上野にある東京国立博物館の国宝展と上野動物園のパンダを見に行ってきました。ちなみにジャイアントパンダは中国で国宝とされています。<br />国宝展は東京国立博物館所蔵の国宝を一度に展示するという今までにない企画で、大人気だそうです。そのためチケットを取得するにも一苦労でしたが、無事取得することが出来ました。大勢の人で賑わっていた日本と中国の国宝鑑賞の旅行記です。

2022パンダ鑑賞記録☆中国の国宝も人気だけど日本の国宝も凄いんです！☆上野動物園&東京国立博物館

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2022/11/26 - 2022/11/26

1947位(同エリア4530件中)

エリア

上野・御徒町(東京)

ＪＲ上野駅構内で恒例のパンダグッズを軽くチェックしてから、いつもの公園口ではなく入谷改札口から出たところ、こんなものが飾ってあるとは知りませんでした。新たな発見です。
東京国立博物館で開催中の国宝展の国宝をイメージしたオリジナルメニューがアトレ内にある各レストランカフェで用意されているようです。
水墨画風のパンダ×刀×埴輪×着物のデザインめちゃくちゃツボ！！
このデザイン商品化してほしい！
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お目当の刀剣「三日月宗近」をモチーフにしたカクテルを求め、ハードロックカフェへ。

ハードロックカフェ上野駅東京グルメ・レストラン
こんなゴツイお店に来たのは何年ぶりだろうか、と少し戸惑ってしまいましたが、接客もよく気持ちよく過ごせました。
おひとり様でも全く問題ありませんが、友達や仲間と来るもの楽しそう。
お目当てのカクテル（ノンアルコール）を頼もう。

これが名刀三日月宗近をモチーフにしたという実物カクテル！
刀モチーフにレモンとラズベリー？が串刺し。
映えそうな見た目です。
かなり甘かったけど美味しくいただきました。
クラブハウスサンドも一緒に注文。
フライドポテトとコールスローが付いていました。
全体的に値段がお高めですが、アメリカ仕様なのかすごいボリューム！！！
味付けは良く美味しくいただけたのですが、女性にはちょっと多いかもしれません。食べ過ぎて少し胃もたれしてしまいました。。
対象レストランカフェで、「コラボメニューを注文した人に国宝カードを２枚プレゼント」ということでカードを２枚もらいました。
私が引いたカードは「秋萩帖」と「寛平御時后宮歌合」といういずれも平安時代の書跡のものです。実物を見た時も、かなや連綿の美しさに感動し見入ってしまったくらいですから記念になりました。平安時代といえば１０００年以上前。その間に数々の戦争や自然災害などがあったと思いますが、とてもいい状態で保存されていることが奇跡のように思います。
レジ横にいたパンダ。
サッカーワールドカップ開催中だったのでワールドカップ仕様でオシャレ♪
ところでワールドカップを記念して、中国からカタールにパンダ２頭が贈られました。中東では初だそうです。中東の気候にパンダが適応できるのか疑問ですが、VIP待遇のようなので末永く幸せに暮らしてほしいと思います。ちなみに送られた２頭のうちメスパンダの四海は、以前から注目していたパンダなので、いつかカタールにパンダ鑑賞旅行出来たらいいな♪なんて頭の中で夢が広がります。

ハードロックカフェの前にはクリスマスツリー♪
クリスマスツリーも上野仕様でKAWAII♪
こちらはお母さんパンダのシンシンが車掌に変身！
こちらはお父さんパンダのリーリー♪
もうすぐクリスマスか。２０２２年もあっという間だったなぁ。
コスメショップ前のパンダ（笑）
これもめちゃくちゃツボ！
パンダって何でも合う！
上野公園の銀杏並木。

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東京国立博物館にやってきました。
「トーハク」とも呼ばれているようです。
動物園に来る際にこの建物をいつも目にしていたのですが、足を踏み入れるのは初めてなのです。

