2022/11/05 - 2022/11/11
116位(同エリア185件中)
タブラオさん
年に一度の1週間休暇。今年もコロナで海外旅行は無理だし、国内のどこに行こうか色々考えました。まず最初に思い付いたのが、和歌山県の湯の峰温泉。ここは、世界遺産に登録された唯一の温泉である「つぼ湯」と「あづまや旅館」という評判の良い旅館があるため、前から気になっていました。ということで、まずは和歌山県に行くことに決定。和歌山県だけでは物足りないと考えたため、前回の四国・山陰旅行で行けなかった広島も行くことにして、サクッと広島in、和歌山outの飛行機を押さえました。
で、和歌山・広島旅行の計画を建て始めましたが、和歌山県は見所が多く、宿泊先もサクサクと決まったのに対し、広島は行き先も宿泊先も全く決まらない。色々と考える中、広島は原爆ドームだけにして、早めに神戸まで移動し、神戸で神戸牛を食べる案を思い付きましたが、これも、コロナ対策上懸念のないお店がなかなか見つからない。そうこうする内に、広島から神戸まで新幹線で移動すると10,000円も掛かることにようやく気付き、広島inとしたことを後悔し始めていた頃、ふと神戸で神戸牛を食べるなら、松阪まで新幹線+在来線で行って、松阪牛を食べた方が良いのではと思い始めました。そんな中、松阪牛のお店を探したところ、文化財の宿であり、かつ松阪牛も夕食で食べられる旅館を発見! 広島行きの飛行機をキャンセルするといくら掛かるか調べたら、キャンセル料も0円であることが判明! ということで速攻で広島行きの飛行機をキャンセルし、文化財の宿を予約しました。前置きが長くなりましたが、既に和歌山県の宿泊先を押さえていた関係で、松阪の後は高野山から和歌山県に入り和歌山県を回ることになりました。
で、どうだったかというと、グルメあり、観光あり、温泉ありで和歌山県・三重県を満喫することができました。グルメはというと、今回のメインイベントとなった松阪牛のシャトーブリアンステーキを始め、伊賀牛すき焼き、クエフルコース、ウツボフルコースと贅沢三昧してきました。それと観光ですが、紅葉の高野山は最高でした。熊野古道も歩けたし、町歩きも満喫できました。本格的な硫黄泉もあり、正に三拍子揃っていました。また同じ季節に同じコースで行っても良いと思えるほど楽しむことが出来ました。
1日目 新幹線&在来線で松阪へ移動。松阪の文化財の宿に宿泊。夕食は松阪牛づくしを堪能。
2日目 伊賀に移動しお昼は伊賀牛のすき焼きコース。天理に移動し天理の格安旅館宿泊。
3日目 高野山に移動しお寺巡り。紅葉を満喫。夜は奥の院ナイトツアー。高野山の宿坊宿泊。
4日目 聖地巡礼バスで高野山より湯の峰温泉に移動。つぼ湯入浴。湯の峰温泉あづまや旅館宿泊。
5日目 熊野本宮大社、熊野速玉大社、神倉神社見学。南紀勝浦温泉に移動しホテル浦島宿泊。
6日目 熊野那智大社、那智の滝観光。紀伊田辺でウツボ料理を堪能。湯浅温泉湯浅城宿泊。
7日目 湯浅の町を散策。日高町でクエフルコースを堪能。夕方便で南紀白浜空港より帰京。
⑥は6日目の旅行記です。この日も盛り沢山な一日でした。午前中は熊野古道を歩き、熊野那智大社、那智の滝を観光してきました。午後は、ゆりの山温泉で日帰り入浴の後、紀伊田辺に移動し、ウツボ料理のフルコースを食べてきました。ウツボはその外見から余り食べようとは思い付かない魚ですが、身がプリプリしていてとても美味しかったです。近くまで行ったらまた食べたいと思えるほど気に入りました。
この日の主なイベントは次の通りです:
●熊野古道ハイキング
●那智の滝観光
●ゆりの山温泉日帰り入浴
●ウツボ料理フルコース堪能
●湯浅温泉湯浅城宿泊
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前日宿泊したホテル浦島を7時30分に出発し、紀伊勝浦駅に向かいました。写真はホテル浦島前から出ている送迎船です。観光桟橋までこの船で行き、観光桟橋から紀伊勝浦駅まで更に10分ほど歩きました。
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「大門坂」
紀伊勝浦駅で8時25分発の那智山行きのバスに乗りました。終点まで行かず、途中の大門坂のバス停で降りました。ガイドブックを見ると、ここの坂が熊野古道っぽくて雰囲気が良かったため、ここで降りることにしましたが、他に誰も降りなかったため、とても不安になりました。左の道を上がっていくと熊野古道です。 -
「夫婦杉」
バス停から少し行くと夫婦杉です。夫婦杉を越えると熊野古道っぽい石畳の道になります。写真は、夫婦杉を越えた辺りから、上ってきた道の方を撮ったものです。 -
こんな感じの、正に想像していた通りの熊野古道が続いていました。人も全然いないし、空気も済んでいて、爽やかな気分で歩くことが出来ました。
