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マッセリアに泊まり、非日常感を味わった後、ブリンディジへ向かった。この街は1071年にノルマンの支配に入った。プーリアは、7世紀頃からランゴバルド人(ベネベント公国)とビザンツ(東ローマ帝国)の勢力争いの場だった。9世紀以降はアラブ人の襲撃も加わり、更に混乱する。ノルマン人の勝利は漁夫の利のようなものだった。<br />~イタリア古寺巡礼より<br /><br />11/14 羽田発<br />11/15 フォッジャ<br />11/16 ビエステ<br />11/17 ぺスキチ<br />11/18 ヴィーコ・デル・ガルガノ <br />11/19 フォッジャ・ボヴィーノ<br />11/20 ファザーノ<br />11/21 ブリンディジ<br />11/22 カザラ―ノ<br />11/23 プレシッチェ、スペッキア<br />11/24 オトラント<br />11/25 レッチェ<br />11/26 ターラント<br />11/27 マテーラ郊外<br />11/28 マテーラ<br />11/29 モルフェッタ<br />11/30 ビトント、ルーヴォ・ディ・プーリャ<br />12/1  バーリ<br />12/3  羽田着

Sono tornata Italiaプーリアロマネスク・イタリアで最も美しき村をたずねて(ブリンディジ)Vol.5

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2022/11/21 - 2022/11/21

6位(同エリア299件中)

マリアンヌ

マリアンヌさん

マッセリアに泊まり、非日常感を味わった後、ブリンディジへ向かった。この街は1071年にノルマンの支配に入った。プーリアは、7世紀頃からランゴバルド人(ベネベント公国)とビザンツ(東ローマ帝国)の勢力争いの場だった。9世紀以降はアラブ人の襲撃も加わり、更に混乱する。ノルマン人の勝利は漁夫の利のようなものだった。
~イタリア古寺巡礼より

11/14 羽田発
11/15 フォッジャ
11/16 ビエステ
11/17 ぺスキチ
11/18 ヴィーコ・デル・ガルガノ 
11/19 フォッジャ・ボヴィーノ
11/20 ファザーノ
11/21 ブリンディジ
11/22 カザラ―ノ
11/23 プレシッチェ、スペッキア
11/24 オトラント
11/25 レッチェ
11/26 ターラント
11/27 マテーラ郊外
11/28 マテーラ
11/29 モルフェッタ
11/30 ビトント、ルーヴォ・ディ・プーリャ
12/1  バーリ
12/3  羽田着

  • 昨晩の雨がすっかりあがって晴天になった。<br />朝食前に少しお散歩。

    昨晩の雨がすっかりあがって晴天になった。
    朝食前に少しお散歩。

  • 館の回りは立派なオリーブに囲まれている。

    館の回りは立派なオリーブに囲まれている。

  • 廃れ感のある赤色も曇天とは違う色を見せてくれる。

    廃れ感のある赤色も曇天とは違う色を見せてくれる。

  • 咲き残ったブーゲンビリア。<br />夏は華やかに違いない。

    咲き残ったブーゲンビリア。
    夏は華やかに違いない。

  • 階段を降りて。

    階段を降りて。

  • 階段の屈折が素敵だね。

    階段の屈折が素敵だね。

  • 館全体を眺めていると、レセプションの女性がやって来た。<br />写真を撮ってもらい、チェックアウトを済ませた。

    館全体を眺めていると、レセプションの女性がやって来た。
    写真を撮ってもらい、チェックアウトを済ませた。

  • オリーブの木で作られたベンチ。木の温もりがある。

    オリーブの木で作られたベンチ。木の温もりがある。

  • ドルチェのイタリア的朝食、正直甘くないものも欲しい。<br />駅までは、車で送って下さった。

    ドルチェのイタリア的朝食、正直甘くないものも欲しい。
    駅までは、車で送って下さった。

  • カザラーノ発<br />ブリンディジ着<br />駅から12分ほど荷物を引いてB&amp;Bへ。

    カザラーノ発
    ブリンディジ着
    駅から12分ほど荷物を引いてB&Bへ。

  • 電話をしてオーナーから鍵を預かった。<br />アパート的B&amp;B。パスポートのコピーも撮らなかったけどいいのね?

