2022/10/13 - 2022/10/13
195位(同エリア429件中)
2013tomoさん
- 2013tomoさんTOP
- 旅行記352冊
- クチコミ156件
- Q&A回答234件
- 378,776アクセス
- フォロワー78人
この旅行記スケジュールを元に
写真は青く澄んだ爽やかな秋空を背景に、
頂きを10月5日に降った初冠雪に白く覆われた
旭岳の雄姿です。
山麓には地面から噴き出す白煙が立ち上っています。
前面の火山湖には旭岳が逆さまに映っています。
水面はさざ波が立っているように見えますが
早朝からの寒さで一部が薄氷に覆われていますので
ちり緬皺のような姿になっていました。
まさしく神々が遊ぶ神域であることがわかります。
雪に覆われた頂上を見ていると
2012年5月に訪れたスイスのツエルマットにある
マッターホルンの頂を思い出しました。
大自然の美しさが昔の記憶を鮮明に呼び起こして
くれます。
(参考ブログ)
還暦夫婦 スイス サンモリッツ ベルニナ特急でイタリアへ
ツエルマットへ行く駅の列車内で財布スリ
(2012/05/30 - 2012/06/13)
https://4travel.jp/travelogue/11024909
今朝はラッキーにも「類まれなる」晴天でした。
※「類まれなる」という言葉は私たち夫婦が
スコットランドのスカイ島を訪問した時に
ツアーガイドの男性が
"It's an exceptional unusual fine day !"
と驚嘆した声をあげながら私たちツアー客を
置いてけぼりにして走り回りながら
写真を撮っていた光景を思い出したからです。
旭川駅から旭岳方面 上川森のテラスバスタッチ
(上川駅出て右20mにありました)など経由
バスの時刻表
https://www.dohokubus.com/files/kamikawa_souun.pdf
(参考ブログ)
還暦過ぎ夫婦、世界一周旅行スコットランド
「翼の島」スカイ島ツアーの2日目、
異次元世界の自然(2017/09/17 - 2017/09/19)
https://4travel.jp/travelogue/11292989
今朝は神々が遊ぶ山を私たちは散策することにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今朝の旭川駅は乳白色をした深い朝霧から
始まります。
大きくて立派な駅でビックリしました。
さらに駅の裏側の公園もきれいでした。
私の旅では「朝霧が深い朝」は良い旅が始まる予兆として
記憶されています。
2019年2月に中国雲南省元陽の少数民族ハニ族の村を
訪ねた時も出発地である新街鎮は深い朝霧に包まれていました。
(参考ブログ)
還暦過ぎ夫婦(その3)
元陽の哈尼(ハニ)族の街、新街鎮は
湧き上がる雲海に抱かれていた(2019年2月22日~3月3日)
https://4travel.jp/travelogue/11466457旭川駅 駅
-
私たちは旭川駅前の9番のバス停車場から旭岳行きの
バスに乗ります。
始発ではなかったので数人乗車していました。
今日のバス会社は旭川電気軌道です。路線バス (旭川電気軌道) 乗り物
-
暫く走っていると朝の太陽が眩く輝き始めました。
私たちの経験で朝霧が深いと天気が良くなります。路線バス (旭川電気軌道) 乗り物
-
石狩川の遠く向こうに旭岳が見えて来たようです。
大雪山 自然・景勝地
-
バスは旭岳の五合目まで登るゴンドラ乗り場前の
駐車場に到着しました。
乗車したバスです。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
旭岳ロープウェイの乗り場です。
ロープウェイ代金往復6,400円(二人分)
クレジットで支払い。 -
階段を上がるとゴンドラの発着場がありました。
旭岳ロープウェイ 乗り物
-
旭岳の方を見るとこんな感じです。
先っちょが少しだけ見えています。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
ゴンドラがどんどん登って行くと
旭岳の姿もどんどん大きく見えてきます。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
私たちを乗せたゴンドラが散策路(登山口)の
駅に到着しました。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
先ずは展望台から旭岳の雄姿全体を背景に
記念撮影をします。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
散策路に向かいます。
