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写真は余市にあるニッカウイスキー蒸留所見学の<br />スタート時点の写真です。<br />最初にニッカウヰスキーのシンボルとして有名な<br />ヒゲおじさんの説明です。<br /><br />ガイドさんの説明によると<br />「1965年に登場して以来、<br />ニッカウイスキー株式会社のマスコットキャラクター<br />とも呼べる存在になりました。」ということです。<br />このヒゲおじさんはそもそも誰かというと<br />「「元ネタ」となったのは19世紀英国の<br />「W・P・ローリー卿」という人物。<br />ローリー卿は、香りの効き分けが得意であった<br />とされるウイスキーブレンドの名人で、<br />「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」<br />と呼ばれていました。<br />描かれているのは、ウイスキーの原酒をテイスティング<br />している姿なのだそうです。」と説明されています。<br /><br />私の余市ウイスキー工場見学の目的は<br />NHK連続テレビ小説「マッサン」で有名になった<br />日本産ウイスキー発祥の聖地を直接見たかったからです。<br />主人公エリーの口ずさむ愛唱歌<br />「広い河の岸辺(The water is wide)」は<br />私のビザ手続きの手違いでウズベキスタンのタシケント空港に<br />2日間、待合ロビーで床に寝泊まりした時に勇気を与えてくれました。<br />ご参考の旅のブログ<br />「還暦夫婦 サマルカンド3カ国<br />タシケント(初日)とタシケント空港(最終2泊3日)<br />52時間滞在記(2016/04/26 - 2016/05/10)」<br />https://4travel.jp/travelogue/11133632<br /><br />私たちの旅のバタバタドラマは「マッサン」のメインテーマ<br />である“愛すべき滑稽なる夫婦の丁々発止”<br />に通じるものがあるのかもしれません。<br /><br />今日の予定は<br />午前中は札幌市内の散策(買い物含む)<br />午後は余市でウイスキー工場の見学<br />夕方は小樽の運河を見学します。<br />今日一日は歩く距離が長くてとても疲れた一日となりました。<br />

No.3北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/11(火)余市編

10いいね!

2022/10/11 - 2022/10/11

195位(同エリア319件中)

2013tomo

2013tomoさん

この旅行記スケジュールを元に

写真は余市にあるニッカウイスキー蒸留所見学の
スタート時点の写真です。
最初にニッカウヰスキーのシンボルとして有名な
ヒゲおじさんの説明です。

ガイドさんの説明によると
「1965年に登場して以来、
ニッカウイスキー株式会社のマスコットキャラクター
とも呼べる存在になりました。」ということです。
このヒゲおじさんはそもそも誰かというと
「「元ネタ」となったのは19世紀英国の
「W・P・ローリー卿」という人物。
ローリー卿は、香りの効き分けが得意であった
とされるウイスキーブレンドの名人で、
「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」
と呼ばれていました。
描かれているのは、ウイスキーの原酒をテイスティング
している姿なのだそうです。」と説明されています。

私の余市ウイスキー工場見学の目的は
NHK連続テレビ小説「マッサン」で有名になった
日本産ウイスキー発祥の聖地を直接見たかったからです。
主人公エリーの口ずさむ愛唱歌
「広い河の岸辺(The water is wide)」は
私のビザ手続きの手違いでウズベキスタンのタシケント空港に
2日間、待合ロビーで床に寝泊まりした時に勇気を与えてくれました。
ご参考の旅のブログ
「還暦夫婦 サマルカンド3カ国
タシケント(初日)とタシケント空港(最終2泊3日)
52時間滞在記(2016/04/26 - 2016/05/10)」
https://4travel.jp/travelogue/11133632

私たちの旅のバタバタドラマは「マッサン」のメインテーマ
である“愛すべき滑稽なる夫婦の丁々発止”
に通じるものがあるのかもしれません。

今日の予定は
午前中は札幌市内の散策(買い物含む)
午後は余市でウイスキー工場の見学
夕方は小樽の運河を見学します。
今日一日は歩く距離が長くてとても疲れた一日となりました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今朝の札幌市内散策は冷たい霧雨から始まりました。<br />私たちはホテルから歩いて大通公園付近を歩いてみることに<br />しました。<br />来年の2月の札幌雪祭りに再度札幌を訪れますのでその時の<br />為の下見も兼ねています。<br />冷たい雨のせいか公園を歩いている人はあまりいませんでした。<br />それでも私たちと同年配の観光客風のご夫婦が写真を撮って<br />いました。<br />彼等も「大人の休日倶楽部」の仲間かな?

