九州大分&四国瀬戸内フェリー&鉄旅・その2.特急ソニック&大分温泉に泊まって、臼杵城にちょっと寄り道

2022/10/11 - 2022/10/12

第236部-1075冊目　2/10
(令和5年2月10日配信)

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

予定が組めない業務に従事して会社に対して勤勉な筆者。←(単なる社畜.自分で言うな)
毎度の事ながら、旅の計画と手配をかけるのが出発日の4日から前日と言う計画性のない生活をしており、今回もポッと休暇を頂け、計画/手配をかけたのが3日ほど前‥
当然ながら航空券はみんな1万円以上となっていたのですが、ジェットスター/高松→成田を7,210円で発見！
そこで、九州大分から四国瀬戸内をフェリーと鉄道に乗るだけと言う、またまたマニアックな旅に出ました。

本編は、特急ソニック号に乗って、大分市内の温泉(カプセルホテル)に宿泊し、臼杵へ向かいます。

表紙画像‥福岡県と大分県を俊足で結ぶ特急ソニック号。

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令和4年10月10～14日 4泊5日

10月11日(火) 第2日目-2 はれ
①特急3057M:ソニック57号.大分行
小倉.21:53→大分.23:25

★宿泊‥大分市内：ニューグロリア大分

10月12日(水) 第3日目-1　くもり
①普通4621M.佐伯行
大分.7:12→臼杵.7:55

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JR九州‥3,800円
ニューグロリア大分ホテル‥2,500円

エリア 大分

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

21:46
神奈川県横須賀からフェリーで21時間。
福岡県新門司港に到着し、連絡バスで40分。
小倉駅に着きました。

小倉駅 (福岡県) 駅

乗り換え時間は7分！
急いで発券。

連絡バスの車内から、乗車券と特急券をJR九州ネットきっぷで予約しました。
このきっぷ、発車6分前まで予約できるんです。

小倉→大分は‥
↓正規運賃/特急料金購入の場合。
・乗車券/小倉→大分.2,530円
・特急指定席券/小倉→大分.2,330円
■合計4,860円。

↓JR九州ネットきっぷだと‥
・乗車券/小倉→大分.2,020円
・特急指定席券/小倉→大分.1,020円
■合計3,040円。

差額、1,820円おトクになりました。

なんとか間にあいました。
特急ソニック57号.大分行です。

ブルーメタリックが眩しい883系特急形電車。
日豊本線系統の特急列車の輸送改善と速達化を目的として、水戸岡鋭治氏が車両デザインを監修。
日立製作所で製造された車両で、平成7年4月20日より特急/ソニックにちりんとしてデビューした電車なんだとか。

JR九州初の振り子式車両であり、営業用交流電車として日本初の振り子式車両なんだそうです。

①特急3057M:ソニック57号.大分行
小倉.21:53→大分.23:25
[乗]JR九州:サハ889-208

某テーマパークのキャラクターを想像させる座席が並ぶ883系普通車の車内。

ユニークな形状のヘッドレストですね。
元々はヘッドレストの部分にヘッドホンを内蔵し音楽を聴ける装置を導入する予定だったそうですが、予算不足でヘッドホンの搭載が見送られ最終的にヘッドレストだけが残ったそうです。

特急 ソニック (883系 885系） 乗り物

福岡/大分県境、山国川を渡り‥
福岡県築上郡吉富町から大分県中津市に入ります。

福岡県よ。
わずかの時間だったけど、さらばじゃ。

23:25
小倉から132.9km/1時間32分。
定刻に大分に到着。

大分駅 駅

今宵の宿‥
ニューグロリア大分ホテルへは、大分駅から1.2km/徒歩16分ほどです。

23:47
ニューグロリア大分ホテルに着きました。

=ニューグロリア大分ホテル=
【男性専用】カプセルプラン(素泊まり)‥2,500円。
楽天トラベルで予約しましたよ。

ニューグロリア大分ホテル 宿・ホテル

筆者が泊まるのは、一番格安なカプセルルーム。
木製の2段ベッドが蜂の巣のように並んでいます。

※カプセルは男性専用となり、他にシングル・ツインのお部屋があります。

中はこんな感じ。
マットレスにシーツがセットされ、枕とキルトケットを配備。
寝台灯とコンセントがあります。

まるで、フェリーの2等寝台みたいだ。

=大浴場/百歳の湯=
ニューグロリア大分ホテルの大浴場は天然温泉！

大分温泉百歳の湯源泉から引湯。
うすい茶褐色のお湯で、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。
内湯・サウナ・水風呂のある天然温泉浴場は男女別で、23時間(11:00～翌10:00)入浴可能です。

では、寝ましょう。
就寝。

5:46
おはようございます。
カプセルなので外が見えません。

6:47
チェックアウト。
カプセルでも快適でした。

▼ニューグロリア大分ホテルの詳細レポート(シクタン.com)
https://shikutan.com/0219-newguroriaoitahotel-041011/