    電話をしてオーナーから鍵を預かった。
    アパート的B&B。パスポートのコピーも撮らなかったけどいいのね?

  • 居間と寝室、シャワールームをあわせてかなり広い。<br />スマートTVだし、YouTubeも見れるね。

    居間と寝室、シャワールームをあわせてかなり広い。
    スマートTVだし、YouTubeも見れるね。

  • 歩いて2分ほどにある<br />サン・ジョバンニ・アル・セポルクロ神殿Tempio di San Giovanni al Sepolcro。<br />

    歩いて2分ほどにある
    サン・ジョバンニ・アル・セポルクロ神殿Tempio di San Giovanni al Sepolcro。

  • 今日は閉館だが、明朝見れるはず。

    今日は閉館だが、明朝見れるはず。

  • そのためにも近い宿を予約した。

    そのためにも近い宿を予約した。

  • 街歩きに出発。

    街歩きに出発。

  • Santuario Santa Maria degli Angeli

    Santuario Santa Maria degli Angeli

  • 開いていたので覗いてみた。

    開いていたので覗いてみた。

  • 外壁装飾の天使。

    外壁装飾の天使。

  • Chiesa di San Benedettoサン・ベネット修道院<br />古くはギリシャ正教のバシレウス派の修道院だったが、11世紀末にカトリックのベネディクト派に改めた。

    Chiesa di San Benedettoサン・ベネット修道院
    古くはギリシャ正教のバシレウス派の修道院だったが、11世紀末にカトリックのベネディクト派に改めた。

  • もとは女子修道院だったそうで、ノルマンの勇士ロベール・ギスカールの妻の肝煎りで改築されたとのこと。<br /><br />

    もとは女子修道院だったそうで、ノルマンの勇士ロベール・ギスカールの妻の肝煎りで改築されたとのこと。

  • 扉口の装飾が素敵。<br />すごく楽しみにしていたが、残念ながら閉まっていた。

    扉口の装飾が素敵。
    すごく楽しみにしていたが、残念ながら閉まっていた。

  • アーキトレーブには、狩りの場面が、表されているとのこと。

    アーキトレーブには、狩りの場面が、表されているとのこと。

  • 狩られているのは、幻獣なのだそう。

    狩られているのは、幻獣なのだそう。

  • 組紐模様の中に、何かいるのが面白い。

    組紐模様の中に、何かいるのが面白い。

  • アーチがサラセン風。

    アーチがサラセン風。

  • 中に入りたかったなぁ。

    中に入りたかったなぁ。

  • 扉脇の窓、後の時代の施設でしょう。

    扉脇の窓、後の時代の施設でしょう。

  • 自前の本から、このキオストロに入りたかった。

    自前の本から、このキオストロに入りたかった。

  • そしてこの子たちに会いたかった。

    そしてこの子たちに会いたかった。

  • この辺りは古い館が多い、立派なポルタ。

    この辺りは古い館が多い、立派なポルタ。

  • 面白い彫刻が・・

    面白い彫刻が・・

  • 持ち送りに変なのいる(笑)

    持ち送りに変なのいる(笑)

  • こちらも。

    こちらも。

  • ベランダのアイアンも素敵。

    ベランダのアイアンも素敵。

  • Chiesa Parrocchiale di San Paolo Eremita

    Chiesa Parrocchiale di San Paolo Eremita

  • 横の扉口。リュネットは、一列に並んだ花で飾られた台輪によって支えられている。<br />台輪は、東洋の古典的な植物のモチーフとのこと。

    横の扉口。リュネットは、一列に並んだ花で飾られた台輪によって支えられている。
    台輪は、東洋の古典的な植物のモチーフとのこと。

  • 内陣は、1505 年にさかのぼるトラス屋根を備えた 1 つの身廊とくぼんだ長方形の空間が広がる。

    内陣は、1505 年にさかのぼるトラス屋根を備えた 1 つの身廊とくぼんだ長方形の空間が広がる。

  • 柱の奥に見つかったのかな?

