22　師走の北海道　函館市街とベイサイド・クリスマスファンタジーぶらぶら歩き旅ー4

2022/12/10 - 2022/12/10

函館観光スポットをぶらぶら散策した後は明日からの旅の準備を始めなけらばなりません～。
今回、函館に入ったのはこの旅の起点をここから始めるからです～、

大阪から急行・きたぐにに揺られて青函連絡船に乗り継いでやっと辿り着いた函館の地を始めて踏みしめた１６歳の夏でした…。
初めて北海道の地を踏みしめた喜びと感激と不安は今もこの胸の中にしっかりと覚えています…、学割で買った北海道周遊券だけが唯一帰る家までの証しなんだから無くすなよ！、失うなよ！そう言い聞かせていた自分を思い出します。
北海度を旅した原点は全てここから始まる列車の旅だから、今回は数十年ぶりに道内を列車にて回ると決めていました。

ＪR北海道＆東日本パスを利用する予定でしたが、全国旅行支援割に連動してＨＯＫＫＡＩＤＯ ＬＯＶＥ！６日間周遊パスが再発売で、しかも５０％オフで購入出来る事に成りその恩恵を利用する為に本日中に購入する必要があります。
そして、列車の旅の強い友である道内時刻表も購入しなければ成りません。

夜はベイサイドで開催される「はこだてクリスマスファンタジー」を楽しみたいと思います、勿論一人ですが？。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ３３・パワーショットＳ９０

エリア 函館(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

市電「十字街停留所」から乗車して函館駅へ向かいます、

５系統・湯の川行が来ました、３０００形車両は五勝手屋号なので江差の老舗菓子屋・五勝手屋本舗は羊羹でお馴染みです。
車体の色合いも羊羹色でぴったりですよ！。

函館市電 十字街停留場 駅

函館駅前に着きましたが好い天気に成って来ました、

抜けるような北国の青い冬空は実に清々しい気持ちに成ります。

北海道の且つての玄関口であった「函館駅」はコンパクトです、

青函連絡船が就航していた頃の様な大きな駅舎はもうありません…、代わりに赤いモニュメント・ＯＹＡＫＯは親子が触れ合う姿を表現してる作品です。

＊詳細はクチコミでお願いします

函館駅 駅

みどりの窓口で「ＨＯＫＫＡＩＤＯ ＬＯＶＥ ! ６日間周遊パス」を購入、

１２月１１日～１２月１６日まで６日間で￥１２０００の半額で購入出来ました。
今回はこの周遊パスが絶大なる威力を発揮します！。

＊詳細は函館駅のクチコミでお願いします

こちらがみどりの窓口にあったリーフレットです、

実はこの周遊パスは１０月半ばで予算を使い切って完売と成ってたんですが、全国旅行支援割が復活し再度発売に至りました。
しかも限定枚数無しと言う大判振る舞いです、国の資金力は絶大ですよ。

その隣に在る「函館市観光案内所」で情報を仕入れていきましょう！、

コロナ禍で随分と縮小されて外国人が少ないので窓口も１ヶ所で十分のようです。

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函館市観光案内所 (JR函館駅) 名所・史跡

駅から開港通りを行けば函館朝市が直ぐです、

が海鮮丼を食べに行くわけでも買い物に行くわけでもありません、ツーリストプライスの市場などには用はありませんからね。

＊ＰＳ　どんぶり横丁の詳細は以前のクチコミでお願いします

函館朝市 名所・史跡

今夜の宿は朝市の目の前に在る「ホテルニューオーテ」です、

青函連絡船当時から既に駅前ホテルとして創業する老舗のビジネスホテルで、昭和の雰囲気が何となく好いでしょう！。

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ホテルニューオーテ 宿・ホテル

雑居ビルの様な階段を上がった２階がフロントのようです、

ホテルらしくないエントランスにクリスマスツリーが季節を添えます。

ドアを開けたところがフロントで昭和のままですね？…、

シンプルと言うべきか安っぽいと言った方が解り易いのか、昭和の渋いスタッフの方が迎えてくれます。では、早目のチェックインをします。

ロビーは意外にも広くてこの余裕は一体何でしょう？…、

企業に在るような応接セットが優雅で懐かしくもありますね、片隅にはフリーＰＣも敢えて用意されてるの実に難いなぁ？。

部屋は全て３階のようでロの字型に配列されてます？、

外向きなので窓から市街が何となく観えますが眺望が良いとは言えません。

備品は加湿空気清浄機も用意されて他もきちんと揃っています。

ベッドはセミダブル・サイズで高さが低いのでその分楽です、

が長年の使用でスプリングがへたっています？…、柔らか過ぎて腰が沈みます…。おまけに枕もぺったんこで寝難いので参りました？…。
目覚まし時計が有るのは駅前ホテルからの慣わしなんでしょうか。

