【香川うどん旅 2022夏 4】高松の宿紹介&市街ぶらり散歩&うどん屋も…

2022/07/18 - 2022/07/18

結局、高松は9泊。まだまだいれる勢いですが、
「その国のよさは田舎にあり」が私の旅の座右の銘の1つ。もちろん日本にも当てはまります。高松も程よい田舎と言えなくはありませんが、ぼちぼち潮時かなと。
高松の“まとめ”として宿泊した宿と市街をぶらぶらした様子、おいしかったうどん屋などをご紹介いたします。

エリア 高松(香川)

いきなりですが高松の宿はこちら。「Ten to Sen ゲストハウス」。
市街中心部にあり、南新町商店街の近く、琴電瓦町駅までは徒歩5分くらい。立地はいいと思います。レセプションは2階、3,4階が客室。

テントセンゲストハウス 高松 宿・ホテル

とても清潔なゲストハウスです。
そしてなにより宿のご主人(女性)が気さくで穏やかな方で程よい距離感で接してくれます。

細部までこだわった、とてもかわいらしい内装です。

キッキンが使えます。
IHコンロ、電子レンジ、トースター、冷蔵庫、電気ケトルあり。無料のコーヒーとティーもあります。

お部屋は男女共用ドミ(8ベッド)をチョイス。
Booking.comで予約すると3000円(個人的な割引で2730円)でした。個室もあります。

ベッドは広くてとても清潔です。
比較的空いていたこともあり、快適に過ごせました。ただ、10:00～16:00くらいは室内清掃のため部屋にはいられません。

洗面台。ピッカピカ～。

シャワールーム。各階に1個しかないのがやや難点かも。
トイレも超清潔。ウォシュレット完備。

気持ちのよい屋上あり。

洗濯機1回200円、乾燥機30分100円。
物干しスペースあり。

宿から徒歩1分で「南新町商店街」。
他にも商店街はいくつもあり、高松はアーケード商店街の総延長が日本一だそうです。雨の日でも濡れずに出かけられるのがいい。

高松南新町商店街 市場・商店街

シブい店も多数。

丸一商店 お土産屋・直売所・特産品

“バナナ問屋”いいねぇ～。
ちょっと覗いてみたら…

フルーツ大林 専門店

特大サイズバナナが5本で100円(税抜)！
これだけ異常に安い。訳あり品でしょうか？もちろん買っときました。普通においしいバナナでした…。

看板猫かわいいー。

夜になるとちょっと寂しくなりますが、雰囲気がいい。

南新町商店街から南に続く「田町商店街」。

田町商店街 市場・商店街

一画にある「スーパーマルナカ田町店」。宿から徒歩3分と近ーい。
かつては高松のローカルスーパーチェーンだったのですが現在はイオン傘下に…(WAONが使えます)。それを機に値上げされたらしいのですが、まだまだ頑張っているようです。夜になるとお弁当類が見切り品になるのですが…

おにぎり半額…

お惣菜も半額～。
超うれしー。節約派の私のためにあるようなスーパー。
ちなみにですが、丸亀町商店街の「丸亀町グリーン」というショッピングモールにある「まちマルシェきむら」というスーパーもかなり“使えます”。

節約派のわたくしではありますが、たまにはご当地もグルメいただきます。やってきたのは「ライオン通り商店街」。飲み屋が多いイメージ。

高松ライオン通商店街 市場・商店街

香川名物、骨付鳥！
骨付鳥と言えば「一鶴」が有名ですが、地元の方曰く有名になりすぎて観光地化しているとのこと。日と時間によっては2～3時間待ちなのだとか。そんなとこ行かなくても…と勧められたのがこの「蘭丸」。

骨付鳥 蘭丸 グルメ・レストラン

人生初の骨付鳥です。“おや”と“ひな”があるみたいです。どちらも900円。
“噛めば噛むほどその旨味を感じることができる”と言われれば、酒飲みの端くれとしては“おや”を選ばざるをえないでしょう。