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そんなに長い距離でないことは知っていましたが、なかなか合流地点に着かないため、途中から道を間違えたのかと不安になりました。
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20分位登って、漸く合流地点に着きました。ここから参道入口が始まるのかと思ったら、大門坂のバス停で降りたことを少し後悔しました。
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最後の階段。結局、残りは大した距離ではありませんでした。
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登り切ったところにある「熊野那智大社」と「那智山青岸渡寺」。写真を撮って終わりです。
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那智山青岸渡寺付近から三重塔と那智の滝を撮ったものです。三重塔と滝の組み合わせは絵になっていました。
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「三重塔」
特に興味はありませんでしたが、上階まで上がれば那智の滝の滝壺が見えるとの宣伝文句に乗せられ、せっかくですので入ってみました。確か、入場料は300円だったと思いますが、行く必要はありませんでした。 -
「那智の滝と飛瀧神社」
帰りは那智の滝前のバス停で乗る予定でバス停まで行ったところ、那智の滝を近くで見れる場所があることが初めて気付き、急いで階段を降りて行って、写真を撮ってきました。 -
11時00分前に紀伊勝浦駅に一旦戻ってきて、紀伊勝浦駅でタクシーを拾い、ゆりの山温泉に向かいました。16時00分にウツボ料理の予約をしていたため、お昼は抜きました。
写真は紀伊勝浦駅のお土産屋で買ったじゃばらのジュース。香りが独特ですが、結構好きな味でした。じゃばらは和歌山県北山村の特産物でこの村でしか作ってないそうです。マスコミに露出したことから有名になり村の財政を救った奇跡の果物なのだそうです。 -
「ゆりの山温泉」
私の愛読書である「真夏の温泉」の第34位の温泉です。せっかくですので、わざわざタクシーで高いお金を払って行ってきました。 -
ここの温泉に入ってまず驚いたのは、湯量の多さでした。ボコボコと大きな音が浴室内に鳴り響き、大量のお湯がドバドバ投入され、湯船のあちこちからお湯がオーバーフローしていました。それから、右の写真の通り、カランのお湯は全て出しっぱなしです。止めるなと言われました!
ここのお湯は温湯です。来客数はそんなに多くはないですが、みんな長湯するため、一人の時間はそれほどありませんでした。お湯は無色透明ですが、若干ヌルヌルしました。それから微かですが、硫黄臭もしました。 -
ここのお湯は飲泉も可能です。常連の方は、みんなミネラルウォーターのボトル持参していて、カランのお湯を持ち帰っていました。外には温泉水の自販機がありましたが、この温泉水で美味しいご飯が炊けるのだそうです。
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「紀州のド◯ファ◯のお宅」
ゆりの山温泉からタクシーで紀伊勝浦駅に戻ってきて、13時46分発の「くろしお26号」で紀伊田辺に向かいました。紀伊田辺駅には15時36分に着きました。16時00分に紀伊田辺駅近くの小料理屋に予約がありましたが、それまでの時間で上の写真のお宅を見てきました。タクシーの運転手さんに行き先を告げたら、「ああ、あそこね」という感じですぐにわかってくれました。ワイドショーで取り上げられていた頃は、近隣の町のタクシーは全て貸し切られてしまい、タクシーが不足して困ったそうだ。そのお宅ですが、塀が異様なデザインであること以外は、至って普通のおうちでした。 -
「からかさ」
ウツボ料理は去年四国に行った時に食べる予定でしたが、日程の都合上、食べられませんでした。いつかリベンジしたいと思っていたところ、紀伊田辺でウツボ料理が食べられることを知りました。ウツボ料理が食べられるお店はいくつかありましたが、居酒屋が多く、コロナを考えると乗り気にはなれませんでしたが、このお店は16時00分開店で、この時間は他にお客さんは来ないというご主人の言葉を信じてここにしました。 -
ウツボ料理のおまかせフルコースを5,000円でやってもらいました。結論から言うと癖もなくてとても美味しかったです。翌日食べたクエはお値段がお値段ですので、一回で充分だと思いましたが、ウツボは、このお値段ならまた食べたいです!
