Sono tornata Italiaプーリアロマネスク・イタリアで最も美しき村をたずねて(モルフェッタ)Vol.13

2022/11/29 - 2022/11/29

実は出発直前にトルコ航空から連絡があり、帰りの便がなくなったという。
バーリからの客って少ないんだろうね、帰国便を予約変更し旅行全体の組み直しする暇もなく、バーリ３泊とすることにした。
ということでマテーラから移動後、ロマネスク教会のあるモルフェッタに出かけることにした。

11/14　羽田発
11/15　フォッジャ
11/16　ビエステ
11/17　ぺスキチ
11/18　ヴィーコ・デル・ガルガノ　
11/19　フォッジャ・ボヴィーノ
11/20　ファザーノ
11/21　ブリンディジ
11/22　カザラ―ノ
11/23　プレシッチェ、スペッキア
11/24　オトラント
11/25　レッチェ
11/26　ターラント
11/27　マテーラ郊外
11/28　マテーラ
11/29　モルフェッタ
11/30　ビトント、ルーヴォ・ディ・プーリャ
12/1　 バーリ
12/3　 羽田着

エリア その他の都市(イタリア)

先日、原罪のクリプタを往復したタクシーに駅までの送りを予約した。マテーラに着いたとき、50分も荷物を引いてちょっと懲りたので（笑）
マテーラ発10：01　Ferrovie Appulo Lucane
バーリ着　11：42

バーリ駅。Ferrovie Appulo Lucaneの駅ってこんな普通のビル。BARIっていう表示も見えないしわかりにくい。

徒歩５分ほどのお宿。B&B　Bari102
前日に改めて到着時間を伝えておいた。建物の呼び鈴を押して、２階レセプションまで荷物を運んでくれた。

とても居心地の良いB&Bだった。

部屋も広くベランダもあり駅にも近い。スマートTVなので、ワールドカップやYouTubも見れる。

ラウレア（卒業）のお祝いだね。
急ぎ駅に行き
バーリ発　　　12：37
モルフェッタ着13：08

Parrocchia Sacro Cuore di Gesù

ポルタ。なかなか良い感じだけど入れなかった。

タンパンはこんな感じ。

海沿いへ向かう。

Parrocchia Santa Maria Assunta
教会が多い。

この旧市街は、中世までサンタンドレアの名で呼ばれる小さな島だったが、土砂の堆積で陸続きとなった。

ローマ時代から島には漁村があった。ランゴバルト諸侯とビザンティン皇帝がこの地の支配を争い、イスラムの海賊の襲撃も続いた10世紀前半には、ここにメルフィという小都市が存在したことが記録されている。

11世紀後半、ノルマン諸侯の統治下でこの地方が安定すると港は東方に向かう船で賑わい始める。続く12世紀には、十字軍の兵士や聖地への巡礼を送り出す拠点となり、モルフェッタは、重要な海港都市へと発展する。

街の鎧戸は緑に統一されているのかな。

1130年頃モルフェッタに設けられていた十字軍兵士のための施療院にひとりの修道士が収容される。その名はコラード。バイエルン公の三男でクレルヴォー修道院に入って聖ベルナールのもとで教育を受け、聖地エルサレムに巡礼して修行した人物。

聖地からの帰途に病を得て施療院に入ったコラードは、公家と教皇庁の不和を知って近郊のモドゥーニョの洞窟に隠棲する道を選ぶ。1155年にそこで没するとコラードはすぐにモルフェッタの守護聖人となり、この聖人に捧げる大聖堂の建設が始まる。

サン・コラード旧大聖堂
12世紀後半から13世紀初頭にかけての建築とみなされている。建築構成は、周辺諸都市の大聖堂とは、大きく異なっている。三廊式の平面だが、身廊と内陣に高さの異なる３つの円蓋を戴いている。

高さの異なる八角錐と四角錐の屋根が大聖堂の上に連なっている。
オリエンタルな風情。

後陣。仮面のような顔、謎。

ライオン、修復されているのかな？

アーチを撮り忘れたのでGoogle Mapから。

内陣には入れなかったのだけど、こんな感じらしい。

アーチからの海、絵になるね。

港を少し歩いてみる。漁師の姿も見える。

オリエンタルな教会と港、十字軍や巡礼の往時の風景を掻き立てる。ロマンティックだね。

海辺は今日も風が強い。カフェで一休み。人がまばらで、カフェのかたに教会は夕方何時から開くの？と聞いたら18時からと。
う～ん、17時には真っ暗だし、バーリまで帰らなくちゃならないし…

カフェの脇のアーチをくぐると、あれ、ここにもドゥーモの入口？

タンパンには神の子羊や十字架。

タンパン上の装飾。

まあマテーラから出発してバーリ経由、午後だと教会は開いてないのは承知だったとはいえ、残念。

この大聖堂の南扉口は、旧市街に続いている。

ナターレの飾り付けだね。

ちょっとブラブラしてみよう。

天使の装飾に緑の鎧戸、いい感じ。

可愛いベランダ。

修復中の館だったけど変顔君がいた。

往時が忍ばれる館。

景観を壊さないようリノベして住んでいるのだろうね。

少し残るブーゲンビリア。

この館も素敵だね。

幸せそうな家族のシルエット。

それにしても人がいない。

海沿いへ再び、鮮魚市場。

時間を持て余し、２軒めのカフェへ。

ここからも旧市街に入れたのね。

プレティ通りに戻ってきちゃった。

18時まで間がもたないし、今回はあきらめてバーリに帰ることに。

途中、ヴェネツィアンゴシック的な建物。
モルフェッタ発16：20
バーリ着　　　16：48

バーリ駅から目抜き通りをブラブラ。

長めの旅であまり食欲もなく、マグドしちゃいました。

駅前の噴水。

控え目なナターレのイルミネーション。

あと少しで旅も終わっちゃうな。
明日は、前回中に入れなかった教会に出かけます。

この旅行記へのコメント （2）

• satさん 2023/01/28 17:28:26

  幽霊部員現るー

  うふふふ
  ここものぞいてます 壁|ω･`)ﾁﾗｯ···
  素晴らしい旅を堪能しましたね☆
  またご一緒に♡(๑♡ᴗ♡๑)

  マリアンヌさん からの返信 2023/01/29 19:36:32

  RE: 幽霊部員現るー

  いらっしゃいまし♪
  ダラダラ長くなっちゃいました。
  今度、よろしくね。知ってるでしょうけど結構ドジで天然なんで（汗）
  でも楽しみだぁ☆
  マリアンヌ