で、こうなりました。ゴクリ。合わせてポテサラもオーダー。
うーん…ビールに合うことは間違いないですが、にしてもちょっとスパイシー過ぎる。そして硬い…。それにも増して油っこい。ちょっと期待外れでした。店によって結構違ったりするらしいので香川滞在中にリベンジします。

高松市内の移動と言えば、外せないのが琴電。
のんびりゴトゴト。旅情豊かで大好きです。

高松琴平電気鉄道 琴平線 乗り物

そして路線バス。
路線を把握していないと利用しにくいですが、そこはチャレンジあるのみ。“街攻略”の要です。

路線バス (ことでんバス) 乗り物

そしてレンタサイクル。
高松市は隠れた自転車の街。利用している方が多く、自転車レーンや駐輪場もかなり整備されています。その一環なのかレンタサイクルも充実。自分のペースで動ける自転車はやっぱり便利です。

高松市レンタサイクル 乗り物

私は琴電瓦町駅で借りてました。市内数カ所にある拠点で借りられます。

場所は地下。秘密基地の入口のよう。

驚くのはその料金。なんと24時間200円！連続借りもできます。ただ、事前の専用アプリの登録が必要。ちゃんとスタッフのおじいちゃん方がいるので全部説明してくれるので安心ですが、事前登録しておいた方がスムースに借りられます。詳しくはググってみて下さい。

高松市内中心部の見所と言えば…高松駅前にある「シンボルタワー」。

高松シンボルタワー 名所・史跡

地上30階建て。香川県一、いや四国一高い建築物でもあります。
そりゃ、登らねばなりません。

展望台はありませんが、展望スペースがあります。
もち無料～。

うわー、いい眺め～。高松中心街はやや外れますが市街と瀬戸内海が一望できます。

そして気になるのが海。海沿いの街であれば、眺めたくなるのは必然。高松港を中心としたウォーターフロント(サンポート高松)へ。開放感があり、気持ちいい。

高松港 乗り物

海沿いには遊歩道やレストランなんかもあります。

せとシーパレット 名所・史跡

遊歩道の先、玉藻防波堤の先端には総ガラス張りの赤い灯台「せとしるべ」があるんですが、暑かったので行かなかった…後悔。

高松港玉藻防波堤灯台 名所・史跡

個人的に好きなのが「片原町商店街」界隈。

片原町東部商店街 市場・商店街

なんと商店街の中を琴電が横切っています。

間近にあるのが琴電片原町駅。

駅舎に入っているスーパー「マルヨシセンター」。
いや～この下町感がたまりません。いい味出してます。

マルヨシセンター (片原町店) スーパー・コンビニ・量販店

当然昔ながらのお店が集まっています。

歩いて見ているだけで楽しいです。

そして栗林公園。
あまりこういう有料のコテコテの観光地は好きではないんですが、なんとなく出かけてしまいました。

栗林公園 公園・植物園

かなり広いです。

緑が多くて美しいです。さすが有名観光地。

人影に気づくと一斉に寄ってくる。学習能力ってすごい…。

吹上亭からの眺め。
この日は平日でガーラガラ。それがいい。天気がいいので気持ちいい！

ここの鯉もすごかった。

散歩のために410円の入園料を払う気にはなりませんが、年間パスがあり、お値段なんと2610円！近所に住んでいたらアリアリだと思います。
栗林公園、思いのほかいいとこでした。

さて、うどん屋です。
高松滞在中に巡ったうどん屋は14店。その中から8店をご紹介いたします。
まずは「松下製麺所」。
栗林公園の北300mにあります。セルフ店の王道中の王道といった感じの店。

松下製麺所 グルメ・レストラン

時刻は平日12:30頃。食事時とあってなかなか賑わっています。

おじちゃんとおばちゃんの2人で経営。古き良き雰囲気、とってもいいです。自分で麺を湯通しする店はここが初めてだったのでちょっと戸惑いましたが、他のお客さんが親切に教えてくれました。