ニューグロリア大分ホテル 宿・ホテル

大分駅へ歩きましょう。

大分市のマンホールは‥
高崎山自然動物公園のニホンザルと、大分市花/サザンカがデザインされています。

大分駅へ向かう途中‥
蒸気機関車を発見！

C55形蒸気機関車53号機です。
昭和12年3月、三菱重工神戸造船にて新製され、大分機関区に配属。
後に宮崎機関区、若松機関区(福岡県)に転配されました。

昭和47年から、大分駅近くの若草公園に展示されています。

若草公園 公園・植物園

7:03
大分駅に着きました。

明治44年に開業した大分駅。
今の駅は、平成24年3月17日の完全高架化の後、平成27年4月16日に開業した新駅ビル/JRおおいたシティとなっております。

大分駅 駅

大分→臼杵/760円の乗車券を購入。

大分から乗るのは普通列車です。

JR九州の815系電車。
平成11年デビューのオールロングシート車で、水戸岡鋭治氏がデザインされました。

10月12日(水) 第3日目
①普通4621M.佐伯行
大分.7:12→臼杵.7:55
[乗]クハ814-16

大分→臼杵36.3km/43分。
通勤通学の時間帯で混んだので、車窓画像はなく‥

JR日豊本線 乗り物

7:55
大分から36.3km/43分。
臼杵に到着。

臼杵駅 駅

駅のホームで育ったカボスを無料配布中！
カボスは臼杵市の市木なんです。

これはありがたい。
ひとつ頂いちゃいました。

臼杵石仏(レプリカ)。
臼杵には、古園石仏大日如来像に代表される国宝臼杵石仏(磨崖仏)があり、臼杵駅又は大分駅から路線バスで行くことができますよ。

▼国宝臼杵石仏
https://sekibutsu.com/

▼バスどこ大分 ←(大分県路線バスの経路検索サイト)
https://www.busdoko-oita.jp/map/

さて、これから四国に渡るフェリーに乗ります。
臼杵駅から臼杵港へは、1.1km/徒歩14分ほどです。

=うすき町なみ散策案内=
臼杵は大友宗麟が築城した臼杵城の城下町として栄え、江戸時代の町割りがそのまま町並みとして残っています。

ちょっとだけ時間があるので、駅近くの臼杵城址に寄り道します。

では、歩きましょう。

臼杵市のマンホールは‥
臼杵湾に漂着したオランダ船リーフデ号と、市の木カボスがデザインされています。

臼杵駅から5分ほどで‥
臼杵城址(卯寅口)に着きました。

卯寅口は城の裏口にあたり、搦手口とも呼ばれました。

=臼杵城址(臼杵公園)案内図=
ぐるりと一周してみたいのですが‥
時間の都合上、本丸跡周辺だけ散策します。

=卯寅口門脇櫓=
外装は漆喰下見張りで屋根は切妻屋根の櫓で、江戸時代に幾度か建て替えられたようです。
後の明治6年、廃藩置県に伴って臼杵城は廃城となり、主要な歴史的建物のほとんどが取り壊されましたが、卯寅口門脇櫓は取り壊しを免れ、今もその姿を残しています。

赤い鳥居が並ぶ参道は明治以降に整備されたとか。

=卯寅稲荷神社=
大友宗麟公が築城の際、卯寅口に建立した神社です。
今は港町商店街の商売繁盛の神として祀られています。

商売してないけど‥
パンパン.礼。

=鉄門桝形石垣=
城の心臓部にあたり、防衛的にも格式的にも高さが求められたこの石垣は、臼杵城の他の石垣より大きな築石が用いられているのが特徴です。

臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡

臼杵の街(山側)を一望。

パノラマモードでカシャ。

=空濠=
本丸の守りを強固するため、二の丸と本丸の間に作られました。

=本丸跡=
本丸・二の丸は臼杵公園として市民の憩いの場となりました。
春はサクラの名所として有名です。

臼杵公園 公園・植物園

=天守櫓跡=
かつては外観3層の内部が4階の天守櫓がこの場所に建っていました。

天守跡からの眺め。

臼杵城は築城当時、丹生嶋と呼ばれる孤島上の城郭でした。
周囲の海が天然の要害となり、堅固な守りを誇っていたのです。

周囲は埋め立てにより、海は離れています。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。
九州と四国を結ぶ"宇和島運輸/あけぼの丸"が見えますね。

この後、あのフェリーで四国へ向かいます。

=洲崎口避難ループ橋=
ぐるぐる渦巻き状のループ橋。
津波災害時の避難路なんだとか。

臼杵市内を流れる二級河川、海添川を渡ります。
GoogleMapでは、万年渓と記されていますね。

8:29
臼杵港に着きました。

次回は、フェリーに乗って四国へ渡ります。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

-つづく-

臼杵港 乗り物