    柱の奥に見つかったのかな?

  • 生神女就寝祭(しょうしんじょ しゅうしんさい)<br />イエス・キリストの母マリア、日本ハリストス正教会でいうところの生神女マリヤの永眠を記念するフレスコ画。

    生神女就寝祭(しょうしんじょ しゅうしんさい)
    イエス・キリストの母マリア、日本ハリストス正教会でいうところの生神女マリヤの永眠を記念するフレスコ画。

  • 古そうな天使。

    古そうな天使。

  • 主祭壇に隣接する礼拝堂は、ブリンディジ出身の医師で歴史家のジョヴァンニ・モリチーノを襲った悲劇的な出来事に関連している。彼の一人息子、フランチェスコは、サン パオロ修道院の庭にある暗い桑の木に登り、数日後に倒れて死亡した。彼は 16 歳で、故人の同名の聖人に捧げる礼拝堂をサン・パオロに建て、ヴェネツィアでモデル化された聖フランチェスコの木像を置いた。

    主祭壇に隣接する礼拝堂は、ブリンディジ出身の医師で歴史家のジョヴァンニ・モリチーノを襲った悲劇的な出来事に関連している。彼の一人息子、フランチェスコは、サン パオロ修道院の庭にある暗い桑の木に登り、数日後に倒れて死亡した。彼は 16 歳で、故人の同名の聖人に捧げる礼拝堂をサン・パオロに建て、ヴェネツィアでモデル化された聖フランチェスコの木像を置いた。

  • ところどころにフレスコ画が残る。

    ところどころにフレスコ画が残る。

  • War Memorial

    War Memorial

  • Church of Saint Theresa

    Church of Saint Theresa

  • Cathedral of the Visitation and Saint John Baptist<br />大聖堂は1143年、ルッジェーロ2世の時代建設された。残念ながら1743年の大地震で崩壊、今はバロック様式になっている。<br />行事なのか警官が数人いて中に入れず。内陣の床モザイクが残っているそうなのに残念。

    Cathedral of the Visitation and Saint John Baptist
    大聖堂は1143年、ルッジェーロ2世の時代建設された。残念ながら1743年の大地震で崩壊、今はバロック様式になっている。
    行事なのか警官が数人いて中に入れず。内陣の床モザイクが残っているそうなのに残念。