ロープウェイの到着した案内所の山岳ガイドさんから
「今朝はかなり冷えましたので山道に凍った所や
霜が降りているところがありますので注意して行って
下さい。」という説明がありました。
杖が左にありお借りしました。
気持ちの寄付をしました。
写真は展望台から階段を降りた左側にある小さな
水溜まりです。
水面全体が薄い氷で覆われていました。旭岳 自然・景勝地
-
私たちは左回りの散策路を歩くことにしました。
右回りの散策路は道が急で日蔭の箇所が多く
まだ凍っているところが多いと言われたからです。
また左回りの散策路からの途中に夫婦(めおと)池や
姿見の池という火山湖があり体力が残っているうちに
ゆっくりと写真撮影をすることが出来ます。旭岳 自然・景勝地
-
散策路から後ろを振り返ると大雪山系の絶景を
眺望することが出来ます。
今日は最高の散策日和だ!旭岳 自然・景勝地
-
私たちは散策路をズンズン登って行きます。
思っていたより坂道は緩やかで歩きやすく感じました。
でも10月5日の初冠雪のテレビ報道では激しい風雪の中を
観光客が歩いていました。
今日も風雪の中を歩く覚悟をしてきたのですがいつもの
「晴れ男」の神様のお陰で晴天の秋晴れを散策することが
出来そうです。旭岳 自然・景勝地
-
散策路の途中にある展望台に登ります。
他の女性グループが団子状態で階段を登ります。
後ろの人が前の人のお尻を押しています。
私もお手伝いしようと思いましたが止めておきました。旭岳 自然・景勝地
-
展望台では遠くまで広がる素晴らしい景色を
カメラに収めている若い観光客がいました。
私はその方を含めて絶景を撮影しました。旭岳 自然・景勝地
-
旭岳山麓には火山活動で形成された火山湖が
点在しています。旭岳 自然・景勝地
-
散策路を暫く歩いた後の私の姿です。
マスクをしているのが苦しくて
あごマスク状態になっています。
他の観光客も同様な状態になっていました。
標高が高いためかもしれません。旭岳 自然・景勝地
-
途中には熱い水蒸気ガスがシューシューと
噴き出している岩穴がありました。
旭岳は生きています。旭岳 自然・景勝地
-
夫婦(めおと)池が見えてきました。
どっちが奥さんかな…?
きっとご家庭の力関係で見方が
変わるのかもしれません。旭岳 自然・景勝地
-
姿見の池です。
旭岳がちり緬模様で映っています。
風がないので普通であれば鏡面のように
うつくしく姿を写しだすのでしょうが
今日は水面に薄氷が張っているので
さざ波が立っているようになっています。旭岳 自然・景勝地
-
家内は歩き疲れてきたのでここで一休みです。
まだ先があるので体力温存です。
私は前方に見える白い噴煙付近くまで歩いて
近づいてみます。
ここからでも蒸気機関車が通り抜ける時のような
ボーボーという音が聞こえてきます。旭岳 自然・景勝地
-
近づいてみる地面の至る所から白い煙が
凄い勢いで噴き出しています。
噴き出すガスの音はゴーゴーという轟音に
変化してきました。
硫黄の臭いも強くなってきましたので
少し怖くなって引き返すことにしました。旭岳 自然・景勝地
-
散策路はここから下り坂になります。
坂道を登っている時に「カランコロン」と
澄んだ鐘の音が聞こえてきました。
これがその鐘楼です。
私も記念に鐘を鳴らしました。旭岳 自然・景勝地
-
散策路は下り道になります。
よく見るとまだ氷が残っています。
この道を見たときに2015年の真夏に
サンチャゴ巡礼路のアルト・デ・ペルドン山
(標高約1,000m)からウテルガの村まで
急な坂道を駆け足で下ったことを思い出しました。
また2012年3月初めの早春の頃、
まだ残雪の残る同じ坂道を下った時には
足を滑らし泥まみれになりながら
下った記憶も蘇ってきました。
(ご参考のブログ)
還暦一人旅(巡礼23日目)
今日は灼熱のスペイン巡礼路を40キロ歩いた
ーアルト・デ・ペルドンの石ころ路下り
(2015/07/23 - 2015/07/27)
https://4travel.jp/travelogue/11047040旭岳 自然・景勝地
-
私は恐る恐る足元を一歩一歩確かめながら
下って行きます。
この時にロープウェイ降り場でお借りした
杖が役に立ちました。
まさしく「転ばぬ先の杖」でした。旭岳 自然・景勝地
-
登り道より、下り道の方が危険でした。
山岳ガイドの方がおっしゃっていた意味が
よくわかりました。
日蔭が多くて氷がまだ解けていないのです。
急な坂がありましたが写真を撮る場合ではなかったです。旭岳 自然・景勝地
-
散策路の途中には道標がありますので
迷うことはまずありません。
登山客が少なくて数名しか見ませんでした。
でも風雪が強い時は標識を見落として
登山口に迷い込んで危険な目に合うという
