2022/10/12 - 2022/10/12
293位(同エリア430件中)
2013tomoさん
- 2013tomoさんTOP
- 旅行記352冊
- クチコミ156件
- Q&A回答233件
- 373,783アクセス
- フォロワー77人
この旅行記スケジュールを元に
写真は層雲峡ロープウェイの展望台から見た虹のアーチです。
目線の下に虹を見るなんて生まれて初めてです。
今日は札幌駅を出発し、旭川駅に到着してすぐにバスで層雲峡を
訪問する予定です。
時々小雨が降る曇りがちな天気でしたので層雲峡の紅葉や絶景を
見ることは諦めていました。
でも麓からロープウェイが出発して暫くすると
後ろの窓の横に
ぼんやりした色彩が浮かんで見えてきました。
私の目が疲れて錯覚しているのかなと思っていると
そのぼんやりした色彩が右の方角に弧を描きながら
ゆっくり成長してきました。
「虹だ!虹が私たちを出迎えてくれたのだ!」
と胸がわくわくして来ました。
「どうぞ、途中で虹が消えてしまわない様に…。」
とお祈りしながらロープウェイのガラス窓から
写真を撮り続けました。
私たちの旅と虹はご縁があります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
私たちは朝早く旭川に向かいます。
06:35札幌駅発→08:00旭川駅着(特急ライラック1号・旭川行)札幌駅 駅
-
旭川駅は新しくて広々としたモダンな駅です。
旭川を訪ねた目的の一つは三浦綾子さんの暮らした街を
訪れたかったからです。
子供の頃テレビで見た「氷点」の町を感じることを期待して
居ました。
※『氷点』豆知識:
『氷点』(ひょうてん)は、クリスチャン作家三浦綾子の小説。
『朝日新聞』朝刊に1964年12月9日から1965年11月14日まで連載され、
1965年に朝日新聞社より刊行された。
また、続編となる『続氷点』が
1970年5月12日から1971年5月10日まで
連載され、1971年に朝日新聞社より刊行された。
連載終了直後の1966年にテレビドラマ化および映画化され、
以降繰り返し映像化されている。旭川駅 駅
-
2日間宿泊するJRイン旭川にチェックインした後、
バスの運行(層雲峡行き、旭岳行き)の情報収集に
バスの情報センターを訪れます。
センターの中には道北バス と旭川電気軌道の窓口が
並んでいました。道北バス 乗り物
-
層雲峡行バスは8番線から出発します。
バスの乗車券は「かみくるパス」を購入しました。
「かみくるパス」は2日乗車券大人4,000円がその時は2,800円で
購入できるのでお得です。
Myチケットのパスのスマホ画面を乗務員に見せることで
支払うことが出来ます。
但し必ず整理券が必要になりますので
乗車時に取るのを忘れないようにしてください。
降車の際に整理券を運賃箱へ入れます。
旭川駅から上川森のテラスバスタッチ
(上川駅出て右20mにありました)経由 層雲峡終点の
バスの時刻表
https://www.dohokubus.com/files/kamikawa_souun.pdf道北バス 乗り物
-
バスの内部はこんな感じです。
ワンマンバスです。道北バス 乗り物
-
辺りが山に囲まれ
層雲峡が近づいていてきました。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
層雲峡の登山口にバスが停車します。
ここからロープウェイで展望台へ向かいます。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
私たちは歩いてロープウェイ乗り場へ向かいます。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
ロープウェイ入口に「温泉むすめ」の
看板が私を出迎えてくれました。
「こんな格好をして層雲峡を歩いていると
風邪をひきますよ!」大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
ロープウェイで層雲峡へ出発します。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
ロープウェイは斜面を横目に見ながら
空中を駆け上ります。
山麓の樹々の色を見ると秋の気配を
あまり感じさせません。
紅葉には少し早かったのかなあ…。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
暫く走っているとロープウェイの左側山腹に
ぼんやりとした色が付いた靄(もや)のようなものが現れてきました。
(錯覚なのでしょうか?私の目がおかしくなって来たのかな…。)大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
暫くするとぼんやりとした霧のようなものがきれいなアーチを
造り始めました。
「これは虹だ!ロープウェイは虹の門をくぐり抜けてきたんだ。」
このような体験は私が早春のサンチャゴ巡礼路を歩いている時にも
体験しました。
その時は私が巡礼路をカタツムリのように歩いていると