    今朝の札幌市内散策は冷たい霧雨から始まりました。
    私たちはホテルから歩いて大通公園付近を歩いてみることに
    しました。
    来年の2月の札幌雪祭りに再度札幌を訪れますのでその時の
    為の下見も兼ねています。
    冷たい雨のせいか公園を歩いている人はあまりいませんでした。
    それでも私たちと同年配の観光客風のご夫婦が写真を撮って
    いました。
    彼等も「大人の休日倶楽部」の仲間かな?

    大通公園 公園・植物園

  • 札幌テレビ塔が濡れた街路に逆様に移っていました。<br />今日は休日明けの企業の出勤日なのにどうして歩いている人が<br />こんなにすくないのだろう?

    札幌テレビ塔が濡れた街路に逆様に移っていました。
    今日は休日明けの企業の出勤日なのにどうして歩いている人が
    こんなにすくないのだろう?

    大通公園 公園・植物園

  • 雨の中を歩いていても仕方がないので<br />私たちは地下道を通って札幌駅まで行って<br />今日の移動方法の下見をすることにしました。

    雨の中を歩いていても仕方がないので
    私たちは地下道を通って札幌駅まで行って
    今日の移動方法の下見をすることにしました。

    大通公園 公園・植物園

  • 地下街におりて何故、大通公園を歩いている人が少ないのか<br />分かりました。<br />札幌は地下街が発達した町であることを思い出しました。<br />雨や雪の日は札幌市民は地下街を歩いて移動していたのです。<br />冷たい雨に濡れながら街路を歩くなんて物好きな観光客くらい<br />しかいません。<br />地下街の通りは通勤する人たちが溢れていました。

    地下街におりて何故、大通公園を歩いている人が少ないのか
    分かりました。
    札幌は地下街が発達した町であることを思い出しました。
    雨や雪の日は札幌市民は地下街を歩いて移動していたのです。
    冷たい雨に濡れながら街路を歩くなんて物好きな観光客くらい
    しかいません。
    地下街の通りは通勤する人たちが溢れていました。

  • 札幌駅の近くまで歩いてくると人ごみが溢れていて<br />長い行列が出来ています。<br />(なんだろう?)<br />好奇心の強い私たちは早速その行列の最後尾に並んで<br />見ました。<br />「この行列は何のためですか?」と前に並んでいる<br />ご婦にい聞いてみます。<br />「お菓子の安売りをしています。」との回答です。<br />私は前方に歩いて行き何のお菓子の販売か調査を開始<br />します。

    札幌駅の近くまで歩いてくると人ごみが溢れていて
    長い行列が出来ています。
    (なんだろう?)
    好奇心の強い私たちは早速その行列の最後尾に並んで
    見ました。
    「この行列は何のためですか?」と前に並んでいる
    ご婦にい聞いてみます。
    「お菓子の安売りをしています。」との回答です。
    私は前方に歩いて行き何のお菓子の販売か調査を開始
    します。

    札幌駅

  • 何のお菓子の安売りをしているのかわかりました。<br />「わかさいも1個、4個入り半額。4個入りで254円」<br />というプレートを持ったお店のお兄さんが立っていました。<br />(半額セールスか~!)<br />「このわかさいもは幾つでも半額ですか?」と質問すると<br />「幾つ買われても半額です。」と明るい声で答えます。<br />「売り切れる可能性はありますか?」と追加質問をすると<br />「在庫はどんどん出しますので売り切れることはありません。」<br />ときっぱりとした返事が返ってきました。<br />私は嬉しくなって<br />「あなたの写真を撮っても良いですか?」という厚かましい<br />お願いをすると<br />「私は半額ではありません。」という小気味の良い回答が<br />返ってきました。<br />私は収集した情報を家内に伝えるため行列の最後尾に早足で<br />戻ります。<br />しかしそこはもう最後尾ではなく後ろにはさらに長い行列が<br />出来ていました。<br />私が家内に情報を報告しているとまわりの人たち(特に女性たち)<br />が聞き耳を立てているのが分かりました。