説明もありました。
よく道に迷う私は今日が快晴で良かったです。旭岳 自然・景勝地
-
無事にロープウェイ発着所の上に帰ってきました。
(やっぱり疲れました)
左回りで周って頂上付近に来たら引き返した方が
良かったかなと思いました。
頂上からの(下から見て右回り部分の)
下山は坂がきついのと、凍っていたり
ぬかるんでいました。
家内は膝に不安があるので怖かったと言っていました。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
壁に標高毎の気温と風速が書いてあります。
またその下には事故が発生した日時と場所、
事故内容がメモされています。
(真ん中あたりに「9/25ヒグマ」とあります)
腰に鈴をつけて歩いている若者もいました。
少しの油断が大きな事故につながります。
山歩きは細心の注意が必要であることが
分かりました。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
私たちは旭岳を後にします。
今日の晴天は本当にラッキーでした。
これはもう小さな奇跡だと思います。
昨日ゴンドラだけで登った層雲峡の黒岳より
雪も見られて良かったと思いました。
黒岳のリフトにも乗ったら違った景色を
見られたのにと思います。旭岳ロープウェイ 乗り物
-
私たちは旭川駅バス停に戻ってきました。
次は旭山動物園を観光します。
(もう疲れたのに…。)
バスの乗り放題パスを使用したいためです。旭山動物園 動物園・水族館
-
私たちが北海道旅行へ行くと言うと孫たちが
「ジジとババは旭山動物園に行くの?」と質問
してきましたので証拠写真撮影のために訪問する
ことにしました。旭山動物園 動物園・水族館
-
動物園ではまずキリンさんが私たちを
出迎えてくれました。
最近若いキリンが柵に首が挟まった事故のため死亡したと
聞いていましたのでお悔みも兼ねています。
(気持ちだけでも)
次回では旭山動物園観光の顛末を報告いたします。旭山動物園 動物園・水族館
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
No.4北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/12(水)層雲峡編
2022/10/12~
層雲峡
-
次の旅行記
No.6北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/13(木)旭山動物園...
2022/10/13~
旭川
-
No.1北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!、開拓村観光も掲載)2022年10/9...
2022/10/09~
札幌
-
No.2北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/10(月)白い恋人た...
2022/10/10~
札幌
-
No.3北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/11(火)余市編
2022/10/11~
余市
-
No.4北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/12(水)層雲峡編
2022/10/12~
層雲峡
-
No.5北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/13(木)旭岳編
2022/10/13~
旭岳・天人峡・白金
-
No.6北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/13(木)旭山動物園...
2022/10/13~
旭川
-
No.7北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆ける!2022年10/14(金)~15(土)網走...
2022/10/14~
網走
-
No.8北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆ける!2022年10/15(土)最終日の網走刑務...
2022/10/15~
網走
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旭岳・天人峡・白金(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 北海道横断7日間(余市から網走まで鉄路615kmを駆け抜ける!)2022年10/9(日)~15(土)
0
35