先方を歩いていたアメリカ人巡礼者がこちらを振り向いて
何か大きな声で叫んでいます。
「tomo(私のこと)!後ろを見ろ!おまえの後ろだ!」
私は何が起こったのかと恐る恐る振り返りました。
彼が何を叫んでいたのか分かりました。
私は細い巡礼の上に架かる小さな虹のアーチをくぐって
歩いていたのです。
「こんなこともあるんだ…。」とその時は不思議な気持ちで
私が通り抜けた虹を眺めていました。
(参考ブログ)
『還暦一人旅、早春のスペイン巡礼路(カミーノ)
コツコツ歩いて900km、この道はいつか来た道<総集編>』
(2013/02/25 - 2013/05/21)
https://4travel.jp/travelogue/11031105
『シベリア鉄道とフランス巡礼45日間の旅
風たちぬいざ歩けやも!<総集編>』
(後半にカミーノ俳句掲載)
(2015/06/21 - 2015/08/04)
https://4travel.jp/travelogue/11028722大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
虹がはっきりとその姿を現しました。
目線の高さで虹の全景を見るのは生まれて初めてです。
最初はあまり期待していなかった層雲峡観光でした。
半世紀前にも行ったことがありました。
しかし偶然に虹を見ることが出来て
不思議な胸騒ぎを感じながら私の体は空中を駈けています。
子供から「虹の根元には何があるの?」という質問に
次のような答えがあると書かれているブログがありました。
「虹さんは常日頃のご褒美として、
清く正しく生活して、誰にも優しく、誰にも公平に
接する人だけに見せるのよ。
だから、清く正しく生活して、誰にも優しく、
誰にも公平に接する人だけが見えるの、
そしてすぐに消え去るのよ。
すぐ消える前にお祈りを捧げると叶うから
あなたもお祈りしなさい・・虹さんまた来てね。」
虹を見ると心が子供に戻るような気持がします。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
展望台からの写真です。
家内がスッポリと虹の中に入っています。
これは不思議な写真ですね。
私が周囲の写真を撮っていると
観光客のご婦人から声を掛けられます。
「すみませんが写真を撮っていただけますか。」
(オォ!また来たな)
私は何故かカメラの撮影を頼みやすい顔をした
お爺さんに見えるのでしょう。
「喜んで!」と言うと、
「ここを押してくださるだけで良いのですよ。」
と優しい言葉をかけてくれます。
(彼女はどうして私がスマホの操作が下手だと
知っているのだろう?)
私は虹を背景にご夫婦の写真を撮って差し上げました。
ご主人はなぜあんなに無愛想な顔をしているのだろう。
せっかくの素晴らしいチャンスなのにもっと笑顔をしたら
良いのに。
様々なご夫婦のスタイルがあるのですね。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
展望台から黒岳が見えました。
リフトに乗れば近くまで行けるのですが
私は高所恐怖症ですので止めました。
それにチケット売り場の方に聞いたら
ぬかるんでいると言われたからです。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
黒岳行きのリフト乗り場です。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
リフト乗り場から次々とリフトが空中へ出発してゆきます。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
私はこのリフト乗車時の注意喚起掲示板を見ただけで
体がこわばってきました。
高所恐怖症の人は想像力の豊かな人を言うのです。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
私たちは下りのロープウェイで出発地点に
戻ることにしました。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
ロープウェイが下界に戻ってきました。
何も事故がなくって良かった。
ロープウェイに乗っていると
いつも途中の空中で停止してしまう事故を
想像してしまいます。
ワゴンからロープを垂らして地上まで降りることを
想像するだけで身体が縮み上がってしまいそうです。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
ロープウェイ乗り場の横に観光センターがあったので
入ってみました。
入り口では巨大なヒグマが私たちを出迎えてくれました。
山道でこのような怪物に出くわすとひとたまりもありません。
ブログを書いていて同じような体験をしたことを思い出しました。
中国の成都でパンダ公園を訪れた時に巨大パンダを背景に同じような
写真を撮りました。
私と熊とはご縁が深いようです。
(確かカナダでもグリズリーと一緒に写真を撮った記憶もあります)
(参考のブログ)
「成都観光パンダ基地で和歌山から来たパンダの雄浜に会いました!