    何のお菓子の安売りをしているのかわかりました。
    「わかさいも1個、4個入り半額。4個入りで254円」
    というプレートを持ったお店のお兄さんが立っていました。
    (半額セールスか~!)
    「このわかさいもは幾つでも半額ですか?」と質問すると
    「幾つ買われても半額です。」と明るい声で答えます。
    「売り切れる可能性はありますか?」と追加質問をすると
    「在庫はどんどん出しますので売り切れることはありません。」
    ときっぱりとした返事が返ってきました。
    私は嬉しくなって
    「あなたの写真を撮っても良いですか?」という厚かましい
    お願いをすると
    「私は半額ではありません。」という小気味の良い回答が
    返ってきました。
    私は収集した情報を家内に伝えるため行列の最後尾に早足で
    戻ります。
    しかしそこはもう最後尾ではなく後ろにはさらに長い行列が
    出来ていました。
    私が家内に情報を報告しているとまわりの人たち(特に女性たち)
    が聞き耳を立てているのが分かりました。

    札幌駅

  • 店先を見るとほかのお菓子の半額セールスもやっています。

    店先を見るとほかのお菓子の半額セールスもやっています。

    札幌駅

  • フィナンシェという名前のお菓子の様です。<br />広告には「罪深きバターの誘惑」というキャッチフレーズ<br />が書かれています。<br />(これも買おう!)<br />私たちは「安売り」の誘惑には弱いのです。<br />家内は行列の中で周りのご婦人方に私が収集してきた情報提供と<br />購入時の値段の計算をアドバイスしています。<br />杖をついた年配のご婦人から30個買いたいと<br />幾らかと相談されたのです。<br />行列をしている間に小さなコミュニティーが形成されたようです。<br />(これは”ストックホルム症候群”の一種かもしれません)<br />※ストックホルム症候群(Stockholmssyndrome)<br />Stockholmssyndromeは、誘拐事件や監禁事件などの<br />犯罪被害者についての臨床において被害者が<br />生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを<br />築ことをいう<br />正確な意味とは異なりますが行列している人たちに<br />「心理的なつながり」が発生しました。<br />私たちは何を目的に地下街に来たのか既に忘れています。<br />

    フィナンシェという名前のお菓子の様です。
    広告には「罪深きバターの誘惑」というキャッチフレーズ
    が書かれています。
    (これも買おう!)
    私たちは「安売り」の誘惑には弱いのです。
    家内は行列の中で周りのご婦人方に私が収集してきた情報提供と
    購入時の値段の計算をアドバイスしています。
    杖をついた年配のご婦人から30個買いたいと
    幾らかと相談されたのです。
    行列をしている間に小さなコミュニティーが形成されたようです。
    (これは”ストックホルム症候群”の一種かもしれません)
    ※ストックホルム症候群(Stockholmssyndrome)
    Stockholmssyndromeは、誘拐事件や監禁事件などの
    犯罪被害者についての臨床において被害者が
    生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを
    築ことをいう
    正確な意味とは異なりますが行列している人たちに
    「心理的なつながり」が発生しました。
    私たちは何を目的に地下街に来たのか既に忘れています。

    札幌駅

  • この写真は半額セールスの誘惑に負けてしまった<br />私たちの買い物の戦利品です。<br />旅の初めにお土産を買うのことは荷物が重たくなる<br />原因となりますので絶対に避ける反則行為でした。<br />旅の3日目から私は重たくなったリュックサックを<br />担いで歩く羽目になりました。<br />欲望に弱いのは体重が増える原因と共通するものが<br />あります。<br />仕方がないので<br />私たちは毎日おやつとして「わかさいも」を食べることに<br />しました。見えないくらいの昆布が入っていますが味はしません。<br />増えたリュックサックの重さを私の体重に付け替える作戦<br />です。<br />でも深い意味はありません。<br />美味しく頂いただけです。

