バスツアーで秩父三大氷柱巡る。

2023/02/03 - 2023/02/03

いつかは行って見たいと思っていました「秩父三大氷柱」見てきました。最初どうやって周るか調べてみましたが、「尾ノ内氷柱」「三十槌の氷柱」はかなり山中にあり公共交通でまわるのは難しいそうだったので、現地集合、現地解散の地元の観光会社が主催するバスツアーに参加。移動1時間ー「尾ノ内氷柱」見学1時間ー移動1時間ー「三十槌の氷柱」見学1時間ー移動1時間ー買い物1時間ー「あしがくぼの氷柱」見学1時間のコース。氷柱ツアーはほかにもありますが、三大氷柱を巡るツアーは少ないので、氷柱マニアにはうってつけのツアーではないでしょうか。
行く前は、氷柱（ひょうちゅう、つらら、こおりばしら）を「大きいつらら」程度のイメージしかありませんでしたが、想像を超えた「えのきみたいなつらら」を沢山見る事ができました。ライトアップに関しては評価がわかれるところではないでしょうか。

エリア 秩父(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

バスツアーで「秩父三大氷柱」を見てきました。

所沢から「特急ラビュー」に乗り換えて秩父へ向かいます。

「特急ラビュー」は西武らしく黄色を基調したインテリアで、窓が広くとても解放感があります。飯能駅でスイッチバックした後、座席を回転するのがとても楽しい。

所沢から1時間程で「横瀬駅」に到着。ここから観光バスで出発する地元の観光会社ツアーです。電話で連絡して、詳細の手紙が届いて、ツアー代金も現地で現金払い、紙の領収書を頂く徹底したアナログ方式。まったくぶれがありません。ここまで徹底していると嬉しくなります。アナログ万歳！！

平日ですが、中型バス２台が埋まる大人気のツアーです。なかなか三大氷柱を巡るツアーは少ないですからね。11:30分出発なのですぐに食事となります。「割烹ドライブイン　天狗坂」でお昼です。
セメント工場でしょうか？近くに工場があるなんて秩父らしい風景ではないでしょうか。

メニューは、「おっきり込み鍋」「 古代米飯」「ニジマス甘露煮」「 みそポテト」等、秩父三昧の料理でした。（おっきり込み鍋＝煮込みうどん）

秩父名物「ちちぶ餅」が付いていました。大福とは違いふにゃっとするほどの柔らかく不思議な食感。ツアーおすすめのお土産は買わないタイプですが、帰りに図らずも買ってしまいました。

出発時間まであたりをウロウロ。近くには秩父札所のお寺が二箇所ありましたが、お店の裏にいた柴犬が大歓迎してくれましたので、柴犬と戯れる事に。立ち上がって手(足？）をばたばた。かわいい事、かわいい事。

石灰の採掘で削られる武甲山。少しずつ山の形が変わっているとの事。

秩父の天狗怒ってはいないでしようかね。心配です。

いよいよこれから秩父三大氷柱観光です。まずは「尾ノ内渓谷の氷柱」へ。ここから1時間かかるとの事。結構遠いです。ですが食後なのでほぼ爆睡。

「尾ノ内渓谷の氷柱」は水道を撒いて作った人工の氷柱。いわば氷祭りの作品です。

ここの氷柱の見どころは、渓谷に吊り橋かありそこから氷柱を眺める事が出来ます。吊り橋の揺れと氷柱の迫力に驚きます。

丸太に板が乗っているの歩き易いのですが、結構な横揺れがあり多くの方がはロープをしっかり握って渡っていましたね。

午後は逆光になるので吊り橋を渡ってから写真を撮る事になります。

斜面一面にいろんな形をした氷がにょきにょき生えており、普段見慣れない光景に驚くばかり。

えのきみたいな氷柱が沢山あり、よく見るとぞくぞくします。

渓谷には小さい滝がありその両脇には氷柱がありますが、滝の水は氷にはなっておらず、流れがあります。もう少し滝の周りに氷柱があるとよかった思います。

近くによって見ると、氷柱を作る水が太陽の光に反射しとても綺麗に輝いていました。

どのようになるのが完成形なのかわかりませんが、海苔の養殖の様なパイプが見えます。道半ばの状態なのでしょうか？

これからまだまだ成長していくのだと思います。

逆光でも太陽の光が氷に反射して綺麗に見える景色が沢山ありました。ここは夜ライトアップした景色の方が綺麗に見るかもしれません。

秩父三大氷柱はそれぞれ離れており公共交通機関でまわるのはしんどいですね。観光バスなので何も心配せず、またしても爆睡。「尾ノ内渓谷の氷柱」からバスで一時間。「三十槌の氷柱」はキャンプ場にあります。