その1(2020年1月4日~1月7日)」
https://4travel.jp/travelogue/11590051大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
これは子熊と一緒にいた母ヒグマです。
剥製にされてしまって可哀そうに感じました。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
奥に行くと山に棲息する生き物たちが
展示されています。
狐やタヌキの眸が何だか哀しそうです。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
私たちは帰りのバスで旭川駅に帰ります。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
帰りの道には紅葉している樹々もあったのですが
全山紅葉には少し早かったかもしれません。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
-
お腹が空いて来たので食事をすることにしました。
旭川では「山頭火」というラーメン屋さんが美味しいと
聞いていましたので探して行ってみました。
(旭川駅から歩いて3分ほどの所にあります)
看板には本店と書いています。
山頭火ラーメンの由来を調べてみますと
「らーめん山頭火は1988年3月10日旭川市内の
中心部・緑橋通りにオープン。
店名は放浪の俳人、種田山頭火に由来。開業した3月10日と
語呂合わせになっています。」と書かれています。
食べ歩きのブログには
「本店は別格の旨さ!「らーめん山頭火」旭川本店
クリーミーな豚骨スープが絶品!」と書かれていました。らーめん山頭火 旭川本店 グルメ・レストラン
-
前田本舗の醤油ラーメンを隣の山頭火で提供しております。
前田本舗は従業員不足のため
しばらくお休みとの張り紙がありました。らーめん山頭火 旭川本店 グルメ・レストラン
-
私たちは早速、山頭火ラーメンの自慢の味を
味わってみることにしました。
食べてみると確かに美味しかったです。
私はスープを最後まで飲みそうになって
「高血圧なんだからスープを最後まで飲んじゃダメ!」
と家内から注意されてしまいました。
(最後まで飲みたかったのに…。)
左の前田本舗の醤油ラーメンは煮干し系
出汁が効いて美味しかったです。
チャーシューなどは小皿に盛られていました。らーめん山頭火 旭川本店 グルメ・レストラン
-
次に「ねぎめし」と言う名前の
シンプルなお料理を注文しました。
「味が薄かっらたお醤油をかけてください。」
と店員さんからのアドバイスがありましたが
しっかりと塩味が効いていて美味しかったです。らーめん山頭火 旭川本店 グルメ・レストラン
-
私たちが食べ終わってお店を出ようとすると
スーツケースを持った女性の観光客たちが
ドヤドヤと数名入ってきました。
旭川に到着したところで先ずご当地の山頭火ラーメンを
食べたいという方々でしょう。
(ここは有名なお店なんだ)
ベトナム観光で出逢ったマレーシアから来ていたご家族の
ご主人は
「北海道では毎日ラーメンばかり食べていた。」と言って
いました。
美味しい味は世界共通言語なのだと理解しました。
明日は旭岳に行きます。
山のお天気はどうなのか少し気にかかります。らーめん山頭火 旭川本店 グルメ・レストラン
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
No.3北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/11(火)余市編
2022/10/11~
余市
-
次の旅行記
No.5北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/13(木)旭岳編
2022/10/13~
旭岳・天人峡・白金
-
No.1北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!、開拓村観光も掲載)2022年10/9...
2022/10/09~
札幌
-
No.2北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/10(月)白い恋人た...
2022/10/10~
札幌
-
No.3北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/11(火)余市編
2022/10/11~
余市
-
No.4北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/12(水)層雲峡編
2022/10/12~
層雲峡
-
No.5北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/13(木)旭岳編
2022/10/13~
旭岳・天人峡・白金
-
No.6北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/13(木)旭山動物園...
2022/10/13~
旭川
-
No.7北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆ける!2022年10/14(金)~15(土)網走...
2022/10/14~
網走
-
No.8北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆ける!2022年10/15(土)最終日の網走刑務...
2022/10/15~
網走
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
層雲峡(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/9(日)~15(土)
0
31