    この写真は半額セールスの誘惑に負けてしまった
    私たちの買い物の戦利品です。
    旅の初めにお土産を買うのことは荷物が重たくなる
    原因となりますので絶対に避ける反則行為でした。
    旅の3日目から私は重たくなったリュックサックを
    担いで歩く羽目になりました。
    欲望に弱いのは体重が増える原因と共通するものが
    あります。
    仕方がないので
    私たちは毎日おやつとして「わかさいも」を食べることに
    しました。見えないくらいの昆布が入っていますが味はしません。
    増えたリュックサックの重さを私の体重に付け替える作戦
    です。
    でも深い意味はありません。
    美味しく頂いただけです。

    JRイン札幌駅南口 宿・ホテル

  • お土産の荷物をホテルに戻って置いてきました。<br />私たちは旅の本来の目的である小樽、余市へ<br />出発することにしました。

    お土産の荷物をホテルに戻って置いてきました。
    私たちは旅の本来の目的である小樽、余市へ
    出発することにしました。

    札幌駅

  • 札幌から小樽への鉄路を走っていると<br />お天気が良くなってきました。<br />「晴れ男」の本領発揮です。

    札幌から小樽への鉄路を走っていると
    お天気が良くなってきました。
    「晴れ男」の本領発揮です。

    JR小樽駅

  • 小樽駅に到着しました。<br />ここで快速から普通に乗り換えて余市へ向かいます。<br />ホームには石原裕次郎さんの懐かしい甘い歌声が流れています。<br />(なぜだろう?)<br />駅の案内図を見ると近くに石原裕次郎記念館がありました。<br />裕次郎さんは父上の転勤で3歳から9歳までの6年間を小樽で<br />過ごしたそうです。<br />記念館は残念ながら老朽化等の為2017年8月31日に閉館されました。<br />(時は川の流れのように過ぎゆくのですね)

    小樽駅に到着しました。
    ここで快速から普通に乗り換えて余市へ向かいます。
    ホームには石原裕次郎さんの懐かしい甘い歌声が流れています。
    (なぜだろう?)
    駅の案内図を見ると近くに石原裕次郎記念館がありました。
    裕次郎さんは父上の転勤で3歳から9歳までの6年間を小樽で
    過ごしたそうです。
    記念館は残念ながら老朽化等の為2017年8月31日に閉館されました。
    (時は川の流れのように過ぎゆくのですね)

    JR小樽駅

  • 余市行きの普通車、発車迄1時間ほどありましたので<br />駅の周辺を探検することにしました。<br />改札口を出て左側の坂道を上がると三角市場という<br />マーケットがありました。<br />

    余市行きの普通車、発車迄1時間ほどありましたので
    駅の周辺を探検することにしました。
    改札口を出て左側の坂道を上がると三角市場という
    マーケットがありました。

    三角市場 お土産屋・直売所・特産品

  • 外国からの観光客を含め大勢の観光客が訪れています。<br />(そうか今日は10月11日、コロナの水際対策の規制緩和が<br />開始されたんだ!)<br />それでも外国人観光客が小樽迄足を延ばしているなんて<br />驚きです。<br />もうすぐ私たちの海外旅行へも規制緩和が開始されるかも<br />しれないと淡い期待が胸に浮かんできました。

    外国からの観光客を含め大勢の観光客が訪れています。
    (そうか今日は10月11日、コロナの水際対策の規制緩和が
    開始されたんだ!)
    それでも外国人観光客が小樽迄足を延ばしているなんて
    驚きです。
    もうすぐ私たちの海外旅行へも規制緩和が開始されるかも
    しれないと淡い期待が胸に浮かんできました。

    三角市場 お土産屋・直売所・特産品

  • 店先には蟹、八角、しゃこ等の新鮮な魚介類が陳列<br />されていました。<br />海鮮丼等の食堂もお客さん(観光客)が一杯(丁度お昼時)<br />でとても中に入れない状況です。<br />外でも待ち客が座っていました。<br />店先に掲示されているメニューを見るとお値段は2千円<br />クラスとお高めでした。

    店先には蟹、八角、しゃこ等の新鮮な魚介類が陳列
    されていました。
    海鮮丼等の食堂もお客さん(観光客)が一杯(丁度お昼時)
    でとても中に入れない状況です。
    外でも待ち客が座っていました。
    店先に掲示されているメニューを見るとお値段は2千円
    クラスとお高めでした。