かけ1玉(250円)、いか天(100円)、いなり(120円)。
ちょっとよくばり、お腹いっぱい。いや～ほんとうまいです。

「竹清」。なかなかの人気店のようです。
時刻は平日12:30。サラリーマンの方々の大行列。出直そうかと思いましたが並びました。うどん屋は回転が早いので列の長さのわりには待ち時間は少ないです。それでも20分ほどはかかりましたが…。

竹清 本店 グルメ・レストラン

ぶっかけ1玉(240円)、半熟卵天(150円)。
半熟卵天が抜群にうまいです。

地上最強のうどん「ゴッドハンド」。
こちらも人気店のようです。訪れたのは土曜の13時過ぎ。

地上最強のウドン ゴッドハンド グルメ・レストラン

店内は程よい混み具合。

ざる小(310円)をオーダー。
うどん店はしごの2軒目だったので軽めにしました。シンプルなメニューほどうどんのうまさが引き立ちます。いいコシしてます。文句なしにうまい。

そして「うどんバカ一代」。
こちらには人気メニューがあると聞き、それを食べるためにやってきました。

手打十段 うどんバカ一代 グルメ・レストラン

平日の14時でも行列ができています。

コレです、コレ。
釜バター(小)490円。客の半数以上が食べてると思います。ちょっとこれは反則技というか、讃岐うどんとしては邪道という方もいますが、うまいんだからしょうがない。まさに和製カルボナーラ。粗挽きの黒胡椒がいいアクセント。抜群にうまいです。
釜玉を出す店は数あれど、バター入りのある店は他では見かけませんでした。

「釜あげうどん岡じま」。
琴電高松築港駅近く。店構えからもわかるようにチェーン店、香川県内に3店舗あります。

釜あげうどん 岡じま 高松店 グルメ・レストラン

店の前を通りかかり、張り出されていたメニューに気になるものがあったので入店。

それは明太釜たま小(450円)。たらこスパがうまいんだから、これもうまいに決まってる。想像どおりのヤバさ。永遠に食べ続けられそうなうまさです。明太入りの釜玉もこの店以外では見かけませんでした。

「うどん本陣山田家」。
高松市街の西方6kmほどの牟礼町にあります。最寄り駅は琴電志度線の八栗駅。源平合戦の史跡巡りの途中で立ち寄りました。

うどん本陣 山田家 讃岐本店 グルメ・レストラン

祝日の11時頃でしたが人がいっぱい。駐車場に入るために車の長蛇の列ができていました。もちろん店内に入るにも順番待ち。私は1人だったのでわりとすんなり入れました。

この店が日本中に流行らせたという一番の人気メニュー「ざるぶっかけ」(600円)をいただきました。うまいんですが、なんか違う。雰囲気からもわかるようにこの店は“外食用”ですね。普段使いの店ではありません。

続いては「橋本製麺所」。1つ前の旅行記【香川うどん旅 2022夏 3】で紹介しましたが、讃岐うどん店巡りの究極系とも言える店です。“店内で食べられる製麺所”ってやつです。茶色の壁の建物です。看板はありません。

橋本製麺所 グルメ・レストラン

うどん1玉80円。器と箸を持っていけば店内でいただけます。ダシはありませんが、醤油が用意されています。おいしく食べるためにはダシや薬味、トッピングなども持参した方がいいと思います。

最後はこちら。「鶴丸」。
開店時間は20時。5分過ぎに入店しましたが、すでにほぼ満席。

手打ちうどん 鶴丸 グルメ・レストラン

鶴丸と言えばなんと言ってもカレーうどん(800円)。
こちらも讃岐うどんとしては異端ですがカレーがうどんによく合っています。抜群にうまし。しかし、量が少ない。この値段取るならもうちょっと多くしてほしい。飲んだ後の〆という感じでしょうか。

これで高松も終わり、この後は丸亀に移動します。
(つづく…)