東京国立博物館美術館・博物館
郵便ポストも東京国立博物館創立１５０周年記念バージョン仕様です。
マンホール柄も面白い！
宇宙人のようなイラストは縄文時代の土偶で「遮光器土偶」です。
国宝ではなく重要文化財とのことで、実物も見ましたが、何だか愛嬌があって可愛らしいです。当時は魔除けなどに使われたのでしょうか。このモチーフがお土産でも大人気だそうです。
さて入場しましょう！
チケット争奪戦に勝利し１２時３０分～の枠をゲット。
以前コロナ禍での上野動物園の観覧チケット争奪戦を思い起こさせるものでした。そういえば動物園もトーハクも東京都が運営しているから、オンラインチケットの仕組みも同じなのかもしれません。
国宝展は平成館になります。
物凄い混雑を覚悟していましたが、思っていたほどではありませんでした。
ただ国宝については一つの作品に立ち止まって長時間鑑賞するのは難しいと思いました。
作品よりお土産売り場の方が混雑が激しかったように思いました。
基本的にほとんどの作品は撮影不可なので、特に印象に残ったものだけ記録しておきます。
一番期待していたのは刀剣でした（刀剣女子ではない）。
特に一番人気で３６０度から鑑賞できる三日月宗近に心躍らせていたのですが、実物を目にしてもそこまでの感動はありませんでした（笑）。というか刀がどれも同じに見えてしまうのです（笑）。きっと刀マニアであればその違いがわかるのでしょうけど、一体どこをポイントに見ればいいのでしょうか。ただこれらの国宝とされる刀が、鎌倉、室町、戦国、江戸時代を通して、歴史上有名な人物たちに受け継がれていたのかと思うロマンを感じました。保存状態もかなり良いと思います。
国宝ではありませんが、トーハク所蔵の重要文化財も見ることができました。
特に小早川秀秋が着用されていたとされる陣羽織には興奮してしまいました。写真、画像ではわからない生地感までしっかり見れました。生地はウールかな？スムースで肌触りが良さそうなかなり高級ないい生地を使用しているのがわかります。所々小さな穴が空いていて、虫食いかとも思いましたが、もしかして敵に槍でつつかれたのではないかと思わせる鋭い小さな穴のようにも見えました。また内側には大きな「永」の字が刺繍されており、これは「命が末永くありますように」という意味が込められているとありましたが、実際は願い虚しく早死にしてしまったけど。裏切り者として歴史上悪名高い彼ですが、現代でも通用するようなお洒落なセンスの持ち主だったのだろうか。
他に名古屋城の金の鯱のレプリカがありました。かなり大きく、こんな大きなものが天守閣に付いていたなんて、地震でも来たら危ないのではないかという心配をしてしまうくらいでした。改めて尾張人は派手好みだと思いました。
「一休和尚像」の掛け軸もありました。一休さんといえばアニメで頓智が効く可愛らしい和尚さん、というイメージですが、肖像画はアニメのような印象はひとかけらもなく真逆でガッカリです。毛利家伝承の能を舞う時に着用したとされる着物も落ち着いた印象で素敵でした。国宝も素晴らしかったけど、重要文化財も負けず劣らず見応えがありました。