    三角市場 お土産屋・直売所・特産品

  • 余市へ向かう普通がホームに入ってきました。

    余市へ向かう普通がホームに入ってきました。

    JR小樽駅

  • 余市駅に到着です。

    余市駅に到着です。

    余市駅

  • 改札口を出ると通りのまっすぐ向こうに<br />ニッカウヰスキー蒸留所が見えています。<br />私たちの見学は3時からスタートします。<br />ネットで予約済みです。

    改札口を出ると通りのまっすぐ向こうに
    ニッカウヰスキー蒸留所が見えています。
    私たちの見学は3時からスタートします。
    ネットで予約済みです。

    余市駅

  • ニッカウヰスキー蒸留所の入り口です。<br />ヨーロッパの城郭の城門の様です。<br />スコットランドでスカイ島観光をしたときに<br />途中で立ちよった城郭に似ています。<br />そういえば秋空の薄い青色もスコットランドで見た<br />空の色と似ています。<br /><br />(ご参考の旅のブログ)<br />還暦過ぎ夫婦、<br />世界一周旅行スコットランド「翼の島」<br />スカイ島ツアーの3日目、幻のゲール語<br />(2017/09/17 - 2017/09/19)<br />https://4travel.jp/travelogue/11293405

    ニッカウヰスキー蒸留所の入り口です。
    ヨーロッパの城郭の城門の様です。
    スコットランドでスカイ島観光をしたときに
    途中で立ちよった城郭に似ています。
    そういえば秋空の薄い青色もスコットランドで見た
    空の色と似ています。

    (ご参考の旅のブログ)
    還暦過ぎ夫婦、
    世界一周旅行スコットランド「翼の島」
    スカイ島ツアーの3日目、幻のゲール語
    (2017/09/17 - 2017/09/19)
    https://4travel.jp/travelogue/11293405

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 蒸留所の見学が始まります。

    蒸留所の見学が始まります。

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 蒸留所の内部です。<br />面白いのは各蒸留装置の上に白い紙の「紙垂(しで)」が<br />巻かれていることです。<br />※「紙垂(しで)」<br />「紙垂(しで)」は、「四出」「垂」とも書き、<br />神社の注連縄(しめなわ)や玉串についている白い紙のことです。<br />「紙垂」は神聖であることを示す印で、悪いものを寄せ付けない<br />ためにつけます。<br />ウイスキー(蒸留酒)はスピリッツと呼ばれる<br />ことがあります。<br />なぜ、蒸溜酒は「スピリッツ」と呼ばれるようになった<br />のでしょうか。<br />諸説ありますが、一説では、英語の「spirit(スピリット)」<br />には「精神」や「魂」という意味があるため、魂に働きかける<br />ような「火の酒(蒸溜酒)」に「spirits(スピリッツ)」<br />を当てたのではないか、といわれています。<br />余市の蒸留所では西欧の「神」と日本の「神」の習合で独自の<br />ニッカウヰスキーが醸し出されていること思いました。

    蒸留所の内部です。
    面白いのは各蒸留装置の上に白い紙の「紙垂(しで)」が
    巻かれていることです。
    ※「紙垂(しで)」
    「紙垂(しで)」は、「四出」「垂」とも書き、
    神社の注連縄(しめなわ)や玉串についている白い紙のことです。
    「紙垂」は神聖であることを示す印で、悪いものを寄せ付けない
    ためにつけます。
    ウイスキー(蒸留酒)はスピリッツと呼ばれる
    ことがあります。
    なぜ、蒸溜酒は「スピリッツ」と呼ばれるようになった
    のでしょうか。
    諸説ありますが、一説では、英語の「spirit(スピリット)」
    には「精神」や「魂」という意味があるため、魂に働きかける
    ような「火の酒(蒸溜酒)」に「spirits(スピリッツ)」
    を当てたのではないか、といわれています。
    余市の蒸留所では西欧の「神」と日本の「神」の習合で独自の
    ニッカウヰスキーが醸し出されていること思いました。