カーペットや壁面に天井もリホームされて意外にも綺麗ですね？…、

外観のイメージとは異なる古臭さを感じないシンプルで清潔感のある部屋です。ハンガーだって余分に掛けてあるのも有難いです。

但し、トイレ＆バスルームは旧式ユニットタイプです、

段差があってその狭くて使い難いのが欠点ですがこればかりは仕方がないです。それでもシャワートイレなので良しとしましょう。
アメニティー類は最低限は揃ってますが質は好いものではありません。

ホテルの１階にテナントとして入居する「ラッキーピエロ函館駅前店」、

相変わらずの超人気店のようですが、宿泊者は２階のロビーから店内に入れる特権付きです。
が個人的に美味しいとは思わないので利用はしませんけどね？…。

ラッキーピエロ 函館駅前店 グルメ・レストラン

では、また市電に乗って揺られながら行きましょう！、

市電「函館駅目停留所」から乗車します～、２系統・湯の川行きが来ました。

湯の川温泉停留所で見掛けた８０００形のＮＣＶチャンネルひかり号です。

函館市電 函館駅前停留場 駅

市電・五稜郭公園前停留所の「丸井今井函館店」に来ました～、

北海道時刻表が欲しくて函館駅構内では買えなくて書籍・栄好堂なら有るかも知れないと教えて頂きました。
デパートに来るのは旅に出た時ぐらいでしょうか？。

丸井今井 (函館店) 百貨店・デパート

折角なのでデパ地下へ行って旅のおやつでも買っていきます、

ぐるっと回ってみて目に付いたのが千秋庵総本家では無くやはり六花亭でした。
マルセイユバター・白樺羊羹・どらやきなどを買って￥１０００ほどでした。

六花亭 函館丸井今井店 グルメ・レストラン

市電「五稜郭公園前停留所」から乗車します、

先程、十字街停留所で見掛けた超低床車の９６００形は初めての乗車です。

スタイルも中々のもので実にヨーロッパ的な雰囲気がしますね（日本製ですが？）。

函館市電 五稜郭公園前停留場 駅

市電「松風町停留所」で下車しました、

乗心地はスムーズで振動も無く静かで違いますね？…、余りにも快適過ぎです。

ちょっとセイコマート函館松風店に用があって寄り道していきます。

函館市電 松風町停留場 駅

通り沿いに在る「珈琲焙煎工房 函館美鈴 大門店」は懐かしい！、

北海道一の老舗珈琲店は昭和７年開業で９０年を迎えるようです。今では道内から青森・秋田・東京と２３店舗もチェーン展開しています。

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函館美鈴 大門店 グルメ・レストラン

店頭には”美鈴の発祥・函館鈴木商店”に関する解説板があります、

また、北海道初の珈琲焙煎機（昭和１０年製）も展示され歴史の重みを感じます。

どこも町にも珈琲専門店や喫茶店の文化が生まれ育つのは嬉しいことです。

で思わず気が付いたら入ってしまいました？…、

時間が夕方なので利用客も少ないようです？、一番奥のテーブルに席を取り数十年ぶりのこの雰囲気を楽しみましょう！。
若い頃は本当によく利用しました～、当時の思い出が蘇って来ますね。

珈琲だけと思ったのですがメニューを見て思い出しました…、

ホットケーキが美味しいかったこと！、でホットケーキセットをいただきました。
が思い出を覆すかのように冷凍物を温めて出す業務用のものでした…。
マーガリンやシロップを見れば一目瞭然で何ともお粗末な事でした。

消化不良を起こした心を引きずりながらＪＲ函館駅前広場です、

陽が暮れて広場のイルミネーションが灯りました、日中とは随分雰囲気が違います。

角度を変えれば雰囲気もまた変わります、

函館も含めて１２月に成ると一斉にイルミネーション装飾が始るようです。

電力会社が節電を叫ぶ中で協力しなくても良いのでしょうか？。

週末なので通学・通勤が無くて駅前も閑散としてます…、

この辺りをうろついてるのは観光客ぐらいでしょう？、数年間のインバウンド客も来なくて静かで平和で宜しいのではないでしょうか？。

函館駅 駅

植込み辺りから駅前の町並みを観たところ、

そう言えば～、函館の彼女と待ち合わせはいつも駅前だったなぁ？、青函連絡船で着いて一緒に松風町まで歩いてご飯食べてお茶飲んだ若き日の思い出でした。

駐車場ロータリーから観たところです、

青い色が道路に反射して幻想的な雰囲気に成ります。まさしくイルミネーションは夜咲く花です。
ちょっと冷えて来ましたね？…。

函館駅前のシェラトンホテルの１階に在る「ハセガワストア函館駅前」です、

ホテル内ではなく西側の道路に面してるので判り易いです、この幟が目印です。
夕食は名物弁当をいただきましょう！、勿論、支払いは応援クーポンです。

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ハセガワストア 函館駅前店 グルメ・レストラン

スーパー形式店ではなく弁当専門店のようですね？、

注文票に記入してレジで支払いを済ませ、レシートの番号で受け取るシステムのようです。
焼鳥弁当（小）￥４６３とは随分と値上がりしましたね？、以前は￥２８０ぐらいだったのですがね？。