撮影可能だった金剛力士像。
金剛力士像といったら奈良の東大寺のものは有名ですが、これらは元々滋賀県のお寺にあったようで、災害で壊れてしまいそれをトーハクが購入、修復してこの度お披露目となったようです。
二体ありました。
こちらは口を閉じているバージョン。
迫力あります。
金剛力士像はお寺の門の左右に立って邪悪なものの侵入を防ぐ守護神だそう。
沖縄のシーサーみたいな感じ。
魔除けに欲しくなってきた。
見返り美人も撮影可能でした。
まだ国宝ではないようです。
最後にお土産売り場をざっとチェック。
こちらはかなり混雑していてレジ待ちも大行列。
土偶や埴輪グッズが大人気だそうですが、これ以上物を増やしたくないですし、気になったものはあれどそこまで心惹かれるものはなかったので、今回は珍しく何も買わず国宝展を後にしました。
さて次は中国の国宝「ジャイアントパンダ」を見に行こう。
これはその日のものではなく、１１月１２日に立ち寄った時のものです。
行った時間帯が悪く滞在時間が短かったため画像は少ないですが、記録としてまとめておきます。先ずはお父さんパンダのリーリーのところへ。外の隅っこでお昼寝中でした。
双子パンダの待ち時間が「４０分」とあり思ったより短かったため、並ぶことにしました。双子パンダの部屋に近づくとリーリーの運動場も見えるのですが、さっきまで寝てたけどようやく起きて散歩をしていました。
お昼近い時間だったので寝ているだろうとは思っていましたが、案の定寝ていた（笑）！
右側はレイレイ。
左はシャオシャオ。
ガラスの反射で大きく見えています（笑）
いつも右側にレイレイ、左側にシャオシャオが寝てるけど、定位置なのだろうか。

上野動物園といったらハシビロコウも有名。
微動だにせず。
sns上では推し武将の一人「石田三成」に似てると三成ファンから言われている。
シャンシャンの待ち時間も「４０分」とあり、思ったより短かったため並ぶことにしました。残念ながら寝ていたけど。でも顔がないよ。。
顔はどこへいった？と思いながら進むと、
木に隠れていた（笑）
この姿勢、面白い！
シャンシャン自身も首のところがストッパーになって寝やすいのかな。
ここから国宝展後のパンダ観覧です。
先ずは双子パンダから。
待ち時間「３０分」とあったので、思ったより短く拍子抜け。
もしかしたら寝てるかもしれない、と思いきややはり室内でレイレイはお昼寝中でした。
お母さんとシャオシャオが外にいる！！！
木登りしたいのだろうか。
緑のラインがしっかりとわかる。
木登りしようかどうしようか迷っているのかな。
ここでシャオシャオとお母さんが右隅に移動しわちゃわちゃしていたようですが、位置取りに失敗しそこは見えず。。前にいた人、動画撮影していたからか譲ってどいてくれるとか全然してくれないし、ちょっとイライラ。。

するとお母さんのシンシンがこちらへやってきてくれました！
ところで上野動物園のパンダ観覧のマナー問題は以前から問題視されていましたが、私はたまにしか行けないですし、幸運にもこれまでそんなに気になるような場面に遭遇したことはなかったのですが、今回はちょっと気になる場面に遭遇してしまっためモヤモヤが募りました。全身黒づくめのわかりやすいパンダファンではなく、普通の格好をしたパンダ好き？な人達だったのが意外でした。限られた時間しかないのだからパンダくらい気持ちよく観覧したいのだけど。。
ちょっとモヤモヤした気持ちを抱えながら急いでシャンシャンのいる東園へ。
シャンシャンの観覧列は１５時で締め切るとアナウンスされていました。そんなに混雑しているのかと思いきや待ち時間は「６０分」とあったので意外でした。
列の途中で前列観覧と後列観覧のレーンに分かれるのだけど、後列レーンの方が早く観覧出来るので、急いでいたこともあって後列に行ったら５分もせずにすぐに観覧出来ました。
シャンシャンは後ろ姿だったけど、起きて食事中でした。
あのまま前列に並んでいたら、更に４０分待つ必要があり観覧時には寝ていた可能性もあるので後列に来て正解でした。
後列は写真に前列の人が入り込んでしまい、上手く撮影できない可能性もありますが、ちょうど列が途切れたタイミングを逃さず撮影。
来年の２月から３月の間に帰国が正式に決まりました。
会えなくなるのは寂しいけど、今度こそ中国へ帰れるといいね。
無駄に広い中国の方がシャンシャンには幸せだと思うのです（本人の気持ちはわかりませんが）。帰国前にまた会いに来たいです。