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 私たちが見学をしていると作業の方が蒸留器の下にある<br />かまど(炉)の蓋を開けて石炭を入れ始めました。<br />5メートル以上離れている私達の所までかまどの熱気が<br />伝わってきます。<br />ガイドさんへ<br />「ここに立っていてもかまどの熱気が伝わってきますが、<br />あの炉の近くで感じる熱さはどのくらいなのですか?」<br />と質問すると<br />「4~5倍の熱さです。作業をしている方の皮膚は赤く<br />なります。」とのことでした。<br />ウイスキーは「火酒」とも呼ばれていますがまさしく<br />まさしく「火」の心で作られる強いお酒であることが<br />わかります。<br />ウオッカは「炎酒」と書くと何かで読んだことがあります。<br />(ジョークかもしれませんが)

    私たちが見学をしていると作業の方が蒸留器の下にある
    かまど(炉)の蓋を開けて石炭を入れ始めました。
    5メートル以上離れている私達の所までかまどの熱気が
    伝わってきます。
    ガイドさんへ
    「ここに立っていてもかまどの熱気が伝わってきますが、
    あの炉の近くで感じる熱さはどのくらいなのですか?」
    と質問すると
    「4~5倍の熱さです。作業をしている方の皮膚は赤く
    なります。」とのことでした。
    ウイスキーは「火酒」とも呼ばれていますがまさしく
    まさしく「火」の心で作られる強いお酒であることが
    わかります。
    ウオッカは「炎酒」と書くと何かで読んだことがあります。
    (ジョークかもしれませんが)

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 蒸留されたウイスキーは貯蔵庫で長期間寝かされて<br />熟して行きます。<br />その間にウイスキーが樽から少しずつ蒸発して行きます。<br />これを「天使の分け前(エンジェルズシェア)」と呼んでいます。<br />私たちが飲んでいるウイスキーは天使が飲んだ後の「おこぼれ」<br />を頂いているのです。<br />天使と分け合ってお酒を楽しむという発想が面白いと思います。

    蒸留されたウイスキーは貯蔵庫で長期間寝かされて
    熟して行きます。
    その間にウイスキーが樽から少しずつ蒸発して行きます。
    これを「天使の分け前(エンジェルズシェア)」と呼んでいます。
    私たちが飲んでいるウイスキーは天使が飲んだ後の「おこぼれ」
    を頂いているのです。
    天使と分け合ってお酒を楽しむという発想が面白いと思います。

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 見学が終わって私もウイスキーを頂くことにしました。<br /><br />天使からの「おこぼれ」の無料試飲ウイスキーです。<br />3種類あって「シングルモルト余市」、「スーパーニッカ」、<br />「アップルワイン」の3つのグラスです。<br />グラスの向こうに見える<br />ウイスキー貯蔵所の赤い屋根と<br />その向こうに広がる雲の多い秋空に<br />一瞬ですがスコットランドでウイスキーを<br />味わっているような幻想に誘いこまれました。<br />右は家内のアップルジュースです。<br /><br />ウイスキーは火のお酒で神々のスピリッツ(霊)を<br />持っていると感じました。

    見学が終わって私もウイスキーを頂くことにしました。

    天使からの「おこぼれ」の無料試飲ウイスキーです。
    3種類あって「シングルモルト余市」、「スーパーニッカ」、
    「アップルワイン」の3つのグラスです。
    グラスの向こうに見える
    ウイスキー貯蔵所の赤い屋根と
    その向こうに広がる雲の多い秋空に
    一瞬ですがスコットランドでウイスキーを
    味わっているような幻想に誘いこまれました。
    右は家内のアップルジュースです。

    ウイスキーは火のお酒で神々のスピリッツ(霊)を
    持っていると感じました。

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 写真は竹鶴氏が妻エリーのために建てた自宅です。<br />彼女が住んでいたスコットランドの実家の様子に似せて<br />門が造られたそうです。<br />余市の蒸留所で「マッサン」の世界を充分味わうことが<br />できました。<br />私たちも次の旅へ「広い川辺の岸辺」の歌のように旅のボート<br />を漕ぎだします。<br /><br />「広い川辺の岸辺」の「飛んでいく翼もない…」<br />という歌を聴くと<br />ウズベキスタンのタシケント空港で<br />2日間ロビーの床の上でゴロ寝した記憶が蘇ります。<br />不安で、辛くて、苦しい体験だったはずなのですが<br />今は懐かしく思い出されます。<br />時間はウイスキーの醸造と同じで<br />「辛い体験」を「芳醇な想い出」へ<br />と発酵させ蒸留する力を与えてくれます。<br />「漕ぎ出そう二人で…」<br />(参考ブログ)<br />還暦夫婦 サマルカンド3カ国タシケント(初日)と<br />タシケント空港(最終2泊3日)52時間滞在記 <br />2016/04/26 - 2016/05/10<br />https://4travel.jp/travelogue/11133632<br /><br />余市の後は小樽の運河を訪ねます。

