思いますが、美味しいやつです。
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ぼちぼち焼き始めましょう。炭はすごい火力なのであっという間に焼けるようです。
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ホッキ買いもこのような形ですぐに焼ける状態にしてもらえます。
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ホタテとホッキを乗せて1分2分で煮えてきます。
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火が通ってプリプリになった北寄貝は甘くておいしかったです。
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ホタテ貝も貝柱が肉厚です。レア気味の日の通ったところで網から降ろします。醤油は店に置いてありますが、それ以外の調味料は無いので、ポン酢とモミジおろしとマヨネーズは100円ローソンで買って持ってきていました。
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牡蠣も火が通るとプリプリになります。ハマグリも見は大きいです。真鱈の白子は程よく火が通ったところでポン酢とモミジおろしでいただきました。
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軽くいただいたところで再び買い物に出ます。色々見た中ではこの「島森」という店が一番良かったように思います。ここはあまりセット販売はしないで、その場で下処理してくれます。
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八戸さんのキンキンの開きも1匹から買うことが出来ます。
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先ほどおいしかったホッキ貝もお替りします。大きい250円の方にします。
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大きなホタテが250円ですから。
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好きなものを買って、焼いて食べるのは最高です。釧路の和商市場ではのっけ丼も良かったですが、載せてもらうだけなので、自分たちで調理できるのは楽しいです。能登食祭市場のBBQも良かったですが、セットの物を注文するだけでした。
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2回戦に突入します。八戸のイカも美味しそうなので追加しました。八戸じゃイカの水揚げ日本一の港でもあります。
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見るからに新鮮な食材です。
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目の前で剥いてもらったばかりなので新鮮です。
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キンキンはそのまま網に乗せてしまいましたが、海の魚は身からでした。でも皮目がカリカリに焼けて美味しかったです。
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八代亜紀の「舟歌」でもBGMに流れてきそうな雰囲気です。♪肴はあぶったイカでいい~♪
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少し遅いお昼でしたが、ご飯ものも注文せずに、魚介だけでお腹いっぱいになりました。八戸市内に滞在するのであれば夜は「みろく横丁」など8つの横町を飲み歩いたり、日曜にであれば「館鼻岸壁朝市」にも行きたかったです。
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ほろ酔い気分で100円バスに乗って八戸駅に戻ります。今回はこれから三沢まで行かなければなりません。
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バス停のロータリー前にあった「ユートリー」にも立ち寄ってみました。館内には八戸三社大祭の山車の模型も展示してあり、祭りの様子がよくわかります。
ユートリープラザ グルメ・レストラン
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「八戸三社大祭」はおよそ300年の歴史と伝統を誇る国の重要無形民族文化財にも指定されています。置かれてあるのは「孫悟空奮戦の場」というタイトルです。
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長く伸びた如意棒が躍動感を感じさせます。場面は三蔵法師と悟空の一行が火焔山に棲む牛魔王とその妻の羅刹女、平頂山の金閣大王、銀閣大王と戦っています。
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シンガポールの胡文虎の虎豹別野(ハウ・パー・ヴィラ)を訪ね、三島由紀夫が香港のタイガーバーム・ガーデンへ行った際のことを「美にあらがうもの」のなかで、「この庭には実に嘔吐を催させるやうなものがあるが、それが奇妙に子供らしいファンタジイと残酷なリアリズムの結合に依ることは、訪れる客が誰しも気がつくことであらう…。」と書いていました。日本のバロックもなかなか捨てがたいものがあると思います。
虎豹別野:https://4travel.jp/travelogue/10897371 -
八戸駅から青い森鉄道で三沢駅に移動します。この路線も列車の本数は少ないので時間を調べておかないとなりません。
八戸駅 駅
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20分ほどで到着した三沢駅は新しくてきれいな駅舎でした。三沢の町は東口の方にあるようですが、西口のバスロータリーに向かいます。
三沢駅 駅
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列車の到着に合わせて「星野リゾート青森屋」のバスが迎えに来ています。予約必須ということでしたが、この時は我々以外に1組のお客が乗っただけでした。ここから青森屋の滞在が始まります。
みちのく祭りや (星のリゾート 青森屋) グルメ・レストラン
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