写真の左上は最初に出てきた料理で、内蔵だと思いますが、普通においしかったです。下はウツボの刺身です。少し硬くて、こりこりして歯ごたえがありました。言われなければウツボだとわからない位、違和感はありませんでした。 -
左上の唐揚げも美味しかったです。油が乗っていてチキンみたいにプリプリしていました。骨があってとても硬いため、食べるのに注意が必要です。下の写真は、今となっては何なのかよくわかりませんが、フグと言われてもわからないような味だったようです(そうメモに書いてありました)。それにしても結構なボリュームです。
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最後に鍋でしたが、鍋が一番美味でした。身がプリプリで弾力感がありました。黒い皮の部分はすっぽんの皮を連想させ、お肌がツルツルになりそうな感じでした。ウツボの皮は硬くて包丁でもなかなか切れないため、凍らせてから切るのだそうです。
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この通り、身がプリプリ! また食べに行きたい!
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17時32分発の「くろしお32号」で湯浅に向かいました。湯浅駅には18時16分に着きました。湯浅駅から宿泊先の「湯浅温泉 湯浅城」へはタクシーを使おうと思い、駅前でタクシーを待っていました。ところが、全く来る気配がないため、タクシー会社に電話して呼ぼうと思いましたが、タクシー会社も誰も出ず。結局、15分位待って、諦めて宿まで歩くことにしました。
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「湯浅温泉 湯浅城」
結局、約30分間、真っ暗な道を歩き、湯浅温泉湯浅城に着いたのは19時00分でした。「お城に泊まってお殿様気分」の宣伝文句に釣られて予約しましたが、実際にはお城でなく、お城のような建造物でした。湯浅城自体は、昔は実際に存在していたようで、城跡は残っているようです。 -
実際に泊まったのはお城部分ではなく、お城を囲んで建つ平屋建ての建物の方に泊まりました。お城部分にも客室はありますが、部屋の指定は出来ません(HPにもそのように記載あり)。部屋代はどこも同じで、食事のコースにより宿泊代金が異なります。
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素泊まりで6,100円でした。旅行支援で2,440円割引となり、支払ったのは3,660円でしたが、3,000円のクーポンをもらいましたので、実質的に660円でした!
お部屋そのものは、広いし、新しいし、とても快適でした。合宿に使われたり、地域の公共の宿的な使われ方をされているようで、冴えない感じではありましたが、機能的だしリーズナブルだし、元から期待して行きませんでしたので、充分に満足です。 -
一応、温泉です。硫黄泉と表示がありましたので、もしかしら掘り出し物の極上泉かもとわずかに期待して行きましたが、銭湯に毛が生えた程度でした。地元の方のための日帰り入浴施設的な温泉で、深夜まで日帰り入浴客で賑わっていましたが、宿泊客には正直迷惑な感じでした。硫黄泉ではありますが、硫黄臭はありませんでした。無味無臭で無色透明でしたが、少しヌルヌルしていました。唯一、水風呂があったのはgoodでした。
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翌朝ですが、この日はお昼にクエのフルコースを予約していたため、前日の内に買っておいたおにぎりを宿で食べました。
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前日は真っ暗になってから宿に到着したため、朝、改めてお城の写真を撮りました。お城内にはエレベーターがあって、すべての階を見てきました。客室は2階、3階部分にありました。4階部分はベニクラゲ再生生物学体験研究所とありましたが、訳のわからない物体が展示されていました。お城部分に泊まっていたら、また印象も変わっていたのかも知れません。
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朝方、タクシー会社に電話し、湯浅駅までタクシーで行きました。タクシーの運転手さんに聞いてみましたが、やはり18時00分以降は事務の方が帰ってしまうため、電話には出られないとのことでした。たまたま何とか歩ける距離の宿泊施設でラッキーでした。
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