    写真は竹鶴氏が妻エリーのために建てた自宅です。
    彼女が住んでいたスコットランドの実家の様子に似せて
    門が造られたそうです。
    余市の蒸留所で「マッサン」の世界を充分味わうことが
    できました。
    私たちも次の旅へ「広い川辺の岸辺」の歌のように旅のボート
    を漕ぎだします。

    「広い川辺の岸辺」の「飛んでいく翼もない…」
    という歌を聴くと
    ウズベキスタンのタシケント空港で
    2日間ロビーの床の上でゴロ寝した記憶が蘇ります。
    不安で、辛くて、苦しい体験だったはずなのですが
    今は懐かしく思い出されます。
    時間はウイスキーの醸造と同じで
    「辛い体験」を「芳醇な想い出」へ
    と発酵させ蒸留する力を与えてくれます。
    「漕ぎ出そう二人で…」
    (参考ブログ)
    還暦夫婦 サマルカンド3カ国タシケント(初日)と
    タシケント空港(最終2泊3日)52時間滞在記 
    2016/04/26 - 2016/05/10
    https://4travel.jp/travelogue/11133632

    余市の後は小樽の運河を訪ねます。

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 小樽の運河にやって来ました。<br />実は私たちは歩き疲れてかなり疲労困憊しています。<br />

    小樽の運河にやって来ました。
    実は私たちは歩き疲れてかなり疲労困憊しています。

    小樽運河 名所・史跡

  • 運河には遊覧船があったのですが<br />観光客が少ないせいか今日は休業の様でした。

    運河には遊覧船があったのですが
    観光客が少ないせいか今日は休業の様でした。

    小樽運河 名所・史跡

  • 小樽駅から運河までは緩い下り坂だったのでまだ歩けた<br />のですが帰り道は大変でした。<br />歩けなくなったら私たちのような個人旅行は出来ません。<br />日頃の鍛錬が大切だと思います。

    小樽駅から運河までは緩い下り坂だったのでまだ歩けた
    のですが帰り道は大変でした。
    歩けなくなったら私たちのような個人旅行は出来ません。
    日頃の鍛錬が大切だと思います。

    小樽運河 名所・史跡

  • 今日はよく歩きました。<br />でも札幌に帰ってきたわたしたちは<br />最後の仕上げとして札幌タワーに登ります。<br />私たちのめげない努力のご褒美に<br />札幌は素晴らしい夜景を見せてくれました。<br />今日も頑張ってよかった。<br />明日は旭川に移動して層雲峡を訪れる予定です。

    今日はよく歩きました。
    でも札幌に帰ってきたわたしたちは
    最後の仕上げとして札幌タワーに登ります。
    私たちのめげない努力のご褒美に
    札幌は素晴らしい夜景を見せてくれました。
    今日も頑張ってよかった。
    明日は旭川に移動して層雲峡を訪れる予定です。

    札幌駅

  • 夕ご飯は駅の地下とコンビニで美味しそうな<br />お弁当を買ってきてホテルの部屋で食べました。<br />この方がレストランで食べるより寛げます。<br />たくさん歩いたおかげで食欲も十分あります。<br />後はぐっすり寝て明日の旅に備えます。<br />おやすみなさい!

    夕ご飯は駅の地下とコンビニで美味しそうな
    お弁当を買ってきてホテルの部屋で食べました。
    この方がレストランで食べるより寛げます。
    たくさん歩いたおかげで食欲も十分あります。
    後はぐっすり寝て明日の旅に備えます。
    おやすみなさい!

    JRイン札幌駅南口 宿・ホテル

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