坂を降りていくと対岸に氷柱を見る事ができます。

川沿いに自然にできた氷柱と、人工的に作った氷柱が並びます。

ここの氷柱は流れが固まった景色なのでとても自然です。

ここはえのき見たいな氷柱はなく、落ちるとこで固まった感じです。

落ちてくる氷柱の景色は自然でダイナミックです。

贅沢を言うのなら、もう少し周りに雪があったほうがいいのにな。

「三十槌の氷柱」を１時間観光後、「秩父駅」にある「じばさん商店」で買い物タイムです。暗くなるまでここで待つシステムです。

１時間近くお土産を物色なんて出来ませんので近くにある「秩父神社」へ。

丁度節分のだった事もあり節分行事「鬼やらい（豆まき）」が行なわれていたようです。時間も遅く後かたずけの最中でした。ここ秩父神社の境内にパワースポットが多数あるとの事です。

社殿には動物をデザインした彫刻が施されています。社殿の彫刻もパワースポットの一つとの事。

彫刻はとても立派で見ごたえがあるの作品ばかり。時間があればじっくり見たいですね。近くには「秩父祭り会館」があり秩父の祭りの様子が見れるとの事。覗いて行きたいのですが、お土産も買いたいので次回にします。

「じばさん商店」は地元農家の野菜や、定番のお土産品など揃っています。

店内には御土産だけでなく「花みくじ」などのイベント的なものもあり。おみくじ代わりに好きな花を選ぶとの事。

秩父で有名な「豚みそ漬け」です。家で豚味噌丼でも作って見たいと思います。

お昼食べた「秩父餅」が売ってました。残り一箱だったのでとりあえず購入しときます。

秩父のゆるキャラは「ポテくまくん」。「みそポテト」をイメージしたのね。えのき姿をした「氷柱くん」あたりのほうがインパクトはあるかと思いますけどね。

薄暗くなったとろで「芦ヶ久保の氷柱」へ。秩父駅から10分ぐらいの距離。土日祝日のライトアップ時間帯は予約がないと入れないとの事。人気スポットなんですね。

プレハブ小屋のチケット売り場にはそこそこ列が続いてます。

入り口から会場まで10分ぐらい歩くことになります。

途中、ところどこりに氷柱ビューポイントがあります。

ここも人口の氷柱。にょきにょきと氷柱が育っています。

えのきみたいな氷柱、最初は気持ちが悪かったのですが、もうすっかり見慣れてしまいました。

一つ一つはとても面白い形をしていますが集合するとちょっとね。

谷一面に氷柱が広がって場所がありそこがメイン会場。

赤、青、紫、緑・・・にライトアップ。この景色を綺麗と思うか、人工的だと思うかは人それぞれ。

白、青系はなんとわかりますが、赤、ピンクはいかがなものかと思う次第です。

ピンク色になると辺りは火星の様な異次元な世界。

やっぱり青い色系がいいですね。

高台に「三脚OKエリア」があり、じっくりと写真を撮ることがでます。

家に戻り撮った写真をみかえしましたが、なんで真ん中に木が入ってるのか、記憶がありません。

どの写真もしっかりと木一本映り込んてました。

ここは時間制限はありませんが、一時間ほどで帰ってねみたいな事が書かれていました。広くないので一時間でも十分かと思います。

６：１５分頃真っ暗な「横瀬駅」に到着。「横瀬駅」には観光案内所があり、お土産や食事をする場所がありますが、夜になると案内所が閉まり、周辺には何もなく寂しい限り。ここで夜解散となると帰りの電車まで時間を潰すところがありません。出発は「横瀬駅」でも構いませんが、せめて帰りは「秩父駅」解散も必要かと思います。

「三十槌の氷柱」が一番見ごたえがありました。