  • コロンネ通りを進むと・・

    コロンネ通りを進むと・・

  • 振り返って。

    イチオシ

    振り返って。

  • 扉口につい目が奪われる。

    扉口につい目が奪われる。

  • ローマ時代の柱Colonne romane<br />アッピア街道の終着地に想いを馳せる。

    ローマ時代の柱Colonne romane
    アッピア街道の終着地に想いを馳せる。

  • 先頭部分は、劣化防止のため、別の建物に展示されていた。<br />アッピア街道の終点ブリンディジを感じた。

    先頭部分は、劣化防止のため、別の建物に展示されていた。
    アッピア街道の終点ブリンディジを感じた。

  • Loggia Balsamo sec. XIV<br />歴史を感じる建物。

    Loggia Balsamo sec. XIV
    歴史を感じる建物。

  • Provincial Archaeological Museum &quot;Francesco Ribezzo&quot;<br />考古学博物館

    Provincial Archaeological Museum "Francesco Ribezzo"
    考古学博物館

  • 残念ながら閉館日。

    残念ながら閉館日。

  • でも扉が開いていて、ここだけ写真撮っていいですか?とパチリ。

    でも扉が開いていて、ここだけ写真撮っていいですか?とパチリ。

  • 中庭。

    中庭。

  • プリミティブな感じ。

    プリミティブな感じ。

  • 双頭の鳥。

    双頭の鳥。

  • 象のような・・

    象のような・・

  • 海岸通りに出ると真っ青な海。

    海岸通りに出ると真っ青な海。

  • 海辺は豪華な館が続いていた。

    海辺は豪華な館が続いていた。

  • バロックな持ち送り。

    バロックな持ち送り。

  • プーリアらしい港。

    プーリアらしい港。

  • ホテルも並ぶ。

    ホテルも並ぶ。

  • 風が強くて少し寒い。風避けのある店でランチ。

    風が強くて少し寒い。風避けのある店でランチ。

  • 海のリゾット。美味しかった。

    海のリゾット。美味しかった。

  • Palazzo Granafei Nervegna<br />インフォメーションがあって、親切に対応してくれた。

    Palazzo Granafei Nervegna
    インフォメーションがあって、親切に対応してくれた。

  • これベンチ。面白い!!<br />この建物にローマの柱の先頭部分が展示されていた。

    これベンチ。面白い!!
    この建物にローマの柱の先頭部分が展示されていた。

  • Church of the Holy Trinity and Saint Lucia<br />残念ながら閉まっていた。インフォメーションで聞いていたのだけど外壁だけでもと訪れた。

    Church of the Holy Trinity and Saint Lucia
    残念ながら閉まっていた。インフォメーションで聞いていたのだけど外壁だけでもと訪れた。

  • 市街に戻る、ローマ時代から往来があったと思うと感慨深い。

    市街に戻る、ローマ時代から往来があったと思うと感慨深い。

  • そして翌朝のため、B&amp;Bから駅までの道と所要時間を確認した。

    そして翌朝のため、B&Bから駅までの道と所要時間を確認した。

  • 街を守る城壁。

    街を守る城壁。

  • 堀沿いを行くと・・

    堀沿いを行くと・・

  • Swabian Castle of Brindisi<br />公的な施設となっているようで、見学できる時間もあるようだが、このときは入れなかった。

    Swabian Castle of Brindisi
    公的な施設となっているようで、見学できる時間もあるようだが、このときは入れなかった。

  • だんだん暗くなり、そぞろ歩きしながら宿へ。

    だんだん暗くなり、そぞろ歩きしながら宿へ。

  • 昼間の顔と雰囲気が変わるね。

    昼間の顔と雰囲気が変わるね。

  • まだ夕方だけど人がいない。

    まだ夕方だけど人がいない。

  • 近くにこんな塔のある教会もあったのね。

    近くにこんな塔のある教会もあったのね。

  • 明日行くよ♪

    明日行くよ♪

  • 夕食はテイクアウトで軽めに済ませた。スマートTVで自宅のような快適さだった。<br />明日はサレント半島のカザラーノに向かいます。

    夕食はテイクアウトで軽めに済ませた。スマートTVで自宅のような快適さだった。
    明日はサレント半島のカザラーノに向かいます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • クリスさん 2023/01/08 08:44:34
    サン・ベネット修道院
    ここはブリンディシでは最もグレードの高いロマネスク回廊のある教会ですね。私もコロナが無ければ行く予定だったのでいろいろ調べたのですが、朝と夕方のミサの時間以外は閉まっているようですし、観光するには予約が必要との事で地元のガイドさんにメールして予約の条件など調べてもらおうとしていたらフライトがキャンセルになってしまい、そのまま立ち消えた経緯があります。考古学博物館はポルティコさえ見られればロマネスクファンとしては大丈夫ですが、この回廊は見たいですよね。
    オフシーズンとあって街歩きは人が少なくて安心ですが、閉まっている教会が多いのは残念です。

    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2023/01/08 22:05:16
    RE: サン・ベネット修道院
    予約しないと見れないとは思っていたのですが、何も準備せずにでかけたので、残念でした。やはり地元のガイドさんなどに事前連絡しないといけないのですね。
    クリスさんは準備されていたのですね。
    そもそも1泊だけであちこち巡ろうというところに無理が出てるのですが、考古学博物館は休館日にあたりました。せめてポルティコを少し眺められただけでもラッキーでした。
    確かに全般にシーズンオフは、閉まっている教会が多くて残念でした。

    マリアンヌ

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