弁当のパッケージも変わらずこれぞハセガワストア名物・焼鳥弁当！、

弁当の蓋を開けないで閉じたまま焼鳥の串を抜くのを知っていますか？…、それは自分で買ってみてよく観察をしてみて下さいね、意外と簡単です？。

左が名物・焼鳥弁当のたれ味が一般的なものです、

で右が塩だれなのであっさりとしてこちらの方が酒には合います。共に肉は鶏ではなく豚肉を使用するのが北海道式です。
久しぶりにいただきましたが共に普通に旨いです！。

買って来たばかりの焼鳥弁当を部屋でいただきましょう！～、

夜の帳が下りればエントランスはこのような感じですがホテルには観えないでしょう？…。
どう観ても雑居ビルの出入口にしか思えない造りですよね？…。

ホテルニューオーテ 宿・ホテル

温かい防寒準備をして「ベイサイドエリア」へ来ました、

今夜は満月です…、月明かりに照らされる函館湾が揺らめいてます。

ベイサイドで一際大きなラビスタ函館ベイが観えます、

西波止場に停泊中の観光遊覧船の大型クルーザーなど港町函館がありますね。

ベイサイドの顔とも言える「金森赤レンガ倉庫」です、

函館観光と言えばこの辺りはいつも観光客で溢れるスポットエリアです。
特に夜の景観はロマンチックなムードが漂っていますからね～。

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金森赤レンガ倉庫 名所・史跡

倉庫の間の通りも実にロマンチックな雰囲気です～、

灯る明かりが赤煉瓦や雪化粧した歩道に写り込んでいるようです。

この辺りは記念撮影スポットにのようですね？、

観光客のが一気に増えました！、外国人観光客もそれなりに訪日しているんですね？。
コロナが終息してなくても規制緩和すればこの通りなんですよ？。

赤レンガ倉庫の一番端に在る”ＢＡＹ”の表示、

二人のサンタクロースがプレゼントを背負って屋根まで登りってますね…、これを背に記念写真を撮る観光客も多くいましたよ。

赤レンガ倉庫と函館山がよく観える撮影場所「七財橋」です、

凄いことに成っていますね？…、観光客で濃厚密度状態で溢れてます…。

あのソーシャルディスタンスは一体どうなってしまったんでしょうか？。

七財橋 名所・史跡

皆さんがやって来たのは冬の夜を彩るイルミネーションイベント、

「はこだてクリスマスファンタジー２０２２」を楽しみに集まったようです。
毎年１２月１日から２５日まで開催され点灯は１８：００～２２：００までです。

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2023はこだてクリスマスファンタジー 祭り・イベント

海上に浮かぶクリスマスツリーはとても幻想的な雰囲気です、

姉妹都市であるカナダ・ハリファックス市から贈られた巨大なもみの木が色鮮やかに会場を照らして観る人の心を温かく迎えてくれます。

場所を少し移動してみました…、

イルミネーションが変われば雰囲気もまた変わって好いですね！～、聞けば１５万個の電球が装飾されてるようです。

少しづつ色が変わって来ましたね、

イルミネーションを観てて思い出したが、札幌ホワイトイルミネーションの方が個人的にはより幻想的で綺麗だと思うのですが？…、単調過ぎませんか？。

エメラルドグリーンに変わりました、

個人的にはこの色が一番好きでとても柔らかくて周囲に映えますね。

まさにファンタスティックです！。

一日３回だけ登場する”プレミアムレッドツリー”は１５分間だけ、

この時は周囲から歓声が上がると同時にシャッターの音が聞こえてきます。

まさしくファンタジー！なひとときを皆さんで共有共感出来ますよ。

橋の上から見学してる観光客も撮影しました、

益々人が増えて来ています…、昨夜の湯川冬の灯りとは比べものには成りません？。
ちょっと押し合い圧し合い状態で危険かも？…、では、ぼつぼつお暇しましょう！。

市電に乗って「谷地頭停留所」まで来ました、

すっかり体が冷えましたので谷地頭温泉に浸かって温まってから宿へ帰ります。
谷地頭温泉の写真が無くて申し訳ありません…。

＊ＰＳ　谷地頭温泉の詳細は以前のクチコミでお願いします

この後は、北海道６日間周遊パス函館から札幌までぶらぶら歩き旅ー５へ続きます

函館市電 谷地頭停留場 駅